紡がれる『帝』の血脈   作:シントウ

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遅くなりました。全然時間が取れなくってこんなに期間が空きました。

ポケモンやったりモンハンやったり、新しいウルトラマンの情報集めていたりもしていました。

本当にごめんなさい。

今回はミカドの1日の流れを書いてみました。それでは…


帝のルーティン/1日の流れ

 

AM5:00 起床

 

ピピピッ、ピピピッ、ピピピッ、ピッ!

 

「う、う〜ん……」

 

季節によってはまだ日が昇らないような時間に彼女、ノゾミミカドは起きる。

 

「もう朝か…ふあぁぁ〜…」

 

AM5:20 朝の自主練

 

学園のジャージに着替え、軽いストレッチをしてからランニングを始める。

 

「……ん〜よっし!」

 

ダッ…!

 

学園の周りを30分ほどの時間をかけて走るのが彼女の日課。

 

「あら?あなたは…?」

「?」

 

走っていると彼女と同じ学園のジャージを着た栗毛のウマ娘が近づいて来た。

 

「貴女は、サイレンススズカ先輩?」

 

チームスピカのメンバーの1人、『異次元の逃亡者・サイレンススズカ』。ミカドも使用する逃げの脚質の完成系ともいえる『逃げて差す』を実際にやって退けた人物だ。

 

「ノゾミミカド…よね?スペちゃんやエアグルーヴから話しは聞いているわ。話すのはこれが初めてかしら?」

「こうして面と向かってお話しするのは多分初めてです。エアグルーヴ副会長経由で何度か顔合わせをしたことはありますが…」

「貴女もこの時間によく走るの?」

「はい。大体はこの時間に」

「そう…ねぇ、よかったら一緒に走らない?」

「いいですね…お願いします」

「ふふ、ついてこられる?」

「望むところです…!」

 

互いに同じタイミングでスピードを上げ、目にも止まらぬ速さで道を走る。

暫くして、かなり遠くまで来ていたことが発覚し、ミカドがスズカを止めて電車に乗って帰った。

 

AM6:20 身支度&ブエナの起床手伝い

 

「まさか、学園から数kmも離れた場所まで来ていたとは…エアグルーヴ副会長が心配するわけです。その内県外まで行っちゃうんじゃ……」

 

ハプニングはあったがランニングを終えて、部屋に戻って来たミカド。汗を流すためにシャワーを浴びる。

 

ザァァァ……

 

「走れ〜♪」

 

因みに歌っているのは『winning the soul』。

 

10分後

 

「フゥゥ…スッキリした…さてと」

 

シャワーを終えたら、髪と尻尾を乾かし、制服に着替えるなどして準備を整える。

そして、場合によってはこの時間にルームメイトであるブエナビスタを起こす。今日は彼女のチームのミーティングが朝からあると聞いていたためこの時間に起こす。

 

「ブエナ、起きなさい。今日はミーティングあるって言ってたでしょ?」

「……にんじんさんが……いっぱい……」ジュルリ…

「なんちゅーベタな夢を毎度毎度見てんだこの娘……」

 

よだれをダラダラ垂らしながらだらしない顔で寝ているというなんともいえないルームメイトに呆れながらも起こし続けるミカド。

 

「ほら、起きなさい。先週は遅れて大目玉喰らったんでしょう?起きなさい!」

「う〜ん……あと20分……」

「20分も寝てたら遅刻確定だわ!!さっさと起きなさい!!この間、減量中にはちみー『固め濃いめ多め』を頼んだことをあんたんとこのトレーナーに言いつけるよ!!」

「……っ!?そ、それだけはご勘弁を…!!」

「ならさっさと起きろ!!そして40秒で支度しな!!」

「ハイっ!!」

 

ブエナビスタは基本的に朝は起きない。そのためミカドがこうして起こしてやらないと遅刻が毎回確定する。

寝坊で遅刻は自業自得なのでミカドが彼女を起こす義理はあまりないのだが、お節介なミカドは毎日彼女を起こしている。

チームメイトであるキングヘイローも同部屋のハルウララがよく寝坊するので、2人はどうやったらちゃんと起きてくれるかよく相談している。(その光景は、起きれない我が子がどうしたら自分で起きてくれるか話し合っているお母さんたちの図に見えるらしい)

 

AM6:40 朝食

 

ブエナビスタを送り出し、寮に備え付けられている食堂にて朝食をとる。

 

「今日は…和風にしますか」

 

食堂は6:30に始まり、バイキング方式で誰でも好きなものを取って食べることができる。始まったばかりではあるがそこそこの人数が既に集まっており、何席かが埋まっていた。

 

ミカドは白米、ワカメと大根の味噌汁、焼鮭、サラダ(人参たっぷり)を取り、空いている席に座る。

 

「いただきます」

 

今日はブエナビスタがいないため一人だが、いつもはブエナビスタやトーセンジョーダン、ナカヤマフェスタといったメンツで朝食を取る。しかし今日は…

 

「相席、よろしいですか?」

「?ええ、大丈夫です……よ…」

 

ミカドの前の席に座ったのは真っ黒い青毛の長い髪を持つウマ娘。彼女の同期であり、幾度となく接戦を繰り広げたライバル『セイウンワンダー』であった。

 

「今日はお一人なんですね?いつもの彼女は?」

「今日はチームのミーティングでいない。アイツらも今日は朝練とかでこの時間帯には来れないわよ。そういう貴女こそ。いつもいるグラスワンダーさんは?」

「彼女も今日はリギルの朝練とミーティングで来れないようで。仕方なく一人で食べようと思ったら貴女が一人で寂しそうに食べていたので折角だからと思い…」

「寂しそうは余計よ。結局寂しがっているのは貴女なんじゃいのワンダー?」

「あらあら、ミカドこそ完全な否定をしないところ案外寂しかったんじゃないんですか?」

「うふふふっ…」

「ふふふっ……」

 

 

モブウマ娘A「み、見て。セイウンワンダーさんとノゾミミカドさんの周りからとてつもないオーラが…」

モブウマ娘B「見た目は優雅に談笑しながら朝食を取っているだけなのに歴戦の猛者のようなものが背後に見える…」

モブウマ娘C「例えるならイナ◯マイレブンの化身みたい…」

 

*この二人は別に仲が悪い訳ではありません。互いに良き好敵手として認識しており、尊敬しあっています。これはただのじゃれあいです。

 

 

AM7:20 登校

 

朝食を取ったら部屋に戻り、準備をしてから時間通りに学園へ向かう。ブエナビスタは朝食を取ってからなので少し遅れる。

 

寮は学園と向かいあっており、寮から出て数歩歩けば、トレセン学園に入ることができる。校門の前には緑の服と帽子を着た女性、理事長秘書の『駿川たづな』が登校してくる生徒たちに挨拶をかけている。

 

「おはようございます、ノゾミミカドさん」

「おはようございます、たづなさん。いつも朝早くからご苦労様です」

「いえいえ、これも仕事の内ですし、何よりこうして皆さんが元気に登校してくる姿を見るのが好きですから」

 

少し談笑をしてからたづなと別れ、教室に向かう。教室に着いてからは、クラスメイトと談笑したり、授業の準備をしながら先生が来るのを待つ。

 

AM8:00〜 HR〜授業

 

HRの時間になり、それが終われば、10分後には授業が始まる。

 

一時間目・数学

 

「…であるからして、このXの2乗を公式に当てはめることで答えを導き出すことができる」

 

アスリートとしての一面が強く強調されはするが彼女たちは学生。中にはまだ義務教育中の娘もいる。いずれはレースから身を引き、社会に出る事になる。だからこそこうして真面目に授業を受けているのだ。

 

「ZZZZZZZZZ……」

 

「……ノゾミミカド。横で居眠りしているブエナビスタを起こしなさい」

「はい……ブエナ、起きなさい…」

「にんじんハンバーグ……うぇふぇふぇふぇ…」

「先生、完璧に熟睡しています」

「よし、ならブエナビスタ居眠りにより減点及び補習と…」

 

中にはこの様なことをしでかす生徒も存在する。

 

PM0:00 昼休み

 

「ミカド!!なんで起こしてくれなかったの!?」

「熟睡していて起こすのが非常に面倒だった、以上」

「むぅぅぅ〜」

「まあ、今回はブエナが悪いと思うよ?」

「そういうジョーダンも気付かれてはいなかったが半分寝てたろ」

「マジ?ウチ寝てた?」

 

昼休みのカフェテリアにて昼食を取るミカドとブエナビスタ、トーセンジョーダン、ナカヤマフェスタ。

この4人は行動を共にすることが多い。よく一人が居なければ周りから「アイツどこ行った?」と言われるぐらい。

 

「ジョーダン…貴女も数学の成績良い訳ではないんだからしっかりしなさい。また赤点取るわよ…」

「あはは〜…その時は、またお願い?」

「自分で努力するならね」

「ミカド…わたs「あんたは一人で頑張りなさい」しょんな〜」

「次の期末でブエナが赤点取るのに人参10本賭ける」

「フェスタ酷い!!」

 

大体いつもこんな感じで昼休みを過ごしている。

 

PM4:00 生徒会活動

 

授業が全て終わると、生徒の大半は各々のトレーナーやチームの下に行き、トレーニングを始める。しかし一部のウマ娘はしばらくの時間は参加はしない場合がある。それは委員会の仕事だったり、単純にトレーニングが無いことだったり様々だ。ミカドは生徒会に所属しており、今日は生徒会の仕事がある為、遅れてトレーニングに参加することになっている。

 

「会長、聖蹄祭の予算なのですが…」

「どうしたミカド?何か問題でもあったか?」

 

生徒会室にはミカドを始め、生徒会長である『皇帝』シンボリルドルフ、副会長の『女帝』エアグルーヴと『シャドーロールの怪物』ナリタブライアンがそこに居た。

 

「問題も何も何処のグループも予算を考えないで申請しているところが多いんですよ。例えば、オペラオーさんの宝塚歌劇団に負けず劣らずのセットを使った演劇だったり(ドトウ、アヤベ、トプロ込み)、ファルコンさんが結成したウマドルチーム『逃げ切りシスターズ〜2時間ライブ〜(大掛かりなセット・仕掛け30種類以上)』だったり、『マーベラスサンデーによるマーベラス講座』なんていう訳わかんないものまで……こんなのに大量に予算出せるかぁぁぁ!!!!」

 

勢いよく、企画書を床に叩きつけ半ば発狂するミカドをエアグルーヴが羽交い締めで抑える。

 

「落ち着けミカド!!確かに予算を調整する側からすればこれは気が狂いそうになる案件だが一度落ち着け!!」

「そもそもこんな案を出して通ると思っているのか?」

「確かに全ての案を通せば間違いなく予算が足りなくなる。本人たちと話し合い、妥協点を見つけるしかないな」

「オペラオーの方は任せろ。姉貴経由で話を付ける」

「スマートファルコンの方は私が行きます。スズカを通してなんとかします」

「ハア…ハア…ではマーベラスサンデーの方は私がやります。同室のナイスネイチャさんとは連絡取れますのでそこから行きます」

 

その後、それぞれの活躍により規模を小さくすることには成功した(結局やることにはなった)。

 

PM4:30〜 トレーニング

 

「すみません!遅れました!」

「ミカド、お疲れ。大丈夫だ、まだ全然時間はある」

 

生徒会の仕事をなんとか終わらせてから急いで着替え、トレーニングに参加する。

 

「ミカドにやって欲しいトレーニングはこれだ」

「ええっと…はい、分かりました」

 

福流トレーナーから渡されたメニューを手にし、今日自分が何をするのかを理解した彼女は再びメニューをトレーナーに渡してトレーニングに参加する。

 

「リオ、並走お願いしますよ」

「はい。では行きましょう。」

「今日は突き放しますよ。」

「では私は差し切って見せましょう。」

 

PM5:30 トレーニング終了

 

「……よし。今日はここまで!!」

「「「「「「ありがとうございました!!!」」」」」」

 

トレーニングを終えて、チームルームから各々出ていくチームメイトたちを見送る福流トレーナーとミカド。

 

「ミカド、君も帰りなさい」

「トレーナーもですよ。今日は残業厳禁です。奥さんとお子さんたちにあまり寂しい思いをさせないであげて下さい」

「ああ〜それ持ってくるのは…」

「奥さんから『主人は無茶をすることがあるのでよろしくお願いね』って言われているので」

「ちょっと待って。いつ連絡先交換したの?」

「少し前にトレーナーが熱でダウンした時にチームのみんなでお見舞いしに行ったじゃないですか。あの時みんなの連絡先を交換しました。グループも作っていますよ」

「いつの間に!?」

「そんなことよりさっさと支度して帰ってあげて下さい。じゃないとレオ先輩直伝、獅子厳流奥義『獅子翔蹴』を喰らわせます」

「すぐ帰るからそれだけはやめてくれ。あれ、あの異様に丈夫な沖野トレーナーも全治4ヶ月の怪我を負った奴だろう?すぐに帰るからやめてくれ本当に!」

「よろしい」

 

因みにその技を実際に喰らったOトレーナーのインタビューがこちら。

 

『いやぁね。有名なあのノゾミのウマ娘のトモはどんな感じかなって思って、その時たまたま近くにいたノゾミレオのを触ってみたんですよ…そしたら触り出してから4秒くらいしたら急にジャンプして、綺麗に一回転してから見事な飛び蹴りを喰らいました。今まで喰らってきたどんな蹴りよりも痛かったですし、いつも以上に命の危機を感じましたよ』

 

PM5:50 入浴

 

ウマ娘寮に備え付けられた巨大浴場には栗東と美浦両方の寮のウマ娘たちが利用する。巨大と言えど一度に入れる人数には勿論制限があるので時間ごとに入る順番が決まっている。ミカドとブエナは50分から入れる。

 

「今日も疲れたぁ」

「私もです…」

 

湯船に浸かってゆるい声でリラックスしている二人。

 

「ミカドはどう?トレーニングは?」

「リオの末脚の恐ろしさを再認識した一日になった」

「ああ…シーザリオ先輩の…あの人の末脚意外と凄いもんね…」

「普段はあんな変な感じだけど、それでも日米のオークスを勝ち取った猛者だもの…本当に凄い人よ。ブエナは?」

「カメちゃん先輩と並走した。一回も抜くことが出来なかった…」

「ああ…まああの人と並走出来ただけでもありがたいことでしょ」

「そうだけどさぁ…」

 

お互いの話をしながら1日の疲れを取る二人。その後、入りすぎてブエナが逆上せてしまい、ミカドが介抱する羽目になるのはまた別の話…

 

PM7:30 夕食

 

ブエナを介抱してから二人は食堂へと向かい、食事を始める。この日の夕食には暇そうにしていたノゾミレオとブエナの姉であるアドマイヤオーラと共に食事をとっている。

 

「ブエナ、あんまり心配させないで…」

「本当にごめんなしゃい…」

「私たちは体温が高いんだから長風呂はあまりお勧めはしないぞ。たかが逆上せだと思っても甘く見るな。逆上せて足を滑らせて頭打って死んだ奴もいるんだからな…」

「それに溺れて窒息することもあるんだから本当に気をつけたほうがいいよブエナ。今日はミカドがいたから何とかなったけど」

「ごめん、お姉ちゃん…」

「反省しているならよし」

 

基本的にオーラはブエナに怒ることは少ない。大体はミカドが既に雷を堕とした後であるため注意を言うだけで終わらせている。怒る時はしっかり怒るが、ブエナ曰く「怒ったお姉ちゃんはミカドのガチギレぐらい恐い」らしい。

 

「本当、お前さんは妹に甘いねぇ」

「レオ先輩も弟子には甘いでしょ?」

「ハァ?私の何処を見て甘いと思ってんだよ?」

「事あるごとに彼女の話をしますし」

「それが?」

「彼女が勝つ度にクラスメイトに自慢しますし」

「……」

「バカにされたら容赦無く相手のことを(模擬レースとかで)潰しますよね?」

「オーラちゃん、リンゴゼリーあげるからちょっと黙ってて」

「黙ります♪」

 

(お姉ちゃん容赦無っ…)

(師匠が黙らせられるの初めて見たかも)

 

PM8:00〜9:00 自習

 

食事を終えてからは、課題や次のレースに向けての復習などをする。因みにブエナはベットで漫画を読んでいる。

 

「ブエナ〜?」

「な〜に〜?」

「課題しなくていいの?提出明後日だよ?」

「明日トレーニング休みだからそこでやる〜」

「見せないからね」

「大丈夫、お姉ちゃんに教えてもらうことになっているから〜」

「了解」

 

PM9:00 自由時間

 

課題を終わらせ、ノートを閉じて大きな伸びをする。今日やることは全て終わらせた為、後は就寝まで自由に過ごす。

 

「さあてと、やりますか」

 

彼女が取り出したのは某N社から発売されているゲーム機とPから始まる有名なモンスター育成ゲーム。彼女はこのゲームの大ファンで結構やり込んでいる。

 

「ミカド、ランクマやるの?」

「ええ、今日はランクを一気にあげていくわよ」

「どんな感じで行くの?」

「”てっぺき””ボディプレ”レ○ロックメインのパーティ」

「なんでランキング圏外の岩の巨人?」

「普通に面白いスペックしてるし、物理なら弱点でも余裕で耐えるし、じゃくてんほけんが美味しいです…あっ」

「どうしたの?」

「カイ○ーガのドロポン喰らって瞬殺された…」

「………ブフッ…」

「フシ○バナ!!”パワーウィップ”で仇とれ!!」

 

この後、ギリギリで負けた。

 

「なんで最後の最後でラプ○スのドロポンが外れるんじゃぁぁぁ!!!」

 

「うるさいぞたわけ!!!」

 

PM 11:00 就寝準備〜就寝

 

寮の就寝時間が近づき始め、ゲームの電源を落とし、就寝の準備を始める。

 

「明日は英語に…地理…あとは…」

 

明日の授業の準備や歯磨きなどを終え、携帯を充電器に取り付け、ベットに向かう。

 

「じゃあミカド、おやすみ〜」

「おやすみ、ブエナ」

 

電気を消して布団を被り寝る体勢になる。数分もしない内に隣からは寝息が聞こえ始め、ブエナが寝たのを感じた。

 

(明日も頑張って行こう…おやすみ私…)

 




因みにポケモンのランクマの話は実際に作者が実際に体験した話です。
こっちの世界のポケモンはウマ系ポケモンは軒並みいません。
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