春といえばファン大感謝祭であるが、デビュー前であったガイセンカグラに特別語ることはない。ゴルシの奸計の巻き込まれることもなければ、特段記すべき事柄巻き込まれたわけでもなく、実に平々凡々で幸せな1日を過ごした。
なのでゴールドシップ、ファインモーション、そしてトレーナーに出会ったガイセンカグラが次なる邂逅を果たしたのはテイエムオペラオー、そしてその同期のメイショウドトウとアドマイヤベガであった。
「元々カグラのトレーナー君がリギルのサブトレーナーだった時期があってね。ドリームトロフィーリーグに移籍した身とはいえ比較的年が近かったしかつての恩もあって、共に夏休みの合宿を行ったんだよ」
「私は完全に巻き込まれたわ」
不服そうに溜息を吐くアドマイヤベガ。でもカグラさんが一番懐いてたのはアヤベさんじゃないですか、とメイショウドトウは思ったが口には出さなかった。
▽
六月初旬。燦々と輝く太陽が砂浜を黄金色に染め上げる。
トレーナーの運転する車と併走すること数時間、トレセン学園がある東京から離れた海沿いの街。
ここは昔からチームリギル御用達の合宿場所であった。かつてはマルゼンスキー、シンボリルドルフ、フジキセキらもこの灼熱の砂浜で地獄のランニングを敢行し、気力を絞り尽くすほど遠泳を繰り返した、先達の血と汗と涙が詰まった地獄のである。
そして今年もそんなディストピアに訪れたのは1人のウマ娘と1人の人間。ウマ娘は夏日に照らされて一層輝く真っ白な尾をブンブンと振り回し、上機嫌に鼻歌を歌っている。人間はそんな彼女を憐憫の籠もった瞳で見つめていた。
ウマ娘─ガイセンカグラがここまで気分が高揚しているのも無理は無い。なんせこれから会うのは史上初年間無敗のグランドスラムを達成した最強ウマ娘の一角なのだから。あの時の有マ記念の興奮と言ったらもう!
そしてそんなその栄光の影で常に2着を獲り続けて、そして2度目の宝塚記念で雪辱を果たした名バ、そして後の世紀末覇王を差し切りダービーウマ娘となった少女までいるのだ。アグネスデジタルと同類である彼女が鼻息を荒くするのも当然の帰結であった。
興奮冷めやらぬ彼女は、しかし途端に顔面蒼白となった。
どうしたのだとトレーナーが聞けば、彼女は
「これ実はカプに挟まろうとする非常識オタクなのでは? ピロシキでは?」
と訳の分からぬことを呟き、先ほどとは一転今すぐ帰りたいと駄々とこね始めた。
尚もぶつぶつとボヤく彼女をトレーナーはしばいて簀巻きにして引き摺って、オペラオー達の待つ砂浜へ赴いた。実はこのトレーナー結構ヤバいのかもしれない。
「私は普通ですよ? ただこうなったカグラはテコでも動かないナメクジになるので引き摺るしかないだけで」
「それが選択肢に出て実行してるのがヤバいんだが」
笑顔でこちらに歩いてくるトレーナーと簀巻きにされたガイセンカグラを見たテイエムオペラオー達は思わず絶句したらしい。当たり前である。
しかし直ぐに復帰すると真夏の太陽にも劣らぬ輝きを放つ笑顔で手を振ってきた。流石グランドスラムは伊達ではない。
「久しぶりだね! サブさん!」
「久しぶりオペラオー。あと私はもうリギルのサブトレーナーじゃないから名前で呼んで」
「失礼、嬉しくってつい。改めてよろしく、カヤさん」
「こっちこそトゥインクルシリーズを引退したのにわざわざ付き合ってくれてありがとうね」
「何、他ならぬカヤさんの願いだ。それにそれだけボクの走りが素晴らしかったと言うことだろう?」
「ええ。是非後輩にもお願いね」
「もちろんだとも。嗚呼! 後輩すらも魅了してしまう罪深いボク!」
「ドトウもアヤベさんもありがと。今回はこの子を骨の髄まで扱いてね」
「もう扱かれてるんですけど……」
「ねえ大丈夫なのこれ? なんか泡吹いてない?」
「えっ? ……あっヤバ。カグラー戻ってこーい」
気付けば灼熱の砂に顔を焼かれたり、口に含んだり、雑に引き摺られた衝撃で意識を失っていたガイセンカグラを、トレーナーはぺちぺちと顔を叩き、挙句痺れを切らせて海に放り投げた。なんでこの人クビになってないんだ?
「流石にもうしませんよ。あれは若気の至りってやつです」
「でもウマ娘を放り投げられる時点でカヤさん大概おかしいんですよね。身体能力とか、倫理観とか」
殺す気かー! と怒声と共に浅瀬から舞い戻ったガイセンカグラは、トレーナーに詰め寄ろうとして、ドトウを見て息を止め、オペラオーを見て鼻血を垂らし、アドマイヤベガを見て吐血し倒れた。呆然とした思考の中で、彼女の吹き出す血のアーチが芸術的だったとアドマイヤベガは語る。
アグネスデジタルが言うには唐突に現れた推しにって脳にエラーが生じた結果無事死亡との事らしい。相変わらず忙しいやつである。
かくしてガイセンカグラの夏休みの始まりは割と結構ぐだぐだしていた。
しかし練習自体は真剣そのものであった。トレーナーの指導の元、徹底的にスピード、パワーを鍛えていく。そして数々の修羅場を潜り抜けてきた歴戦のウマ娘であるオペラオーたちと共に練習する事で彼女達の技を盗み、舐め腐った心を跡形もなく折って折って潰して再構成してゆく。
日の出を共にトレーニングは始まり、終わるのは夕陽が海を真っ赤に染め上げる頃であった。言うまでもない事だが、勿論休憩はこまめに挟んでいるし、1番暑い真昼は基本的に遊び時間や避暑に当てている。長時間の練習はかえって非効率だし怪我もしやすい。それに彼女らとて思春期の乙女なのだ。折角海に来たのにする事が己の肉体を虐め抜くだけなど味気ないにも程がある。
「ビーチフラッグとかやったね。カグラはスタートダッシュこそ誰よりも早かったけど、足が遅いから結局いつもビリだったんだ」
「ビーチバレーとかも楽しかったです……」
「でもカグラ、何故か毎回顔に吸い込まれるのよね。もはや呪いかなんかよね」
「夏祭りも行ったんですよ、折角だし着物着せて。凄かったですよ。すれ違う人みんなが振り返ってました」
尤も彼女自身はそんな視線を気にする様子もなく射的に型抜き輪投げ金魚掬いとアドマイヤベガの手を引っ張っては遊びに精を出していたが。周りの人達も絶世の美女からわんぱくな少女へと見る目を変え、実に微笑ましそうにしていた。
「すみませんはしゃぎすぎちゃって。友達とか今までいなかったのでこういうところとあまり縁がなくてつい」
変化周囲の視線に気づいたガイセンカグラは居心地悪そうにそう言った。それによって更に微笑ましい物を見た人達は、たこせんやらカルビ焼きそばかき氷と目一杯のサービスをし、余計に彼女を困惑させた。最初は渋々と言った様子で彼女と共に行動していたアドマイヤベガも、それ以降積極的に彼女を引っ張ってあれこれ連れて行った。
「流石にあんなこと言われちゃったらね。早く帰りたいだなんて言えないじゃない」
卑怯な子よね、と呟く彼女の頬は緩んでいた。口では悪態を吐きながらも、その表情はまるで愛しい者を見るような目であった。
「何よ」
「いや別に。ただやっぱりアヤベさんはカグラが好きなんだなって」
「は? いや確かに嫌いではないけども別に好きって程じゃないわよ。せいぜい手がかかる後輩ってだけよ」
「はいはい。そう言うことにしておこうか」
「だから!」
やっぱりこうなったとメイショウドトウは誰にも聞こえぬ声で呟いた。
実際、アドマイヤベガとガイセンカグラの仲の良さは、カレンチャンのウマスタグラムを通して世間一般に広く知れ渡っている。それこそガイセンカグラといえばアグネスデジタルでは無くアドマイヤベガと常に一緒にいると言うのが世間の共通認識である。実際彼女達を姉妹みたいだと言う者がいたんだとか。アドマイヤベガはそう言われるのを蛇蝎の如く嫌っていたが。
「ちなみにその時トレーナーとかテイエムオペラオー達はどこにいたんだ?」
「ボク達はボク達で楽しんでいたとも。あの世界にはボク達がいない方が美しいからね」
「途中で2人を見つけましたけど……その、楽しそうだったので水を差すのも忍びないと思って」
「まあ花火は一緒に見たかったから呼びましたけど」
声を出してはしゃぐ事は無かったが、ぶんぶんと揺れる尻尾から彼女が花火に心惹かれていることは明らかであった。本人は「私そんな子供っぽくないし」と否定していたらしいが。
「その後は……ああ、この事も話すべきなのでしょうか」
「話したくないなら構わないぞ? 元より無理な頼みを聞いてもらってるんだ。嫌なら話さなくていい」
「……いえ、話しましょう。彼女が何故あそこまで凱旋門賞に拘っていたのかを知ってもらう良い機会です」
それは合宿最終日の事であった。それまで彼女達はトレーナー、ウマ娘共に個室を取っていたのだが、最後くらい一緒に寝ようではないかというテイエムオペラオーの提案によって、彼女達4人は一室に集まっていた。
「確かオペラオーさんの部屋でしたよね?」
「ああ。言い出しっぺなのだから場所の提供くらいするとも」
そうして定番とも言える枕投げ大会をしたり、またトゥインクルシリーズにいた頃のアドマイヤベガ達の話を聞いたりとしているうちに夜も更け、皆が寝静まった頃にそれは起こった。
最初に気づいたのはアドマイヤベガである。ふと目が覚めた彼女は誰かが呻き声をあげていることに気づいた。まるで痛みを堪えるかのような苦痛に満ちた声が自身の足元あたりから聞こえたのだ。
そういえばガイセンカグラが自身の足元あたりで寝ていたなと思い出した彼女は、大丈夫かと声をかけようと布団を捲り、目を見開いた。
呻き声の主であったガイセンカグラは、自身の足を押さえ、尋常じゃない量の冷や汗を掻きながら悪夢にうなされていた。
「あとちょっと……もうちょっとなのに……動け……嫌だ……まだ走れ……死にたくなぃ……」
涙を流しながらうわ言のように呟き続ける彼女にすっかり気が動転してしまったアドマイヤベガは、布団から跳ね起きるとすぐに彼女の元へ駆けつけた。
「正直、気が気じゃ無かったわね。ただ彼女を夢から覚ましてあげなきゃと思って、ずっと声をかけ続けてたわ」
アドマイヤベガの声にメイショウドトウ、テイエムオペラオーも寝ぼけ眼を擦っては、苦しそうなガイセンカグラを見て目を覚ます。メイショウドトウがトレーナーを呼びにいき、テイエムオペラオーが目が覚めた時ようにペットボトルの水を取りに行く。
「寝てたらものすっごい音が聞こえましてね。うるせぇなぁと思ったらドトウが泣きながらカグラさんがぁ……って言ってくるから何かあったんだなって気づいて。もしかしたら調整ミスって怪我させちゃったのかなって思うと不安でいっぱいでしたね」
そして急いで部屋へ向かったトレーナーが見たのは、半狂乱になって暴れるガイセンカグラと、そんな彼女をアドマイヤベガとテイエムオペラオーが必死に抑えているところであった。
「離せ! 私のッ! オレの脚は折れてないッ! オレは走れるんだ!」
「落ち着けカグラ! 君の足は折れてないとも!」
「カグラ落ち着いて! ちょっ! どこにこんな力が」
その惨状を目にしたトレーナーは、考えるよりも早く動いていた。
錯乱する彼女の顔を胸に押し付け頭を撫で続ける。脇を殴られ、肩を噛まれようとも、トレーナーは唇を噛み締めて只管彼女が落ち着くまであやし続けた。
「肋骨にヒビが入ったり、噛み跡が残ったりしましたけど、あの時はもう私が助けなきゃって思いでいっぱいで」
トレーナーは慈しむように自身の肩を撫でた。きっとこれすらも彼女にとっては大切な思い出の一つなのだろう。
それから暫くの時間が経ち、落ち着きを取り戻したガイセンカグラは泣きながらトレーナーに何度も謝った。
彼女が正気では無かったのは誰が見ても明らかであり、トレーナーも咎めるつもりは無かったのだが、断固として罰を求める彼女を見かねて、何故あそこまで取り乱していたのかと尋ねた。
「ところで記者さんは、ウマ娘の名前がどうやって決まるのかご存知ですか?」
「確か並行世界の何かの名前を生まれた時に受け継いで来るとかそう言った感じでは無かっただろうか」
「ええ。いつ名前を授かるのかは個人差がありますけど、別の世界の何かから襲名していると言う点では皆同じです。そして彼女にはその並行世界の、自分が受け継いだ魂の記憶がありました」
彼女は訥々と語る。
昔から、ある夢を見ていたと。
それは自分じゃない自分の記憶。遠い過去、或いは未来に生きたウマの人生。
場所はパリのロンシャン競バ場で行われた凱旋門賞。私はハナを切って最終直線に飛び出した。
疲労と、後続から受ける尋常じゃないプレッシャー。足の感覚はもう無くなってしまっている。ただ全身に風圧だけが生を自覚させてくれる。
ダン……
終わりはもう目の前だった。あと3ハロン。後ろから突き刺さんばかりにオレを追い抜こうとしてくる。
怖い。恐い。
感覚もないままがむしゃらに手足を動かし続けた。
ダン……ダン……
残り400メートル。後ろとの距離が縮まってきた。このままでは差されてしまう。
嫌だ。嫌だ。負けたくない。オレは1番になりたいんだ。
息を止めて、歯を食いしばり、より強く踏み込む。臓腑に纏わりつく悪寒を振り払うように風を切る。1秒前の自分よりもっと、もっと速く。
ダン……ダン……ダン!
残り1ハロン。ついに並んだ。並んでしまった! でもまだ抜かれてない。まだ勝てる。まだ負けてない。
首を伸ばせ! もっと強く踏み込め! もっと速く! 速く!
ボキッ
視界がズレる。目の前が塗り潰される。可笑しい。なにかがおかしい。オレは走っていた筈だ。ここは何処だ。ゴールしたのか。隣にいたやつは何処に行った? 背中が軽い。あの人は何処に行った?
甲高い声が耳朶を打つ。聴き慣れた歓声ではない。何か悲劇を目の前にしたような、耳障りな悲鳴だ。
ゴールしなくては。まだ間に合うはずだ。1着は、待ち望んだ景色はもうすぐそこなんだ。
そしたらあの人の元へ行こう。オレとここまで一緒に戦ってくれたあの人の恩返しになる。
立ち上がろうとする。何故か右側が安定しない。ああ、あの人が目の前で、ゴール板の向こうで横たわっている! なんで! どうして!
自分の足を見る。折れていた。鮮血の中から何かが突き出ている。誰が見てももう助からないのは明らかだった。
それでも、行かなくては。あのゴールの向こうへ。あの人のいる方へ。
力が入らない。瞼が重い。もう目が見えない。オレは走れているのか? なにも分からない。
お願いだ。誰でも良い。教えてくれ。オレは走れているのか? ゴールできたのか? あの人の元へ辿り着けたのか?
「夢はいつもここで終わります。私はいつもターフの上で死にます。ゴール出来たのか。あの人の元へ着いたのか。分からないまま夢から醒めます。怖いのです、何も分からない事が。恐ろしいのです、ただ折れていない足が幻肢痛のように痛むのです。夢から覚めると走らなければという衝動に駆られます。私は走らなければ、まだ走れると証明しなければ、生きているのか分からなくなるんです。生きている意味が分からなくなるんです」
その声にはいったいどんな思いが込められているのか。誰にも推し量る事は出来なかった。それすら烏滸がましいと思えた。
ただ分かるのはガイセンカグラはずうっと昔からこの悍ましい夢を何度も見て、狂いそうになりながらも、まだ走る事を諦めていないと言うことだけであった。
夢に狂わされたと憐れむか。折れぬ不屈の精神に胸打たれるか。
はっきり言って彼女は異常である。しかしその生き様は、その信念は、どのような形であれ聞いた人々に爪痕を残す鮮烈なものであった。
「この合宿は肉体的にはもちろん、精神的にも私達にとって実りあるものでした。彼女の心の最奥、その一端に触れた事で、私とカグラの絆はより一層強固なものとなりました」
そして8月の最終週に挑んだ未勝利戦では、スタートダッシュでハナを奪うとそのまま3バ身のリードを保って4コーナーを曲がる。そして有り余るスタミナを活かして再加速。後続との差は1馬身差に縮まったが、無事初白星を飾った。
「次走の芙蓉ステークス、そして3走目のアルテミスステークスではどちらも残念ながら2着となりましたが、G1でも通用すると確信できる走りをしてくれました」
まさか歴史的記録を残すとは思っていませんでしたけど、とトレーナーはおどけたように笑った。
某雑誌のコラムにて
─2003年第82回凱旋門賞のことである。日本からの出走馬であったガイセンカグラ(牝4)は、スタートと同時に先頭に立つとそのままゆっくりと加速して先行集団を突き放し、1000mを通過した際の後続との差は実に7馬身差であった。重いバ場をものともせず果敢に逃げるその姿は凱旋門賞史上において非常に珍しく、あわやそのまま優勝できるのでは当時レースを見ていた日本人の誰しもが思った。
事件が起こったのは最終直線の事であった。間で一息入れた事によって5馬身に縮まったリードを持って最終コーナーを迎えた。ガイセンカグラは再び加速し突き放しにかかるが後ろから飛び出してきたダラカニに徐々に差を詰められ、やがてラスト1ハロンで横並びになる。
わずか数秒のデットヒート。どちらが勝っても文句無しの歴史に名を刻む名勝負。熾烈な戦いは、悲痛な音とともに呆気なく終わりを迎えた。ガイセンカグラが骨折したのである。ゴールまで残り数メートルと言ったところであった。
騎手はそのまま宙に放り出され、打ちどころが悪く意識を失ってしまった。勢いそのままに転がり柵にぶつかったガイセンカグラからは夥しい量の血が純白の体を染め上げる。
しかしガイセンカグラは立ちあがり、折れた足を引きずってゴール板を駆け抜けた。そして倒れていた騎手の元まで辿り着くと寄り添うように倒れ、騎手の意識を確認するように頭に鼻を擦り付けた。そして僅かながらに意識を取り戻した騎手が彼女の頭を撫でると、それっきり彼女は動かなくなってしまった。
幻の凱旋門賞馬ガイセンカグラはロンシャンのハーフに散ったのである。
死の間際に立ってなお騎手の身を案じたガイセンカグラは、キーストンと並んで競馬史の感動話として取り上げられると同時に、ライスシャワーやサイレンススズカのように悲劇として語り継がれることもあった。いずれにせよ、この日の出来事は世界中の競馬ファンの心に大きな爪痕を残した。
追悼、そして彼女の勇姿へ敬意を表して、現在ロンシャン競馬場の片隅にはガイセンカグラの墓がひっそりとそこにある。
もし貴方がロンシャン競馬場に行く機会があれば、立ち寄ってみると良い。
未実装馬の名前を出したり一部をオリキャラとして登場させてもいい?
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良いよ
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ダメ
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どっちでもいい