ウマ娘になりました。全距離芝ダート重賞目指して頑張ります   作:ウマ娘に転生しててぇてぇを見守り隊

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あくまでこれは架空史実であり、本編とは異なります。
テイスト程度にお楽しみください。






外伝 架空史実

ハッピーシュガー

 

牝 芦毛

 

1989年3月13日~

(2021年10月現在、存命)

 

父 アップルラバー

母 カノン(母父 Rise Soul)

 

馬主 ハッピー牧場

     →安藤勝敏(繁殖引退後)

 

主な勝ち鞍(GI)

 菊花賞 1992年

 KGVI&QES 1993年

 有馬記念 1994年・1997年・1998年

 凱旋門賞 1994年・1995年

 スプリンターズステークス 1996年

 天皇賞・春 1996年

 ジャパンカップ 1996年

 エリザベス女王杯 1997年

 天皇賞・秋 1997年

 

 

 

 

概要

 

 日本国産馬の競走馬、繁殖牝馬である。

 後年、ハッピー牧場を代表する牝系であるハッピーシュガー系の起点となった偉大なる母として有名。

 当時のGI最多勝記録であるシンボリルドルフのGI 7勝を上回るGI 12勝、国内GIに限定しても9勝は平地の日本馬最多勝となり、未だにタイ記録も許さない凄まじい記録となっている。

 また、1991年デビューから1998年のラストラン有馬記念まで、実に8年もの現役生活を送り、ツインターボやナイスネイチャの世代から98年の黄金世代までの幅広い世代と競走してきた。

 9歳(当時の表記で10歳)まで現役生活を送ったことで、産駒数こそ少ないものの、その数少ない産駒の大半が重賞馬となっている。

 2歳から3歳にかけて12戦連続で敗戦を続けたところから菊花賞を契機に才能を一気に開花させている晩成型。また、GI以外の競走には運がないことが多く、惜敗することもしばしばあった。

 

 後年、98世代のグラスワンダーが種牡馬入りの際にハッピー牧場が40億円で買取り交渉に成功。グラスワンダーの初種付け相手として当時12歳のハッピーシュガーが選出されており、以降のハッピーシュガーの交配相手は2010産駒を除きグラスワンダーのみとなっている。グラスワンダー産駒の初重賞・GI勝利はグラスワンダー供用初年度のハッピーシュガー産駒であるハッピーメレンゲである。

 牡馬と牝馬であるにも関わらず、グラスワンダーとハッピーシュガーは平時から仲が良かったとハッピー牧場の当時の牧場長、竹田氏は手記に記している。牧場の隣合った放牧地で仲良く日向ぼっこやたんぽぽを食べる姿が話題となり、ハッピー牧場にファンがよく見学に来たという。

 グラスワンダーの好物であるたんぽぽを自分の放牧地から摘んでグラスワンダーに渡していたことから、世話焼き女房というあだ名もつけられた。

 

 主戦騎手を務めた安藤勝敏騎手も、ハッピーシュガーの恋人として知られている。ハッピーシュガーの新馬戦を任された時にはもう騎手としては既に引退を考えるほどに高齢(当時49歳)だったが、ハッピーシュガーに騎乗後、馬主のハッピー牧場及び調教師の加藤師と交渉して、ハッピーシュガーの主戦を勝ち取った。その後1992年以降、安藤騎手はハッピーシュガー以外への騎乗を一部の平場戦や条件特別を除き辞めて、ハッピーシュガーの騎乗のために全力を集中させた。

 2020年現在、繁殖牝馬を引退したハッピーシュガーを功労馬としてほぼ無料で譲渡してもらい、ハッピー牧場に預託するという形でハッピーシュガーの馬主になっている。ハッピー牧場の近くに家を建ててそこから毎日通っているほどの溺愛ぶりである。

 ハッピーシュガーと仲の良いグラスワンダーとよく喧嘩をしているとネットニュースになったこともある。

 なお、安藤騎手はラストランの有馬記念時には歳もあり、レースを終えて下馬する時にぎっくり腰をやって、落馬。救急搬送されている。この時57歳。JRAの最年長重賞勝利、最年長海外重賞勝利、最年長GI勝利、最年長海外GI勝利などなど、最年長記録を多数所持することになったがその代償に腰は毎日コルセットが必要になる身体になってしまっている。

 

 

 ハッピーシュガーの産駒で有名なのは第3仔ハッピーメレンゲだが、初仔から活躍馬が多数輩出されている。

 交配がメジロマックイーンだった初仔のメジロシュガーはメジロマックイーンの後継種牡馬として数少ないパーソロン系をきちんと継承した牡馬となっている。また、メジロシュガーはとても珍しい突然変異・優性の白毛の馬であり、このメジロシュガーから日本競馬界に白毛がかなり広がった。

 第2仔は父をミホノブルボンにするハッピークッキー。日本で整備されたばかりのダート路線を舞台に重賞を荒らし回った牡馬で、ミホノブルボン産駒の中では唯一のGI馬となっている。ちなみにダート路線を走っていたにもかかわらず、何故か勝ったGIは海外の芝レースのKGVI&QES。こちらもミホノブルボンの後継種牡馬となり、ハッピー牧場で繁養されている。

 第5仔の牝馬、グラススイートは朝日杯FSを勝利し、父子制覇。その後有馬記念も勝利したグラススイートは両親共に有馬記念の勝利経験を持つ事と母ハッピーシュガーの3回の有馬記念制覇から「年末中山の血筋」なんて呼ばれることになった。*1グラススイートは朝日杯FSと有馬記念を2回制覇したGI 3勝馬である。

 

 最もハッピーシュガーの色を受け継いだ産駒が第3仔のハッピーメレンゲである。ハッピーシュガーと同じくありとあらゆる条件で活躍した。国内外でGIクラスを何度も走り抜き、9歳の冬…有馬記念まで走り中央所属としては破格の100戦を達成した。GI勝利は阪神ジュベナイルフィリーズと菊花賞と天皇賞・春が2回のGI 4勝となっている。なお、牝馬で母娘2代連続菊花賞勝ちは史上初として大々的に報じられた。

 

 頑丈さも売りとなっているハッピーシュガーではあるものの、1993年、フランスでのレース中に前方の馬の落馬転倒に巻き込まれて転倒、その時に骨折を経験している。鞍上の安藤騎手も一時は騎手生命を脅かす大怪我を負ったものの、ハッピーシュガー共々同年の年末に復帰している。

 その大怪我から復帰後、ハッピーシュガーは特にコーナリングを得意とするようになり、怪我から成長した『変態』と呼ばれるようになった。

 2021年9月現在、重賞勝ち馬の存命最年長はラビットボール死去に伴ってナイスネイチャに移ったが、JRAGI勝ち馬に限るとハッピーシュガーが最年長となる。

 

 その頑丈さは産駒ハッピーメレンゲの中央100戦達成にも現れており、1度も怪我や脚部不安を見せずに、出走回避は1度たりともなかった。9歳の年末有馬記念でさえも最終的に捕まったものの、豪快な逃げっぷりを見せて2着に入着している。

 

 現役中に、担当していた松永師が欧州遠征中に亡くなり一時的に加藤厩舎へ転厩。松永師の下で担当厩務員だった大城明菜氏が当年に調教師試験を合格し、ハッピーシュガーは大城厩舎へ転厩。大城厩舎の初入厩馬となる。なお、大城師はJRA初の女性調教師としても有名だが、沖縄出身の調教師としても有名である。

 

 

 

産駒一覧

 

00' メジロシュガー(父 メジロマックイーン)牡

01' ハッピークッキー(父 ミホノブルボン)牡

02' ハッピーメレンゲ(父 グラスワンダー)牝

03' グラスマイスター(父 グラスワンダー)牡

04' グラススイート(父 グラスワンダー)牝

05' ハッピープリン(父 グラスワンダー)牝

06' ハッピークリーム(父 グラスワンダー)牡

07' メジロワンダー(父 グラスワンダー)牝

08' ハッピーワンダー(父 グラスワンダー)牝

09' グラスチョコレイト(父 グラスワンダー)牡

10' (不受胎)

11' メジロパンケーキ(父 メジロベイリー)牝

 

 なお、2009年の種付けシーズンにはグラスワンダーと5回にも渡る種付けが試みられたものの、グラスワンダーが種付けしたフリを何度も行ったことから諦められている。ハッピーシュガーは正常に発情しており、グラスワンダーも馬っ気を出して種付けを行ったものの、グラスワンダーは何故か射精したフリを繰り返した。

 なお、グラスワンダーは同年の他の繁殖牝馬との交配では同様の行為はしておらず、102頭の繁殖牝馬に種付けを行い89頭の産駒を作った。

 同牧場の牧場長の竹田氏(前述の牧場長の娘)は、グラスワンダーのこの行動について原因不明と話した。

 競馬マニアからは、グラスワンダーが高齢で仲の良いハッピーシュガーに配慮したなど、様々な憶測で語られるが本当のことは全く不明であるのを忘れてはならない。

 

 また、2010年の種付けシーズンでも同様のことが起きており、グラスワンダーとの交配を諦め、他の種牡馬と合わせようとすると、グラスワンダーは大暴れしたという。この時グラスワンダーは右前脚を痛めており、同シーズンの種付け数は大幅に落ちた。

 

 

 

 初仔のメジロシュガーは引退後、なんと年間最大160頭の繁殖牝馬に種付けを行い、重賞勝ち馬を量産。その血筋はメジロ牧場のみならず日本とアメリカでパーソロン系を確固たる地位に押し上げた。

 

 

 

 

 

逸話

 

 最初に担当していた松永師は救急搬送された先で1度だけ意識を取り戻すと、ちょうどハッピーシュガーが出走していた凱旋門賞の結果(1994時)を病院の職員に聞くと安心したように永眠した。

*1
グラススイートの出走年である2006年はまだ中山開催である

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