はいといいえしか喋れなくなったけど、その分強くなりました。   作:クリーム

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書くだけかいて放置していたものです。



第1話

俺が転生先のこの世界がどうもおかしいと、気づいたのは小学六年生の時だった。

 

六年生になった頃から頻繁にニュースで、ある単語が耳に入るようになった。

それは『怪人』、特撮とかに現れるような悪役だったのだ。それまでは特撮のニュースか何かだと思い無視していた。

しかしそれがどうも本当に存在していて、人を襲っているらしい。

 

その時俺は悟った、「あ、ワンパンマンやん」と思わず関西弁が出てしまうほどに。

 

それはもう頭を抱えた、住む市を間違えたら死ぬ、と。

この世界は主人公の倒した怪人がデカ過ぎて、その怪人が倒れた衝撃で市が丸々一つ無くなる世界だ。

 

 

(転生特典はこのためのものだったのか)

 

元いた世界と文明レベルは変わらないと聞いていて、何に使うのか疑問に思っていた。

どうせ移動手段とか、手品とかでしか使わないだろうと思っていたのだ。

そしてこの肉体も問題がある。

肉体のベースが勇気ある者のせいか率先して人助けしたがって困ってる。なまじ魔王とも渡り合える肉体の分、子供の身体でも全く疲れないのだ。

 

恐らくと言うか絶対この肉体、人を襲っている怪人を見つけたら絶対に助けにいく。

普段は俺に主導権があるのだが、人助けをすることに関しては一切の制御が出来ない。

 

 

 

だから俺はまたもや悟ったのだ、「ヒーローになるんだろうな」と。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■■■■

 

 

 

 

俺は25になった、職業はヒーロー。S級のヒーローだ。

 

 

ここまで予想道理に進むと逆に怖い。

 

三年前にヒーロー協会が出来た瞬間、この肉体は俺の意思とは関係なしにヒーロー登録しにいった。

 

それから半年も経たない間にあれよあれよとS級になったのだ。

この肉体がヒーロー協会の依頼を反射で「はい」、と言うので狂ったように働いた。他のS級の五倍は働いている確信がある。

知らない間にカードやフィギュアになってたし。

何回インタビュー受けたか覚えてない。

 

 

何故いまこんな話をするのかと疑問に思うだろう。

ついに来たのだ運命の日が、俗にいう原作開始が。

 

 

 

 

 

 

 

■■■■

 

 

ヒーロー『ロト』

 

 

この名前が世に認知され始めたのはヒーロー協会が出来た直後であった。

 

 

三年前、大富豪アゴーニ氏が多額の資産を投入して設立されたのがヒーロー協会だ。

ヒーロー『ロト』は設立当初から在席する最古参のヒーローでもある。

 

 

最初にヒーロー登録したとしてメディアに大々的に宣伝され、世間から大いに注目された。

 

そしてその注目以上に活躍を果たした。

 

 

その結果、人気が爆発した。

特に子供、女性人気がバグっていた。

顔立ちも端整で、たまたま子供受ける魔法などを使っていたためだった。

 

フィギュアや人気カード、ゲームともコラボし、更にその人気拍車をかけた。

ちなみに男性人気もいい感じにイカれていた。

 

 

そして、その人気を見て続々とヒーロー登録するものが増えた。

 

 

 

メディア露出によるヒーロー協会への多大な貢献。

 

これがヒーロー『ロト』の功績の一部である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




リメイクの方はガロウ出てきてから7年ぐらいたったらしいですね。
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