どうしてこうなった。   作:Layvn

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更新が遅れてしまい申し訳ありません。

本日はお休みなので、もう1話挙げれたらなーと思っております。

ではではどうぞー


第5話

―そして出会う蒼穹と砲撃姫―

 

 

厳重にロックされた扉を潜り抜けると、無機質な空間の中に異物が存在した。

 

それまで使っていた神機は79式キャノンであり、決してこのような形ではなかった。

 

けれど私は知っている。この色を知っている。畏怖を覚えるまでに鮮烈な蒼。恐怖に刻まれた記憶の赤。

 

様々な感情を含ませて、変わり果てた自身のパートナーを見る。

 

(本当に、怖いくらいに吸い込まれそうな蒼・・・)

 

固定台に設置された神機にしばしの間魅入っていると、唐突に声がした。

 

『カノン、今からそのコとあんたのシンクロ率と偏食因子の反応を見させてもらうよ。

一応こっちでも再三の確認はしてあるけどそれでも何が起こるのか全く予想できないから少しでも異常があったら知らせて』

 

リッカさんの注意事項と自身を按じてくれる声に、改めて前を向く。こんな劣等感に潰されそうになった自分の背中を押してくれた、大切な人。

 

今も戦っている、私を守ってくれたブレンダンさん。2日ぶりに防衛班の皆に顔を見せたらもみくちゃにされてしまった。

 

ちっとも一人なんかじゃなかったのだと気づかせてくれた。私が今強く立ててるのは、そんな大切な人たちが支えてくれたおかげです。

 

「いつでも、大丈夫です」

 

わかったという声とともに固定台のロックが解除される。

 

目の前にいるのは戦って勝ち抜いた私のパートナー。この蒼いカラーリングは、かのアラガミの一撃を克服し服従させた証なのだ。

 

それを持つ私が、強くなくてどうするんだ。

 

『それではただ今よりゴッドイーター:台場カノンおよび神機仮称:蒼のリンクおよびシンクロテストを開始します』

 

「はい」

 

万感の思いを込めて返事をする。それでは始めよう、私の闘いを―――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―そして出会った転生者とヒロイン―

 

 

今日はなんだかいつもと違うなーなどと考えながらマシンアームのされるがままになっているオレはきっと目に光沢が無いと思うんだ。

 

いい加減慣れたというか精神が磨耗しきる直前というかつまり何がいいたいかというともう勘弁してください。

 

ただ、ここしばらく行われていた餌付け(という名の拷問)と耐久テスト(という名のry)が全く行われていないのである。

 

そう考えるとなんだか今日のマシンアームのガショり具合も緩やかだ、何かがおかしい。そしてその瞬間オレに電撃走る・・・!

 

 

そうなのだ。これは即ちフラグというやつなのだ。

 

考えてみて欲しい。例えばSLGの謎解きもの、それも主人公ループ系をプレイしたことがあるならば気が付くだろう。

 

普段行われている内容に少しの違和感があるとき、それはフラグである場合が大抵である。良くも悪くも(・・・・・・)

 

 

そして今までのあらすじ:フラグブレイクを考えてみて欲しい。

 

 

どっちだ!?サカキからは言質を取ったがまぁまて落ち着け。今の今まで盛大に色々裏切られてるんだからここで期待するなもう俺のライフはゼロよ!(不憫)

 

けど、けどロマンがあんだろ男の子には!!カズマのあにぃもそう言ってたし!あれ違ったっけ?

 

なんだろうこの初体験、ワクワクしてるのに怖気が走ってる。おかしい体がブルっちまってる、もしかしてこれが武者震い!?(現在試験室へ運搬中につき只の振動)

 

いいぜリッカちゃん。マシンアームなんて捨ててかかってこい!

 

 

 

うん、このフラグ折れたらオレ間違いなく終わるわ。大切な何かがオレの中で切れてしまうわ。

 

神様どうかオレにチャンスを・・・!あ、神喰うんだった。ジーザス!!

 

なんて考えていると、何やらガシャコンとまいぼでぃが固定された感じが。

 

 

 

え?何盛大にフラグ折れちゃうの?オレの心も折れちゃうよ(震え声)

 

なんて考えてたら何やらプシューと扉が開く音が。

 

 

 

待て落ち着け期待するなよオレ。これまでの仕打ちを思い返せ。飴と鞭で例えるなら九割九分八厘鞭だったろ?

 

残りの二厘?マイハウスとサカキがくれた希望的発言だけど?

 

そんな思考を巡らせてるとコツコツとこっちに向かってくる足音が聞こえる!

 

ちょっと待って、機材に固定されて横向いてるから狭い視界に誰が来てるか映らないの。足音からして一人だけど期待していいの?それとも罠なの!?

 

誰か説明ぷりーず!

 

 

ん?リッカちゃんの声がする・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

か、かかかかかかかか

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カノンさま・・・だと・・・?

 

まさか、むちむちぷりんの淫乱ピンク(偏見)でお馴染みの、あの天使が

 

射線上に入って邪魔ばかりしてしまった、けれど健気に頑張るあの子が

 

オレの持ち主・・・?

 

 

おいおい待て慌てるなこれはきっとあれだ培養液の中で幸せな夢をみてるだけなんだ綺麗に泳げてクルリ風車なんだ(錯乱)

 

てかいきなりロックはずれ・・・今、空耳でなかったら天使が大丈夫ですって喋らなかった?

 

 

 

ガイダンスでも台場カノンっていってるよね聞き間違えじゃないよねゴールしちゃっていいですか「はい」ゴオオオオオォル!!!




はい、とうとう出会いました。まだ引っ張ります。

今回は前編後編仕立てとなりますので次の更新をお待ちください。
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