零士side
カズマ「魔王の相手は、俺に任せて欲しい。」
カズマは確かにそう言った。
その発言に、俺達は驚いた。
アクア「ちょっとアンタ!何言ってんの!?」
めぐみん「そうですよ!幾らカズマでも1人では厳しいのでは………!」
ダクネス「お前は、先ほどの話を聞いていたのか!?」
ミツルギ「佐藤和真………!」
零士「……………。」
カズマ「頼む。」
そう言って頭を下げる。
皆の視線が俺に集中する。
要するに、俺が決めろって事か。
零士「…………分かった。」
カズマ「零士………!」
零士「ただし!…………必ず、生きて帰ってこい。約束だ。」
カズマ「分かった!」
そう言って、カズマは前に出た。
すると、アクアが詰め寄る。
アクア「本当に良いの!?」
零士「俺は、アイツを信じる。」
リナ「………そうね。今は彼を信じよう。」
カズマside
意外と止めるであろう零士が送り出してくれたのは意外だった。
俺は魔王の前へと出る。
カズマ「待たせたな、魔王。」
魔王「漸く決まったのか……。なら、この我が相手になろう!」
カズマ「行くぜぇ!ゴラァァァ!!」
魔王が剣を取り出して、俺は水勢剣流水を魔王に向かって振るう。
魔王は水勢剣流水を受け止める。
魔王「まさか、これは聖剣か?」
カズマ「ご名答だぜ!」
魔王「なるほどな……!少しはやるな……!」
カズマ「俺も鍛えたからなぁ!!」
魔王の剣を弾き飛ばそうとするも、しっかりと握っていて、吹っ飛ばなかったものの、パリィするまでには至った。
その隙を突いて、水勢剣流水をぶつけようとするも、すぐに剣を戻して、ぶつけて来る。
ならと思い、少し下がって、スノーブックマーカーを操作する。
『百大氷獣!』
『タテガミ大氷獣撃!』
カズマ「レオ・ブリザード・カスケード!」
巨大な氷塊を生成して、魔王にぶつけて、受け止めた隙に、ライダーキックを放つ。
氷塊ごと砕いて、魔王にキックを放ったのだが、少し手応えが浅い。
魔王「まさか……!ここまでとはな……!」
その言葉に驚いて、魔王の方を見ると、左腕は吹っ飛ばせたものの、健在だった。
カズマ「マジかよ………!」
魔王「左腕を持ってかれたのは驚いたぞ、小僧よ!」
やっぱり、一筋縄では行かないか。
改めて、水勢剣流水を構える。
魔王「久しぶりにヒヤッとしたぞ!では、ここからは本気で行くか………!」
カズマ「!?」
アレで本気じゃねぇのかよ!
すると、魔王が消えて、どこに消えたのかと戸惑っていると。
カイト「カズマ!後ろだ!」
ユーリ「気をつけろ!」
カズマ「えっ………!グワっ!」
すると、背後から強攻撃を食らって、タテガミ氷獣戦記から、ライオン戦記へと戻ってしまった。
魔王「まさか、この我をここまで追い詰めたのは褒めてやろう。」
カズマ「くそッ!背後からの強襲とか、大人気ないぞ!」
魔王「何とでも言え。我が本気を出したのだからな。」
アクア「カズマさん!ライオン戦記じゃあ、部が悪いわ!」
めぐみん「流石にこれ以上は………!」
ダクネス「カズマ!無理はするな!」
カズマ「うるせぇ!」
「「「!?」」」
ごちゃごちゃうるさいアクア達にそう言う。
本当にうるさいからな。
カズマ「これは俺の戦いなんだよ………!」
零士「そうだな。カズマの漢気に水を差すんじゃあ無い。」
魔王「貴様の勇気には賞賛を送ろう。しかし、その状態では、どうにも出来まい。」
カズマ「どうだがな?俺にはなぁ、奥の手があるんだよ!」
俺は、海東大樹さんが呼び出した深海マコトさんから渡されたスペクター激昂戦記ワンダーライドブックを取り出す。
魔王「何だそれは!?」
カズマ「大樹さん、マコトさん!力を貸して下さい………!」
『スペクター激昂戦記!』
『とある兄貴が激昂の末に紫炎を纏う戦いの歴史…。』
ライオン戦記を抜いて、スペクター激昂戦記を装填して、水勢剣流水を抜刀する。
『流水抜刀!』
『動物を纏いし!レジェンドライダー!』
『スペクター!』
『伝説一冊!正義の心は、さらなる力を剣に宿す!』
俺は、スペクター激昂戦記へと変身する。
ミツルギ「何だアレは!?」
零士「アレはスペクター激昂戦記。仮面ライダースペクターの力も宿っている形態だ。」
アクア「何故かしら、アンデッドの力が宿っているような気がするわ。」
アクアの奴、案外鋭いな。
仮面ライダースペクターとは、深海マコトが変身する仮面ライダーだ。
お化けがモチーフに入っている以上、アクアが嫌いな形態だろうな。
見た目は、ライオン戦記の状態から、ディープスペクターゴーストを纏った様な外見だ。
魔王「姿が変わった所で、我には勝てんぞ?」
カズマ「どうだがな?行くぜ!」
俺は魔王に突撃していく。
水勢剣流水の剣栽と拳打を織り交ぜて、魔王に攻撃していく。
魔王「何っ!?剣だけでは無い!?」
カズマ「この形態じゃあ、俺も拳打を使うからな!」
突如として、戦法が変わった事に動揺しているのか、魔王の判断力が鈍っている。
そして、その隙をつき、ガンガンハンドを取り出して、魔王の右手を掴んで、引き寄せて、そのまま銃撃する。
魔王「何だその武器は!?」
カズマ「俺の国の武器だよ!」
魔王が吹き飛んだと同時に、ガンガンハンドを捨てて、必殺技の体勢に入る。
『必殺読破!』
『流水抜刀!』
『スペクター激昂戦記!』
『この動物!一冊斬り!』
『ウォーター!』
『メガハゲシー!メガハゲシー!』
『極限ダイカイガン!』
『ギガオメガギリ!』
カズマ「ハイドロ・オメガドライブ!」
水勢剣流水とディープスラッシャーにそれぞれ、水流と紫炎を纏わせて、魔王に向かって攻撃する。
魔王「グオッ!」
カズマ「俺の生き様、見せてやる!!」
怒涛の連続斬りを放ち、怯んだ所で、水勢剣流水とディープスラッシャーを構えて、魔王に突進して、胸に大穴を開けた。
カズマ「…………。」
魔王「見事だ………。」
魔王はそう言って、倒れた。
零士「カズマが、魔王を倒した……!」
めぐみん「凄いですよ、カズマ!!」
リナ「やるじゃない!」
ユーリ「本当に、最高だな!!」
カイト「まさか、カズマが倒すとはな。」
カリン「おめでとう!!」
ダクネス「まさか、カズマが倒すとは……!どうすれば良いんだ……!?」
ゆんゆん「凄いですよ!!」
アクア「…………。」
ミツルギ「まさか、彼が………。」
周囲はものすごく盛り上がっていたが、突然に、俺とアクアはその場から消えた。
目を開けると、そこには、あのアクアと会った部屋に居た。
エリス「おめでとうございます。カズマさん。」
声が聞こえて、前を向くと、エリス様とアクアが居た。
俺はいつの間にか変身解除していた。
エリス「さて、魔王を倒したあなたには、どんな願いでも一つだけ叶えましょう。」
カズマ「……………。」
それを聞いて、俺は願いを決めた。
カズマ「この世界に来る際に、貰い損ねたチートを下さい。」
エリス「その願い、承りました。そうですね、魔王が倒されたとはいえ、まだまだ強敵やメギドが居ますしね。」
そういえば、まだストリウスが残っていたような気がする。
エリス「それで、どのような能力を、あなたは望みますか?」
カズマ「…………女神はチートに入りますか?」
そう言って、またアクアを連れて行くことにした。
その後、色々とトラブルはあったものの、零士との約束通り、生きて帰ってこれた。
今回はここまでです。
このすばとしての物語は終わりました。
次回から、仮面ライダーセイバーとしてのストーリーです。
シンが変身する仮面ライダーに関しては、仮面ライダーライノセラスにする事にしました。
由来は、カブトムシの英語での呼び方から取りました。
賢者の孫とリバイスの小説で、オリ主のヒロインは誰にするか
-
マリア
-
アリス
-
リン
-
ユーリ
-
必要ない