この聖なる刃に祝福を   作:仮面大佐

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第18章
97話 目を覚ます、不死身の剣士


ノエルside

 

 どうやら、佐藤和真が魔王を倒した様だな。

 これで、私の計画も動けますよ。

 

ノエル「さて、剣士達に対して、猟犬でも放ちますかねぇ。」

 

 以前、回収した破滅の書を開く。

 すると、黒くなった不死鳥が現れて、そこから、バハトが現れた。

 

バハト「貴様、何者だ?」

 

 そう言って、私に襲い掛かったが、私は全知全能の書の一部を使い、対抗する。

 

バハト「破滅の書を返せ。」

ノエル「私が世界を滅ぼします。」

バハト「…………どうやら、これまでの大臣とは違うようだな。」

ノエル「あなたに、剣士の相手をして欲しいのですよ。」

バハト「良いだろう………。」

 

 さて、剣士達よ。

 どのように対応するか、見させてもらおう。

 

零士side

 

 カズマが魔王を倒して、アクセルは凄く沸き上がった。

 何せ、最弱職である冒険者が、一対一の勝負で魔王を倒したのだ。

 リアとエーリカからも聞いたが、結構苦戦したが、どうにかなったらしい。

 その為、魔王を倒した賞金がカズマに入ってきた。

 そうして、その日は宴会となった。

 しばらくして、俺はユーリと向き合っていた。

 リナも同行していた。

 

零士「どうしたんだ?ユーリ。」

ユーリ「いや、お前は本当に成長したなと思ってな。」

零士「そうかな?」

ユーリ「だからこそ、お前と一対一の真剣勝負を望む。」

零士「分かった。」

 

『エックスソードマン!』

『エレメンタルドラゴン!』

『最光発光!』

『烈火抜刀!』

 

「「変身!」」

 

『エックスソードマン!』

『エピソード1!』

『エレメンタルドラゴン!』

『エレメントマシマシ!キズナカタメ!』

 

 ユーリはエックスソードマンに、俺はエレメンタルプリミティブドラゴンへと変身して、お互いの聖剣をぶつけ合う。

 

ユーリ「成長したな!」

零士「まあな!」

 

 俺は、この世界を守ると決意したのだ。

 その為に、強くなる。

 今までも、そして、これからも。

 その想いを、火炎剣烈火に乗せる。

 戦いは、白熱していく。

 

リナ「2人とも!頑張って!!………ん?何よあれ!?」

 

 鍔迫り合いをしていると、リナが何かを見つけたようで、上を見ると、一体の不死鳥が。

 すると、俺とユーリが居る所に落ちてきた。

 俺とユーリは、急いで躱す。

 土煙が立っていて、目を凝らすと、誰かが居る。

 土煙が晴れると、そこには、無銘剣虚無を携えた1人の剣士が。

 

ユーリ「お前は………!」

零士「バハト………!」

 

 そう、かつての紅魔の里における戦いで、確かに封印されたはずのバハトが居た。

 

リナ「バハトって!零士が封印したはずじゃないの!?」

バハト「貴様ら剣士を地獄に落とす為に……蘇った。」

ユーリ「なら、もう一度封じるまで!」

バハト「…………ユーリ。」

 

 やはり、ユーリとバハトは面識があるみたいだな。

 

バハト「丁度良い。」

 

 そう言って、無銘剣虚無を、覇剣ブレードライバーへと納刀して、エターナルフェニックスワンダーライドブックを取り出す。

 

『エターナルフェニックス!』

『かつてから伝わる不死鳥の伝説が今、現実となる……。』

 

 エターナルフェニックスワンダーライドブックを、覇剣ブレードライバーへと装填して、無銘剣虚無を抜刀する。

 

『……抜刀!』

 

バハト「シーッ……。変身。」

 

 バハトの背後に巨大なエターナルフェニックスワンダーライドブックが出現して、無銘剣虚無を振るう。

 

『エターナルフェニックス!』

『虚無!漆黒の剣が、無に帰す……!』

 

 バハトは仮面ライダーファルシオンへと変身する。

 

ユーリ「零士、来るぞ!」

零士「分かってる!」

バハト「フハハハハハッ!!」

 

 バハトは笑いながらこちらに襲ってくる。

 エレメンタルドラゴンの力で、火炎剣烈火に属性の力を乗せて、迎撃すると、無銘剣虚無から漆黒の炎が噴き出して、あっという間に属性付与が無くなった。

 そのまま斬られる。

 

リナ「どういう事!?」

零士「アレが無銘剣虚無だ!聖剣の力を無に帰す力を持ってるんだよ!」

リナ「!!………加勢するわ!」

 

『ゴールデンアランジーナ!』

 

 リナも仮面ライダーエスパーダゴールデンアランジーナに変身して、加勢するも、状況は変わらない。

 

バハト「どうした!炎の剣士!」

零士「悪いけど、負けてらんねぇんだよ!」

 

 俺は、火炎剣烈火の力を引き出す。

 すると、上空が歪んで、ヒビが入る。

 そこには、1人の少女が。

 

零士「…………!」

リナ「レイナ!」

ジュン「リナ!」

リナ「分かったわ!」

 

 リナが上空に向かって俺を打ち出して、俺はレイナに手を伸ばして、手を繋ぎ、重力に従って、レイナと共に落ちる。

 

バハト「まさか、貴様が選ばれた者だったとはな………。」

 

 バハトはそう言って、離脱した。

 

ジュン「レイナ………!」

レイナ「久しぶりね、ジュン、リナ。………そして、初めまして、神崎零士さん。」

零士「…………どうも。」

 

 俺たちはひとまず、レイナを保護して、アクセルへと戻り、剣士達に緊急招集をかける。

 流石に、ミツルギとアイリスは呼べなかったので、ひとまず、十剣士に集まってもらう。

 俺、リナ、ユーリは、バハトが再び現れたことを言う。

 

カズマ「ハァッ!?おいおい、バハトがまた現れたのかよ!」

アクア「嘘でしょ……!?」

めぐみん「まさか………!」

ダクネス「何………!?」

カイト「マジかよ………!!」

カリン「ええっ!?」

リア「あの、すまない。バハトとは誰だ?」

エーリカ「ちゃんと説明しなさいよ!」

シエロ「そうですね。」

 

 そっか、アクセルハーツは、バハトとは会っていないもんな。

 紅魔の里で起こった事件を簡単に彼女達に説明する。

 

リア「そうだったのか………。」

リナ「さて、ユーリ。話してもらうわよ。あなたとバハトの関係を。」

ユーリ「………そうだな。分かった。話しておこう。バハトがどういう男なのか。」

 

 そうして、ユーリはバハトとの関係を話し始めた。

 

ユーリ「あの男は、かつて、同じ騎士団に所属していた戦士で、俺の同僚だ。使命感に溢れていて、良い奴だった。」

アクア「今の姿からは大分想像出来ないんですけど……。」

カイト「確かに。」

ユーリ「俺達は、世界の平和を守ろうとそう誓ったのだ………。あの事件が起きるまでは。」

リア「あの事件?」

カリン「何があったのよ?」

ユーリ「同じ騎士団の仲間が、力に溺れてしまって、アイツの……バハトの家族を殺めてしまったのだ。」

エーリカ「ええっ……。」

シエロ「そんな………。」

ユーリ「その結果、アイツは怒り、悲しみ、絶望に飲まれて、家族を手にかけた仲間を斬殺したんだ。」

カイト「そうなのか………。」

リナ「そんな過去が………。」

 

 ユーリは、何かの過去を思い出すかの様に、目を瞑った。

 恐らく、バハトの事を思い出してるのだろうな。

 

ユーリ「そうして、人間を、世界を恨んだアイツは、無銘剣虚無に選ばれて、聖剣と破滅の書の2つを使って、世界を滅ぼそうとした。」

めぐみん「絶望の果てにですか………。」

ダクネス「大切な者を失った悲しみが、あまりにも大きかったのだな。」

ユーリ「だが、俺が光剛剣最光と、闇黒剣月闇を使って、アイツを封印した。だが、その事がトラウマになって、アイツをあんな風にしてしまったのだ。」

零士「…………。」

カズマ「………そうなってもおかしくはないよな。俺だって、そんな風になったら、世界を滅ぼそうとする。」

 

 やはり、バハトの過去は、壮絶な物だったのだと容易に想像がつく。

 俺たちが重い空気になっていると、急に謎の煙が周囲を包む。

 

零士「何だこれ!?」

ユーリ「気を緩めるな!」

 

 すぐに煙が晴れて、周囲を見渡すが、レイナが居ない。

 

ジュン「レイナ!?」

リナ「レイナ!?」

カズマ「何であの子が居ないんだ!?」

???「この子は確かに頂きましたよ。」

『!?』

 

 外を見ると、フードを目深に被った男が、レイナを抱き抱えていた。

 

ダクネス「貴様!何者だ!?」

???「あなた方には答える義務はありませんねぇ。」

アクア「待ちなさいよ!」

 

 すると、先ほどの煙がその男を包み、消えてしまった。

 俺達は、突然の出来事に、動く事が出来なかった。

 




今回はここまでです。
遂に動き出すノエル。
次回、本性が明らかとなります。
シンが変身するライノセラスは、ライノセラスドライバーを使って変身して、音声は、デモンズドライバーが津田健次郎なら、ライノセラスドライバーは杉田智和で、シンにとって、キバットみたいに気軽に相談出来るような悪魔が格納される設定にする予定です。
形状自体は、デモンズドライバーと同じです。
賢者の孫とリバイスの小説は、リバイスのストーリーを軸にやりますが、賢者の孫としてのストーリーも入るので、リバイスとは展開が異なる可能性もあります。

賢者の孫とリバイスの小説で、オリ主のヒロインは誰にするか

  • マリア
  • アリス
  • リン
  • ユーリ
  • 必要ない
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