レイナが謎の男に攫われてしまい、リナが呆然としていた。
しばらくすると、魔王討伐記念のパーティーを開く為、魔王討伐に関わったパーティと、アクセルの防衛に尽力したアクセルハーツも来てくれと招待状がやって来た。
俺達は分かるのだが、何故、アクセルハーツも呼ばれるんだ?
そんな疑問を抱きつつ、俺達は正装に身を包んで、大臣が用意したという王都の野外の特設会場へと向かう。
零士「………何で、特設会場なんだ?」
リナ「…………分かんないわよ。」
カイト「リナ。しっかりしろ。」
カリン「ショックなのは分かるけど、ここで暗かったら、皆が盛り下がるでしょ。」
リナ「それはそうなんだけど……。」
ユーリ「…………。」
周囲には、色んな来賓の人たちで、溢れかえっていた。
俺たちの近くには、カズマ達のパーティにゆんゆん、ミツルギのパーティも居た。
しばらくすると、王女アイリスが現れて、俺達が呼ばれた。
アイリス「皆さん、魔王討伐、お疲れ様です。本当に良くやりました。」
カズマ「あ、ありがとうございます……。」
アクア「魔王討伐のMVPは、この私だからね!」
アクアがそう言うが、アイリスはにこやかに笑っていた。
すると、大臣のノエルが現れて。
ノエル「皆さん、本当に良くやりました。魔王討伐お疲れ様です。」
リア「しかし、私たち、アクセルハーツは、魔王討伐に関わっていないのに、どうして呼ばれたのですか?」
ノエル「何。気にする事はありませんよ。……あなた方にも用があるので。」
そう言うと、雰囲気が変わった。
何か様子が変だ。
ノエル「さて。フッ!」
ユーリ「不味い!零士とカイトを逃がせ!」
ノエルが何かの本を振るうと、赤い衝撃波が俺たちを襲おうとするが、ユーリに突き飛ばされて、俺とカイトは躱せたものの、残りの皆が衝撃波に吹き飛ばされて、聖剣とワンダーライドブックが大臣の元へ。
ユーリも消えてしまい、聖剣とワンダーライドブックが大臣の元へ。
だが、ミツルギの聖剣とワンダーライドブックは奪われていない。
アイリス「大臣!?これは一体……!?」
ノエル「ああ。もう、私は大臣ではありませんよ。世間知らずのアイリス様?」
クレア「貴様!アイリス様を侮辱するとはな!到底許せん!!」
カズマ「まさか………!」
ノエル「そうですよ!あなた方が魔王を倒してくれたおかげで、私の計画が動き出す!」
やはり、本性を隠していたか……!
という事は、レイナも……!
リナ「まさか………!あなたがレイナを攫ったの!?」
ノエル「その通りです。………そうです。あなた方に面白い話をしてあげましょう。」
カイト「面白い話だと?」
カリン「何の事よ?」
ノエル「ジンという伝説の剣士が居ましたね。実はですね……あの剣士が私の依頼したクエストで彼が死んだのは、私が誘導したからなんですよ!」
「「「!?」」」
リナとカイトとカリンが驚愕の表情を浮かべる。
ノエル「あの剣士は、私の計画に察知して、止める様進言して来た。だから、鬱陶しくなったので、消したのですよ!!」
「「「!!」」」
アイリス「では………。あなたの部下の四賢神はどうしたのですか……!?」
ノエル「ああ。あの頭の硬い老いぼれ共には退場してもらいました。」
アイリス「えっ………。」
ノエル「私はね。この退屈な世界を創り換えるんです。争いの絶えない世界に。朝の小鳥の囀りが、人々の悲鳴に変わる。そんな刺激的な世界にね!」
まさか、こんな事をカミングアウトしてくるとはな。
しかも、気付いたが、レイナがベッドに寝かされていた。
リナ「レイナ!」
ノエル「さあ。火炎剣烈火と、闇黒剣月闇を私に渡しなさい。」
ミツルギ「…………貴様ァァァ!!」
零士「渡せって言われて、渡す奴が居るとでも思ったのか!」
カイト「ここで、ジンさんの敵を討つ!……そして、アンタの野望はここで終わらせる!」
アイリス「ここまでの蛮行、到底見過ごす事が出来ません!!」
『エレメンタルドラゴン!』『プリミティブドラゴン!』
『ジャオウドラゴン!』
『ムーンドラゴン!』『エクストリームラビット!』『銀河特急の夜!』
『スタードラゴン!』
『エレメンタルドラゴン!ゲット!』
『ジャオウリード!』
『スターリード!』
『烈火抜刀!』
『闇黒剣月闇!』
『萬月抜刀!』
『星雲剣恒星!』
「「「「変身!!」」」」
『エレメンタルドラゴン!』
『ジャオウドラゴン!』
『フルムーンドラゴン!』
『スタードラゴン!』
俺はセイバー、カイトはカリバー、ミツルギはグラム、アイリスはグラディウスへと変身する。
すると、カイトが動いた。
カイト「聖剣は、ここで封印する!」
どうやら、カイトは俺と約束した事を果たしているのだ。
以前、万が一、聖剣を奪われた場合は、すぐさま封印してくれと依頼した。
それにより、水勢剣流水、雷鳴剣黄雷、土豪剣激土、風双剣翠風、音銃剣錫音、光剛剣最光、煙睿剣狼煙、時国剣界時が封印された。
カズマ「よし!」
アクア「これで、悪用はされないわ!」
めぐみん「お願いします!私たちの聖剣を取り戻して下さい!」
ダクネス「頼む!アイツを止めてくれ!」
零士「言われなくても!」
だが、一体の不死鳥が突進してきて、俺達は吹き飛ばされる。
そこにいたのは、バハトだ。
カイト「バハト………!」
バハト「剣士は、皆滅ぼす。」
『エターナルフェニックス!』
『……抜刀!』
バハト「シーッ……。変身。」
『エターナルフェニックス!』
『虚無!漆黒の剣が無に帰す……!』
アイリス「この人が、バハト……!」
ミツルギ「誰だか知らないけど、邪魔をするなら倒させてもらう!」
カイト「行くぞ!」
零士「ああ!」
俺達は、4人の連携で、バハトと戦う。
流石のバハトも、ミツルギとアイリスを相手にして、苦戦している。
ミツルギ「これでとどめだ!」
アイリス「一気に決めます!」
『必殺読破!』
『必殺リード!』『スタードラゴン!』
『萬月抜刀!』
『ムーンドラゴン!ラビット!銀河鉄道の夜!』
『三冊斬り!』
『フ・フ・フ・フルムーン!』
『恒星必殺撃!』
『習得一閃!』
ミツルギ「萬月斬り!」
アイリス「エクステリオン!」
バハト「グッ!」
2人の必殺技を食らって、バハトは消滅した様に見える。
ミツルギ「やったか!?」
カズマ「おい!それ、フラグ!」
バハト「やーられた!」
カイト「危ない!」
バハトがアイリスとミツルギの2人の背後に現れて、一閃するも、カイトが身を挺して守って、2人は無事だ。
しかし、カイトは変身解除して、闇黒剣月闇とジャアクドラゴンが大臣の元へ。
つまり、封印が解けてしまった。
零士「カイト!大丈夫か!?」
カイト「ああ。ジャオウドラゴンは無事みたいだしな。」
よかった。
ミツルギとアイリスがそれを見て、震え出した。
ミツルギ「貴様ァァァ!!」
アイリス「許せません!」
バハト「かかってこい!」
だが、冷静さを欠いたのか、少ししたら、倒されていた。
だが、2人の聖剣とワンダーライドブックはどういう訳か、手元にある。
バハト「後はお前だけだ……。」
零士「かかってこい。」
俺は単独で、ファルシオンに立ち向かう。
ノエルside
闇黒剣月闇は手に入りました。
後は、火炎剣烈火と無銘剣虚無だけだ。
すると、隣から動く気配が。
レイナ「ううん……。ジュン、零士さん。」
ノエル「お目覚めですか。では、最後の仕上げと行きましょうか。」
私は、破滅の書を開き、彼のブレイブドラゴンと呼応させて、あの本を精製する。
零士side
やはりというべきか、ノエルは破滅の書を持っていて、開くと同時に、俺のブレイブドラゴンも反応して、ブレイブドラゴン、ルーンブライトドラゴン、ルーンディムドラゴンの3体が飛び出して、エモーショナルドラゴンワンダーライドブックを精製する。
ジュン(どうする?罠だろうな。)
零士(でも、バハトを倒す為には使うしかないだろうな……!)
『エモーショナルドラゴン!』
『勇気!愛!誇り!3つの力を持つ神獣が、今ここに……!』
俺は、エモーショナルドラゴンワンダーライドブックを、ライトシェルフに装填して、火炎剣烈火を抜刀する。
『烈火抜刀!』
『愛情のドラゴン!勇気のドラゴン!誇り高きドラゴン!エモーショナルドラゴン!』
『神獣合併!感情が溢れ出す……!』
俺は紅魔の里にて変身した、エモーショナルドラゴンへと変身する。
カズマ「アレって………!」
バハト「ウアァァ……!お前はやがて力を手にする……。しかし!その力がまた争いを生む!それが人の本質!宿命だ……!」
零士「俺が手にするのは、この世界に生きる人達を守る為の力だ!」
ファルシオンが斬りかかってくるが、滅壊の盾で受け止め、凄まじいオーラを纏った火炎剣烈火で、ファルシオンを二度攻撃する。
すると、呆気なく変身解除して、無銘剣虚無とエターナルフェニックスワンダーライドブックも、大臣の元へ。
ノエル「あなたの役目はここまでです。」
バハト「……フッハハハハハハッハッハッハッハッハッ………!」
バハトは笑いながら消滅した。
皆が俺の元へと駆け寄る。
ノエル「やはり、あなたは凄いですねぇ!」
零士「ウワッ!」
リナ「零士!」
すると、衝撃波が当たり、火炎剣烈火、ブレイブドラゴン、キングオブアーサー、ドラゴニックナイト、プリミティブドラゴン、エレメンタルドラゴン、エモーショナルドラゴンを奪われてしまった。
そうして、ノエルの元に全ての聖剣とワンダーライドブックが集合してしまった。
ノエル「さあ!儀式を始めましょう!」
レイナ「ウッ!」
リナ「レイナ!」
ジュン「レイナ!!」
すると、レイナが上空に現れたセフィロトの樹に吸い込まれていく。
アクア「カズマさん!どうにかならない!?」
カズマ「無茶言うなよ!」
ソフィア「私が行きます!」
すると、ソフィアが現れた。
ダクネス「ソフィア様!」
めぐみん「どうやってここへ!?」
ゆんゆん「そんな事より!早くあの子を!」
ソフィア「分かっています!」
カイト「まさか、ソフィア様が身代わりになるつもりじゃ……!?」
そう言って、ソフィアはレイナの元へと向かうが。
ノエル「今更何しにきた。この役立たずが!」
しかし、ノエルに引き剥がされて、地面に落下する。
そして、上空に、目次録が出現して、そこにワンダーライドブックとアルターライドブックが吸い込まれていく。
カリン「ソフィア様!」
カイト「大丈夫ですか!?」
リナ「レイナ!!」
レイナ「ジュン!リナ!」
ジュン「レイナ!」
すると、レイナが己の力を振り絞ったのか、坂が出現する。
ノエル「何………?」
ジュン「行くぞ、零士!」
零士「ああ!」
俺は、必死に力を振り絞って、その坂を駆け上がる。
側から見ると、シュールだが、俺としては必死なのだ。
そこら辺を突っ込んではいけない。
天辺まで来て、あと少しでレイナと手を繋げる。
レイナ「ジュン!」
ジュン「レイナ……!」
零士「行けェェェェ!!」
すると、手を繋げて、レイナを引き寄せる。
レイナ「ありがとう。」
ジュン「レイナ……!」
ノエル「どうぞご自由に!もうその少女も要りませんので!」
零士「お前にその力は渡さない!」
俺はすぐさま、火炎剣烈火を引き抜く。
零士「物語の結末は、俺が決める!」
火炎剣烈火を振るい、儀式を強制的に中断させる。
流石のノエルも動揺していた。
ノエル「何だと……!?」
ジュン「大丈夫か。」
レイナ「うん!」
すると、それぞれの聖剣とワンダーライドブックが、手元に戻り、ユーリも復活した。
ユーリ「おおっ!やっぱり零士は最高だな!」
カリン「音銃剣錫音………!」
俺の手元にも、奪われていた全てのワンダーライドブックが戻ってきている。
すると、目次録が小さくなっていき、ノエルの元へと向かう。
つまり、オムニフォースワンダーライドブックへと変化したのだ。
ノエル「………!フハハハハハッ!フハハハハハッ!」
アクア「何か、ワンダーライドブックを持ってるんですけど……!!」
カズマ「お前ら!」
ダクネス「奴を倒す!」
俺たちが変身しようと、ワンダーライドブックと聖剣を構えると、オムニフォースからキングエクスカリバーに酷似した剣、カラドボルグを取り出す。
ノエル「虫ケラどもが……!フッ!」
ノエルがカラドボルグを振るい、周囲が闇に包まれると、世界が滅ぶイメージが浮かぶ。
気がつくと、ノエルは逃げていた。
零士「逃げられたか……!」
アイリス「心配要りません。クレア。」
クレア「はい。王女アイリスの権限により、ノエルを指名手配する!」
ダクネス「でも、全知全能の書が、奴の手に渡ってしまった……!」
ユーリ「いや、アレはまだ不完全だ。」
カズマ「なら、打つ手はあるな。」
その後、力を使いすぎたのか、レイナは消えてしまった。
今回はここまでです。
次回、仮面ライダーソロモンが登場します。
現在、デモンズドライバーやワンダーオールマイティが届き始めてますね。
賢者の孫とリバイスの小説は、現在書いています。