この聖なる刃に祝福を   作:仮面大佐

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タッセル「ふ〜っ!大臣のせいで、大変な目にあったよ!やっと体が元に戻ったよ!どうやら、その間に、神崎零士が世界の危機を救ったみたいだね。君も、今の剣士の活躍を見れて良かったね。………っ!?世界を繋ぐ少女が!?」


101話 信じる道を行く、剣士達

 あの戦いの後、俺たちはノーザンベースへと戻って、ユーリとアクアが治療していた。

 

ダクネス「それにしても、凄い聖剣だな。」

カリン「物語を終焉へと導く聖剣。その名も、刃王剣十聖刃!」

 

 俺は、改めて刃王剣十聖刃を眺める。

 本当に、凄い聖剣だ。

 

めぐみん「世界を書き換えるとか、紅魔族の琴線に激しく触れますよ!」

カイト「確かに、凄い聖剣だ。」

カズマ「これなら、アイツにも対抗出来るな。」

リナ「そうね。」

アクア「ていうか、もう零士さんだけで十分なんじゃないの?それに、何かこの飛び出す絵本に新しいページが追加されてるわ。」

 

 そう言うな。

 

カリン「お願い、早速調べさせて……!……アイタ!!」

カイト「おい、無茶するなよ。」

零士「そうだぜ。ユーリが治療中なんだから。っていうか、ユーリは?」

アクア「ああ!聖剣と本になってる。」

ソフィア「恐らく、治療に力を使いすぎたのでしょう。」

 

 あ、終わったな、ユーリの奴。

 

ノエルside

 

 私は、隠し別荘へと戻っていた。

 

ノエル「あの聖剣。やはり素晴らしい。世界を繋ぐ少女と共に手に入れなくては。」

 

 あの聖剣と世界を繋ぐ少女が手に入れば、私は本当の意味で全知全能の存在になれる。

 なんとしても、手に入れなくては……。

 

零士side

 

 アクアの方も、治療が完了したようで、今後の方針を立てる事に。

 

カズマ「とにかく、今後の方針をどうする?」

ダクネス「ノエルに対抗出来る力が手に入ったのだ!一刻も早く攻撃せねば!」

零士「その前に、アイツが何を考えているのかを知りたい。」

めぐみん「零士らしいですね。」

リナ「そうね。」

カイト「それに、気になる事がある。」

アクア「何よ?」

カイト「無銘剣虚無がいつの間にか消え失せていたしな。」

カリン「確かに、誰が持ち去ったんだろ?」

 

 そうだな。

 まあ、デザストが持ってったんだろうけど。

 一応、ノエルの隠し別荘に関しては、アイリスから所在を聞いた。

 あとは、どう行くかだが。

 

カリン「まあ、その事は、零士達に任せるわ。ユーリの事は任せて。何故なら私は、聖剣の刀鍛冶だからね!ハァーハッハッハッハッ!ハァーハッハッハッハッ!!」

ユーリ「ん?嫌な予感がする……!おおお……!離せ!」

 

 ユーリ、頑張れよ。

 俺は俺たちで頑張るから。

 結果として、隠し別荘には、俺とカズマが乗り込む事になった。

 アクアが、ミツルギの説得に向かっていった。

 

ノエルside

 

 私は、いずれ来るであろう、神崎零士を待つべく、屋敷の一番大きい部屋で待っていると、ストリウスが現れる。

 

ストリウス「あの聖剣は一体何ですか?」

ノエル「あれは、本来なら、儀式が最後まで上手く行けば、共に精製される筈だった物なのです。」

ストリウス「そうなのですか。」

ノエル「あの聖剣を手に入れれば、私は本当の意味で全知全能の力が手に入る。」

ストリウス「なるほどですね。」

ノエル「………おっ。噂をすれば。」

 

 どうやって入ってきたのかは分からないが、神崎零士が、佐藤和真と共にやって来ていた。

 

零士side

 

 俺たちは、ダブルのワンダーライドブックからデンデンセンサーを取り出して、周囲を警戒しつつ、カズマの潜伏スキルでノエルのいる部屋にやってこれた。

 そこには、ストリウスも居た。

 

零士「ストリウス……!」

カズマ「メギドとも手を組んでたのかよ!」

零士「ノエル。聞きたい事がある。」

ノエル「何ですか?」

零士「どうして、こんな事をするんだ?」

 

 少し、静寂があって、ノエルが答えた。

 

ノエル「かつて愛する人を失った。人の過ちのせいで………。」

カズマ「そうなのか……?」

ノエル「………とでも言えば満足ですか?」

零士「………何?」

ノエル「理由などありませんよ。退屈だったのです。私の一族はこの世界を守る代わりに代々、『全知全能の書』の一部が伝えられてきました。その所為で、あなた達より少し……長生きなのです。約束、戒律、使命?長い間それに縛られて生きる事ほど退屈な事はない。それは死も同然だ!そして繰り返される人の愚かな行為………。私は気づいたのです。この世界を変えれば……人も変わるのでは、と。」

零士「………そんな事をしなくても人は変わる事が出来る!」

 

 そんな風に反論すると、即座に返答が返って来た。

 

ノエル「あなたが……今の人類が創造出来る事なんてたかが知れています。だから一度壊して、新しい世界を作るのです。」

カズマ「………何一つ理解できないな。」

 

 確かに。

 すると、ノエルが手を伸ばして来た。

 

ノエル「神崎零士。あなたには私の創る世界の住人になる資格がある。共に世界を創り替えましょう。」

零士「ふざけるな……。そんな事をする為に、リナにレイナ、ジュン、ジンという剣士の人生を狂わせて、よくもそんな事が言えるな!」

ノエル「なるほど。交渉決裂ですね。では、少女とその聖剣も、私がいただきます。」

 

『オムニフォース!』

 

ノエル「変身。」

 

『KAMENRIDER SOLOMON!』

『FEAR IS COMING SOON!』

『OMNIBUS LOADING!』

『SOLOMON ZONE!』

 

 ノエルがソロモンに変身したと同時に、ソロモンゾーンを発動させて、屋敷の一つの部屋が野外に変わった。

 

カズマ「……零士。ここで奴を倒すぞ。」

零士「物語の結末は……俺たちが決める!」

 

 俺とカズマは、ソードライバーを腰に装着する。

 

『タテガミ氷獣戦記!』

『ブレイブドラゴン!』『キングオブアーサー!』

『聖刃抜刀!』

『流水抜刀!』『タテガミ展開!』

 

「「変身!!」」

 

『ワンダー!クロス!ワンダー!』

『掛け合わせ!高まる二冊の超パワー!』

『ハイ!ハイ!ハイ!ハイ!』

『ハイブリッドセイバー!セイバー!』

『推薦図書!』

『全てを率いし、タテガミ!(タテガミ……!タテガミ……!)氷獣戦記!』

『ガオーッ!LONG GET!』

 

 俺はハイブリッドセイバー、カズマはタテガミ氷獣戦記へと変身する。

 すると、ストリウスがカリュブディスを出してくる。

 

『カリュブディス!』

 

ストリウス「あの聖剣を奪いなさい。」

カリュブディス「ストリウス様の仰せの通りに。」

 

 そうして、カリュブディスが俺とカズマに襲ってきた。

 カリュブディスに気が向いていると思ったのか、ノエルが不意打ちをかけるが、俺がノエルに対処する。

 

アクアside

 

 私は、零士に頼まれて、ミツルギを連れてくるように説得を頼まれた。

 ちょうど、ミツルギが居た。

 

アクア「ちょっとアンタ。」

ミツルギ「ア、アクア様!?どうしてここにいらっしゃるんですか!?」

アクア「何でって、零士達に頼まれたのよ。アンタと一緒に戦う為に、合流してくれって。」

ミツルギ「………今の僕には、彼らと共に戦う資格は無いんです………!」

アクア「まあ、零士さんも無理にとは言わないから、気長に待ってるって言ってたわ。」

 

 今の彼は、何か思い詰めているわね。

 まあ、用件は言ったし、帰りましょう。

 

カズマside

 

 俺ががカリュブディスを、零士がソロモンを相手にしている。

 途中で、カリュブディスが零士を食おうとするので、それを阻止する。

 だけど、コイツ、以前セレナが使役していた時よりも強くなっている。

 

カリュブディス「ズオス様を倒したあなたを、私が倒します!」

カズマ「コイツ、成長してんな……!なら!」

 

『必殺凍結!』

『流水抜刀!』

『タテガミ氷河斬り!』

 

 俺は突き出した掌から、吹雪を放つが、カリュブディスは気にせずに突進し、そのまま攻撃してくる。

 嘘だろ……。

 

零士side

 

 俺は依然として、ソロモンと相対していた。

 カリュブディスはカズマが相手してくれている。

 俺は、刃王剣十聖刃とキングエクスカリバーを使って、ノエルのカラドボルグと打ち合っている。

 

ノエル「世界が崩壊する時、今の人類は淘汰され、優れた者だけが生き残る!」

 

『烈火!流水!』

『既読!』

『流水!クロス斬り!』

 

 ノエルがそんな事を言うと同時に、俺は刃王剣十聖刃で、水勢剣流水を選択して、クロス斬りを発動する。

 ノエルが攻撃してくるが、水流や氷などで迎撃する。

 

ノエル「そして……新たに生まれた人類が争い、生き残った者だけが、私の世界の住人となる……!」

 

 ノエルが引き続き攻撃してくるも、俺は刃王剣十聖刃とキングエクスカリバーで迎撃する。

 

ノエル「私は人類の新たな可能性の扉を開く!なんて刺激に満ちた世界だ!!」

 

 ノエルがカラドボルグを地面に突き立てて、大量の隕石を放つ。

 

『刃王必殺リード!』

『既読六聖剣!』

『刃王星烈斬!』

 

 俺はすかさず刃王星烈斬を発動して、六つの属性を秘めた斬撃を放ち、俺の後ろには、火炎剣烈火、水勢剣流水、雷鳴剣黄雷、土豪剣激土、風双剣翠風、音銃剣錫音の幻影が出現していた。

 

ノエル「…………ッ!」

零士「お前は壊す事は出来ても、世界を……未来を創る事なんて出来ない!未来を創る事が出来るのは、今をちゃんと生きている人達だ!」

 

 ノエルが近づいてくるが、俺は気にせずに語り続ける。

 

零士「その想いが希望になり、明日を……未来を創る!それが人間の可能性だ!」

 

 ノエルが斬りかかってくるが、俺は刃王剣十聖刃とキングエクスカリバーで迎撃して、ソロモンを吹っ飛ばす。

 そして、久しぶりのこれらを使う。

 

『ストームイーグル!』『西遊ジャーニー!』

 

 キングオブアーサーを抜いて、ストームイーグルと西遊ジャーニーを装填して、刃王剣十聖刃を抜刀する!

 

『聖刃抜刀!』

『クリムゾンセイバー!(クリムゾンセイバー!)銀河の果てに放つ!』

『広がれ上がれコスモ!甦れworld once more!光・真実・愛・希望!時空はとっくにRock on!』

『クロスセイバースリー!』

『豪華三冊!』

 

 俺は、クロスセイバー版クリムゾンドラゴンとも言える形態のクリムゾンセイバーへと変身する。

 

ノエル「この身は既に、世界の法則、世界そのもの。私が世界を、人を創り替える……!」

 

『OMNIBUS LOADING!』

 

ノエル「選びなさい。私に従うか、ここで消えるか……!!」

 

 必殺技を放とうとするソロモンから、凄まじいオーラが溢れる。

 しかし、答えは決まっている。

 

カズマ「いや、従う選択肢も、負ける選択肢も!俺達には無い!!」

零士「創造するのは俺だ!!」

 

『刃王必殺リード!』

『既読三聖剣!』

『星烈斬!』

『SOLOMON STLASH!』

 

 ソロモンはソロモンストラッシュを発動するが、俺は星烈斬を放ち、追撃に、火炎剣烈火、水勢剣流水、雷鳴剣黄雷を放つ。

 一方で、カズマもカリュブディスを撃破する事が出来たようだな。

 

『OMNIBUS LOADING!』

『SOLOMON ZONE!』

 

 ソロモンも、ソロモンゾーンを発動させて、ワンダーワールドへと転移して、隕石を放ってくるが、それを刃王剣十聖刃で斬る。

 そして、刃王剣をソードライバーへと納刀する。

 

『刃王必殺読破!』

『聖刃抜刀!』

『刃王三冊斬り!』

『セーッ!セイバー!』

 

 俺はクロストームウイングを広げて、空を飛んで、時折飛んでくる隕石を躱したり、斬撃波を別の方向へと逸らす。

 

零士「刃王爆炎紅蓮斬!」

 

 巨大なカラドボルグをぶつけてくるが、刃王爆炎紅蓮斬を発動させて、カラドボルグを斬り裂いて、ソロモンへと攻撃する。

 

ノエル「ウゥッ……!ウワァァァ!!」

 

 ソロモンは吹っ飛ばされて、変身解除して、ソロモンゾーンの効果も切れた。

 

カズマ「大臣!お前は、ただの人間だ!」

零士「それでもあなたは、ベルゼルグ王国を支えてきた。だから、これからも、支えて欲しい。」

 

 そう手を差し伸べるが、ストリウスによって撤退した。

 




今回はここまでです。
ハイブリッドセイバーに変身していなかったので、この小説では、変身させました。
次回で、第18章も終わります。
この小説の最後の話で、賢者の孫とリバイスの小説のオリ主を出す予定です。
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