この聖なる刃に祝福を   作:仮面大佐

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最終章
107話 それぞれの勇者達、世界を賭けて


零士side

 

 俺たちは、ストリウスが生み出した破滅の塔の間近にある丘に着き、そこから見下ろすと、多数のシミーが居た。

 

カズマ「大量だな………。」

リナ「あの塔の天辺に、ストリウスが居るんだよね……。」

零士「ストリウスを倒して、この異変をすぐにでも終わらせる。」

アイリス「私も戦います。」

 

 すると、アイリスの声がして、振り返ると、アイリスも来ていた。

 星雲剣恒星を携えて、腰には聖剣グラディウスドライバーを巻いていた。

 

ダクネス「アイリス様!」

カズマ「アイリス……。」

アイリス「剣士として……!」

 

 俺は頷き、すぐに変身する。

 

『ブレイブドラゴン!』

『ライオン戦記!』

『ランプドアランジーナ!』

『玄武神話!』

『猿飛忍者伝!』

『ヘンゼルナッツとグレーテル!』

『ジャアクドラゴン!』

『エックスソードマン!』

『昆虫大百科!』

『オーシャンヒストリー!』

『ムーンドラゴン!』

『スタードラゴン!』

『ジャアクリード!』

『スターリード!』

『烈火抜刀!』

『流水抜刀!』

『黄雷抜刀!』

『一刀両断!』

『双刀分断!』

『銃剣撃弾!』

『闇黒剣月闇!』

『最光発光!』

『狼煙開戦!』

『界時逆回!』

『萬月抜刀!』

『星雲剣恒星!』

 

『変身!!』

 

『ブレイブドラゴン!』

『ライオン戦記!』

『ランプドアランジーナ!』

『ドゴ!ドゴ!土豪剣激土!』

『風双剣翠風!』

『音銃剣錫音!』

『ジャアクドラゴン!』

『エックスソードマン!』

『昆虫!CHO!大百科!』

『オーシャンヒストリー!』

『ムーンドラゴン!』

『スタードラゴン!』

 

 今ここに、12本の聖剣と、それを振るいし剣士達が集結した!

 

カイト「ここは、俺たちがどうにかする!お前達は先に行け!」

ユーリ「奴らは光と闇の聖剣で薙ぎ払おう!」

零士「分かった!」

 

 俺たちは、ユーリとカイトの二人を先頭にして、突っ込んでいく。

 

『最光発光!』

『習得一閃!』

 

 ユーリとカイトの、光と闇の斬撃波がシミーを薙ぎ払う。

 そして、俺たちも各々交戦しつつ、先へと進む。

 

『界時抹消!』

『再開時!』

『狼煙霧中!』

『煙幕幻想撃!』

 

 リアのデュランダルが、界時抹消で一気に接近して、薙ぎ払う。

 エーリカのサーベラが、体を煙状にして、シミーを翻弄する。

 

『錫音音読撃!』

『激土乱読撃!』

『ムーンドラゴン!一冊斬り!』

『習得一閃!』

 

 カリンのスラッシュが、ビート・ロリポッパーを発動して、シミーの大群に放つ。

 ダクネスのバスターが、大断断を発動して、シミーの大群に叩きつける。

 ミツルギの月影が、必殺技を放ち、シミーを斬り捨てる。

 アイリスのグラディウスが、エクステリオンと同時発動して、シミーを一掃する。

 

『翠風速読撃!』

『アランジーナ!一冊斬り!』

 

 めぐみんの剣斬が、疾風剣舞を発動して、シミーを斬っていく。

 リナのエスパーダが、雷の如く移動して、シミーを倒していく。

 

『ライオン!一冊斬り!』

『ドラゴン!一冊斬り!』

 

 カズマのブレイズが、水の斬撃波を放ち、シミーを倒していく。

 俺のセイバーが、炎の斬撃波を放ち、シミーを倒していく。

 そして、カイトとユーリ以外は、破滅の塔の内部へと侵入する。

 内部に入って、暫く進んでいると、四賢神の1人が現れた。

 すると、ミツルギが前に出て。

 

ミツルギ「コイツは、僕が倒す。」

 

 そう言って飛び出して行った。

 

めぐみん「ちょっと………!」

カリン「私とめぐみんも残るわ。アンタ達は先に行って!」

零士「分かった!」

アイリス「皆さん、ご武運を!」

 

 四賢神の1人を、ミツルギ、めぐみん、カリンの3人に任せて、俺たちは先に進む。

 

ストリウスside

 

 どうやら、神崎零士たちがこの塔に入ってきたみたいですねぇ。

 

ストリウス「まもなく、物語の結末が決まりますねぇ……!」

 

 すると、グリモワールワンダーライドブックが開いて、風景が変わる。

 そして、2人の人物が。

 

ストリウス「おやおや、これは懐かしい面子がいますねぇ。」

 

 そこに居たのは、レジエルとズオスだった。

 私が移動すると、レジエルとズオスも着いてきた。

 

レジエル「なあ、ストリウス。教えてくれ。どうして俺たちは化け物になってしまったんだ………。」

ズオス「俺たちはただ、争いの無い世界を創ろうとしただけなのに………。」

ストリウス「その希望が強い欲望となり、力に飲み込まれたのです。2000年前、私は全てを悟り、欲望など消えました。私は、私のままですよ。」

レジエル「何で、こんな事をするんだ。」

ズオス「お前は、本当に詩を書くのが好きだったじゃないか!」

 

 埒が明かず、私は2人を消した。

 そして、誰の仕業なのかが分かりました。

 

ストリウス「一体、これは何の真似です?」

レイナ「お願い。世界を滅ぼさないで。」

ジュン「俺からも、世界を滅ぼすな。」

 

 そこには、世界を繋ぐ存在であるレイナと神崎零士の中にいた筈のジュンが居た。

 

ユーリside

 

 俺とカイトの2人は、シミーを倒していたが、カイトが疲労したのか、動きが鈍っていた。

 

カイト「クッ……!」

ユーリ「カイト!」

 

 カイトを助けようとするが、シミーの一団に阻まれる。

 動けなくなったカイトにシミーの攻撃が殺到する………。

 すると、カイトの目の前に、3人の剣士が現れた。

 それは、上條大地、富加宮隼人、ジンだった。

 

大地「若い奴らの未来を繋ぐんだろ?」

隼人「行けるか?」

ジン「カイト君。」

カイト「………はい!」

 

 すると、3人が吸い込まれて、カイトの動きが元に戻った。

 それだけじゃなく。

 

ウィズ「皆さん、行きましょう!」

ダスト「おうよ!」

リーン「世界を終わらせてたまりますか!」

バニル「世界が終わるのも悪くはなさそうだが、助太刀に参った。」

セシリー「アクシズ教徒の恐ろしさ、目に物を見せてあげるわ!」

 

 そこには、アクセルの冒険者が来ていた。

 

ユーリ「ビクトールか。味な真似を……。最高だな!!」

 

 カイトがシミーを斬り捨てて、俺は光剛剣最光と最光シャドーに別れて攻撃する。

 

アクアside

 

 皆、頑張って………。

 そう思っていたが、体が透けてきた。

 

アクア「何で………。」

 

 まさか、この世界が消えそうだから、私も消えるというの………?

 そんなの困るわよ……!

 

アクア「私にも、出来る事があるはず……!」

 

 私は、屋敷から飛び出していく。

 

零士side

 

 ミツルギ、めぐみん、カリンの3人が離脱して、更に先に進んでいくと、四賢神の1人が現れた。

 すると、今度はカズマ、ダクネス、アイリスが前に出る。

 

カズマ「こいつは、俺が倒す!」

ダクネス「私も残ろう!」

アイリス「皆さんは、先に進んで下さい!」

 

 カズマ、ダクネス、アイリスに任せて、俺、リナ、リア、エーリカ、シエロは先に進む。

 そして、第3階層にまで来ると、レイピアを2本持った四賢神が現れる。

 俺が応戦しようとすると、リアに押し止められる。

 

リア「コイツは、私たちが相手する。」

エーリカ「アンタ達は先に進みなさい!」

シエロ「僕は、2人のサポートです!」

 

 アクセルハーツが残り、俺とリナは先に進んで行く。

 

レイナside

 

 私とジュンは、思念体をストリウスの元に飛ばしていた。

 

ストリウス「貴方も全知全能の書の一部なら、分かっている筈です。この世界に人が生み出した物が何一つない事を。既に終わりは確定しているのです。」

レイナ「それでも!彼らなら……!ウッ!」

ジュン「レイナ!」

 

 倒れそうになる私をジュンが支える。

 尚もストリウスは語り続ける。

 

ストリウス「絶望を希望に変え、何度も立ち上がる彼は、"英雄"と呼ぶに相応しい。今も剣士達は諦めていない。本気で世界を救えると信じている。"神崎零士なら、未来を変えられる"と!残酷な物語です。でも、それで良いのです。最後の希望が打ち砕かれ、絶望の中、結局何も変えられずに死んでいく!これぞ私が思い描いていた、物語の最終章です!!題名は………『救世主の死』!」

ジュン「お前………可哀想だな。」

ストリウス「何ですって……?」

 

 ジュンの放った言葉に、ストリウスが反応する。

 

ジュン「アイツはな、レイナすら知らない物語を生み出したんだ。」

レイナ「そうね………。零士さんなら、未来を変えられるわ。」

ストリウス「黙れ!!」

 

 そう言った途端、激昂したストリウスによって追い出されてしまう。

 そして、あの広場に居た。

 

レイナ「ジュン……。」

ジュン「ああ………!」

 

 私たちは、零士達の元へ。

 

カイトside

 

『サイコーカラフル!』

『習得一閃!』

 

 俺とユーリの闇と光の斬撃波がシミーを薙ぎ払う。

 だが、力を使いすぎて、変身解除する。

 

カイト「これで、全部か?」

ユーリ「恐らくな。」

 

 だが、カイトが疲労して、倒れそうになる。

 すると、上條大地と富加宮隼人とジンの3人が支える。

 

大地「良くやった。」

隼人「後は、任せるよ。」

ジン「少し回復するから、行け。」

 

 ジンさんに回復してもらい、3人は消え去った。

 

カイト「行こう、ユーリ。」

ユーリ「ああ……!」

 

 俺たちは体に鞭打って、先に進む。

 

ミツルギside

 

 神崎零士達を行かせたものの、苦戦を強いられていて、僕達3人は変身解除に追い詰められる。

 

ミツルギ「こんな所で……止まってられないんだ……!」

めぐみん「私だって、止まるわけには行かないんですよ……!」

カリン「行こう……!」

 

 カリンが再変身して、突っ込んでいく。

 

『音銃剣錫音!』

 

 その隙に僕達も再変身する。

 音銃剣錫音から弾丸を発射するものの、跳ね返されて、カリンに命中する。

 

カリン「グッ!ハァァァァ!!」

めぐみん「今です!」

 

 すると、めぐみんが風双剣翠風を投擲して、カリンが弾丸でトリガーを引く。

 

『こぶた3兄弟!』

『翠風速読撃!』

 

 すると、風双剣翠風が幾つもに分裂して、相手の武器を落とす。

 そして、カリンがしがみつくも、カウンターを食らって、変身解除する。

 

カリン「ウワァ!………フフッ!」

ミツルギ「ハァァァァ!!」

 

 そして、僕が壁走りをして、一気に近づいていき、無銘剣虚無のシンガンリーダーに、デザストのアルターブックをリードする。

 

ミツルギ「カラミティ・ストライク!」

デザスト『カラミティ・ストライク!』

 

『永久の悪!』

『無限一突!』

 

 奴の周辺に、大量のグラッジデントが出現して、僕は、グラッジデントを拾いながら、攻撃していく。

 その最中に、デザストも現れて、攻撃していく。

 そして、僕とデザストが挟み撃ちをするかのように、奴に止めを刺す。

 その際に、僕には、デザストが笑ったような気がする。

 そして、奴は爆発して、腰につけていたデザストのマフラーとアルターブックが、役目を終えたかの様に消えていく。

 いつの間にか変身解除していたが、めぐみんは無事の様だ。

 

ミツルギ「カリンさん、大丈夫ですか?」

カリン「私には構わないで、先に行って。」

めぐみん「カリン………。分かりました。行きましょう。」

ミツルギ「そうだね………。」

 

 無銘剣虚無は置いて行って、僕とめぐみんは進んでいく。

 

カリン「少しはマシになったじゃない……。」

 

 そんな呟きが聞こえた気がする。

 

零士side

 

 俺とリナは先に進み、そこには、クオンというロード・オブ・ワイズが居た。

 

リナ「ここは私が……!」

 

『ニードルヘッジホッグ!』『トライケルベロス!』

 

零士「いや、俺も戦う。」

 

 俺は、火炎剣烈火から刃王剣十聖刃へと切り替える。

 

『ゴールデンアランジーナ!』

『クロスセイバー!』

 

 そして、応戦する。

 

カズマside

 

 俺、ダクネス、アイリスは、ハイランダーという個体と応戦していた。

 しかし、別属性に変換する攻撃に押されて、変身解除に追い込められる。

 

カズマ「ダクネス、アイリス。死んでないよな?」

ダクネス「勝手に殺すな。」

アイリス「まだ、行けます……!私は、絶対に諦めません……!」

 

『タテガミ氷獣戦記!』

『玄武神話!』

『スタードラゴン!』

 

カズマ「行くぜ……!」

 

『流水抜刀!』『タテガミ展開!』

『一刀両断!』

『星雲剣恒星!』

 

 俺たちは再変身して、ハイランダーに戦いを挑む。

 

『必殺凍結!』

『流水抜刀!』

『タテガミ氷河斬り!』

 

カズマ「ブリザード・ブレイズ!」

 

 俺はブリザード・ブレイズを発動して、攻撃するが、すぐに炎属性に変えられる。

 だが、ダクネスとアイリスが受け止める。

 

カズマ「2人とも!……あ!めぐみん!」

 

 すると、めぐみんとミツルギが駆けて行った。

 

ダクネス「カズマ!お前はめぐみんの所に行ってやれ!」

カズマ「でも!」

アイリス「私は、ベルゼルグ王国の王女です!こんな所で、死にはしません!」

 

『会心の激土乱読撃!』

『習得一閃!』

 

 ダクネスが大断断を、アイリスが習得一閃技を放ち、応戦している。

 

カズマ「分かった!頼んだぜ!!」

 

 俺は先に進む。

 

リアside

 

 私とエーリカは、ディアゴという個体と応戦していたが、あまりの素早さに、変身解除へと追い詰められる。

 だが、決して諦めていない。

 

リア「エーリカとシエロは………!」

エーリカ「リアとシエロは………!」

「「命に懸けても、私が守る!!」」

 

『昆虫!CHO!大百科!』

『オーシャンヒストリー!』

 

 私とエーリカは再変身して、ディアゴに勝負を挑む。

 

零士side

 

 俺はクロスセイバーに、リナはゴールデンアランジーナに変身していたが、流石は、四賢神の中でも、最強の存在だ。

 攻撃しても、すぐに跳ね返される。

 そして、変身解除へと陥る。

 

リナ「零士!私が食い止めるから、零士は先に進んで!!」

零士「でも………!」

ミツルギ「零士!」

めぐみん「零士!」

 

 すると、ミツルギとめぐみんが目の前に現れた。

 

ミツルギ「コイツは、僕が倒す!」

めぐみん「早く行って下さい!」

 

 すると、リナも立ち上がる。

 

リナ「私達で………でしょ?」

ミツルギ「……足を引っ張らないでくれ。」

めぐみん「貴方が言いますか?」

リナ「精々頑張るわよ。」

 

『ムーンドラゴン!』

『猿飛忍者伝!』

『ランプドアランジーナ!』

『萬月抜刀!』

『双刀分断!』

『黄雷抜刀!』

『ムーンドラゴン!』

『風双剣翠風!』

『ランプドアランジーナ!』

 

 3人は再変身する。

 

リナ「行って!コイツを倒して、必ず追いつくから!!」

 

 3人はクオンに立ち向かう。

 

零士「分かった!頼んだ!!」

 

 俺は、ストリウスの元へと駆け出す。

 

アクアside

 

 私は、何かできないのかと駆け出していたが、誰かが転んでいる。

 

アクア「大丈夫……!?」

 

 それは、成長しているとはいえ、レイナとジュンであるのが分かる。

 

レイナ「アクアさん………。」

ジュン「アクア………。」

 

ストリウスside

 

 どうやら、神崎零士が向かっていますねぇ。

 

ストリウス「物語の結末は、私が決めます。」




今回はここまでです。
遂に始まる最終決戦。
どうなっていくのか……。
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