アクアside
倒れているレイナとジュンを見つけて、起こそうとすると、2人の体が透けている。
アクア「ワンダーワールドが崩壊している影響なの………?」
そう呟いた。
零士side
俺は、仲間達に押されて、何とかストリウスが居る最上階へと到着した。
零士「ストリウス!」
ストリウス「待ってましたよ、私の英雄。」
ストリウスは椅子に座っていた。
零士「お前を倒して、世界を救う!」
ストリウス「貴方に教えてあげましょう。あなたが女神エリスの元で炎の剣士になったのも、その後なしえた数々の勝利も奇跡も、全ては全知全能の書に記された事にすぎない。全ては決まっていたのですから。そして、全てを絶望に変えた上で、滅亡させるのです。」
そう言って、ストリウスは衝撃波を放つ。
俺は吹き飛ばされて、刃王剣で支える。
ストリウス「そう……世界は終わるのです!」
零士「俺は、英雄なんかじゃない。……ただの本好きの剣士だ。誰もがそれぞれの人生、それぞれの物語の主人公だ。俺や仲間達には、かけがえのない物、守りたい物がある。………だから戦うんだ!」
俺はそう宣言する。
ユーリside
俺は、カイトと共に、塔の中へと入り、進んでいく。
すると、カリンを見つけて、治療する。
カリン「カイト……。ユーリ……。」
ユーリ「これで、何とか大丈夫。」
カイト「3人とも、行くぞ……!」
俺たちは足を引き摺りながらも、先へと進んでいく。
途中、消えかけている。
アイリスside
私は、カズマお兄ちゃんを先に進ませて、ララティーナと共に応戦しているけど、やっぱり強いです。
そして、変身解除へと追い詰められる。
ダクネス「アイリス様……!」
アイリス「ララティーナ……!」
止めを刺そうと大鎌を振るおうとするけど、そこに、攻撃が入る。
そこにいたのは、カイトとカリンだった。
肩で支えていた。
だけど、2人に容赦なく攻撃が入ろうとした途端、私たちが2人を抱えて避ける。
ダクネス「カリン………!あの世でも、よろしく頼むな……。」
カリン「そんなの、お断りよ。」
アイリス「行きましょう……!」
カイト「はい………。」
「「「「変身………!」」」」
『一刀両断!』
『銃剣撃弾!』
『闇黒剣月闇!』
『星雲剣恒星!』
敵が振るってきた鎌を、私達の聖剣で受け止める。
だけど、私たちもボロボロで、そこまで動けるわけじゃない。
すると、ララティーナがワンダーライドブックを読み込む。
『ジャッ君と土豆の木!』
すると、蔦が敵に襲いかかる。
そして、私たちが攻撃を喰らいつつも、抑え込んで、カリンが敵の鎌を弾く。
だけど、カリンが吹き飛ばされる。
でも、カリンが音銃剣錫音に力を溜め込んでいた。
私たちは敵を抑え込む。
ダクネス「撃てッ!カリン!!」
アイリス「お願いします!!」
カイト「カリン!!」
カリン「うわぁァァァ!!」
カリンは音銃剣錫音から攻撃を放ち、敵は爆発する。
私たちは変身解除して、変身解除したカリンに向けてサムズアップをして、そのまま倒れ込む。
エーリカside
ディアゴという奴と戦っていた私とリア。
すると、ディアゴに攻撃が当たる。
カズマ「大丈夫か!?」
リア「カズマ!?」
エーリカ「どうして!?」
カズマ「とにかく、加勢するぜ!」
だけど、リアが止める。
リア「お前は一刻も早く、ストリウスの元へと急げ!!」
カズマ「でも……!」
エーリカ「こんな奴、私たちだけでも大丈夫だから!!」
カズマ「………!分かった……!死ぬなよ!」
苦悩していたカズマを先に行かせて、私たちはディアゴと向き合う。
そして、リアが界時抹消で近づき、私も攻撃するけど、即座に躱されて、天井から攻撃を受ける。
シエロ「2人とも!」
リア「大丈夫だ……!」
エーリカ「シエロは危ないから下がって……!」
私はディアゴに向かって煙化して突っ込んで行くけど、躱されて、背後からレイピアを抉る様に突き刺される。
エーリカ「キャアアアア!!」
シエロ「エーリカちゃん!!!」
そして、倒れて、変身解除に陥る。
リア「うわぁァァァ!!これ以上、私を怒らせないで!!!」
リアが連続で界時抹消を行い、背後から攻撃しようとするけど、即座に見抜かれて、時国剣界時をへし折られて、連続で滅多刺しにされる。
シエロ「リアちゃん!!」
エーリカ「リア!!」
リア「…………漸く、捕まえた………!」
リアが決死の覚悟でレイピア2本を抑え込んで、シエロが煙睿剣狼煙と折れた時国剣界時の切先を持って駆け出す。
シエロ「うわぁァァァ!!」
そして、ディアゴは爆散する。
シエロはギリギリ躱せたけど、私とリアは限界だった。
ユーリside
俺は、カイト、カリン、ダクネス、アイリスの4人を治療して、上層階へと進む。
そして、アクセルハーツの元へと着く。
アクセルハーツも治療しようとすると。
シエロ「大丈夫です……!僕もアークプリーストなんです……!この2人は、絶対に死なせません!!」
と、決死の表情で治療していた。
それを見て、俺は上へと駆け出す。
既に消えかかっているが。
めぐみんside
私たちは、零士を上へと行かせて、クオンという個体と応戦していた。
リナとミツルギも、ワンダーコンボとなっているが、押されているとしか言えない状況に陥っていた。
私たちの攻撃も、全て跳ね返されて、倒れる。
すると、ワンダーライドブックが震えだし、色も薄くなっている。
めぐみん「これって、まさか……!」
ミツルギ「時間がないのか……!」
リナ「急いで倒さないと……!」
このままでは、変身を維持出来ない……!
アクアside
レイナとジュンを見つけて、声をかける。
アクア「大丈夫?」
ジュン「ああ……。」
レイナ「でも、このままじゃ世界が……!」
そんな後ろ向きな発言をする2人に対して、私は言う。
アクア「メソメソしない!顔を上げなさい!!そんな所で諦めないで!!」
レイナ「アクアさん……。」
ジュン「アクア……。」
アクア「アンタ達は、何がしたいのよ?」
レイナ「零士さんの助けになる……!」
ジュン「そうだな……!」
2人はそう言って、駆け出していく。
アクア「私にも、やれる事があるよね……!」
そう言って、一旦天界に向かう。
そして、エリスの元へ。
やはり、エリスも消えかかっていた。
エリス「アクア先輩!?」
アクア「ほらエリス!私たちにもやれる事があらでしょ!」
エリス「………分かってますよ!」
私とエリスは、各地のアクシズ教徒の教会とエリス教徒の教会へと呼びかける。
アクア「あなた達には、忘れられない物語はない?」
エリス「今、世界から物語が消えようとしています。物語が消えると、この世界もまた、消えてしまいます。」
零士side
俺は、刃王剣を支えにして立ち上がる。
すると、ストリウスが声を出す。
ストリウス「この世界が終わる前に、いい事を教えましょう。」
零士「………。」
ストリウス「2000年前、私は言葉を紡ぎ、物語を綴る詩人でした。言葉は次々と私の中に生まれ、私は無我夢中で美しい物語を書き続けた。そして、歴史に残る大傑作を書き上げたのです……!フフフ………。」
ストリウスは歓喜に満ちていた表情から、真顔になった。
ストリウス「でも、見てしまったのです……。私が生み出した全ての詩は、『全知全能の書』に既に書かれていたのです。今まで創造したと信じた物は、何もかも与えられた物だった。それを私は書き上げただけだった……。」
零士「ストリウス………。」
ストリウス「人間に創造力など、なかったのです!神崎零士!貴方がこれまで語ってきた物語も、同じです!ただの……模造品に過ぎない!今度は理解しましたか?全てが……無意味だという事を!!宇宙の真理に比べれば、人間などゴミ同然のちっぽけな存在!!何も……変える事は出来ないのです!!」
やはり、ストリウスは知ってしまったのだ。
だからこそ、こんな事を……。
だけど、俺の想いは揺るがない。
零士「確かにな……。人間はちっぽけかもしれないさ。でもな、本には無限の可能性がある。本の中で、人は自由になり、幸せになれる。本を通じて、色んな人たちと出会った。」
そう言うと、俺の脳裏に、これまで出会ってきた人たちが思い浮かぶ。
零士「例え、俺が語ってきた物語が、何かに与えられた物だとしても、どうだっていい。その物語が、想いが、それを読んだ人の中で新しい物語として生き続ける。だからさ、俺は本が大好きなんだよ。」
そう、俺はこれまで、孤児院の子供に物語を語っていた。
それが、その人達に生きるなら、それで充分なんだ。
すると、ストリウスが何かをフラッシュバックするかの様な表情を浮かべる。
ストリウス「いい加減、認めたらどうです……!?いや、認めろォォ!!お前が何一つ生み出していない事を!お前に!新しい物語など作れやしない!!変……身!!」
『KAMENRIDER STORIOUS!!』
ストリウス「私が見届けてやる!お前の死を……この世界の終わりをォォッ!」
ストリウスは激昂して、変身する。
それを見て俺も変身する。
零士「俺は絶対に諦めない!!」
『ブレイブドラゴン!』
『聖刃抜刀!』
零士「変身!!」
『クロスセイバー!』
俺はクロスセイバーへと変身して、ストリウスと交戦する。
お互いに、剣をぶつけ合い、一進一退の攻防を繰り広げる。
ストリウス「ハアッ!」
すると、ストリウスが分身体を生み出す。
俺はすかさず刃王剣をソードライバーに納刀する。
『刃王必殺読破!』
『聖刃抜刀!』
『刃王一冊斬り!』
『セイバー!』
ストリウスの分身体の攻撃を無力化して、刃王創星斬を放ち、分身体を消す。
そして、エンブレムを操作する。
『刃王必殺リード!』
『既読十聖剣!』
『刃王クロス星烈斬!』
刃王クロス星烈斬を発動して、俺の周辺に10本の聖剣が浮かぶ。
ストリウスが斬撃波を放つが、土豪剣激土で防御する。
ダクネス『変身!』
刃王剣をソードライバーに納刀して、音銃剣錫音を構える。
カリン『変身!』
音銃剣錫音から、音の斬撃波を放つが、ストリウスはそれを躱す。
すかさず、闇黒剣月闇と光剛剣最光を持って飛び上がる。
カイト、ユーリ『変身!』
闇黒剣月闇と光剛剣最光の2本で、ストリウスの背後にブラックホールを生成するが、ストリウスに無力化される。
ストリウスはマントら辺から触手を伸ばしてくるが、風双剣翠風で防御する。
めぐみん『変身!』
そして、ある程度触手を刻み、風双剣翠風をストリウスに投げつける。
しかし、ストリウスは剣で風双剣翠風を弾く。
俺は煙睿剣狼煙を取り出す。
エーリカ『変身!』
煙睿剣狼煙の力で、ストリウスの周辺に煙幕を張る。
そして、上空から時国剣界時を振り落とす。
リア『変身!』
零士「ハァァァァ!!」
俺は水勢剣流水と雷鳴剣黄雷を手に、ストリウスに駆け出す。
カズマ、リナ『変身!』
水と雷の斬撃波を放ち、ストリウスを吹っ飛ばす。
ストリウスは反撃と言わんがばかりに、黒い波動を放ってくる。
俺は、火炎剣烈火と刃王剣十聖刃で防御する。
零士「………!物語は、消えはしない!!」
そう言って、黒い波動を打ち消す。
ストリウス「いいえ、消えるのですよ。ワンダーワールドの消滅と共にィィィッ!」
『GRIMOIRE READING!』
『THE END OF THE WORLD!』
すると、ジ・エンド・オブ・ザ・ワールドを発動して、ワンダーワールドの消滅を進める。
俺はストリウスを刃王剣十聖刃と火炎剣烈火で抑え込む。
しかし、世界の荒廃はどんどん進んでいく。
ストリウス「どんなに足掻こうが、結末は変わらない!」
零士「世界を終わらせはしない!」
『刃王必殺リード!』
『既読十聖剣!』
『刃王クロス星烈斬!』
刃王クロス星烈斬を発動した刃王剣十聖刃を塔の後ろにある巨大な剣に突き刺す。
これで、多少は進行を遅らせるはず……!
だが、次第に押されて、変身解除される。
ストリウス「消えろ!神崎零士ィ!お前には何も変えられない!消えろォォォッ!」
零士「うわぁァァァ!!」
ストリウスによって、穴に落とされていく。
今回はここまでです。
次回、決着の時。