この聖なる刃に祝福を   作:仮面大佐

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110話 始まる、それぞれの物語

零士side

 

 俺たちは、ノーザンベースでのんびりと過ごしていた。

 バカンス気分を味わいながら。

 そこに居たのは、俺、カズマ、リナ、ダクネス、めぐみん、カリン、カイト、ユーリ、ミツルギ、ソフィア、アクアだ。

 ユーリが俺が作ったかき氷を食べていた。

 

ユーリ「ふぅむ。奇怪な食べ物だが美味い。」

ミツルギ「アクア様、どうぞ。」

アクア「ありがと。」

ミツルギ「あの、アクア様……。」

 

 たが、アクアはジュースを飲んでいた。

 リナ、ソフィア、ダクネス、カリン、カイトが乗り出していたが、即座に戻す。

 

零士「それで、これからどうするんだ?」

ソフィア「幾つが行方が分からないライドブックがあるので、組織はこのままにします。」

ダクネス「そうだな。私も、そろそろ領主の仕事をお父様から受け継がなければならなそうだしな。」

カリン「私は、新たな聖剣を創るわ。」

カイト「闇黒剣月闇でまだまだ戦っていくさ。」

リナ「皆、それぞれの道を歩むのね。」

めぐみん「そうですねぇ。」

カズマ「そうだな……。」

 

 俺も、どうするか考えるか。

 すると、ミツルギが立ち上がった。

 

ミツルギ「アクア様!話があります!!」

アクア「え……何?」

 

 俺たちの視線が、ミツルギとアクアに向かっていき、ミツルギが口を開こうとすると。

 

リア「居るか?」

ゆんゆん「あ、あのめぐみん居ますか……?」

 

 そう、アクセルハーツとゆんゆんが入ってきたのだ。

 それを見て、ミツルギが口を閉じて、俺たちは椅子を叩く。

 

めぐみん「で、何の用ですか、族長さん?」

ゆんゆん「あ、そうだった……。」

 

オルテカside

 

 どうやら、違う世界にはつけたようですね。

 ここなら、リバイスも来れないでしょう。

 そして、1人の男性に声をかける。

 

オルテカ「貴方の悪魔を解き放ちましょう。」

 

 そう言って、プロトバッタバイスタンプを渡す。

 そして、バッタデッドマンが現れる。

 

オルテカ「グラシアス・デッドマンズ。」

 

零士side

 

 リアの伝言は、俺に会いたいという人が居るらしく、会いに行っていた。

 名前はケイというらしい。

 

ケイ「いやぁ、まさか世界を救った剣士である貴方に会えるなんて、光栄です!」

零士「いやぁ……。」

ケイ「あ、あの!サイン下さい!!」

 

 と、本を出してくるので、俺なりのサインを書く。

 

零士「はい。」

ケイ「ありがとうございます!これ、一生の宝にします!友達にも見せたいなぁ……!」

零士「じゃあ、今度連れて来てくれ。」

ケイ「あ、はい………。」

リナ「?」

 

 その後、あの広場の近くにリナと共にいく。

 

零士「それにしても、いい天気だなぁ。」

リナ「そうね。」

 

 そうやって寝っ転がっていると。

 

???「キャアアアア!!」

「「!?」」

 

 悲鳴が聞こえて起きると、そこには女性に襲いかかるバッタみたいな化け物が居た。

 

リナ「メギド!?」

零士「メギドじゃないな。」

 

 メギドではないが、助けに行く。

 

「「変身!!」」

 

『ブレイブドラゴン!』

『ランプドアランジーナ!』

 

 俺たちはすぐさま変身して、その怪物に立ち向かう。

 すると。

 

???「この解放感、きもてぃーーー!!大暴れしちゃうもんねぇ!!とぉー!!」

???「臭っ!」

「「臭っ!」」

 

 謎の仮面ライダーが、オナラをしながらそのバッタの怪物に襲い掛かる。

 だが、バッタの怪物が跳躍して、逃げられる。

 

???「ちょっと待ってったら!ああ、もう飛んでいかないで!!」

「「誰?」」

???「俺っちの獲物を横取りする気か!?」

リナ「え!?何の事!?」

 

 と、今度は八つ当たり気味にこちらに攻撃してくる。

 どうすればいいのかと戸惑っていると。

 

???「こらー!!やめろ!バイス!!」

バイス「あ。やべ!もう見つかっちゃった!」

 

 もう1人仮面ライダーが現れて、跳躍する。

 

「「誰!?」」

???「コラ!お前、今この人達に攻撃しようとしただろ!」

バイス「してない!してない!あー!バッタが逃げた!バッタが逃げた!」

???「しょうもない嘘をつくな!!」

リナ「あれ、居ない………。」

零士「どこ行った!?」

???「え、あ。本当だ。」

バイス「だから言ったじゃねぇかよ!」

 

 と、ピンクで牙がついてる仮面ライダーが、もう片方に乗り掛かっていた。

 

リナ「今のは一体何なの?」

???「誰しもが心に宿してる悪魔です。」

リナ「悪魔?」

 

 すると、ピンクの仮面ライダーが変身解除して、もう片方が彼に吸い込まれる。

 

イツキ「俺はイツキ=フィフティゲイル。」

バイス(俺っち、バイスです。)

イツキ「こいつ……こいつと一緒に、人間から解放された悪魔、デッドマンと戦っているんです。」

リナ「独り言……?」

零士「で、どいつ?」

イツキ「俺はさっきの追うから、後は任せて!」

 

 そう言って去っていった。

 思い出したが、アレは仮面ライダーリバイとバイス、2人合わせてリバイスだ。

 だが、俺の記憶が正しければ、リバイの変身者は五十嵐一輝の筈………。

 別の世界から来たという事か?

 名前的に、リ・イマジネーションの五十嵐一輝と考えるべきか?

 そんな事を考えながら変身を解くと。

 

???「アアアーッ!神崎零士さん!」

 

 その後、屋敷に連れて行って、アクアに治療してもらった。

 彼女はミコと言うらしい。

 

ミコ「まさか、零士さんに会えるなんて……!」

カズマ「ところで、何で零士に関してそんなに詳しいんだ?」

ミコ「はい。零士さんに憧れて、剣士を目指しているんです!あの場所は、零士さんの聖地らしくて、幼馴染と会う約束をしてたんです。」

リナ「幼馴染?」

ミコ「はい。タクトとケイって言うんです。」

 

 ミコはそう言って、写真を見せて来た。

 片方は、先程来た青年だ。

 

リナ「この子って、さっきの……。」

零士「あの怪物は、君を狙っていた。その理由に心当たりは?」

ミコ「無いですよ。あんなモンスター見た事ないですし。……あっ。」

ダクネス「どうしたのだ?」

ミコ「タクトとケイとあの場所で会う約束だったんですが……。連絡が無くて。」

リナ「じゃあ、ケイと会ってくるわ。」

零士「俺はタクトだな。」

めぐみん「なら、彼女はここで保護しましょう。」

カズマ「そうだな。」

 

 そして、俺はタクトの元へ。

 

タクト「モンスター!?………ミコは無事なんですか!?」

零士「無事だ。でも、またそのモンスターが襲ってくる可能性がある。」

タクト「分かりました。今日は帰ります。会わずに帰ろうと思ってたので。」

零士「約束じゃないのかい?」

タクト「そうなんですけど……。今、会うと寂しくなりそうだから……。俺、明日から親の仕事の関係で引っ越すんです。だから、アイツらとは離れ離れになりそうで……。」

零士「こら。約束は守らないと、きっと後悔しちゃうぞ。」

タクト「え?」

零士「身近に幼馴染がいる人がいるから分かるんだ。昔からも、これからも変わらない。それが幼馴染だと俺は思うよ。」

 

 そう、リナにレイナ、ジュンは離れていても繋がっているのだ。

 コイツらもそうだと思う。

 

タクト「俺、行きます!」

零士「分かった。」

 

リナside

 

 私は、ケイ君の自宅前にて。

 

ケイ「約束の場所………。」

リナ「行かないつもりだったの?」

ケイ「皆と会うのが気まずくて……。」

リナ「どうして?」

ケイ「タクトは立派な商人になろうとして、ミコは剣士になろうとしてる。でも……僕には何も無いんです。僕だけ取り残されてそうで……。」

リナ「それでも、約束は守らないと、きっと後悔するよ。どんなに離れてたって、心と心は繋がってるんだから。」

 

 そう、私とレイナとジュン、この3人は離れているけど、心は繋がってる。

 そう信じてる。

 

リナ「それに、目的なんて、これから見つければいい。もしかすればすぐ身近にあるものかもしれない。幼馴染の絆のように。」

ケイ「そうですね。そうですよね。」

リナ「あ。ミコちゃんなら、怪物から避難して安全なところに居るから。」

ケイ「怪物……?ミコを襲った……?」

リナ「どうしたの?」

 

 何か、様子が変だ。

 聞いてみよう。

 

ケイ「知らなかったんです。怪物が生まれるなんて……。」

 

 彼曰く、オルテカを名乗る怪物が、スタンプを渡して来たらしい。

 彼はそのスタンプを渡す。

 

ケイ「お願いします。怪物から皆を、タクトを守って下さい!」

リナ「ええ。約束するわ。」

 

零士side

 

 俺とタクト君は、その広場に着いた。

 すると、バッタデッドマンが現れた。

 

零士「大丈夫。君は下がってて!」

 

 そして、そこにミコ、アクア、ミツルギ、カズマ、ケイ、リナがやって来た。

 

ミコ「2人とも、大丈夫?」

ケイ「ごめん。俺……俺……。」

タクト「ごめん……俺、本当は来ないつもりだったんだ……。」

 

 すると、ミコが2人に蹴りを入れる。

 

ミコ「アンタ達、本当にバカね。」

 

 それを見て、ホッとした。

 

零士「リナ!」

リナ「ええ!」

 

『ブレイブドラゴン!』

『ランプドアランジーナ!』

『烈火抜刀!』

『黄雷抜刀!』

 

「「変身!!」」

 

『ブレイブドラゴン!』

『ランプドアランジーナ!』

 

 俺とリナは変身して、バッタデッドマンと交戦する。

 すると。

 

イツキ「バイス!一気に行くぜ!」

 

『レックス!』

 

アクア「えっ……誰……?」

 

『Come On!レ!レ!レ!レックス!』

『Come On!レ!レ!レ!レックス!』

 

イツキ「変身!!」

アクア「アアアーッ!判子出た!」

 

『バディアップ!』

『オーイング!ショーニング!ローイング!ゴーイング!』

『仮面ライダー!リバイ!バイス!リバイス!』

 

イツキ「来い!バイス!!」

バイス「あいよ!!」

アクア「ああー!アイツ悪魔じゃない!」

カズマ「どゆこと?」

ミツルギ「さ、さあ……?」

???「あのカラフルなのがリバイ。黒いのがその相棒の悪魔バイス。スタンプの力で悪魔を解き放ち変身する、新たな仮面ライダーさ!」

 

 と、平成ライダーの顔がプリントされたスマホを持ち、服にはゼロワンとセイバーの人形をぶら下げる人物が現れた。

 彼はジョージ=カリザキ。

 

カリザキ「令和ライダーの共演!実にワンダホー!!」

 

 と、ジョージ・狩崎似の人物まで現れる。

 俺はエスパーダ、リバイ、バイスと連携を取りつつ、攻撃する。

 バッタデッドマンが逃げようとすると、バイスが尻尾で叩き落とす。

 

バイス「サメちゃんカモン!」

アクア「あ!1人になった!」

イツキ「行くぜ!」

 

『メガロドン!』

『Come On!メガロドン!』

『Come On!メガロドン!』

 

アクア「えっ!?サメ!?」

 

 オーバーヒートしたのか、カズマとミツルギが気絶する。

 

アクア「あ!また2人になった!」

 

 すると、2人が起き上がる。

 

『バディアップ!』

『潜るドンドン!ヨーイドン!ドボン!メガロドン!』

『通りすがりのハハハハンター!』

 

バイス「目がサメるとはまさにこの事!」

 

 すると、リバイスは絶滅した巨大なサメのメガロドンと、世界の破壊者こと10番目の平成ライダー、仮面ライダーディケイドがモチーフになったメガロドンゲノムになる。

 

アクア「アレ?て言うか、ディケイドに似てないかしら?」

カズマ「え?あ。ほんとだ。ディケイドに似てるな。」

バイス「ハッ!この小説を見てるそこの貴方!俺っちの格好いい所を見て!」

イツキ「お前、誰に向かって話してんだ!」

 

 そんな事を言いつつ、2人はバッタデッドマンに攻撃する。

 そして、2人は必殺技を放つそうだ。

 

『メガロドン!スタンピングフィニッシュ!』

 

 必殺技を放ち、バッタデッドマンが怯む。

 

零士「リナ。」

リナ「フフフ……。零士!」

「「物語の結末は……俺(私)達が決める!」」

 

『『必殺読破!』』

『烈火抜刀!』

『黄雷抜刀!』

『ドラゴン!』

『アランジーナ!』

『『一冊斬り!』』

『ファイヤー!』

『サンダー!』

 

「「ハァァァァ!!」」

 

 俺たちの一閃で、バッタデッドマンが爆散する。

 

ケイ「これ、餞別だよ。零士さんのサイン本。」

ミコ「ええ〜。ていうか、助けてもらった時にもう貰ったのよ。」

タクト「ハハハ…ありがとう。ありがとう。俺、あっちでも頑張るよ!」

ケイ「応援するよ!俺も2人には負けていられないな!」

ミコ「離れていても、幼馴染の絆は不滅ね!」

「「「イエイ!」」」

 

 俺たちがそれを微笑ましく見ていると、イツキがやって来た。

 

イツキ「あの、バイスタンプって奴、見ませんでしたか?」

リナ「ああ。これの事?」

イツキ「そうそう!ありがとうございます!」

 

 イツキがバイスタンプを受け取って、カリザキに渡す。

 

イツキ「カリザキさん。」

カリザキ「バッタのバイスタンプか。これもナ〜イスなんだけど、当面欲しいのは、あの十種のバイスタンプだね。そっちの回収も宜しく頼むね。」

バイス(10?めんどくせ〜!俺っちご褒美くれないと頑張らないー!)

イツキ「おい、それでもヒーローかよ!?」

バイス(風呂入らしてー!)

イツキ「悪魔が風呂に入ってどうすんだ!?」

バイス(イツキ何言ってんのか分かんなーい!)

 

 と、側から見ると独り言を言っているイツキを呆然と見ていると。

 いつの間にかユーリが来ていた。

 

ユーリ「悪魔なのに、マスクしてるなんて、変わってるなぁ……。」

バイス(えっ。お前、俺っちが見えるの?)

アクア「そうだったわ!その悪魔を浄化しないと気が済まないわ!!」

カズマ「やめろよアクア!すいません!ウチのバカがすいません!!」

イツキ「いえいえ。………そうだ。これ、ウチの銭湯。一っ風呂浴びたい時にはぜひ!」

 

 と、配られたチラシには、『しあわせ湯』と書いてあった。

 

零士「今度、遊びに行くよ。」

リナ「ええ。」

カズマ「行っていいか?」

イツキ「じゃあ、協力してくれてありがとうございました!……お湯?……そうだ!銭湯のお湯沸かさなきゃ……!」

零士「またなー!」

バイス(ヘイ!次回からは、こことは違う世界で俺っち達が大活躍するぜ!!皆、絶対見てくれよな!!)

ユーリ「光あれ!」

アクア「ゴッドブロー!」

バイス(なぁ!止めて!光と拳はやめて!あーーっ!)

ユーリ「決まったな。」

バイス(何てね〜、嘘だよ〜ん!はい!!)

 

 すると、周囲が臭くなった。

 その後、ミツルギがアクアに告白するも、玉砕して、ソード・オブ・ロゴスを結成して、俺にカズマ、ユーリ、ソフィアの評議員制を取る事になった。

 俺たちの物語は、これからも紡がれていくんだ!

 




今回はここまでです。
遂に完結。
賢者の孫とリバイスの小説は、しばらくしたら投稿します。
シンが変身する仮面ライダーですが、仮面ライダーベイルの使うバイスタンプが、カブトムシなので、ビートルからセミに変更します。
ちなみに、賢者の孫とリバイスの小説のジョージは、原作リバイスからの転生者です。
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