久しぶりにこの小説を書いたので、若干キャラ崩壊が入ってるかもしれません。
第1集 ダンス本番、その前に。
ある日、エンディングダンスの練習をしていた、零士、カズマ、アクア。
零士「皆、これからダンスの撮影だけど、その前に確認させてもらっていい?難しい所があってさ。」
アクア「良いわよ。ところで、カズマって、ダンスの経験あるの?」
カズマ「ん?ねぇよ。」
零士「即答だな!」
アクアの問いに、即答するカズマ。
零士は驚く。
アクア「そもそも、ダンスが本来どういう物か知ってるの?」
カズマ「知らねぇよ。」
零士「逆にアクアは知ってるのか?」
アクア「私を誰だと思ってるのよ。太古の昔から、神々に捧げる舞の事よ!つまり、アンタ達も、私に踊りを捧げなさい!」
零士「あ、大丈夫です。」
カズマ「さて、やるぞ。」
アクア「あとさ、零士が確認したいの、分かるわよ。アソコは確認しておきたかったのよ。」
カズマ「そうだな、俺も確認しておきたかったし。」
零士「本当?じゃあ、やるよ!せぇーの!」
3人は踊り出す。
だが、各々が違う部分を踊っていた。
それに零士は戸惑い、声を上げる。
零士「あれ?全然違うじゃん!」
アクア「よし!本番行きましょう!」
零士「いやちょっと待って!今、バラバラだったから!確認出来てないから!」
カズマ「ああ、あの腕を回す所だろ?確か、新井式回転抽選器だったな。」
零士「え!?何!?新井式!?」
アクア「ああ、ガラガラの事でしょ?」
カズマ「ああ、一度調べた事があってな。それで覚えてる。」
零士「分かった、分かった!この部分の意味は、大きな力に飲み込まれそうになることに抗うっていう意味があって………!でもまあ、覚え方は人それぞれか。」
零士はカズマのボケに突っ込もうとするが、思い直して、突っ込むのをやめる。
アクア「よし、本番行きましょう!」
零士「いや、ちょっと待ってって!まだ何も確認出来てないし!俺が確認したい所はそこじゃなくて………!」
アクア「あっ!私、ここを確認しておきたかったのよ!」
零士「えっ………!?分かった。なら、そこから確認しようか。」
カズマ「なら、俺がカウントするぜ。アン、ドゥ、トロワ、カトル。アン、ドゥ、トロワ、カトル。」
カズマのフランス語のカウントに、零士は堪えきれずに突っ込む。
零士「ちょちょちょちょっと待って!何それ?」
カズマ「カウントだ。」
アクア「確か、フランス語のカウントよね?何か問題あるの?」
零士「いや、あんまり聞き覚えないし………。ていうか、カズマ、フランス語知ってるのか?」
カズマ「いや、俺が転生する前にやってたネットゲームで、フランス語のカウントをよく使う奴がいてな。」
零士「あっ、そ、そっか………。」
アクア「まあ、聞き慣れないのはそうね。それじゃあ、本番行く?」
零士「何でそうなるの!?アクアが確認したいんでしょ!?」
アクア「あぁ、そうだった!それじゃカズマ、普通のカウントにして?」
カズマ「分かった。1、2、3、4。ファンデヴ、ファンデヴ、パラードフォウ!ファンデヴ、ファンデヴ、パラードフォウ!」
カズマの突然のフェンシング用語に、零士は戸惑い、再び突っ込む。
零士「ちょーっと!ちょっと、ちょっと!」
カズマ「うん?」
零士「ごめん、何を言ってるの?」
カズマ「ああ、フェンシング用語だ。マルシェしながらファンデヴしてパラード。ファンデヴ、ファンデヴ、パラード。ファンデヴ、ファンデヴ、パラード。」
零士「うん、ここは、色んな剣の動きを意味する踊りだから、カズマがフェンシングで例えるのなら、それで良い!………ていうか、またネトゲ関連か?」
カズマ「ああ。フェンシング用語を言いまくる奴がいてな、それで覚えちゃったんだよ。」
零士「ああ、なるほど。」
アクア「よし、本番行く?」
本番に是が非でも行こうとするアクアを、零士は止める。
零士「いや、待ってって!俺が確認したい所が確認出来てないから!」
アクア「どこなのよ?」
零士「この剣を振る動きだよ!ここをちゃんと合わせたくて。」
アクア「大丈夫よ。よし、本番行こう!」
零士「待って!確認させて!」
カズマ「俺は、右肩口から大きく袈裟斬りする様なイメージだな。」
零士「ああ、うん。うん?」
アクア「よし、本番行こう!」
零士「待ってって!確認させて!」
零士がそう言うが、アクアはそれを無視してスタッフに何かを頼み込む。
アクア「あっ、スタッフさん、今のフリの時、上から紙を振らせて下さい!」
カズマ「良いな!変身の掛け声の時にもお願いします!」
アクア「スタッフ〜!」
カズマ「スタッフ〜!」
アクア「スタッフ〜!」
カズマ「スタッフ〜!」
零士「ねぇ、何やってんの!?2人揃って!」
アクア「あっ!ここらへん寂しいから、脚立起こっか!」
零士「ちょっと!勝手に動かさないで!」
アクア「よぉ〜し!本番行きましょう!」
零士「ちょっと!マイペースすぎるよ!もう時間無くなるから、確認させて!」
アクア「ええ〜。確認したいの?それを早く言いなさいよ。」
アクアのその言葉に、零士は叫ぶ。
零士「さっきからそう言ってるよ!なのに聞いてくれなかったのは君たちじゃないか!ちなみにね、アクアの立ち位置だけどね、そこじゃなくてここだから!そこ、俺の立ち位置だから!」
カズマ「マルシェ。」
零士「分かってる!?」
カズマ「マルシェ。」
零士「いちいちフェンシング用語使わなくて良いから!」
零士が前に進みながらそう叫び、カズマのボケに零士が突っ込む。
アクア「零士!時間ないから早く確認しましょうよ!」
零士「ううう………!だから君たちが………やってくれるのなら、それで良い!」
アクアのマイペースっぷりに、遂に零士は匙を投げた。
すると、アクアは零士を見ながら口を開く。
アクア「あっ、零士。もっとカラフルな衣装の方が良いんじゃない?」
零士「えっ?」
アクア「人気出ないわよ。よし、衣装チェンジしよう!」
零士「待って!そんな時間ないから!」
アクア「スタッフさん、衣装チェンジ入りまーす!」
零士「本当に待って!衣装変えてたら、すぐに本番になっちゃうから!」
カズマ「…………これはつまり、衣装を超えた先に本番はある!………だな。」
零士「ちょっと!その言い方やめて!『覚悟を超えた先に、希望はある!』みたいな感じで言うのやめてくれ!」
アクア「零士、時間ないわよ!スタッフ〜!」
そう言って、アクアは衣装小屋へと引っ込む。
零士「え!?スタッフって、俺の事!?ああもう!こうなったら、ぶっつけ本番だ!俺がやる時はやる男だって、見せてやる!立ち位置は譲らないからなぁ!」
そう言って、零士も衣装小屋へと向かって行く。
その場に残されたカズマは。
カズマ「俺の踊りが上手いことを、めぐみんやアイリスに見せてやる。フフフッ。」
その後、本番になり、無事に成功した。
今回はここまでです。
短編活動萬画集って、面白いですよね。
何度も言いますが、久しぶりに書いたので、キャラ崩壊があるかもしれません。
次回予告
レジエル「Is this a cat or dog?」
ストリウス「No. This is trailers of the short anime.」
ズオス「何なんだ、この会話!」
別冊 この聖なる刃に祝福を
短編活動萬画集
第2集 ロック、シザーズ、ペイパー。
賢者の孫とリバイスの小説を、賢者の孫寄りにするべきか。
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変えるべき
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そのままで