ベルディアの襲来から翌日。俺は、カリンとダクネスを連れてダンジョンに来ていた。
遡る事数時間前。ノーザンベースにて。
零士「よし、ダンジョンに行くぞ!」
「「「「「「「!?」」」」」」」
俺以外が全員驚いていた。
めぐみん「零士、今すぐあのデュラハンの所に行かなくていいんですか?」
カズマ「あいつ、今なら油断しているはずだからな。」
そう言う事か。
だが、今はダメだ。
零士「いや、あいつはかなり高いステータスを有しているだろう。今の俺たちじゃとても変身しないと勝てない。」
リナ「?それでいいじゃない。」
零士「いや、あいつと同じくらい強くならないとダメだと思う。それにあいつは奥の手を隠してそうだしな。」
カリン「………考えすぎじゃ無い?」
カイト「いや、零士の言う事には一理ある。生身の状態でもあいつを追い詰めなければ、いざ、奥の手を出されて全滅する可能性もある。」
ソフィア「そうですね。確かに今、この場にセイバー、ブレイズ、エスパーダ、バスター、剣斬、スラッシュ、カリバーがいるとは言え、奥の手で全滅されては困りますね。それにメギドを持っている可能性もあります。」
零士「カイトとソフィアの言う通りだ。備え有れば憂いなしっていうだろ。」
全員、納得してくれたようだ。
めぐみん「それで、実際、何をしますか?」
零士「あいつは、一週間の猶予をくれた。」
カズマ「?一週間?何でだよ。」
あいつは、俺に一週間後に死ぬ呪いをかけた。だが実際には解呪された訳だが。
あいつは、解呪された場面は見ていない。少なくとも真面目なベルディアが少なくとも一週間は待ってくれる。それを伝えると。
めぐみん「なるほど。一週間の間に強くなってしまおうという事ですね。」
零士「あぁ。多分、一週間も来なかったら、あっちから来るだろうし。」
会議を終えて、対ベルディア戦に動き出した。
まず、ギルドに報告して、王都からの救援をお願いした。
戦法も、ベルディアには俺達仮面ライダーが相手をし、その他の相手を後の冒険者に任せるという事にした。
カズマは、リナ、カイトの2人を連れてキールダンジョンに向かった。
レベルが1番高いめぐみんは、アクアと共にベルディアについての調査をお願いした。ステータスカンストしているアクアは知力がもう上がらないと知り、少し泣いた。
で、ダクネスとカリンの2人と共にソフィアから依頼されたダンジョンへと向かう事にした。
ダクネスは拗ねていたが。
ダクネス「………。」ツーン
零士「おい、ダクネス?」
ダクネス「………。」
カリン「ダクネス、ちょっと言ってくれなかったからってそれは無いでしょ。」
ダクネス「なんで言ってくれないんだ。」
零士「いやぁ、俺が起こした問題だし。」
ダクネス「だからって何故行かせなかった!」
零士「俺が問題を起こしたのにお前に呪いをかけさせるわけにもいかんだろ。大切な仲間なんだからな。」
ダクネス「!!そ、そうか。」
零士「……ちょろいな。」
カリン「……それ、本人に言わないでよ。」
ちなみに何故ソフィアが依頼したかと言うと、このダンジョンに、ワンダーライドブックと聖剣の反応があったかららしい。
その為、回収を依頼したいと言う事だ。
でも、俺の知ってる聖剣じゃないとすると、この世界ならではの聖剣と言う事か。
考えている内に、ダンジョンに到着した。
ギルドの方からも、このダンジョンの調査クエストを受け取った。
ー現在ー
ダンジョンに入る前に変身をしておく事にしよう。ダクネスとカリンにも変身する様に言っておいた。
『ブレイブドラゴン!』
『玄武神話!』
『ヘンゼルナッツとグレーテル!』
ダクネスとカリンはストーリーページを開いて朗読文を流した。
『かつて四聖獣の一角を担う強靭な鎧の神獣がいた…。』
『とある森に迷い込んだ小さな兄弟のおかしな冒険のおはなし…。』
俺達はそれぞれのスロットにワンダーライドブックを装填した。
待機音が鳴り始めたので変身する。
『烈火抜刀!』
『玄武神話!』『一刀両断!』
『ヘンゼルナッツとグレーテル!』『銃剣撃弾!』
「「「変身!」」」
『ブレイブドラゴン!』
『烈火一冊!勇気の竜と火炎剣烈火が交わる時、真紅の剣が悪を貫く!』
『ブッた斬れ!ドゴ!ドゴ!土豪剣激土!』
『激土重版!絶対装甲の大剣が北方より大いなる一撃を叩き込む!』
『銃でGO!GO!否! 剣でいくぞ! 音銃剣錫音!』
『錫音楽章!甘い魅惑の銃剣が、おかしなリズムでビートを斬り刻む!』
これで、ダクネスは土の剣士、仮面ライダーバスター、カリンは音の剣士、仮面ライダースラッシュへと変身する。
ダクネス「これが仮面ライダーか!」
カリン「凄いわね!」
零士「さぁさお2人さん。さっさとワンダーライドブックと聖剣を回収するぞ。」
俺達は、最深部に向かって進んでいった。
トラップがあったり、モンスターの襲撃もあったが、俺達はどんどん突き進んでいった。
カリンは、最初こそ、銃奏モードの扱いには苦戦していたが、適応していった。
だが驚いたのはダクネスの方だ。剣を使うと、必ずスカだったダクネスが、当たる確率が上がっていた。恐らく、ソードローブの力で補正しているのだろう。
カリンもダクネスが剣を当てられている事について、『あの、ダクネスが…!?』ととても驚いていた。
ダクネス本人も当たる快感に喜んでいた。
俺は恐らく両手剣スキルを習得すればさらに上がるだろうと推測している。
そうこうしている内に最深部に到達し、目の前に巨大なゴーレムが現れた。
俺達は、別のワンダーライドブックを取り出して起動する。
『西遊ジャーニー!』
『ジャッ君と土豆の木!』
『ブレーメンのロックバンド!』
それぞれのストーリーページを開き、朗読文が流れる。
『とあるお猿さんの冒険記、摩訶不思議なその旅の行方は。』
『とある少年がふと手に入れたお豆が巨大な木となる不思議な話……。』
『とある戦いを強いられた動物たちが奏でる勝利の四重奏。』
カリンは音銃剣錫音を銃奏モードにする。
『銃奏!』
ワンダーライドブックを装填し、フォームチェンジをする。
『烈火抜刀!』
『ジャッ君と土豆の木!』『一刀両断!』
『ブレーメンのロックバンド!』『銃剣撃弾!』
『奇跡の西遊ドラゴン!』
『烈火二冊!ウッキウキのお猿も加わり、火炎の剣が舞い踊る!』
『ドゴ!ドゴ!土豪剣激土!』
『激土重版!絶対装甲の大剣が北方より大いなる一撃を叩き込む!』
『剣で行くぜ!NO!NO!銃でGO!GO!BANG!BANG!音銃剣錫音!』
ゴーレム「ガァァァ!!」
カリン「ガァガァ、うるせぇ!ここからは私の最高のサウンドでいくわよォォォ!」
ダクネス「カリン!?」
やっぱりかぁ。ブレーメンのロックバンドの力で抑えられていた好戦的な性格が出てるよ。
カリン「フゥゥゥーーー!!!」
ダクネス「カリンもテンションが高くなる事はあるが、あんなに高くなるのか?」
零士「まぁ、ブレーメンのロックバンドの力であぁなってる。」
カリン「ちょっと、2人とも、必殺技決めるぜェェェェッ!」
零士、ダクネス「あ、はい。」
『ブレーメンのロックバンド!』『イェーイ!』
『玄武神話!』『ドゴーン!』
『必殺読破!』『烈火抜刀!』
カリン「ガンズ・アンド・ミュージック!」
ダクネス「大旋断!」
零士「火炎十字斬!」
『錫音音読撃!』『イェーイ!』
『激土乱読撃!』『ドゴーン!』
『ドラゴン!西遊ジャー!』
『二冊斬り!』
『ファ・ファ・ファイヤー!』
3人の仮面ライダーの必殺技が巨大ゴーレムに命中し、爆散した。
カリン「私の剣は響きが違うわよォォォ!!エクスプロージョン!!」
ダクネス「片付いたな。」
零士「そうだな。」
俺達3人は開いた部屋に向かい、そこにあったのは、二振りの聖剣と、4冊のワンダーライドブックだった。
聖剣のタイプは、一本は火炎剣烈火、水勢剣流水、雷鳴剣黄雷と同じく、聖剣ソードライバーに納刀するタイプで、もう一本は闇黒剣月闇と同様、根元にシンガンリーダーと思われる速読器が付いている物だった。
ワンダーライドブックの名称は、神獣の物が『スタードラゴン』と『ムーンドラゴン』、生物の物が『エクストリームラビット』、物語の物が『銀河特急の夜』が置かれていた。
そしてメモが机に置いてあって、聖剣の名前がソードライバータイプのが、『月光剣萬月』、単独の物が『星雲剣恒星』である事が判明した。
そして変身する仮面ライダーの名前は月光剣萬月の方が『仮面ライダーグラム』、星雲剣恒星の方が『仮面ライダーグラディウス』と記載されていた。
カリン「これが回収する聖剣とワンダーライドブック?」
零士「あぁ。まさか2振りあるとはな。」
ダクネス「なら、早く回収しよう。」
変身解除した俺達は、聖剣とワンダーライドブックを持ってブックゲートでノーザンベースへと帰還した。
俺の知らない聖剣。一体誰が2本の剣に選ばれるのだろうか。
今回はここまでです。
その2振りの聖剣は一体誰を選ぶのか。
それは今後のお楽しみです。
賢者の孫とリバイスの小説で、原作キャラは変身させるべきか。
-
変身させる。
-
変身させない。