少し、このすばとの設定と矛盾が生じますが、ご了承下さい。
これは、ある日のノーザンベース。
リナ、カイト、カリン、ダクネス、めぐみんが集まっていた。
ソフィア「皆さん、困った事になりました。」
そう言って、ソフィアが出ようとするが、本棚が途中で止まってしまう。
ダクネス「ん?止まった。」
リナ「ソフィア様、どうしたんですか?」
ソフィア「見ての通りです。本棚から出られなくなったんです。」
「「「「「ええっ!?」」」」」
カリン「一体どうして!?」
カイト「どうなってんだ!?」
ソフィア「実は………。」
めぐみん「引っ張り出しましょう!」
めぐみんの声と共に、ダクネス、めぐみん、カリンの3人がソフィアの腕を引っ張る。
「「「うう〜ん!!!」」」
ソフィア「痛い!痛い!痛い!」
リナ「ちょっと、皆やめて!」
カイト「ソフィア様の腕が千切れる!!」
リナとカイトの2人がめぐみん達を引き剥がし、事情を聞く事に。
ソフィア「実は、暇だったので、ノーザンベースのシステムを使って遊んでいたら、こんな事になってしまいました。」
リナ「何やってんですか。」
めぐみん「遊びとは?」
ソフィア「脱出ゲームです。」
カリン「脱出ゲーム!?」
ダクネス「確か、謎を解かないと出れないっていう、アレか。」
ソフィア「はい。皆さんを閉じ込めて遊ぼうとしたんです。」
カイト「何やってんですか。」
ソフィア「そしたら、失敗して、私が閉じ込められてしまったんです。」
ダクネス「自業自得だな。」
めぐみん「よし!引っ張り出しましょう!」
そう言って、めぐみん、ダクネス、カリンは再びソフィアを引っ張る。
「「「うう〜ん!!!」」」
ソフィア「痛い!痛い!痛い!」
リナ「だから、やめてって!」
カイト「そういうのキャラじゃないから!」
リナとカイトは、ソフィアの奇行に呆れながらも、めぐみん達を引き剥がす。
ソフィア「はぁ………。はぁ…………。だから、力づくでやったって、ダメなんです。」
めぐみん「そうなんですね。」
すると、画面に何かが表示される。
ソフィア「どうやら、完全に脱出ゲームが始まってしまったみたいです。あなた達が謎を解かない限り、この本棚は開きません。」
ダクネス「それは、大変ですね。」
ソフィア「ええ。何とかするしかありません。」
カイト「そうだな。」
ソフィア「だから、何とかして下さい。」
ダクネス「………まさかとは思いますけど、私たちに謎解きをさせようとしてるんですか?」
ソフィア「そうです。」
「「「「「ええ〜〜っ!?」」」」」
ソフィアの言葉に、嫌そうな声を出す5人。
それに、ソフィアも声を出す。
ソフィア「ええ〜〜っ!じゃなくて、やって下さい!」
めぐみん「めんどくさいですよ。ソフィア様の自業自得なのに。」
カリン「なんだって、私たちが脱出ゲームをやらないといけないのよ。」
ソフィア「あら、スラッシュ。もしかして、自信ないんですか?」
カリン「えっ!?はぁ!?何!?刀鍛冶だから、謎解きぐらい出来るわよ!ハァッ!?意味分かんないわよ!」
カリンが動揺しまくりの言葉を吐く中、リナとカイトがため息を吐きながら口を開く。
リナ「仕方ない、皆でやりましょう。」
ダクネス「だが…………。」
カイト「謎を解かない限り、ソフィア様は、あの本棚にずっと閉じ込められる。あんな残念なソフィア様、見てられない…………。」
ダクネス「それはそうだが、私たちが戦っている間に、アレで遊んでいるなんてな………。」
カリン「しかも、私たちを閉じ込めようとしたんでしょ?」
ダクネスとカリンが尤もな事を言うと、ソフィアは泣き出す。
ソフィア「良いじゃないですか!ちょっとくらい遊んだって!私、ずっとここに居るんですよ!あなた達にこの気持ちが分かりますか!?外に出たら、寒いじゃないですか………!」
「「「「「………………。」」」」」
ソフィアの言葉に、全員が黙る。
すると、めぐみんが口を開く。
めぐみん「やってあげましょうか。なんか、不憫ですし。」
ソフィア「剣斬にそんな事言われるなんて………。」
カリン「仕方ないわね、やってあげるわよ。どうせ大した問題じゃないだろうし。」
リナ「よし、ソフィア様救出ゲーム、スタート!」
ソフィア「頑張って下さい!」
その声と共に、リナ達は、画面の近くに寄る。
めぐみん「この謎って、ソフィア様が全部考えたんですか?」
ソフィア「いえ、私じゃありません。勝手に出してくれます。」
リナ「どうやったら、このノーザンベースを謎解き小屋に改造出来るんですか………?」
ソフィア「なんか、エイッてやって、エイッてやったら出来ました。」
カリン「雑じゃない?」
ダクネス「まあ、良いじゃないか。早速始めてみよう。」
ダクネスが画面にタッチすると、謎解きの概要が説明される。
カリン「何何………?『3問の謎を解き、キーワードを導き出せ。尚、間違えると罰ゲームがある。』」
カイト「なお、間違えると罰ゲームがある!?」
ソフィア「罰ゲーム!?そんなのがあるんですか!?」
ダクネス「もしかして、知らなかったんですか?」
ソフィア「知りませんよ!罰ゲームなんて絶対に嫌です!」
カリン「まあ、任せて。私たち………いや、私が間違えるはずないもの。」
めぐみん「あっ!問題が出ましたよ!」
そこに出たのは、丸に縦棒が入ったマークと、バツと三角だった。
めぐみん「何ですか、これは………?」
ソフィア「どんな問題ですか?」
リナ「記号の下に、何か丸とカタカナと数字が書いてあるわね。」
ソフィア「出来ますか!?」
カイト「うう〜む。さっぱり分からん。」
ソフィア「どんな記号なんですか!?」
ダクネス「丸みたいなのと、三角とバツが書いてあるな………。」
ソフィア「何を意味してるんですか!?」
ダクネス「分からないけど………。」
その言葉を聞くと、ソフィアが叫ぶ。
ソフィア「早く答えて下さい!」
ダクネス「あの、ソフィア様。こっちは解いてる最中なんで、少し静かに………。」
ソフィア「こっちは不安なんですよ!人の気も知らないで!このドMライダー!バツイチで行き遅れライダー!」
ダクネス「なっ………!?いくらのソフィア様でも、聞き捨てならん!ぶっ殺してやる!」
ダクネスが土豪剣激土を振り回しながらソフィアの元に向かおうとするが、リナとカイトが抑える。
リナ「まぁ、まぁ、落ち着いて。」
カイト「多分、1に入る文字が答えだと思うしな。」
カリン「大丈夫!そんな事は分かってるわ!」
めぐみん「分かりました!バツのバ………です!打ち込んでみましょう!」
めぐみんがそう言って、バと打ち込む。
すると、ソフィアに電撃が走る。
ソフィア「痛い!痛い!痛い!」
リナ「どうしました!?」
ソフィア「で、電撃が………!」
カイト「電撃!?という事は、それが罰ゲームで、間違える度に執行されるのか!?」
めぐみん「という事は、間違えられませんね!」
ダクネス「いや、めぐみんが間違えているだろう!」
めぐみん「分かりました!ペケのペ、です!」
めぐみんがそう言って、ペと打ち込む。
すると、再びソフィアに電撃が走る。
ソフィア「痛い!痛い!痛い!痛いってば!痛い!痛い!」
ダクネス「勝手に答えるな!」
ソフィア「だから、考えてからやって下さいって!この………緑色ライダー!」
めぐみん「アハハハハ!」
カイト「笑い事じゃねぇぞ!」
ソフィア「お願いですから、2度と間違えないで下さい………!」
めぐみん「分かりました。」
カイトの突っ込みの後、リナがまとめる。
リナ「多分、イとタにヒントがあると思う。」
カリン「私も丁度そう思ってたのよ!ソフィア様!板よ!」
ソフィア「えっ!?板?板が何?」
カリン「そこにスケートボードがあるでしょ!」
ソフィア「あっ、はい。」
ダクネス「そんなのがあったのか。」
カリン「ええ!私が旅行のお土産で買ってきたのよ!」
ソフィア「暇な時、遊んでるんです。」
めぐみん「ソフィア様って、結構暇なんですね。」
ソフィア「どうすれば良いんですか?乗れば良いんですか?」
カリン「そうよ!乗ってみて!」
ソフィアは、スケートボードに乗る。
ソフィア「イェ〜イ!フッフ〜!イヤッホオウ!あっ………!」
カリン「どう!?答えが分かったでしょ!?」
ソフィア「特に、何も。」
その言葉に、リナ、ダクネス、めぐみん、カイトは、呆然とする。
カリンは、腕を震わせながら叫ぶ。
カリン「そんな筈は無いわ!滑り方が悪いのよ!姿勢がなってないのよ!もっと腰を入れて………!」
カイト「絶対、違うと思う。」
カリン「何!?」
ダクネス「確かに、この数字とか、記号の意味がなくなるしな。」
カリン「何を言うのよ!あれは、神聖なスケボーなのよ!多くの歴史が誇るギリシャで買ってきたギリシャ産のスケボーなのよ!」
ダクネス「そんな訳がないだろ!大体、神聖なスケボーとは何だ!」
ソフィア「スケボーは、意味が無いんですか……!?では、なぜ私はあんな事を………!?スケボーに乗せられて、どんどんキャラが崩れていく………!」
ソフィアは、劇画調になりながら泣いていた。
ダクネス「…………そんな、劇的になる事でも無いだろうに。」
めぐみん「ソフィア様、ご愁傷様です。」
すると、何かを考え込んでいたリナが目を開ける。
リナ「ギリシャ………?いや、関係なくも無いかもしれない。分かった!」
「「「「えっ!?」」」」
リナ「これは、ただの記号じゃなくて、ギリシャ文字よ!この丸はファイで、三角はデルタ、バツは、カイ!つまり、答えはカ、よ!」
めぐみん「そういう事ですか!」
ソフィア「凄い!流石、エスパーダ!」
カリン「私のおかげよ!私のおかげで分かったのよ!やっぱり、スケボーだったのよ!」
カイト「分かったから、落ち着け。」
ダクネス「よし、打ち込んでみよう!」
ダクネスがカ、と打ち込むと、正解の文字が出る。
ダクネス「よし!」
めぐみん「一門目、正解しましたよ!」
ソフィア「イヤッホーイ!流石、エスパーダ!いよっ!エスパーダ!フッフー!」
カイト「流石に、こんなにテンションが上がってると、少し引くな。」
リナ「お願いですから、ソフィア様、取り乱さないで下さい。」
めぐみん「あっ!2問目が来ましたよ!」
そこに書いてあったのは、計算問題で、25+15=3、26+21=?と書いてある。
ダクネス「何だこれは?」
ソフィア「どんな問題ですか?」
めぐみん「計算問題みたいですね。25+13=3、26+21=?と書いてあります。」
カイト「25+13=3?どういう事だ?」
カリン「なるほど、大した問題じゃないわね!答えは!」
めぐみん「あっ!分かりました!」
ソフィア「剣斬、本当に分かってるのですか!?」
めぐみん「はい!」
カイト「ちょっと待て!勝手に答えるな!」
めぐみん「これです!」
めぐみんがそう言って、47と打ち込む。
すると、ソフィアに電撃が走る。
ソフィア「痛い!痛い!痛い!ちょっと!痛いってば!」
めぐみん「はぁっ!?普通、足したら47じゃないんですか!?」
ダクネス「そんな訳があるか!」
カイト「もっと捻った問題に決まってるぞ!」
リナ「ソフィア様、大丈夫ですか!?」
ソフィア「剣斬………!お願いですから、皆さんと相談して下さい………!」
めぐみん「分かりました。」
めぐみんが頷く中、カリンが青褪めていた。
カリン「危なかったわ……。まさか、捻りが効いた問題だったなんて………!」
カイト「カリン?どうしたんだ?」
カリン「いや、何でも無いわ。」
リナ「よし、改めて考えるわよ!絶対にソフィア様をあの本棚から救出するわよ!」
ダクネス「ああ!」
カイト「おう!」
カリン「ええ!」
めぐみん「はい!」
ソフィア「よろしくお願いします………。」
後編へ続く。
今回はここまでです。
リナが、久しぶりの大活躍!
この小説の深罪の三重奏の設定は、少し変えます。
倫太郎に接触した篠崎真二郎に相当するキャラは、カズマの関係者か、肉親のどちらかを考えています。
賢人が接触した立花結菜に相当するキャラは、リナの親戚にする予定です。
飛羽真が接触した間宮と陸に相当するキャラに関しては、そこまで変更する予定は現状、考えていません。
深罪の三重奏に関するリクエストは、『この聖なる刃に祝福を』のリクエストを受け付けている活動報告にて承っています。
次回予告
ソフィア「あなた達がふざけてるから、後編にまで続いちゃったじゃないですか!」
カリン「私に任せておきなさい!後編はすぐに終わる!答えは!」
ダクネス「待て待て待てーい!」
リナ「あの、ソフィア様。電流のおかげで、肌艶が良くなっていますよ。アハハ………。」
めぐみん「そうですね。可愛いですよ!」
カイト「確かに!」
ソフィア「カッチーン!こうなったら………!変身!!」
別冊 この聖なる刃に祝福を
短編活動萬画集
第4集 ソフィアを救え、電流ビリビリ脱出ゲーム〜後編〜。
賢者の孫とリバイスの小説を、賢者の孫寄りにするべきか。
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変えるべき
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そのままで