この聖なる刃に祝福を   作:仮面大佐

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今回は、それぞれが事情を聞く直前までです。


第2話 それぞれの邂逅

 どこかの物語の世界へと飛ばされた、零士、アクア、ジュラン、章太郎。

 アクアとジュランに起こされ、章太郎が周囲を見渡すと、そこは、江戸時代ぐらいの町並みだった。

 

アクア「ここどこ?何か、景色が変じゃない?」

零士「言われてみれば………。」

ジュラン「何だここ………?」

アクア「また、新しい物語の世界へと飛ばされたという事かしら………?」

章太郎「お姉ちゃん。服が変わってる。」

アクア「え?」

零士「えええ!?」

 

 章太郎がアクアを指差すと、全員、和服へと変わっていた。

 

アクア「えええ!?」

零士「頭!頭!あああ!俺もだー!!」

ジュラン「侍って言うのか?ぶっちゃけ悪くねぇな………って。」

 

 ジュランは、腰に帯刀していた刀を抜こうとするが、苦戦して、抜刀する。

 だが、それが、零士の足元に向かって行き、零士は腰を抜かす。

 

零士「ちょっ!危ない!」

ジュラン「ごめん。」

 

 一方、カズマと介人とセッちゃんは、どこかの砂漠で転がっていた。

 3人は目が覚めて、起き上がる。

 

介人「あっち!あっち!!ここはどこ?」

セッちゃん「砂漠だチュン!」

カズマ「多分、何かの物語の中だろうな。」

介人「あれ!?ガオーン達が居ない!」

???「旅人よ。」

 

 介人が、ガオーン達を探していると、背後から声がかけられる。

 そこに居たのは、仮面ライダージオウで登場した、オーマジオウだった。

 

セッちゃん「うわぁぁ!」

介人「デカっ!?」

カズマ「まさか、仮面ライダー………?」

オーマジオウ「我は、天竺で教典を守る魔王。」

セッちゃん「魔王。」

オーマジオウ「旅人よ。三蔵法師一行を手伝い、教典を取りに来るのだ。」

 

 そう言って、オーマジオウが光を介人とカズマに照らすと、2人の服装が変わった。

 

介人「あっ!」

カズマ「あっ!」

セッちゃん「西遊記だチュン!似合ってるチュン!」

介人「俺、子供の頃、絵本で見た!」

カズマ「西遊記は、禁書には含まれてない筈。やっぱり、現実と物語の境界が曖昧になってるのか………?」

???「おおーい!」

 

 カズマが考え込む中、声が聞こえてくる。

 そこに居たのは、仮面ライダー電王の、モモタロス、ウラタロス、キンタロス、リュウタロスだった。

 彼らが、三蔵法師一行だそうだ。

 

モモタロス「おおーい!俺たちを手伝ってくれるのは、お前らか?」

キンタロス「喉渇いたなぁ。」

リュウタロス「はぁ………。はぁ………。」

セッちゃん「三蔵法師一行チュン!」

カズマ「三蔵法師一行っていうか、モモタロスに、ウラタロス、キンタロス、リュウタロスじゃん………。」

 

 セッちゃんはそう言って、モモタロス達に向かっていき、カズマはそう呟く。

 

セッちゃん「三蔵法師さん!」

モモタロス「鳥かよ!」

 

 モモタロスはそう言って、如意棒をセッちゃんに当てようとする。

 

モモタロス「俺は、鳥が苦手なんだよ!」

 

 どうやら、ここには居ないが、相変わらず、ジークの事を嫌っている様だ。

 

リュウタロス「悟空のバカ!バーカ!鳥さんをいじめちゃダメだよ!」

モモタロス「三蔵………てめぇ………!」

リュウタロス「締まれ!」

モモタロス「ああ!イテテ………!」

 

 モモタロスがリュウタロスに突っかかろうとした瞬間、モモタロスの頭にはめられた金冠が絞まる。

 カズマと介人が近寄る中、ウラタロスは2人に話しかける。

 

ウラタロス「僕は沙悟浄。亀じゃなくて、河童ね。で、こっちは猪八戒。」

キンタロス「んあっ!?豚の役とは、泣けるで!」

リュウタロス「うわーい!」

モモタロス「待て!」

カズマ「本当に、モモタロス達だ………!でも、何で、野上良太郎は居ないんだ………?」

 

 カズマが、そう呟く中、敵が現れる。

 そこに居たのは、仮面ライダーセイバーの敵のシミー、侍戦隊シンケンジャーのナナシ連中、獣拳戦隊ゲキレンジャーのリンシー、手裏剣戦隊ニンニンジャーのジュッカラゲなどが居た。

 そして、その背後には、戦隊メギドの姿も。

 

モモタロス「おらぁ!行くぜ、行くぜぇ!」

介人「アイツらは?」

ウラタロス「僕たちが天竺に行くのを邪魔してるんじゃない?」

 

 介人の質問に対して、ウラタロスが答え、キンタロスと一緒に駆け出していく。

 

リュウタロス「君達も、お供するよね?」

カズマ「いや………。」

リュウタロス「答えは聞いてないよー!」

 

 リュウタロスはそう言って、駆け出す。

 

カズマ「何か、嫌な予感がするな………。」

介人「楽しそうじゃん!手伝ってやろうよ!チェンジ全開!」

 

 介人は、ギアトリンガーとゼンカイザーギアを構える。

 カズマも、躊躇いつつも、キングライオン大戦記を取り出す。

 

『キングライオン!』

『ババババーン!!』

『ゼンカイザー!』

 

介人「秘密のパワー!ゼンカイザー!いくぜ!」

カズマ「ゼ、ゼンカイザー?」

 

『キングライオン大戦記!』

 

 カズマは、変身して、介人の背後に現れたゼンカイザーの文字を見ながらつっこむ。

 そして、カズマと介人は、戦隊メギド率いる軍勢に戦いを挑む。

 カズマは、戦隊メギドと交戦していた。

 

戦隊メギド「天竺へは行かせん!」

カズマ「このメギド、介人に似てる……!?」

介人「えっ?全然似てないと思うけど?」

 

 介人はそう言って、ギアトリンガーで敵を倒していく。

 一方、モモタロスは、敵と戦っていたが、如意棒を捨てる。

 

モモタロス「孫悟空の出番を取るんじゃねぇ!変身!!」

 

 モモタロスはそう言って、デンオウベルトを取り出し、ライダーパスでスキャンする。

 

『ソードフォーム!』

 

 モモタロスは、仮面ライダー電王へと変身する。

 

モモタロス「俺、参上!おらぁ!行くぜ、行くぜ、行くぜぇぇ!」

 

 モモタロスは、デンガッシャーソードモードを持ちながら、敵を倒していく。

 戦隊メギドは、カズマ、介人、モモタロスの3人の連携に押される。

 3人は、必殺技の体勢を取る。

 

『ワン!リーディング!ライオン戦記!』

『ヒーロー!スーパー!ゼンカイタイム!』

 

モモタロス「俺の必殺技、パート2!」

 

『FULL CHARGE!』

 

 3人は、タンサンバースト、ゼンカイフィニッシュバスター、エクストリームスラッシュで、敵を薙ぎ払う。

 戦隊メギドは、撤退した。

 カズマと介人は、変身を解く。

 

モモタロス「へへへ!よっ、お疲れ!」

介人「うん!」

カズマ「やっぱり、電王だったんだな。」

モモタロス「おうよ!仮面ライダー電王だ!」

 

 モモタロスはそう言って、変身を解く。

 すると、リュウタロスが声を上げる。

 

リュウタロス「ねぇ!お供ども!」

モモタロス「お供じゃねぇし。」

リュウタロス「歩いていくの嫌だから、デンライナー呼んだけど、良いよね?」

介人「えっ?」

カズマ「デンライナー!?」

 

 すると、警告音が鳴り、デンライナーが現れる。

 その際に、セッちゃんが轢かれそうになっていた。

 

セッちゃん「ああ!轢かれるチュン!!踏んだり蹴ったりチュン!」

介人「すっげー!」

カズマ「本当にデンライナーだ………!」

 

 カズマ達は、デンライナーへと乗り込む。

 カズマは、これまではテレビでしか見た事がなかったデンライナーに興奮していた。

 すると、ウラタロスが何かに気付いたのか、キンタロスに話しかける。

 

ウラタロス「あれ?先輩は?」

キンタロス「悟空役なら、アレに乗らないとあかんって言うてたで!」

ウラタロス「アレ………?」

 

 モモタロスは、筋斗雲に乗っていた。

 

モモタロス「オラァ!!よっと!」

オーマジオウ「フフフ………。」

モモタロス「じゃあな!」

オーマジオウ「行くが良い。」

 

 オーマジオウは、去りゆくデンライナーを見送っていた。

 一方、零士達が居る世界では、長老………ショウ・ロンポーと娘………ラプター283が、怪人に追われていた。

 

ショウ「おわ!」

ラプター「おじいちゃん、隠れて!」

ジュラン「マジーヌ………じゃねぇな。」

零士「やめろ!」

 

 そこに、ゼンカイジュランと、セイバー・ドラゴンヘッジホッグピーターに変身したジュランと零士が到着する。

 

『ピーターファンタジスタ!』

 

 零士はピーターファンタジスタワンダーライドブックをタップして、フックを放って、敵を拘束する。

 拘束した敵を、川へと捨てて、アクアと章太郎が駆け寄る。

 

アクア「あなた達、大丈夫?」

ショウ「はい………。」

 

 零士とジュランは、怪人達と応戦していた。

 一方、橋には、事態を見ていた一般人に混じって、ドギー・クルーガーが居た。

 

ドギー「エマージェンシー。」

 

 そう呟いて、零士達の元へと向かう。

 零士達は、どんどん湧いてくる敵に苦戦していた。

 

零士「数が多い………!」

ジュラン「このままじゃ、いくら、俺たちだって………!」

ライダーワルド「くらえ!釘バッ刀!」

 

 すると、ライダーワルドが現れ、零士が応戦する。

 

ジュラン「釘バット!?ヤンキー漫画かよ!?」

 

 零士とジュランが、ライダーワルドに集中している中、周辺の敵が、ドギー・クルーガーが変身するデカマスターに倒される。

 

ドギー「只事では無いようだな。銀河一刀流の妙技を味わってもらおう!」

 

 そのまま、周辺の敵を倒していく。

 すると、ジュランがドギーに気づいた様だ。

 

ジュラン「誰だか知らんが、まあまあやるな!」

 

 ドギーは、変身を解く。

 

ライダーワルド「フハハハハハ!」

ジュラン「ちょ、待てよ!」

 

 ライダーワルドは撤退して、2人は変身を解く。

 

ジュラン「大丈夫だったか?」

零士「大丈夫?」

アクア「うん。」

ラプター「ありがとうございます。」

ショウ「ありがとうございます。助かりました。おや?あの御人は………?」

 

 零士達は、事情を聞く為に、ショウ達についていく。




今回はここまでです。
少し短めです。
それにしても、零士達が交戦した敵キャラの名前の内、レオ・ダスタードしか分かりませんでした。
カズマは、本物のモモタロス達と会ったり、デンライナーに乗れた事を喜んでいますが、同時に胸騒ぎがしています。
原作のカズマも、そういう嫌な予感を察知するのは得意ですし。
賢者の孫とリバイスの小説で、オーグがデモンズドライバーを使って仮面ライダーにするかを検討中です。
設定としては、カリザキがオーグに頼まれ、デモンズドライバーを量産するという方向で考えています。
まあ、かなり先になるんですが。
活動報告に、このすばの新しい小説の考えを投稿したので、良かったら見て下さい。

賢者の孫とリバイスの小説を、賢者の孫寄りにするべきか。

  • 変えるべき
  • そのままで
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