この聖なる刃に祝福を   作:仮面大佐

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今回は、事情の説明がされる所までです。


第3話 事情の説明

 零士達は、ショウ・ロンポーとラプター283に連れられて、とある屋敷に入る。

 

ラプター「ありがとうございます!」

ジュラン「ああ、良いって事よ。」

ショウ「たまらん戦い振りでした。もしや、あなた達は、犬士様?」

ラプター「ああ………!」

「「犬士?」」

 

 零士とジュランが首を傾げる中、ショウが説明をする。

 

ショウ「我ら里見家にとって、究極の救世主です!」

ラプター「本を持つ8人の犬士が集まる時、里見家は再興する。そう言い伝えられているのです!」

章太郎「八犬伝だ!」

零士(確かに、これは八犬伝の物語だ。ただ、この後の展開が、全く思い出せないな……。)

 

 章太郎がそう叫ぶ中、零士は考えていた。

 実際のスーパーヒーロー戦記でも、飛羽真とジュランは八犬伝の物語に来たのだが、零士はその先の展開を思い出せずにいる。

 だが、零士はひとまず本を出しておくべきだと思い、本を取り出す。

 

零士「本なら、持ってるけど。」

ラプター「はわわわ!」

ドギー「俺もだ。」

 

 零士は『機界戦隊ゼンカイジャー』、ドギーは『仮面ライダーブレイド』の本を取り出す。

 どれも、封印されていたはずの禁書だ。

 

ラプター「はわわわわ!犬士様!」

 

 ラプターは、高速移動をして、団子を取り出す。

 

ラプター「戦いでお疲れでしょう!食べて下さい!」

零士「ありがとう。」

ジュラン「おっしゃ、ラッキー!」

ドギー「ありがとう。」

ジュラン「丁度お腹が空いてたんだよなぁ。俺、本とか持ってないんだけど、漫画なら……。」

ラプター「え?返せ!」

 

 ジュランがそう言うと、ラプターに団子を取り返される。

 そう、ジュランは禁書を持っていなかったのだ。

 

ジュラン「え?そんな大事?」

ショウ「犬士様が8人集まれば、里見家は救われます。」

ラプター「どうか、探して下さい。」

ショウ「どうか………。」

ラプター「あと、6人の犬士様を………。」

 

 一方、デンライナーに乗っていた、カズマと介人の方は。

 

カズマ「やっぱり、西遊記の登場人物じゃないんだな。」

モモタロス「俺たちだって、急に変な世界に放り込まれて迷惑してるんだよ!」

ウラタロス「あの金ピカのでかいのに、役を振り分けられたんだよね。」

 

 ウラタロスの言う、あの金ピカのでかいのとは、カズマと介人、セッちゃんの前に現れたオーマジオウの事である。

 すると、ウラタロスは何かに気付いたのか、口を開く。

 

ウラタロス「でも、リュウタが三蔵法師なのは、納得がいかないよねぇ。徳が高いと言ったら、僕なのにね。」

モモタロス「お前は河童がお似合いじゃねぇか、この亀公。」

リュウタロス「僕が三蔵ー!」

モモタロス「お前は三蔵じゃなくて、鼻垂れ小僧だってんだよ!」

リュウタロス「締まれ!」

 

 そう言うと、モモタロスの金冠が締まり、モモタロスが倒れる。

 すると、先ほどまで寝ていたキンタロスも口を開く。

 

キンタロス「ま、天竺行ったら、このお話も終いや。これで解決やろ!」

リュウタロス「介人も遊ぼうよ!」

 

 キンタロスがそう断言する中、カズマは腑に落ちない顔をしていた。

 

カズマ「そうか?」

セッちゃん「カズマ。浮かない顔、どうしたチュン?」

カズマ「いや、機界戦隊ゼンカイジャー、仮面ライダー電王、それに、あのオーマジオウ……仮面ライダージオウの三つの物語が、この西遊記という物語で出会ってる。」

オーナー「君の疑問は、この状況を引き起こした黒幕の意図は何か、という事ですか?」

カズマ「ああ。(ていうか、オーナーも居るんだな。やっぱり。)」

 

 カズマの言葉に、口を開くオーナー。

 今回は、エビチリチャーハンを食べていた。

 カズマは、薄々予感していた事もあったのか、大して驚いていなかった。

 

カズマ「物語を混ぜこぜにして、一体何を企んでいるんだ………?」

オーナー「既に西遊記という物語のレールに乗せられてしまった以上、私たちに出来る事は、終点に辿り着く事だけです。」

カズマ「終点に着いたら、何が起こるんだ?」

オーナー「そこで待っているのは、カタストロフ………かもしれませんね。」

 

 すると、オーナーの食べていたエビチリチャーハンに立っていた旗が倒れる。

 

セッちゃん「倒れたチュン。」

カズマ「カタストロフ…………。」

 

 カズマは、オーナーの言葉を呟く。

 それを聞いて、カズマは胸騒ぎがしていた。

 このまま、完結にまで持ち込んで良いのかと。

 一方、零士達は、犬士達を探していた。

 そんな中、ジュランはぼやいていた。

 

ジュラン「な〜んで、俺たちが八犬士とやらを探さないといけねぇ訳?」

零士「どっちみち、禁書を集めないといけないんだ。犬士が本を持ってるのなら、好都合!それに、この微妙に改変された八犬伝の物語の結末、見てみたいだろ?」

ジュラン「ぶっちゃけ、俺はオリジナルの八犬伝読んだ事ねぇから。ていうか、いつまで歩かせるんだよ。」

アクア「こっちに犬士が居る気配がするのよねぇ。」

ジュラン「いや、ただの勘って事だよね!それ!」

章太郎「酷い!お姉ちゃんを疑うの?」

 

 章太郎が、ジュランに抗議する。

 ジュランは、ドギーの所まで下がる。

 

ジュラン「疑うつぅか、勘に頼るのは………ねぇ、犬のパイセン。どうかと思いません?」

ドギー「………まあ、そうだな。」

 

 すると、ジュランはある事に気付いたのか、章太郎に近寄る。

 

ジュラン「ん?え、ちょっと待って。いつの間にアクアに懐いてんの?」

零士「見ろ!」

 

 零士が指差した先に居たのは、2人の剣士だった。

 片方は、侍戦隊シンケンジャーの谷千明、もう片方は、魔進戦隊キラメイジャーの押切時雨だった。

 

時雨「何故に果たし合いをしなければならぬのだ。」

千明「浪人しながら、修行してんだ。俺、殿様超えなくちゃなんねぇからさ。」

時雨「手加減はせぬぞ!」

 

 そう言って、お互いに日本刀を構える。

 零士達が見守る中、決闘が始まる。

 お互いに、武器をぶつけ合う。

 

千明「へぇ………。やるじゃん。」

時雨「お主もなかなかやるな。」

 

 そう言って、お互いに離れる。

 

千明「じゃあ、そろそろ、本気出させてもらおうか。」

 

 日本刀を仕舞い、千明はショドウフォンを、時雨はキラメイチェンジャーを構える。

 

千明「ショドウフォン!一筆奏上!」

時雨「キラメイチェンジ!」

 

『キラメイGO!』

『キラメこうぜ!』

 

 谷千明はシンケングリーンに、押切時雨はキラメイブルーへと変身する。

 千明はシンケンマルを、時雨はキラメイソードを構えて、斬り結ぶ。

 お互いに、実力は拮抗していた。

 すると、それを見ていた章太郎が呟く。

 

章太郎「芳流閣の決闘みたい!」

アクア「何それ?」

章太郎「八犬伝だとね、そこで2人が戦って、川に落ちるんだ。」

ジュラン「えっ!?」

千明「木枯らしの舞!」

時雨「ブルーブライトスラッシュ!」

 

 千明の木枯らしの舞と時雨のブルーブライトスラッシュがぶつかり合い、お互いに吹っ飛ばされる。

 それでも、お互いに向かっていく。

 

零士「あの2人も八犬士だったら、不味いぞ!」

ジュラン「よっしゃあ!ここはレッドの俺が止めてくらぁ!」

ドギー「おい!」

ジュラン「待たれよ!待たれよ!」

 

 ジュランはそう言って、2人を止めようとするが、木で躓いて転び、2人の剣を足で止める。

 2人は、戦うのをやめた。

 

ジュラン「待たれよ。」

千明「何だこいつ?」

 

 そこに、零士達も合流して、事情を説明する事に。

 説明を聞いた2人は、禁書を取り出す。

 千明は『仮面ライダーディケイド』、時雨は『仮面ライダーゼロワン』の禁書を持っていた。

 

「「あっ!」」

時雨「つまり、我らが八犬士か!ハハッ!よし!義によって、助太刀致す。」

千明「どうせなら、殿様の方が良かったけど。ま、やってやるか。」

零士「ありがとう。」

ジュラン「かたじけない。」

 

 そんな中、章太郎は、キラメイブルーとシンケングリーンを描いていた。

 だが、鉛筆が止まり、アクアが声をかける。

 

アクア「どうしたの?」

章太郎「う〜ん。何か、僕の描きたいヒーローと、ちょっと違うんだよね。」

 

 そう言って、描くのを中断して、移動する。

 アクアは、それを見つめていた。

 




今回は、ここまでです。
次回は、西遊記の方だけを書き、その次は、八犬伝の方を書きます。
良かったら、このすばとビルドの方も見てください。
リバイスも、まさかの、アギレラが変身!
私は、デモンズドライバーを予約しました。
リバイスも怒涛の展開になってきました。

賢者の孫とリバイスの小説を、賢者の孫寄りにするべきか。

  • 変えるべき
  • そのままで
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