零士達は、ショウ・ロンポーとラプター283に連れられて、とある屋敷に入る。
ラプター「ありがとうございます!」
ジュラン「ああ、良いって事よ。」
ショウ「たまらん戦い振りでした。もしや、あなた達は、犬士様?」
ラプター「ああ………!」
「「犬士?」」
零士とジュランが首を傾げる中、ショウが説明をする。
ショウ「我ら里見家にとって、究極の救世主です!」
ラプター「本を持つ8人の犬士が集まる時、里見家は再興する。そう言い伝えられているのです!」
章太郎「八犬伝だ!」
零士(確かに、これは八犬伝の物語だ。ただ、この後の展開が、全く思い出せないな……。)
章太郎がそう叫ぶ中、零士は考えていた。
実際のスーパーヒーロー戦記でも、飛羽真とジュランは八犬伝の物語に来たのだが、零士はその先の展開を思い出せずにいる。
だが、零士はひとまず本を出しておくべきだと思い、本を取り出す。
零士「本なら、持ってるけど。」
ラプター「はわわわ!」
ドギー「俺もだ。」
零士は『機界戦隊ゼンカイジャー』、ドギーは『仮面ライダーブレイド』の本を取り出す。
どれも、封印されていたはずの禁書だ。
ラプター「はわわわわ!犬士様!」
ラプターは、高速移動をして、団子を取り出す。
ラプター「戦いでお疲れでしょう!食べて下さい!」
零士「ありがとう。」
ジュラン「おっしゃ、ラッキー!」
ドギー「ありがとう。」
ジュラン「丁度お腹が空いてたんだよなぁ。俺、本とか持ってないんだけど、漫画なら……。」
ラプター「え?返せ!」
ジュランがそう言うと、ラプターに団子を取り返される。
そう、ジュランは禁書を持っていなかったのだ。
ジュラン「え?そんな大事?」
ショウ「犬士様が8人集まれば、里見家は救われます。」
ラプター「どうか、探して下さい。」
ショウ「どうか………。」
ラプター「あと、6人の犬士様を………。」
一方、デンライナーに乗っていた、カズマと介人の方は。
カズマ「やっぱり、西遊記の登場人物じゃないんだな。」
モモタロス「俺たちだって、急に変な世界に放り込まれて迷惑してるんだよ!」
ウラタロス「あの金ピカのでかいのに、役を振り分けられたんだよね。」
ウラタロスの言う、あの金ピカのでかいのとは、カズマと介人、セッちゃんの前に現れたオーマジオウの事である。
すると、ウラタロスは何かに気付いたのか、口を開く。
ウラタロス「でも、リュウタが三蔵法師なのは、納得がいかないよねぇ。徳が高いと言ったら、僕なのにね。」
モモタロス「お前は河童がお似合いじゃねぇか、この亀公。」
リュウタロス「僕が三蔵ー!」
モモタロス「お前は三蔵じゃなくて、鼻垂れ小僧だってんだよ!」
リュウタロス「締まれ!」
そう言うと、モモタロスの金冠が締まり、モモタロスが倒れる。
すると、先ほどまで寝ていたキンタロスも口を開く。
キンタロス「ま、天竺行ったら、このお話も終いや。これで解決やろ!」
リュウタロス「介人も遊ぼうよ!」
キンタロスがそう断言する中、カズマは腑に落ちない顔をしていた。
カズマ「そうか?」
セッちゃん「カズマ。浮かない顔、どうしたチュン?」
カズマ「いや、機界戦隊ゼンカイジャー、仮面ライダー電王、それに、あのオーマジオウ……仮面ライダージオウの三つの物語が、この西遊記という物語で出会ってる。」
オーナー「君の疑問は、この状況を引き起こした黒幕の意図は何か、という事ですか?」
カズマ「ああ。(ていうか、オーナーも居るんだな。やっぱり。)」
カズマの言葉に、口を開くオーナー。
今回は、エビチリチャーハンを食べていた。
カズマは、薄々予感していた事もあったのか、大して驚いていなかった。
カズマ「物語を混ぜこぜにして、一体何を企んでいるんだ………?」
オーナー「既に西遊記という物語のレールに乗せられてしまった以上、私たちに出来る事は、終点に辿り着く事だけです。」
カズマ「終点に着いたら、何が起こるんだ?」
オーナー「そこで待っているのは、カタストロフ………かもしれませんね。」
すると、オーナーの食べていたエビチリチャーハンに立っていた旗が倒れる。
セッちゃん「倒れたチュン。」
カズマ「カタストロフ…………。」
カズマは、オーナーの言葉を呟く。
それを聞いて、カズマは胸騒ぎがしていた。
このまま、完結にまで持ち込んで良いのかと。
一方、零士達は、犬士達を探していた。
そんな中、ジュランはぼやいていた。
ジュラン「な〜んで、俺たちが八犬士とやらを探さないといけねぇ訳?」
零士「どっちみち、禁書を集めないといけないんだ。犬士が本を持ってるのなら、好都合!それに、この微妙に改変された八犬伝の物語の結末、見てみたいだろ?」
ジュラン「ぶっちゃけ、俺はオリジナルの八犬伝読んだ事ねぇから。ていうか、いつまで歩かせるんだよ。」
アクア「こっちに犬士が居る気配がするのよねぇ。」
ジュラン「いや、ただの勘って事だよね!それ!」
章太郎「酷い!お姉ちゃんを疑うの?」
章太郎が、ジュランに抗議する。
ジュランは、ドギーの所まで下がる。
ジュラン「疑うつぅか、勘に頼るのは………ねぇ、犬のパイセン。どうかと思いません?」
ドギー「………まあ、そうだな。」
すると、ジュランはある事に気付いたのか、章太郎に近寄る。
ジュラン「ん?え、ちょっと待って。いつの間にアクアに懐いてんの?」
零士「見ろ!」
零士が指差した先に居たのは、2人の剣士だった。
片方は、侍戦隊シンケンジャーの谷千明、もう片方は、魔進戦隊キラメイジャーの押切時雨だった。
時雨「何故に果たし合いをしなければならぬのだ。」
千明「浪人しながら、修行してんだ。俺、殿様超えなくちゃなんねぇからさ。」
時雨「手加減はせぬぞ!」
そう言って、お互いに日本刀を構える。
零士達が見守る中、決闘が始まる。
お互いに、武器をぶつけ合う。
千明「へぇ………。やるじゃん。」
時雨「お主もなかなかやるな。」
そう言って、お互いに離れる。
千明「じゃあ、そろそろ、本気出させてもらおうか。」
日本刀を仕舞い、千明はショドウフォンを、時雨はキラメイチェンジャーを構える。
千明「ショドウフォン!一筆奏上!」
時雨「キラメイチェンジ!」
『キラメイGO!』
『キラメこうぜ!』
谷千明はシンケングリーンに、押切時雨はキラメイブルーへと変身する。
千明はシンケンマルを、時雨はキラメイソードを構えて、斬り結ぶ。
お互いに、実力は拮抗していた。
すると、それを見ていた章太郎が呟く。
章太郎「芳流閣の決闘みたい!」
アクア「何それ?」
章太郎「八犬伝だとね、そこで2人が戦って、川に落ちるんだ。」
ジュラン「えっ!?」
千明「木枯らしの舞!」
時雨「ブルーブライトスラッシュ!」
千明の木枯らしの舞と時雨のブルーブライトスラッシュがぶつかり合い、お互いに吹っ飛ばされる。
それでも、お互いに向かっていく。
零士「あの2人も八犬士だったら、不味いぞ!」
ジュラン「よっしゃあ!ここはレッドの俺が止めてくらぁ!」
ドギー「おい!」
ジュラン「待たれよ!待たれよ!」
ジュランはそう言って、2人を止めようとするが、木で躓いて転び、2人の剣を足で止める。
2人は、戦うのをやめた。
ジュラン「待たれよ。」
千明「何だこいつ?」
そこに、零士達も合流して、事情を説明する事に。
説明を聞いた2人は、禁書を取り出す。
千明は『仮面ライダーディケイド』、時雨は『仮面ライダーゼロワン』の禁書を持っていた。
「「あっ!」」
時雨「つまり、我らが八犬士か!ハハッ!よし!義によって、助太刀致す。」
千明「どうせなら、殿様の方が良かったけど。ま、やってやるか。」
零士「ありがとう。」
ジュラン「かたじけない。」
そんな中、章太郎は、キラメイブルーとシンケングリーンを描いていた。
だが、鉛筆が止まり、アクアが声をかける。
アクア「どうしたの?」
章太郎「う〜ん。何か、僕の描きたいヒーローと、ちょっと違うんだよね。」
そう言って、描くのを中断して、移動する。
アクアは、それを見つめていた。
今回は、ここまでです。
次回は、西遊記の方だけを書き、その次は、八犬伝の方を書きます。
良かったら、このすばとビルドの方も見てください。
リバイスも、まさかの、アギレラが変身!
私は、デモンズドライバーを予約しました。
リバイスも怒涛の展開になってきました。
賢者の孫とリバイスの小説を、賢者の孫寄りにするべきか。
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変えるべき
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そのままで