零士達は、どこかの荒野へと転送され、零士、ジュランは変身解除していた。
ジュラン「どこ、ここ?」
零士「あれは!?」
零士の視線の先には、カズマ、介人、モモタロス、ウラタロス、キンタロス、リュウタロス、ジオウが居た。
セッちゃん「ナイスキャッチ。」
介人「あ。」
零士「カズマ!」
ジュラン「介人ー!」
カズマ「零士!あっ………。」
カズマは、介人から受け取った本を見つめる。
ヒーロー達は、後ろで話していた。
介人「君が、神崎零士?」
零士「ああ。君が介人だね。」
アクア「あれ?章太郎は?」
アクアは、章太郎の行方を気にしていた。
モモタロス「退けよ。」
ジュラン「いや、お前が退け。」
モモタロス「誰だテメェ!!」
ジュラン「被ってんだよ!」
モモタロスとジュランが喧嘩してる中、介人がジュランに近寄る。
介人「ジュランも久しぶり!」
ジュラン「おう!」
介人「西遊記ごっこをしたら、ここに来たんだ!」
ジュラン「偶然なんだけど、こっちも八犬伝ごっこをしてたら………そんな偶然あるか?」
カズマ「偶然じゃない。」
介人の話を聞いたジュランが首を傾げると、カズマが口を開く。
それには、話していたヒーロー達も耳を傾ける。
カズマ「………というより、敵の作戦に嵌ったのかもな。」
零士「作戦?敵の狙いは………まさか。」
ライダーワルド「こういうのはどうだ?」
ライダーワルドの声が聞こえてきて、全員が崖の上を見ると、ライダーワルドと戦隊メギドを始めとする怪人軍団が居た。
ライダーワルド「我らの目的は、貴様らの物語を一つに集めて、止めを刺す事!………ここでお前のセリフだ。」
戦隊メギド「あ、ああ。ここが貴様らの墓場となるのだ!ハッハッハッ!」
ライダーワルドと戦隊メギドはそう言い、怪人達も頷く様に動く。
介人「ならないよ。だって、お前らだって集まってるじゃん。」
リュウタロス「だよねー、鳥ちゃん。」
セッちゃん「撫でんな。」
零士「ああ。俺たちを集めた事、後悔させてやるよ!!」
介人と零士の言葉に、怪人達は、戦闘態勢に入る。
だが、カズマは微妙な表情を浮かべていた。
零士と介人、ジュランは変身する。
『エレメンタルドラゴン!ゲット!』 『烈火抜刀!』
「「チェンジ全開!」」
『45バーン!』
『16バーン!』
『ババン!ババン!ババン!ババン!』
『ババババーン!』
『ゼンカイザー!』
『ゼンカイジュラン!』
『エレメンタルドラゴン!』
『エレメントマシマシ!キズナカタメ!』
零士は、セイバー・エレメンタルプリミティブドラゴンに、介人はゼンカイザーに、ジュランはゼンカイジュランに変身して、この場にいる全員が戦う。
カズマは、不安そうな表情を浮かべていた。
アクア「何してんの!?アンタも早く行きなさいよ!」
カズマ「アクア。この禁書、見てくれよ。」
そう言って、カズマは自分が持っていた禁書をアクアに見せる。
それを見たアクアは、驚いていた。
アクア「これって………!?」
驚いたアクアは、禁書の中身を見る。
カズマも、変身する。
カズマ「変身!」
『氷獣戦記!』
カズマは、ブレイズ・タテガミ氷獣戦記へと変身して、加勢する。
ライダーと戦隊VS怪人の乱闘は続く。
そんな中、崖の上から見ていた章太郎の元に、アスモデウスが来る。
章太郎「………アンタか。」
アスモデウス「お前の求めるヒーローは掴めたのか?」
アスモデウスの問いに対して、章太郎はスケッチブックを捲りながらつぶやく。
章太郎「違う。皆カッコいいけど、僕の描きたいのと違う。」
アスモデウス「これだけヒーローを見せてやったのに、まだ自分のヒーローが掴めないのか?」
章太郎「そう、そうだよ。見れば見るほど、僕のヒーローって奴が分からなくなってきた……!」
そう言って、デカマスター、ゼロワン、ジュランが描かれている絵を破ると、そのヒーロー達が消える。
或人「あれ!?」
そして、次にリュウコマンダーとワシピンクが描かれている絵を破ると、その2人が消えていく。
シンケングリーン、キラメイブルー、ジオウ、モモタロス、ウラタロス、キンタロス、リュウタロスもまた、消えていく。
モモタロス「また、違う世界に飛ばされるのかよ?」
キンタロス「つぅか、何かヤバい感じがするで!」
モモタロス「どうなってんだ!?」
ウラタロス「変な感じ……!」
そう言って、消える。
介人「モモタロス!皆!」
零士「ハアッ!………皆!どうして?」
そして、章太郎が、ブレイズとゼンカイザーの絵も破く。
介人「俺たちだけでもやるぞ!うおおお!ってあれ!?」
カズマ「何!?」
カズマと介人もまた、消滅する。
零士「2人とも!」
アクア「零士!この本を!」
アクアに渡された本のタイトル部分を捲ると、《この聖なる刃に祝福を》と書かれていた。
よく見ると、それだけでなく、《仮面ライダーセイバー》とも。
零士「《この聖なる刃に祝福を》と、《仮面ライダーセイバー》………!?」
驚いた零士は、本の中身を見てみると。
エリス『もちろん、ただ送るだけではすぐに死んでしまうので、こちらの方で特典を渡しているんです。』
零士『特典?』
何と、零士がエリスと邂逅した時の会話が本に書かれていた。
それだけでなく。
カイト『すごいな零士!段々と腕が上達しているな!』
リナ『やるわね!!』
零士『まぁな。俺も少しずつ上手くなってきたかも。』
それは、屋敷を手に入れた直後の話。
零士『………理由は?』
リア『私も、君の仮面ライダーと同じ様に、特典を受け取っている。だからこそ、魔王討伐をすべきかと思ってな。』
零士『………それは、心からの思いなのか?』
リア『………それは………。』
それは、リアから、リアが転生者である事を明かされた時の話。
レイナ『ジュン!』
ジュン『レイナ……!』
零士『行けェェェェ!!』
それは、ノエルから、零士とジュンが力を合わせて、レイナを掴んだ時の話。
アクア「この本、私たちの事が全部書いてあるの。」
零士は、本を見ると、アクアが言ったセリフが本にも書いてあった。
戦隊メギド「お前達は、最後まで、アスモデウス様の作戦に気付かなかった。」
そのセリフもまた、書かれていた。
アスモデウスは、ニヤけていた。
戦隊メギド「神の力で、ヒーローをこの世から消す。」
零士「神だと?」
ライダーワルド「さようなら。愚かなヒーロー達。」
そのやり取りもまた、本には書かれていた。
章太郎は、ヒーローが消えた事に驚いていた。
章太郎「ヒーローが消えちゃう!」
アスモデウス「お前のせいだ。」
その言葉と共に、アスモデウスは怪人としての姿になる。
章太郎が後ずさる中、アスモデウスが近寄る。
アスモデウス「お前は用済みだ。物語の世界からお引き取り頂こう、神よ。」
その言葉と共に、章太郎も消える。
そして、セイバー達も、世界から消えた。
〈了〉
今回はここまでです。
アスモデウスの計画により、消えてしまった、零士達………。
次回、とある事実が明らかになります。
スーパーヒーロー戦記も、あと、3〜4話辺りで終わります。
賢者の孫とリバイスの小説を、賢者の孫寄りにするべきか。
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変えるべき
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そのままで