この聖なる刃に祝福を   作:仮面大佐

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今回は、セイバーたちが消えるまでです。


第6話 敵の真の目的

 零士達は、どこかの荒野へと転送され、零士、ジュランは変身解除していた。

 

ジュラン「どこ、ここ?」

零士「あれは!?」

 

 零士の視線の先には、カズマ、介人、モモタロス、ウラタロス、キンタロス、リュウタロス、ジオウが居た。

 

セッちゃん「ナイスキャッチ。」

介人「あ。」

零士「カズマ!」

ジュラン「介人ー!」

カズマ「零士!あっ………。」

 

 カズマは、介人から受け取った本を見つめる。

 ヒーロー達は、後ろで話していた。

 

介人「君が、神崎零士?」

零士「ああ。君が介人だね。」

アクア「あれ?章太郎は?」

 

 アクアは、章太郎の行方を気にしていた。

 

モモタロス「退けよ。」

ジュラン「いや、お前が退け。」

モモタロス「誰だテメェ!!」

ジュラン「被ってんだよ!」

 

 モモタロスとジュランが喧嘩してる中、介人がジュランに近寄る。

 

介人「ジュランも久しぶり!」

ジュラン「おう!」

介人「西遊記ごっこをしたら、ここに来たんだ!」

ジュラン「偶然なんだけど、こっちも八犬伝ごっこをしてたら………そんな偶然あるか?」

カズマ「偶然じゃない。」

 

 介人の話を聞いたジュランが首を傾げると、カズマが口を開く。

 それには、話していたヒーロー達も耳を傾ける。

 

カズマ「………というより、敵の作戦に嵌ったのかもな。」

零士「作戦?敵の狙いは………まさか。」

ライダーワルド「こういうのはどうだ?」

 

 ライダーワルドの声が聞こえてきて、全員が崖の上を見ると、ライダーワルドと戦隊メギドを始めとする怪人軍団が居た。

 

ライダーワルド「我らの目的は、貴様らの物語を一つに集めて、止めを刺す事!………ここでお前のセリフだ。」

戦隊メギド「あ、ああ。ここが貴様らの墓場となるのだ!ハッハッハッ!」

 

 ライダーワルドと戦隊メギドはそう言い、怪人達も頷く様に動く。

 

介人「ならないよ。だって、お前らだって集まってるじゃん。」

リュウタロス「だよねー、鳥ちゃん。」

セッちゃん「撫でんな。」

零士「ああ。俺たちを集めた事、後悔させてやるよ!!」

 

 介人と零士の言葉に、怪人達は、戦闘態勢に入る。

 だが、カズマは微妙な表情を浮かべていた。

 零士と介人、ジュランは変身する。

 

『エレメンタルドラゴン!ゲット!』
『烈火抜刀!』

 

「「チェンジ全開!」」

 

『45バーン!』

『16バーン!』

『ババン!ババン!ババン!ババン!』

『ババババーン!』

『ゼンカイザー!』

『ゼンカイジュラン!』

『エレメンタルドラゴン!』

『エレメントマシマシ!キズナカタメ!』

 

 零士は、セイバー・エレメンタルプリミティブドラゴンに、介人はゼンカイザーに、ジュランはゼンカイジュランに変身して、この場にいる全員が戦う。

 カズマは、不安そうな表情を浮かべていた。

 

アクア「何してんの!?アンタも早く行きなさいよ!」

カズマ「アクア。この禁書、見てくれよ。」

 

 そう言って、カズマは自分が持っていた禁書をアクアに見せる。

 それを見たアクアは、驚いていた。

 

アクア「これって………!?」

 

 驚いたアクアは、禁書の中身を見る。

 カズマも、変身する。

 

カズマ「変身!」

 

『氷獣戦記!』

 

 カズマは、ブレイズ・タテガミ氷獣戦記へと変身して、加勢する。

 ライダーと戦隊VS怪人の乱闘は続く。

 そんな中、崖の上から見ていた章太郎の元に、アスモデウスが来る。

 

章太郎「………アンタか。」

アスモデウス「お前の求めるヒーローは掴めたのか?」

 

 アスモデウスの問いに対して、章太郎はスケッチブックを捲りながらつぶやく。

 

章太郎「違う。皆カッコいいけど、僕の描きたいのと違う。」

アスモデウス「これだけヒーローを見せてやったのに、まだ自分のヒーローが掴めないのか?」

章太郎「そう、そうだよ。見れば見るほど、僕のヒーローって奴が分からなくなってきた……!」

 

 そう言って、デカマスター、ゼロワン、ジュランが描かれている絵を破ると、そのヒーロー達が消える。

 

或人「あれ!?」

 

 そして、次にリュウコマンダーとワシピンクが描かれている絵を破ると、その2人が消えていく。

 シンケングリーン、キラメイブルー、ジオウ、モモタロス、ウラタロス、キンタロス、リュウタロスもまた、消えていく。

 

モモタロス「また、違う世界に飛ばされるのかよ?」

キンタロス「つぅか、何かヤバい感じがするで!」

モモタロス「どうなってんだ!?」

ウラタロス「変な感じ……!」

 

 そう言って、消える。

 

介人「モモタロス!皆!」

零士「ハアッ!………皆!どうして?」

 

 そして、章太郎が、ブレイズとゼンカイザーの絵も破く。

 

介人「俺たちだけでもやるぞ!うおおお!ってあれ!?」

カズマ「何!?」

 

 カズマと介人もまた、消滅する。

 

零士「2人とも!」

アクア「零士!この本を!」

 

 アクアに渡された本のタイトル部分を捲ると、《この聖なる刃に祝福を》と書かれていた。

 よく見ると、それだけでなく、《仮面ライダーセイバー》とも。

 

零士「《この聖なる刃に祝福を》と、《仮面ライダーセイバー》………!?」

 

 驚いた零士は、本の中身を見てみると。

 

エリス『もちろん、ただ送るだけではすぐに死んでしまうので、こちらの方で特典を渡しているんです。』

零士『特典?』

 

 何と、零士がエリスと邂逅した時の会話が本に書かれていた。

 それだけでなく。

 

カイト『すごいな零士!段々と腕が上達しているな!』

リナ『やるわね!!』

零士『まぁな。俺も少しずつ上手くなってきたかも。』

 

 それは、屋敷を手に入れた直後の話。

 

零士『………理由は?』

リア『私も、君の仮面ライダーと同じ様に、特典を受け取っている。だからこそ、魔王討伐をすべきかと思ってな。』

零士『………それは、心からの思いなのか?』

リア『………それは………。』

 

 それは、リアから、リアが転生者である事を明かされた時の話。

 

レイナ『ジュン!』

ジュン『レイナ……!』

零士『行けェェェェ!!』

 

 それは、ノエルから、零士とジュンが力を合わせて、レイナを掴んだ時の話。

 

アクア「この本、私たちの事が全部書いてあるの。」

 

 零士は、本を見ると、アクアが言ったセリフが本にも書いてあった。

 

戦隊メギド「お前達は、最後まで、アスモデウス様の作戦に気付かなかった。」

 

 そのセリフもまた、書かれていた。

 アスモデウスは、ニヤけていた。

 

戦隊メギド「神の力で、ヒーローをこの世から消す。」

零士「神だと?」

ライダーワルド「さようなら。愚かなヒーロー達。」

 

 そのやり取りもまた、本には書かれていた。

 章太郎は、ヒーローが消えた事に驚いていた。

 

章太郎「ヒーローが消えちゃう!」

アスモデウス「お前のせいだ。」

 

 その言葉と共に、アスモデウスは怪人としての姿になる。

 章太郎が後ずさる中、アスモデウスが近寄る。

 

アスモデウス「お前は用済みだ。物語の世界からお引き取り頂こう、神よ。」

 

 その言葉と共に、章太郎も消える。

 そして、セイバー達も、世界から消えた。

 

        〈了〉




今回はここまでです。
アスモデウスの計画により、消えてしまった、零士達………。
次回、とある事実が明らかになります。
スーパーヒーロー戦記も、あと、3〜4話辺りで終わります。


賢者の孫とリバイスの小説を、賢者の孫寄りにするべきか。

  • 変えるべき
  • そのままで
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