この聖なる刃に祝福を   作:仮面大佐

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今回で、スーパーヒーロー戦記は終わりです。


第9話 Hero is Forever

 リバイスがアスモデウスを倒して、介人は叫ぶ。

 

介人「世界全開!オール………!」

アカレンジャー「いや、まだだ!」

 

 アカレンジャーは、まだ終わっていない事を悟る。

 何故なら、アスモデウスが爆発した上空には、ザンギャックの戦艦、クライシス要塞、ビッグモライマーズ、モアイダー、トライアングラーがいて、黒いリボンがそれらに巻き付いたと思ったら、全て爆炎の中に取り込まれていく。

 

1号「見ろ………!来るぞ!!」

 

 すると、巨大なドラゴンになったアスモデウスが現れる。

 

介人「でっかー!!」

アスモデウス「殲滅してくれる!!」

 

 アスモデウスは、火球を放ち、仮面ライダーとスーパー戦隊達に攻撃していく。

 それには、ヒーロー達も怯んでしまう。

 だが、アカレンジャーは立ち上がる。

 

アカレンジャー「スーパー戦隊、45作品分の力を見せてみろ!!」

『おう!!』

 

 すると、各スーパー戦隊の巨大メカが現れる。

 セッちゃんは、空中から見ていた。

 

セッちゃん「来た来た来たー!!戦隊メカ大集合チュン!………あれ?なんかオイラに似てるチュン。」

 

 セッちゃんは、バリドリーンを見ながらそう言う。

 各スーパー戦隊の巨大メカは、アスモデウスに攻撃を仕掛ける。

 一方、仮面ライダーは、アスモデウスの攻撃を食らって怯む。

 仮面ライダーには、巨大メカという概念が存在しないからだ。

 仮面ライダーは、アスモデウスの攻撃を食らいそうになる………次の瞬間。

 

ゾックス「ヨホホーイ!」

 

 ゾックスがクロコダイオーを操縦して、仮面ライダー達を回収する。

 クロコダイオーのハッチが開いて、天井部分に仮面ライダーが現れる。

 

1号「ライダー達よ!50年分の力を集めるのだ!!」

『おう!!』

 

 その声と共に、トッキュウレッシャー、ゴーカイガレオン、シシボイジャーがクロコダイオーと並行して飛び、それぞれに仮面ライダーが飛び移る。

 それぞれの戦隊メカの上から、巨大な斬撃をアスモデウスに叩き込み、ダメージが大きくなったからか、アスモデウスは、怪人態のまま巨大化した状態になった。

 零士は、介人に話しかける。

 

零士「介人、君の力を俺に貸してくれ!」

介人「もちろん!零士の書いた物語、面白いじゃん!」

零士「俺と君達の物語だ。だが、物語の結末は、俺が決める!!」

介人「うん!!」

 

 その声と共に、介人は零士の持っていた本に吸い込まれ、スーパーヒーロー戦記ワンダーライドブックに変わる。

 

『スーパーヒーロー戦記!』

 

 零士は、そのワンダーライドブックを開く。

 

『時代を越えて戦い続けるヒーローたちの物語…。』

 

 零士は、火炎剣烈火に変えたソードライバーにそのワンダーライドブックを装填して、火炎剣烈火を抜刀する。

 

『烈火抜刀!』

 

零士「ハァァァァ!!」

 

『どんな時も大切な物を守る為、正義が紡ぐ勝利の歴史!』

『スーパーヒーロー!戦記!!』

『時代が望む限り、ヒーローは必ず現れる!』

 

 零士に、ブレイブドラゴン、機界モードになったジュラン達の幻影、そして、仮面ライダーとスーパー戦隊のロゴが合わさり、セイバー・スーパーヒーロー戦記になる。

 

零士「ハアッ!」

アスモデウス「グワァァァァ!!」

 

 零士は、火炎剣烈火を振るうと、アスモデウスの周辺に禁書が現れ、その禁書がアスモデウスに攻撃する。

 

ジュラン「オラ!オラ!オラ!」

 

 更に、ヒーロー達がアスモデウスに追撃する。

 すると、上空から、クロコダイオー、エンジンスピードル、レッドダイヤルファイターが現れる。

 

ゾックス「ツーカイに行くぜ!!」

 

 それぞれのメカの上には、仮面ライダー達が乗っていた。

 零士は、必殺技の体勢に入る。

 

零士「行くぞ!!」

 

 零士は、ジュラガオーンが合体するスタジアムに居て、1号とアカレンジャーの絵が、背後の巨大なセイバー・スーパーヒーロー戦記によって合わさる。

 

『スーパーヒーロー!必殺斬り!』

 

零士「ハァァ!ハァァァ!!!」

介人「ちょあーっ!!」

 

 二人は、その光球を斬撃と共にアスモデウスに向かって放つ。

 ヒーロー達も、とどめを刺す。

 

1号「ライダー………!」

『キーック!!』

 

 仮面ライダーのライダーキックと、スーパー戦隊の巨大メカの攻撃がアスモデウスに命中して、セイバー・スーパーヒーロー戦記が放った光球が、アスモデウスに命中する。

 アスモデウスは、爆散した。

 

『HERO IS FOREVER!』

 

 アスモデウスが持っていた仮面ライダーとスーパー戦隊の禁書は、アガスディアベースへと戻って行った。

 そこには、ソフィアとシエロが居た。

 

ソフィア「みなさん、ありがとう。世界は救われました。」

シエロ「ソフィア様、本が一冊増えてますよ。」

ソフィア「あら、新しい物語が増えたのですね。」

 

 ソフィアは、その本を取り出して、シエロと共に見る。

 その本のタイトルは、仮面ライダーリバイスと書かれていた。

 一方、章太郎が歩く中、その進行先には、1号が居た。

 

1号「先生!!」

章太郎「先生………?」

 

 1号は変身を解き、本郷猛としての姿に戻った。

 それを、零士達は見守っていた。

 

猛「会いたかった………!もう2度と会えないと思ってました………!」

章太郎「………やっぱり、僕は死ぬんだね。」

セッちゃん「えっ………。」

アクア「死ぬなんて言わないでよ!」

 

 アクアの言葉に、章太郎は振り向く。

 

章太郎「お姉ちゃん!僕は嬉しいんだ。自分が死んだ後も残るヒーローを書くのが、夢だったから。」

猛「………先生の描いたヒーローは、残るだけじゃあない。その時代や世界のヒーローによって、子供達の心に焼きついた感動は、永遠に、人生に息を与え続けます。」

章太郎「………ありがとう。君は、本郷猛だね?」

猛「はい。」

 

 章太郎は、零士に向かって問いかける。

 

章太郎「零士。君は、僕が死んだ後に生まれたヒーローなんだね。そして、違う世界の仮面ライダーセイバー。」

零士「章太郎。」

章太郎「ありがとう。僕の手から離れても、人間として生きてくれて。」

 

 すると、章太郎の後ろに、金色の穴が開く。

 別れの時が来た。

 

アクア「章太郎は、どこに帰るの?」

章太郎「石ノ森町。でも、高校を卒業したら、上京して、漫画家になる。君達の物語を描くよ。皆も、それぞれの物語に帰る時だ。」

 

 そう言って、章太郎は、帰って行った。

 本郷猛の所にも、サイクロン号が現れる。

 

猛「ライダーもスーパー戦隊も不滅だ。これからも、世界人類の為に戦い続けろ。永遠に、皆の傍に居る。神崎零士。」

零士「はい。」

猛「君も、頑張れよ、違う世界の、仮面ライダーセイバー。」

零士「はい!」

 

 本郷猛は、サイクロン号に跨り、そのまま去って行く。

 セッちゃんは、何かに気付いたかの様に、口を開く。

 

セッちゃん「石ノ森章太郎………?彼が仮面ライダーとスーパー戦隊の原作者チュン!?」

「「「「ええっ!?」」」」

零士「さあね!!でも、一つだけ分かった事がある。たとえ、俺たちが物語の登場人物だとしても、物語の結末は、俺たち自身で決めないといけないんだ!」

介人「分かりみ全開!!」

 

 介人の言葉に、皆が笑う。

 すると、介人も、何かに気付いたのか、口を開く。

 

介人「そういえば、新しい仮面ライダーリバイス。どんな物語になるんだろ?」

零士「ああ。楽しみだ!!」

 

 零士達は、カラフルへと向かって行く。

 それぞれのヒーロー達は、これからも、世界の為に戦い続けるだろう。

 零士もまた、《この素晴らしい世界に祝福を!》という物語の、仮面ライダーセイバーとして。




今回はここまでです。
スーパーヒーロー戦記、完結!
しばらく、この小説の投稿は少し止めます。
賢者の孫とリバイスの小説とコラボした、ビヨンド・ジェネレーションズ編をやって、深罪の三重奏で、《この聖なる刃に祝福を》は、完結します。
ただ、賢者の孫とリバイスの小説は、賢者の孫の要素をあまり活かしきれていないので、もしかしたら、賢者の孫の要素を強めにして、再投稿するかもしれません。
それに、リバイスは、未だに放送中の為、あまり手をつけられないのも事実です。
どうするかは、まだ考えていません。
もし、再投稿する事にしたら、ビヨンド・ジェネレーションズ編は、かなり先になると思います。
一応、賢者の孫とリバイスの方で、このまま行くのか、修正して再投稿するのかのアンケートを取りたいと思います。
良かったら、そちらの方で、アンケートに票を入れて欲しいです。
追記、賢者の孫とリバイスの方でと言いましたが、こちらでアンケートをします。
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