この聖なる刃に祝福を   作:仮面大佐

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タッセル「皆さん、ボンヌ・レクチュール!僕はタッセル!ドラゴンアーサーと爆裂魔法で止まった起動要塞デストロイヤー。しかし、デストロイヤーは自爆しようとしてしまう。このまま自爆したら、アクセルに甚大な被害が出てしまう!何とか、止めてくれ!剣士達!」


第16話 終焉の、起動要塞

    緊急クエスト!!

デストロイヤーの自爆を阻止せよ!!

 

冒険者「無理だ。」

冒険者「あんなの無理だって!!」

 

 冒険者達が逃げ出していく。

 俺達も万が一に備えて離脱の準備を始める。

 

カズマ「ダクネス!!逃げるぞ!!」

ダクネス「私は、ここから逃げ出す訳にはいかない。」

零士「ダクネス……。」

 

 お前……。貴族の意地を果たすつもりか。

 

ダクネス「それに、もうすぐ爆発するものの近くにいると考えると……。」

 

 まさか、こんな時まで性癖を発動する気か?

 

ダクネス「こうしてはいられない!カズマ、零士!私は行くぞ!!行ってくりゅ!!変身!」

 

『土豪剣激土!』

 

 ダクネスはバスターに変身して、突撃していった。

 

冒険者「おい!ダクネスさんが突撃してくぞ!」

冒険者達「!?」

 

 ダクネスが仮面ライダーになって突撃していくのを他の冒険者達も見ていた。

 

冒険者「やるぞ!俺は!この街には散々世話になったからな!」

冒険者「俺も。もうレベル30を超えているのに、なぜ未だにこの駆け出しの街にいるのかを思い出した。」

ダスト「むしろ今まで安くお世話になって来た分ここで恩返し出来なきゃ終わってるだろ!」

親方「びびってんじゃねぇ!俺達も行くぞ!」

作業員「おォォォ!」

 

 と、どんどんデストロイヤーに冒険者や、作業員の方達まで突撃していった。

 心の中で、サキュバスの影響力って凄いなと思った。

 

ウィズ「カズマさん、零士さん。中にある動力源を断てば自爆を阻止できる筈です。」

カズマ「そうだな。」

零士「俺達も行くか。」

アクア「みんな頑張ってね。私は帰るわ。後の宴会でね!」

カズマ「行くぞ!駄女神!」

アクア「え!イヤァァァ!!」

 

 俺達はウィズとアクアを引き連れて、俺以外の人も、カズマはファンタスティックライオン、リナはランプドヘッジホッグ、めぐみんは猿飛忍者伝、カリンはヘンゼルナッツとグレーテル、カイトはジャアクドラゴンへと変身した。

 途中、ゴーレムが妨害してくるが、仮面ライダーになった俺達の敵ではなかった。途中でミツルギとも合流した。

 

冒険者「開いたぞーー!」

アクア「帰りたーい!!」

 

 そこに居た冒険者は、突撃時の気迫はどこへ行ったのか、微妙な表情で立っていた。

 

テイラー「見ろよ。あれを。」

 

 ダストのパーティのリーダーのテイラーが指を指した先には白骨化した遺体があった。

 

ウィズ「乗っ取った開発者でしょうか?」

アクア「既にこの世に未練もないくらいに成仏してるわね。」

カズマ「いや未練ぐらいあるだろ。」

零士「これって1人寂しく死んでいったみたいな感じだよな。」

ミツルギ「あぁ。」

 

 アクアがテーブルに日記が置いてあったのを見つけた。

 

アクア「何これ?日記かしら。国のお偉いさんが無茶言い出した。こんな低予算で機動兵器を作れと言う。無茶だ。」

零士「彼の日記なのか?」

 

博士『動力源をどうこう言われたけど知るか!伝説のコロナタイトを持ってこいと言ってやった。本当に持ってきちゃったよ。どうしよう。これで動かなかったら死刑じゃないの?動いて下さい! お願いします!』

 

 俺達のパーティメンバーとミツルギはだんだんジト目になってきた。

 

博士『終わった。現在ただいま暴走中!国滅んだヤベェ、滅んじゃったよ!ヤベェー!でもなんかスカッとした。満足だ!よし決めた。もうここで余生を暮らすとしよう。だって降りられないしな。止められないしな。これ作った奴絶対バカだろ!…………おっと!これ作った責任者、俺でした!』

 

「「「「「「「「「…………。」」」」」」」」」

アクア「終わり。」

『舐めんな!』

 

 余りの下らなさに、俺達仮面ライダーは絶叫した。

 その後、遺体を他の冒険者に任せてミツルギ、リナ、カイト、カリン、めぐみんは他の冒険者と共に降りた。

 コロナタイトがある部屋には、俺、カズマ、アクア、ウィズの4人がいた。

 

カズマ「ダスト達はめぐみん達と先に避難させたけど、どうするんだ、これ?」

アクア「ねぇ、ウィズならなんとかなんない?」

ウィズ「無理ですよ。」

零士「いや、出来る。ソフィアなら。」

ソフィア「人使いが荒いですね。」

 

 そう。俺はソフィアを予め呼んでおいた。

 

零士「ソフィア、このコロナタイト、ノーザンベースの動力源にしようぜ。」

ソフィア「そうですね。有効利用しましょう。」

カズマ「お前、ちゃっかりしてんな。」

零士「有効利用出来るのなら有効利用しないとな。」

 

 その後、取り出されたコロナタイトは、ソフィアの手で、ノーザンベースの動力源となった。

 俺達は用の無くなったデストロイヤーから脱出して、ダクネスと合流した。

 

カズマ「よぉ、ダクネス。」

零士「さぁ、脱出しよう。」

ダクネス「いや、私の危険を感じる嗅覚が、まだ香ばしい危険の香りを嗅ぎ取っている。……あれはまだ、終わっていないぞ!」

 

 そう言った途端、デストロイヤーから煙が出てくる。こころなしか、温度も高くなっているような気もする。

 

カズマ「どうなってんだよ!コロナタイトはノーザンベースの動力源になった筈だろ!?」

零士「多分だけど、コロナタイトを取っても、まだ本体に熱が残ってるんだ!」

ウィズ「誰か魔力を下さい!私の爆裂魔法で完全に壊します!」

カイト「ちょっと待って下さい!ここでドレインタッチを使ったら貴方がリッチーだってバレますよ!」

リナ「そうなったら、こちらも関与を疑われる可能性が出てきちゃう!」

ウィズ「でも!」

カズマ「ドレインタッチなら俺も使える。だから俺がやる。」

零士「なら、めぐみんに魔力を渡してくれ。」

リナ「そうね!めぐみんなら、仮面ライダーで魔力が増えたって言い訳が出来るわ!」

 

 そうこうしている内に、カズマがめぐみんの為に俺から魔力を渡して行った。

 めぐみん曰く、少し魔力が足りなくなっていたから助かったそうだ。

 その後、デストロイヤーはめぐみんの爆裂魔法で吹き飛んだ。

 翌日、俺達は報酬を受け取ろうとギルドへ向かうと、そこには、2人の騎士を従えていた女の人がいた。

 

???「サトウカズマ、神崎零士!貴様らには国家転覆罪の容疑が掛かっている!大人しく来てもらおう!!」

 

 と、俺達は何故か捕まる事になった。

 




今回で、第二章は終わりです。
次の話からは第3章に入ります。

賢者の孫とリバイスの小説で、原作キャラは変身させるべきか。

  • 変身させる。
  • 変身させない。
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