この聖なる刃に祝福を   作:仮面大佐

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タッセル「皆さん、ボンヌ・レクチュール!僕はタッセル!前回、機動要塞デストロイヤーを破壊した剣士達!しかし、どういう訳か、神崎零士と佐藤和真が国家転覆罪の罪に問われてしまった!彼らは大丈夫かな……?……ん?何やら悪魔の力が働いたような………。」


第3章
第17話 冤罪、炎と水の剣士


???「サトウカズマ、神崎零士!貴様らには国家転覆罪の容疑が掛かっている!大人しく来てもらおう!」

零士「えっと、貴方は?」

セナ「これは失礼した。私はセナ。王国検察官です。」

カズマ「それでなんで、俺達は国家転覆罪の容疑が掛かっているんですか?」

 

 確かに俺達は何もしてない。

 

セナ「実は、領主の屋敷にデストロイヤーの破片が直撃して、死者こそ出ていないが、屋敷に大きな穴が開いた。これにより、貴様ら2人は領主の命を狙ったとみなされた。」

零士「はぁ!?」

カズマ「何でだよ!」

 

 それって完全な偶然じゃないか!

 それで国家転覆罪って!中世時代の異世界ならではの弊害だよな。

 

リナ「ちょっと待って下さい!カズマはともかく零士がそんな事をする訳無い!」

カイト「そうだ!零士がそんな事をする事は無い!完全な偶然だろ!」

セナ「ちなみに、国家転覆罪は主犯以外にも課される事がある。言葉には気をつけろ。」

「「「「…………。」」」」

 

 あ、これ見捨てられそう。

 

アクア「まあ、お勤め頑張ってね!2人とも!」

めぐみん「そうですね!私は2人に言われてやっただけですから!」

 

 やっぱり。見捨てられた。

 だが、完全に見捨てられた訳ではなく、リナ、カイト、カリン、ダクネスは悔しそうに口を閉じていた。

 

零士「カズマ……。」

カズマ「そうだな……。すいません。俺達の聖剣を仲間に預けて良いですか?」

セナ「まぁ、良いだろう。さっさと預けろ。」

 

 俺達は自分の聖剣とワンダーライドブックをカリンに渡した。

 

ウィズ「あの、やっぱり私も……。」

アクア「ダメよウィズ!犠牲が2人で済むのならそれで良いでしょ!堪えて!別に永遠の別れになる訳じゃないのよ!!」

 

 アクアの奴、綺麗事を言ってるけど、要するに俺達に罪を擦りつけたいだけだな。

 俺達は同行する事になった。

 

リナside

 

リナ「零士!」

カイト「カズマ!」

零士「大丈夫だ。心配しないでくれ。」

カズマ「それと、皆に伝えてくれ。」

「「俺達を簡単に切り捨てたり、悪口を言った奴ら、覚えてろってな。」」

 

 零士とカズマはそんな事を言って連行されていった。

 その時の2人の顔は、目が死んでいて、あからさまに怒りを抑えている状態だった。

 それをノーザンベースに戻っていたアクア達に伝えると、アクアとめぐみんは、顔面が蒼白になった。

 

アクア「だって、だってしょうがないじゃない!私死刑になりたくないし!」

めぐみん「でも、指示したのは実際にあの2人じゃないですか!!」

 

 この2人は、どうしたものかと悩んでいたら。

 

ソフィア「つまり、アクアさん、剣斬。あなた方はセイバーとブレイズを見捨てたと。そして、エスパーダ、バスター、スラッシュ、カリバーも黙って見ていたと。」

 

 ソフィア様の声は少し怒っている様に思える。

 

ダクネス「申し訳ありません!ソフィア様!私もどうにかしようかと思いましたが、状況が状況でして!」

ソフィア「もちろん、エスパーダ、バスター、スラッシュ、カリバーは状況が状況ゆえでしょう。しかし、アクアさんと剣斬は本当に見捨てたと言う事ですね。」

アクア、めぐみん「ウッ!」

ソフィア「これはセイバーとブレイズのお仕置きを覚悟した方が良いかと。」

アクア「2人を助けましょう。」

 

 お仕置きを恐れたアクアが救出作戦を立てた。

 

零士side

 

 俺達はその後、牢屋へとカズマと共に入った。

 どうやら、否定権は無いようだ。

 その後、なんかアクアが助けにきた。

 アクア曰く、俺達のお仕置きを恐れたからと自白してくれた。

 針金を入れてくれたが、俺達はピッキング出来ない上にダイヤル式なので外に針金を捨てて俺達は寝た。

 

翌朝

 

 俺達は揃って同じ部屋に連れてこられた。おそらく取調べ室だろう。

 俺達は隣同士に座り、反対側にセナが座る。

 

セナ「これから貴様らの取り調べを行う。言っておくが嘘は通じないぞ。そこにあるのは嘘を見抜く魔道具だ。」

 

 この世界には嘘発見器があるのか。嘘を吐く気はないが。

 

セナ「まずはサトウカズマ。貴様からだ。16歳で冒険者。では出身地と冒険者になる前に何をしていたのかを言え。」

カズマ「出身地は日本で学生してました。」

 

チーン。

 

セナ「出身地と経歴詐称か。」

カズマ「すいません。日本で学生とは名ばかりでグータラしてました。」

 

 今度は鳴らない。カズマってニートだったのかよ!

 

セナ「そ、そうですか。次は貴様の番だ。神崎零士。18歳で冒険者。なら、先程のと同じだ。」

零士「出身地はカズマと同じく日本で大学生をしていました。」

 

 鳴らない。事実だからな。

 

セナ「そうか。そこの男とは違い、真面目に勉学をしていたと言う事か。しかし、ニホンとは聞いた事が無いな。」

 

 そりゃ、異世界だからな。

 

セナ「では、冒険者になった動機をサトウカズマから言え。」

カズマ「魔王軍に苦しんでいる人達を助けようとして……。」

 

チーン。

 

カズマ「冒険者になってカッコいいし、活躍したら人気者になれそうだからです。魔王を倒す気はありますけど。」

 

 今度は鳴らない。カズマ、動機はちょっと不純だけど、まあいいか。

 

セナ「次はお前だ。」

零士「仮面ライダーの力で魔王を倒してみたくなったからです。」

 

 鳴らない。事実だしな。

 

セナ「ふむ。では領主殿に恨みの類はあるか?」

カズマ「そもそも、領主の事はあまり聞いていないですし、よく知りません。」

零士「そもそも、今は俺たちを切り捨てたギルドの面子の方が許せません。」

 

 鳴らない。それもそうだ。領主なんてそんなに関わる人では無いからな。

 

セナ「そうか……。領主に個人的な恨みは無いと言うことか。じゃあ次に……。」

カズマ「あのすみません。そんな回りくどい言い方しないでくださいよ。」

零士「さっさと、魔王軍関係者かって聞けばいいじゃ無いですか。そもそも俺達は魔王軍とは関係ないですよ。」

 

 当然の如く鳴らない。

 

セナ「………どうやら私が間違っていた感じのようですね。あなた方は魔王軍関係者ではない。すみません。」

零士「信じてくれて有難いです。」

カズマ「容疑が晴れて良かったです。それに俺達はデストロイヤーにベルディアの討伐をしたんだから。」

セナ「それはもちろん存じ上げております。あなた方仮面ライダーが居てくれたお陰でアクセルの街は2度も助かった。しかし、零士さんはともかく、貴方の方は悪い噂があるようで。」

 

 カズマ…。お前何したんだよ。

 

セナ「まあ、それはともかく、あなた方は魔王軍関係者ではなく、幹部の知り合いがいないと言う事だな。」

零士「魔王軍の知り合いは流石に居ないとは言い切れません。それに、スパイがいて、そいつと知り合っている可能性がありますけど、魔王軍とは一切関係ありません。」

 

 鳴らない。事実だしな。ウィズやレジエル、ズオス、ストリウスの件もあるし。

 

セナ「スパイ?もしかして心当たりが?」

零士「無いですよ。あくまで保険。それに駆け出し冒険者の街に送っても大して意味は無いと言えるでしょう。」

カズマ「そうですよ。」

 

 少々、怪しかったがどうか?

 

セナ「なるほど。あなた方は無罪である事は確認出来ました。しかし、私は検察官として領主アルダープに雇われた身。領主側になりますが、お二人が無罪になる様に善処します。」

カズマ「分かりました。」

零士「ありがとうございます。」

 

 なんとか無罪だと証明出来た。

 しかし聞きたい事があるので聞く。

 

零士「あの、領主の屋敷に届いたデストロイヤーの破片ってどんな感じですか?」

セナ「あぁ。なんでも、そこまで大きくは無い破片が飛んできたようです。」

 

 デストロイヤーの破片ってそんなに飛ぶか?

 その後、牢屋へと戻り、色々と考えていた。

 謎の破片。一体何故、ピンポイントで領主の屋敷に届いたんだ?

 その後、アクアがまた助けに来たが、糸ノコで切ろうとして失敗したが、一応無罪になりそうと伝えた。その時に、帰ったら覚悟しろと脅しといた。

 




今回はここまでです。
ちなみに、デストロイヤーの破片が屋敷にまで飛んだのは、マクスウェルの力が働いた結果です。
理由は、ダクネスの周辺にいる邪魔な零士とカズマをアルダープが消そうとした事です。

賢者の孫とリバイスの小説で、原作キャラは変身させるべきか。

  • 変身させる。
  • 変身させない。
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