この聖なる刃に祝福を   作:仮面大佐

32 / 135
タッセル「皆さん、ボンヌ・レクチュール!僕はタッセル。前回、カズマに子供が欲しいと言ったゆんゆん。しかし、それは勘違いだったようで、その後、紅魔の里へと向かって行って、それを追うように神崎零士達も向かう事になった。………あれ?今、男性陣が追われてるけど、一体何があったんだろう?」


28話 恐怖せし、炎と水と闇の剣士

 俺とカズマとカイトは必死に走っていた。

 生き延びる為に。

 

「「「ヒィィィィ!!」」」

 

 何でこんな事になった!!

 それは遡る事、アクセルにて。

 

ウィズ「テレポートですか?紅魔の里の近くにですか?」

カズマ「あぁ。このツンデレが里帰りするそうだからな。」

めぐみん「!?誰がツンデレですか!?」

バニル「おぉ。誰かと思えば。上がりやすい職業の癖にちっともレベルの上がらない男に。」

カズマ「おい。」

バニル「最近、実家の威光でしか仲間の役に立てない娘!」

ダクネス「なぁ!?」

バニル「色んなことに頭を悩ませて仲間に言えていない炎の剣士!」

零士「ちょ!?」

バニル「炎の剣士に思いを馳せて、頭から離れられていない雷の剣士!」

リナ「えっ!?」

バニル「最近、少し太ったかなと悩んでいる音の剣士!」

カリン「待って!?」

バニル「ここ最近、闇黒剣月闇の力で色んな未来を見て怯えている闇の剣士!」

カイト「何で!?」

バニル「鬱陶しい光溢れる、チンピラプリーストに。」

アクア「あぁ!?」

バニル「ネタ魔法しか使わないネタ種族!へいらっしゃい!」

めぐみん「おい。」

 

 バニルが悪感情を食う為に俺たちを揶揄いながら挨拶をしてきた。

 バニルは俺とカズマを呼んだ。

 

バニル「それはそうと、例の契約書、出来ているぞ。」

カズマ「本当に大丈夫だろうな?」

零士「まあ、大丈夫じゃないのか?」

バニル「もちのろん。3億エリスを渡すと言う契約でいいな?」

カズマ「おう。」

バニル「だが、まだだぞ。」

零士「何でだよ?」

バニル「まだ、完全に生産のラインが整っていないのだ。もう少し待って欲しい。」

 

 なるほど。確かに契約だけしても、生産出来なければ意味はない。

 その時、アクアが何かを落として割ってしまった様だ。

 

バニル「商品に触るな!厄災女め!」

アクア「はあ!?お客様は神様でしょ!私は女神だけど。神様に相応しい態度をとりなさいよ!」

バニル「商品をダメにしておいて、何を開き直っているのだこの貧乏神は!!ええいウィズ、とっとと送還してしまえ!!」

 

 テレポートは一度に4人までしか転送出来ないので、第一陣としてカズマ、アクア、めぐみん、ダクネスが、第二陣として俺、リナ、カイト、カリンが転送される事になっている。

 まず、第一陣が転送されていった。

 

ウィズ「では、あなた方の旅が良いもので有ります様に。テレポート!」

零士「じゃあ、行ってくる!」

 

 俺達はカズマ達とほぼ同じ座標に転送された。流石に少し誤差があったのか、カズマ達とは少し離れた所にいた。

 だが、カズマが何かに追われているのを見て、本能的に危険を感じたので、同様な反応をしていたカイトと共に逃げる。

 砂煙をあげて迫ってくるのは、オークだった。

 

「「「ヒィィィィ!!」」」

カズマ「ウィズ!なんて所にテレポートしてんだァァァ!!」

オーク「ちょっと待ちなさいよ!あんた達!」

オーク「ねぇ!男前なお兄さん達!私達といい事しない?」

カズマ「なんで女オークばっかなんだ!?」

めぐみん「カズマ!零士!カイト!現在この世にオークの雄は存在しません!」

ダクネス「えぇ!?」

リナ「オークの雄はとっくの昔に絶滅したらしいの!」

カリン「現在、オークと言えば、縄張りに入り込んだ他種族の雄を捕らえて、集落に連れ帰り、それはもう凄い目に遭わせる、男性にとっての天敵なの!」

 

 マジかよ!この世界は日本での常識が通用しないのか!

 

オーク「アンタ達、2、3日ウチの集落でハーレムよ!この世の天国を味あわせてあげるわ!」

「「「お断りしまぁぁぁぁす!!」」」

 

 初めて女性からの誘いを断ってしまった。

 

ダクネス「待て!オークと言えば女騎士の天敵だぞ!性欲絶倫で、女とみるや即座に襲い掛かる、あのオークの雄が……!」

「「「もう居ません(ないわよ)!」」」

アクア「ダクネス!!」

 

 何でダクネスが落ち込んでるんだよ!

 て言うか、俺たちの生命の危機だろ!

 

オーク「あたし、あんた達の子を産むわ!」

オーク「いや、私よ!」

オーク「最初は男の子がいいわねぇ!オスが60匹にメスが40匹!そして海の見える家で、毎日あたしとイチャイチャするの!」

カズマ「帰りたい!お家に帰りたい!!」

零士「そんな事言ってる暇があるなら、走っとけ!」

カイト「俺達捕まると死ぬぞ!!」

 

 その時、背後から3人纏めて捕まった。

 

「「「あ。」」」

「「カズマ!!!」」

リナ「零士!!!」

カリン「カイト!!!」

オーク「よーし!すぐ済むから。すぐ済むからじっとして、目を瞑りな!」

カズマ「助けて!めぐみん、いつもの奴を!いつもの奴を!!」

零士「皆助けて!!」

カイト「早くしてくれ!!」

リナ「分かったわ!皆、行くわよ!」

「「「変身!」」」

 

『ランプドアランジーナ!』

『風双剣翠風!』

『音銃剣錫音!』

 

 ダクネス以外が変身して、オークと戦闘し始めるが、優秀な遺伝子を持っているオークに少し苦戦している。

 ダクネスも変身して、俺達を助けてくれ!!

 

カズマ「話をしよう!話をしよう!!」

オーク「エロトークなら喜んで!さあ、話してごらん?あんた達のこれまでの人生での恥ずかしい性癖をさ!」

 

 ヤバい!このままでは確実に天に召す!

 

零士「助けてくれェェェェ!!リナさん!!」

リナ「零士!!」

 

 と、その時。

 

ゆんゆん「ボトムレス・スワンプ!」

 

 ゆんゆんの声がしたと思ったら、泥沼魔法でオーク達がもがいていた。

 

カズマ「ゆんゆん!ゆんゆんじゃないか!」

零士「助かった!!」

カイト「ありがとうございます!!」

 

 ゆんゆんの存在にオーク達は撤退していった。

 俺達男性陣は、オークというトラウマを抱えることになった。

 




今回はここまでです。
やはり、オークのメスは怖いですね。

賢者の孫とリバイスの小説で、原作キャラは変身させるべきか。

  • 変身させる。
  • 変身させない。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。