ユーリ「ああ。これを見てくれ。」
タッセル「へぇ。これが君が気に入った話って事ね。」
ユーリ「アイツらを助けるために、再び剣士となろう。……さあ、返してくれ。俺の剣士としての歴史が入った、ストーリーオブ光剛剣最光を。」
タッセル「…………。」
ユーリ「まさか無くしたのか!?」
タッセル「いやいやいや、待って、待って。すぐ探すから……。」
ダクネスside
私は、ドレスを着ていた。
しかし、これは私の自己満足だ。
領主との式が終わって、父にこの姿を見せたらきっと悲しむだろう。
アルダープ「離せ!ララティーナに合わせろ!」
領主め。本性を隠す気がないな。
守衛「ダメです。ここから先はダスティネス家の方のみしか入れません。」
アルダープ「通せ!どうせ貴様らの主になるのだぞ!ここを通せ!」
守衛「無理です。今は貴方の部下ではありませんゆえ。」
アルダープ「貴様の顔は覚えたぞ。貴様らのララティーナを嬲った後は覚悟するんだな。」
領主は去っていった。守衛を呼ぶ。
守衛「あぁ!お嬢様!なんと美しい姿です!」
この守衛は、昔からずっといる守衛だ。
ダクネス「すまない。私の為に……。」
守衛「いえ。この式が済んだら辞めるつもりですよ。まあ、お嬢様が認めた相手なら仕えても構いませんが。」
認めた相手か。それを聞くと、あの2人が思い浮かぶ。
片方は、臆病な癖にここぞというときは大胆にやる奴だ。口も悪いが、仲間思いで、水の剣士でもあるあの男。
もう片方は、色んな相手に優しく、剣の腕も上手くて、毒舌を放つ事はあっても、明るく、炎の剣士でもあるあの男。
私はその2人を思い出して、つい口元が綻んでしまう。
守衛「お嬢様は、たまに見せるその笑顔が本当にお美しい。最後にそのお顔を見られて、自分は幸せ者です。」
その後、ろくでもない噂の元凶になったカズマをとっちめたいと思ったが、その後に流れたのはあいつらとの思い出だった。
土の剣士としての活動は本当に良い思い出だった。
そして、ハーゲンと共に、教会へ。
零士side
ここはアクセルにあるエリス教会だ。
しばらくすると、ダクネスが入ってきた。
だが、その顔は、とても悲しんでいる表情だ。
何勝手に居なくなってるんだ。お前がその身体を差し出せば解決すると思ったのか?
ジュン(いよいよだな。)
零士「あぁ。こっからが本番だ。」
俺はジュンにそう答えて、事の顛末を見ている。
アルダープめ。当初はあまり恨みは無かったが今は、仲間を悲しませた奴と思っている。
今、アルダープとダクネスが祭壇にやって来た。
そこにはカズマとアクアが居て、俺、リナ、カイトの3人は、カズマからの合図を待っていた。
そして、アクアが喋り出す。
アクア「汝ー、ダクネスは。この熊と豚を足したみたいなおじさんと結婚し、神である私の定めじゃないものに従って、流されるまま夫婦になろうとしています。あなたは、その健やかな時も、病める時も、喜びの時も、悲しみの時も、富める時も、貧しき時も、おじさんを愛し、おじさんを敬い、おじさんを慰め、おじさんを助け、その命の限り、堅く節操を守る事を約束しますか?出来ないでしょう?私はこのままダクネスと帰って、カズマと零士の料理をつつきながら、キュッと一杯やりたいなぁ……。」
その場違い発言に全ての人の視線がアクアに集まった。
カズマからGOサインが出た。
零士「……行くぞ!」
カイト「……おう!」
リナ「………私も犯罪者か。」
俺達は、潜伏していた所から飛び出し、カズマ達と合流した。
ごめん。父さん、母さん。あなた方の可愛い息子は貴族に喧嘩を売って、お嬢様を拉致ろうとしています。
我に返ったダクネスの顔がみるみるうちに青くなり、涙を零した。
ダクネス「な、何て事を……。アクア、リナ、カイト……、カ、カズマ!零士っ!放せ!手を放せ!お前達は何をしている!コレは洒落にならんぞ!処刑されてしまうぞ!バカな事を!」
カズマ「バカバカうっせー大バカ女が!お前こそ勝手にバカな事をしやがって!!」
零士「君が勝手に離れといて、しかも、勝手に俺達の借金を肩代わりするな!」
ダクネス「お前達は何を言っている、この大バカがっ!」
アルダープ「こっ、こいつらを捕らえろ!この貧乏人風情が!早く捕まえろ!」
零士「領主の責任を放棄したクズに言われる筋合いはねぇ!!」
俺のその発言に、アルダープが顔をドス黒くして。
アルダープ「黙れ!関係無い貴様らはすっこんでいろ!こいつには膨大な負債があるのだ!この女を買う代金を用意してこい貧乏人供が!!」
零士「言ったな!じゃあ、出させてもらいますよ!!」
カズマ「約束守れよおっさん!ダクネスが借りた金、総額20億エリス!これでダクネスは貰っていくぜ!!」
カズマはそう言って、中身を足下にぶち撒けた。
その理由は。
アルダープ「何!?ララティーナを!ワシのララティーナを……、ああっ金が!拾ってくれ!!」
アルダープが金にがめついのは、既に知っているので、時間稼ぎだ。
ダクネスを連れて逃げようとすると、食って掛かった。
ダクネス「お前達は!誰がこんな事をしてくれと言った!貴様ら、私の覚悟を何だと思っているのだ!それにこの大金はどうした!?」
零士「売ったんだよ。俺たちの知的財産権を纏めて。」
カズマ「それに、討伐賞金も半分ずつ出したら、ちょうど20億エリスになった。分かったら、とっとと逃げるぞ!」
ダクネス「そんな事をしてまで、お前達は……、お前達という奴は!」
零士「後で、夜逃げする時に、手伝って貰いますからね!」
カズマ「そう言うこった!逃げるぞ!!」
カイト「その前に変身するぞ!」
リナ「そうね!!ダクネス、色々と手伝って欲しい事が山ほどあるの!!」
『ドラゴニックナイト!』
『キングライオン!』
『ランプドアランジーナ!』『ニードルヘッジホッグ!』『トライケルベロス!』
『ジャオウドラゴン!』
『ジャオウリード!』
『烈火抜刀!』
『流水抜刀!』
『黄雷抜刀!』
『闇黒剣月闇!』
「「「「変身!!」」」」
『ドラゴニックナイト!』
『キングライオン大戦記!』
『ゴールデンアランジーナ!』
『ジャオウドラゴン!』
俺達は仮面ライダーになって、領主の部下を牽制する。
零士「ダクネス!ほれ!お前の聖剣だ!」
ダクネス「ここまでやらかしてしまった以上は仕方がない、もう色々と吹っ切れた!領主の犬どもそこをどけっ!どかぬと言うなら、ぶっ殺してやるっ!!」
『玄武神話!』
『玄武神話!』『一刀両断!』
ダクネス「変身!」
『ブッた斬れ!ドゴ!ドゴ!土豪剣激土!』
『激土重版!絶対装甲の大剣が、北方より大いなる一撃を叩き込む!』
ダクネスは、ドレスを引き裂き、ヴェールも脱ぎ捨てて、仮面ライダーバスターに変身して、突撃していく。
俺たちも、領主の部下を殺さずに気絶させる様に倒していく。
俺は、ある程度片付けたら、ドラゴニックブースターで炎を出して牽制する。
膠着状態に陥らせている所に。
ゆんゆん「ライト・オブ・セイバー!」
教会の壁がドアごと倒れた。
そこには、3つの人影が。
野次馬冒険者達は、これから何が起こるのかを楽しそうに見守っている。
領主の部下は、距離を取った。
ゆんゆん「めぐみん、やったわよ!親友の頼みだから、こんな犯罪紛いの事だって大丈夫だから、私!」
めぐみん「はいはい、ご苦労様です。では、もう屋敷に帰ってもらって良いですよ。」
ゆんゆん「ええっ!?」
なんと、めぐみんは街中で躊躇いなく、爆裂魔法を完成させていた。
そして、めぐみんとカリンは、剣斬とスラッシュに変身していた。
めぐみん「悪い魔法使いが来ましたよ。悪い魔法使いの本能に従い、花嫁を攫いに来ました。」
カリン「私も、親友を取り戻しに来たわよ。」
俺達が目立たなくなるぐらいに目立っていた。
めぐみん「私のあだ名は知っていますね?なら、もちろんこの杖の先の魔法が何か知っていますよね?制御を失うとボンッ!てなります。そこら辺をよく注意してから来て下さい。」
カリン「私も、今、大分イライラしてるから、刺激させると、銃撃を喰らうからそこら辺を注意してかかって来なさい。」
要約すると、ちょっとでも手を出したら爆発するから、それでも良いならかかってこいやと言っている。
なんともまあ、凄い脅迫だ。
ゆんゆん「あ、あれ?ねえめぐみん、カリンさんカズマさんと零士さんが既に、ほら。」
カリン「ありがとね!親友を助けてくれて!」
めぐみん「ほぉら。」
めぐみんが杖と風双剣翠風を、カリンが音銃剣錫音を向けると、領主の部下は、慌てて参列席へと逃げる。
その隙に俺達6人がめぐみん達のもとへ駆け寄ると……!
アルダープ「なっ、何をっ!何を怖気付いているバカ者がっ!あんなものはハッタリに決まっているだろうが!取り押さえろ!」
めぐみん「ほう!この私が怖気付くと!爆裂魔法を撃つのを怖気付くと、本気で言うんですか!良いでしょう!その挑戦を受けましょう!!」
カリン「ほぉら、バン!」
めぐみんとカリンは、爆裂魔法を撃とうとしたり、音銃剣錫音を実際に撃った。
部下「ヒィ!本当に撃ちやがった!あの女!」
部下「アルダープ様!これ以上の挑発は止めて下さい!」
めぐみんとカリンが牽制している中、合流を果たすと。
カズマ「美味しい所を持っていきやがって!」
零士「助かった!ありがとう!!」
めぐみん「派手に美味しい所を持っていくのは紅魔族の本能ですから。」
カリン「本当に親友を取り戻してくれてありがとうね!零士!!」
ダクネス「めぐみん、カリン!それにゆんゆんまでこんな事を!帰ったら礼を……!」
零士「そんな事は後にしてくれ!」
そう。これはあくまで一時的な膠着状態。いつ襲って来てもおかしく無い。
アルダープが野次馬冒険者達に。
アルダープ「おい!そこの野次馬達!ワシの花嫁をそいつらから取り返してくれ!そうしたら、多額の報酬を出そう!頼む!ララティーナを!ワシのララティーナを!」
冒険者達「…………。」
冒険者達は顔を見合わせると、明後日の方を向いたり、欠伸をするなど、聞こえてないふりをしだした。
ありがたい!!
だけど、冒険者達の考えている事が分かるぞ。
図太い冒険者連中が、今更態度を変えないだろう。暫くは揶揄われそう。
その時。
めぐみん「くっ………!カズマ、零士。そろそろ魔法の維持が限界です!撃っていいですよね!どうせ私達は犯罪者です!」
マジで。それだけは止めろ!
めぐみん「あぁ!もうダメです!維持が出来ません!離れて下さい!!」
制御不能になった!!
俺達は突風に備えて腕をクロスして衝撃に備える。
めぐみん「エクスプロージョン!!」
街の遥か上空で閃光が炸裂し、ガラスがあちこちで割れる。
めぐみん「今の内に逃げましょう!!」
零士「そうだな!」
カズマ「よし!遠距離攻撃で迎撃だ!」
『ハバネロ!リーディング!ドラゴニックナイト!』
『スプラッシュ!リーディング!キングライオン!』
『黄雷居合!』
『月闇居合!』
『ドラゴニックホットスパイシー!』
『ライオニックフルバースト!』
『『読後一閃!』』
零士「ドラゴニックホットスパイシー!」
カズマ「ライオニックフルバースト!」
リナ「黄雷居合!」
カイト「月闇居合!」
俺、カズマ、リナ、カイトの4人は、襲って来た部下共を遠距離から攻撃した。
水蒸気の煙幕を出して、全員で一斉に撤退していく。
後ろをチラリと見ると、アルダープの部下は軒並み野次馬冒険者達に袋叩きにされていた。
俺達はダスティネス家に到着して、ダクネスの親父さんの元へ。
俺達は空気を読んで、部屋から退出した。
後は、カズマ達に任せよう。そう思っていたら外から悲鳴が聞こえて来る。
外に出ると、一体のメギドが居た。
ユーリside
ビクトールは、俺のストーリーオブ光剛剣最光をどこにおいたか忘れたみたいで、必死に探していた。
その際に、他のワンダーワールド物語のワンダーライドブックが投げ捨てられていたが、気にしないでおく。
すると、帽子の中から出てきたそうだ。
タッセル「あった……!これで彼らを導いて下さい。」
ユーリ「再び剣士となり、世界を守ろう。」
『光剛剣最光!』
『最光発光!』
すると、黒い雲が現れて、雷が落ちると同時に、ストーリーオブ光剛剣最光が変化していく。
『エックスソードマン!』
ビクトールが怯えた様に周囲を見渡すが、俺は気にせずに、エックスソードマンワンダーライドブックを手に取る。
零士達の元に戻るか。
今回はここまでです。
ユーリがエックスソードマンを獲得!
そして、カリュブディスが現れた。
賢者の孫とリバイスの小説で、原作キャラは変身させるべきか。
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変身させる。
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変身させない。