この聖なる刃に祝福を   作:仮面大佐

55 / 135
タッセル「皆さん、ボンヌ・レクチュール!僕はタッセル。開催していたエリス感謝祭とアクア感謝祭は、プリミティブドラゴンや、アクシズ教徒の暴走もあったものの、無事に閉幕出来たよ!アクセルはしばらくはエリス教徒の聖地になるだろうね。さて、今回は何をしているのかな?」


50話 特訓する、煙と時の剣士

 俺とカズマ、アクア、めぐみん、ダクネス、リナ、カイト、カリン、ユーリはアクセルハーツの元へと来ていた。

 実は、アクセルハーツから、特訓をしてほしいと相談を受けていた。

 理由は、俺のプリミティブドラゴンの強大な力に対抗する為、強くなりたいと相談を受けたからだ。

 俺達はそれを快諾して、現在、ノーザンベースの闘技場で修練を重ねていた。

 

リナ「リアさんも大分上達したわね!」

リア「ありがとう!でも、まだまだだよ。」

カリン「もうちょっと、身軽に動けても良いんじゃないかしら?」

エーリカ「ええ!分かったわ!」

シエロ「はい!カズマさん!カイトさん!零士さん!これを持って腕立て10回!」

カズマ「ヒェェェェェ!!」

「「…………。」」

ユーリ「ふむ。めぐみんもダクネスも大分上達したな。」

めぐみん「ありがとうございます。」

ダクネス「すまない。私たちの修練に付き合って貰って。」

アクア「皆頑張ってるわね。」

 

 リナはリアの、カリンはエーリカの、シエロは俺、カズマ、カイトの、ユーリはめぐみん、ダクネスの相手をしていた。

 アクアは何もせずにボーッとしていた。

 それにしても、10人の剣士がここに集結するとはな。

 暫く修練が続き、休憩に入ると、リアに呼ばれた。

 

零士「どうしたんだ、リア?」

リア「零士、君には伝えておくべき事があるんだ。」

零士「伝えておくべき事?」

リア「あぁ。それは、私が日本から来た転生者だという事だ。」

零士「………やっぱりか。」

リア「………その反応から、やっぱり気づいていたんだな。」

零士「あぁ。それに、君には見覚えがある。」

リア「見覚え?」

零士「あぁ。とある無名のアイドルグループに所属してただろ?」

リア「………そうだ。見た事あるのか?」

零士「………あぁ。初めて会った時に既視感を感じて、歌声を聴いて確信した。」

リア「………結構見てるんだな。」

零士「まあな。ところで話したい事ってそれの事か?」

リア「………それだけじゃないんだ。実は、アクセルハーツを抜けようかと考えていてな。」

 

 という事をカミングアウトした。

 俺はすぐさま頭を落ち着かせて理由を聞く事にした。

 

零士「………理由は?」

リア「私も、君の仮面ライダーと同じ様に、特典を受け取っている。だからこそ、魔王討伐をすべきかと思ってな。」

零士「………それは、心からの思いなのか?」

リア「………それは………。」

 

 リアが口籠もっていて、俺は更に追求する。

 

零士「心からそう望んでいないのにやるのは、精神的に負荷がかかる。」

リア「………。」

零士「本当は、アイドルとしても活動したいんじゃないのか?」

リア「そうだけど!私も勇者候補なんだよ!魔王討伐が使命なのに!!」

零士「そんな強迫観念に駆られた状態だと、自分の身が持たないぞ。」

リア「………。」

零士「それに、あの2人もきっと君を待っていると思うよ。」

リア「シエロ……エーリカ……!」

零士「確かに、魔王討伐も大切だ。でも、他の事を蔑ろにしてはいけないと思うよ。大切な仲間とかな。」

リア「私は、踊り子を続けていいのか?」

零士「そうだと思うよ。後の事はゆっくりと考えればいいじゃん。」

リア「そうだな。」

 

 リアの顔から憑き物が落ちたかの様な笑顔が浮かぶ。

 俺とリアは仲間達の元へと向かう。

 大切な仲間達と共に世界を救う。そんな思いを持ちながら。

 




今回はここまでです。
この話で、第8章は終わりです。
次回から第9章です。

賢者の孫とリバイスの小説で、原作キャラは変身させるべきか。

  • 変身させる。
  • 変身させない。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。