51話 享受する、平和の日々
俺達は修練が終わった後、カズマ達は平穏に暮らしていたが、俺は単独でリベラシオンへと向かっていた。
理由は、プリミティブドラゴンとどう向き合うかである。
零士「行くぜ。」
『プリミティブドラゴン!』
『ブレイブドラゴン!ゲット!』
零士「変身。」
『烈火抜刀!』
『バキッ!ボキッ!ボーン!』
『ガキッ!ゴキッ!ボーン!』
『プリミティブ!ドラゴン!』
零士「プリミティブドラゴン!俺の話を聞いてくれ!」
プリミティブドラゴン「嫌だ!どうせ僕を拒絶するんだろ!」
と、説得は難航していた。
その度に、変身解除されて、ボロボロになっていく。
今回も、拒絶されて、リベラシオンを後にした。
屋敷へと戻ると、リナ達が出迎えた。
リナ「零士!」
カイト「その様子だと、ダメっぽいな。」
カリン「どうしたら良いんだろ?」
ユーリ「焦るな。焦ると、失敗してしまうぞ。」
零士「あぁ。それはそうと、カズマ達はどうしたんだ?」
リナ「それなんだけど……。」
リナ達曰く、カズマとアクアがいつもの如く喧嘩していた。
アクア曰く、なんでこんな元クソニートが、水勢剣流水に選ばれたのかが分からない。水の女神である私のほうが相応しいと言っており、カズマ曰く、そんな足りない知能を使って考えろ。お前みたいな奴が選ばれる訳がないと言っている。
いつもの事ながら、めんどくさい。
零士「アクア。自分が水勢剣流水に選ばれなかったからって、駄々をこねるな。」
リナ「そうよ。落ち着いて……。」
アクア「落ち着ける訳ないでしょ!」
カズマ「なら、勝負するか?」
そうして、カズマとアクアで対戦する事になった。
ルールは、ゴブリンをどちらが多く倒すと言う物になった。
カズマ1人とアクアとダクネスのチームで挑み俺達は審判だ。
零士「それじゃ、ゴブリン討伐、開始!」
アクア「見てなさいなカズマ!ゴブリン3匹ぐらい、この私がアッサリと仕留めてみせるわ!」
そう言ってゴブリンに突っ込んでいくアクアとダクネス。
しかし、カズマが狙撃スキルで、アッサリ仕留めてしまった。
カズマは狙撃スキルの命中率が高いよな。
アクア「ちょっとカズマ!今から戦おうと思ってたゴブリンを先にやっつけちゃうってどういう事よ!」
カズマ「お前らが倒そうとする敵を先に食っちゃえば、俺は絶対に負けない作戦です。」
「「卑怯者!」」
現在、カズマが8匹仕留めて、アクアとダクネスは0だ。
カズマの潜伏スキルでアクア達を追跡、アクアとダクネスがゴブリンを引きつけている間に狙撃スキルで一網打尽にしている。
俺達はそれをのんびりと見ている。
遂にアクアとダクネスが本気で切れて、カズマを追い回していた。
カズマが水勢剣流水から水を出して、即座に凍らせた。つまり、原始的な罠だ。
アクア「あっ!いたわねカズマ!そんな所に立ち止まって、とうとう観念……ふぐっ!」
ダクネス「い、いたなカズマ!はあ……、はあ…。きょ、今日こそは貴様に一矢報いてはぶっ!」
カズマ「ざまあああああ!」
カズマ。それは人が悪い。
俺達は、大喜びしているカズマの元へと向かった。
それと同時に、周囲を取り囲まれていた。
周囲にはゴブリンの群れ。
そして、その守護者と言わんばかりに、真ん中から堂々と歩く黒い獣。
初心者殺しだ。
流石のアクアとダクネスも、状況を理解して、カズマと共闘していく。
流石に、俺達も参戦する。
ゴブリンと初心者殺し如きで遅れは取らないと思うので、生身で戦う。
カズマ「おいめぐみん。俺達が力を合わせればどんな相手にだって……。」
めぐみん「エクスプロージョン!」
途端に、爆風と爆音が襲いかかる。
俺は周囲を見渡すと、ゴブリンと初心者殺しは一掃されていて、ダクネスは土豪剣激土を手放さずに、気絶していた。
カイトとカリンもそれぞれの聖剣を手にしたまま気絶していた。
ユーリ「まったく、この状況で撃つか?」
ユーリは文句を言っていて、気絶はしていなかった。
俺は何とか気絶せずに済んだが、俺の上に雷鳴剣黄雷を持ったまま気絶したリナがいた。
カズマとアクアは気絶せずに済んだようだ。
その元凶は。
めぐみん「美味しい所は持っていく。そんな紅魔族の本能には抗えませんでした。そして、これで私こそがこのパーティーの中で一番強い事が決まりましたね。」
カズマ「お前って奴は!お前って奴は!!」
零士「あははは………。」
俺は元凶の開き直りに苦笑いした。
今回はここまでです。
プリミティブドラゴンの説得に難航する零士。
それでも、彼はめげないと思います。
賢者の孫とリバイスの小説で、原作キャラは変身させるべきか。
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変身させる。
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変身させない。