翌日。俺達はソードオブロゴスの隊服を身に纏い、日持ちする食糧をリュックに入れた。
零士「皆、準備は出来てるな?」
カズマ「おうよ!」
今、この場には俺、リナ、カイト、カリン、ユーリ、カズマ、アクア、めぐみん、ダクネス、ゆんゆん、リア、シエロ、エーリカの合計13人が集結していた。
ちなみにゼル帝はウィズに預けた。
砦には他のチート持ちも居て、作戦は、俺達仮面ライダーとチート持ちで砦を守り、めぐみんの爆裂魔法で撃退する物になっている。
王都へは、テレポートではこの人数は行けないので、ブックゲートを使う。
ブックゲートには、アクセル、王都、紅魔の里の3つが登録されている。
ゆんゆん「が、頑張ります!荷物持ちだってしますし、食事の支度に夜の見張り当番に戦闘の切り込みまで、何でもやりますから!」
零士「気合いが入ってるな。」
リナ「少し入りすぎだと思うけど……。」
カイト「どんだけソワソワしてるんだ。」
確かに、少し落ち着きがない。
興奮しているゆんゆんにめぐみんが宥めるという珍しい光景を見た。
零士「よし皆、行くぞ!」
『ブックゲート!』
ブックゲートを通ると、目の前に王都の正門が立っていた。
ブックゲートで何度も来ていることから、門番も慣れたようで、驚いていない。
カリン「本当、ブックゲートって便利よね。」
リア「私達はあんなに苦労して王都に向かったのに……。」
シエロ「これがあれば、王都へ行くのも簡単だよね。」
エーリカ「私たちの苦労は一体……。」
アクセルハーツが意気消沈していた。
よっぽど馬車代を用意するのが大変なんだろうな。
零士「さて、情報収集してくるから、少し待っててくれ。」
俺は仲間にそう言って門番に話しかける。
零士「お勤めご苦労様です。」
門番「あぁ。零士さん。どうしたんですか?」
零士「いえ、王都近くの最前線の砦に援軍として向かうので、地図が欲しいんですが。」
門番「そうですか!あなた方、仮面ライダーが来てくれるのは本当にありがたいです!」
零士「いえ。それはそうと、状況はどうなっているんですか?」
門番「それが、幹部の攻撃が凄まじく、怪我をした冒険者を後退させている所です。」
零士「なるほど。戦局は危うい感じですか?」
門番「そうなんです。」
零士「分かりました。すいません。お仕事中でしょうに。」
門番「いえいえ。冒険者ギルドや城の連中にちゃんと伝えておくよ、神崎零士率いる勇敢な冒険者パーティーが前線に向かっていったって!」
零士「お願いします。」
俺は、砦の戦局の情報と砦までの地図とモンスター分布図を手に入れれた。
零士「お待たせ。地図とモンスター分布図を手に入れたぞ!」
リナ「門番の人と随分親しげに話してたわね。」
ユーリ「そんな事より、地図を元に向かうぞ。」
こうして、俺達は砦に向かう前に、中継地点にある宿泊施設へと向かう。
俺は、向かう途中で、戦況について話した。
カイト「そうか。戦況は悪いのか。」
ユーリ「レジエルは普通の冒険者では太刀打ち出来ないからな。」
カリン「これって、結構ヤバいんじゃ……。」
リナ「だから、私たちが向かってるんでしょ。」
アクア「ねえ、このフワフワ浮いてるのは一体何なの?」
リア「あぁ。それはケサランパサランという綿毛の精霊だ。」
シエロ「それは大変無害なのでそっとしておいた方が……。」
エーリカ「ちょっと!あんたシエロの話を聞いてたの!?」
ダクネス「言ってる側から!!」
めぐみん「ケサランパサランは雪精の亜種なのであまり触り続けると、元締めの大精霊が襲撃してきますよ。」
カズマ「それはそうと、そいつ連れてきて良かったのかよ?」
そいつとは、ちょむすけの事である。
現在、ちょむすけはゆんゆんの足元に居る。
めぐみん曰く、魔王軍幹部の牽制になるかもしれないと連れて来たとの事だ。
その時、何かの気配を感じる。
レジエル「見つけたぞ!炎の剣士!!」
零士「レジエル!?」
そう、そこに居たのは、レジエルだった。
リナ「何でここに!?」
カイト「砦の方に居た筈だろ!」
レジエル「黙れ!今ここでお前を倒す!」
『ドラゴニックナイト!』
『エックスソードマン!』
『ジャアクドラゴン!』
「「「変身!」」」
『Don’t miss it!』
『ドラゴニックナイト!』
『エックスソードマン!』
『ジャアクドラゴン!』
俺、ユーリ、カイトは変身して、後の面子は変身出来ない人達を守る事にした。
3人の連携でレジエルにダメージを与えていたが、レジエルが大量のアルターブックを取り出していた。
レジエル「今度こそお前を倒すっ!!俺の全てを賭けて!!」
レジエルは自らにアルターブックを取り込み、強化した。
その強さに押され始めた。
カイト「くっ!こいつ強くなった!」
ユーリ「油断するな!訳が違うぞ!」
零士「あぁ!………あれって。」
苦戦していると、そこにあるはずのないワンダーライドブックが飛んできた。
ユーリside
俺達は、アルターブックを取り込み強化されたレジエルに苦戦していたが、そこに、アクセルに置いて来たプリミティブドラゴンが飛んできた。
零士の前に来ると、零士の意識がまた消えた。
ユーリ「不味い!」
リナ「まさか、暴走!?」
カイト「しまった!」
零士「ふぅぅぅ。」
『プリミティブドラゴン!』
『ブレイブドラゴン!ゲット!』
『烈火抜刀!』
『バキッ!ボキッ!ボーン!』
『ガキッ!ゴキッ!ボーン!』
『プリミティブ!ドラゴン!』
零士はドラゴニックナイトから、プリミティブドラゴンへと変身した。
先程とは逆に、レジエルを追い詰めていた。
ユーリ「零士!しっかりしろ!」
カイト「零士!」
零士「………!」
俺達は零士に声をかけるも、今度は逆に俺達がターゲットになってしまい、攻撃を受ける。
アクア「ちょっとカズマさん!どうにかして!」
めぐみん「カズマ!」
ダクネス「カズマ!」
ゆんゆん「カズマさん!」
リア「カズマ!」
シエロ「カズマさん!」
エーリカ「カズマ!」
カズマ「………やるしか、ないのか……!」
カズマが覚悟を決めて、ファンタスティックライオンに変身しようとするが。
零士「………!」
カズマ「うわっ!うう……。あっ!」
その時、零士のプリミティブドラゴンワンダーライドブックから、骨の手が伸びてきて、カズマを吹き飛ばし、ファンタスティックライオンを構成するワンダーライドブックを取った。
『ライオン戦記!ゲット!』
『烈火抜刀!』
『プリミティブ!ドラゴン!』
零士は、プリミティブドラゴンのライオン戦記verへと変身した。
背後からレジエルが攻撃を仕掛けるも、あの骨の手に跳ね返される。
『グラップ必殺読破!』
『烈火抜刀!』
『クラッシュ必殺斬り!』
闇に染まったライオンセンキを召喚して、レジエルを吹き飛ばした。
リナ「目を覚まして零士!」
零士「………!」
その時、リナが声をかけた故に、リナにターゲットした。
ユーリ「カイト!」
カイト「ああ!」
俺とカイトは、光と闇の聖剣を共鳴させて、零士とリナの間へと向かう。
そして、2本の聖剣で、零士を斬り裂く。
ダメージが大きく入った為か、変身解除する。
零士「ウゥッ。」
零士は、プリミティブドラゴンに支配されていた事と、ダメージの反動からか、気絶した。
その後、気絶した零士からファンタスティックライオンを構成するワンダーライドブックをカズマに返し、零士を背負い、さっさと中継地点の宿へと向かう。
カズマ「あれが、プリミティブドラゴン……。」
アクア「何よあれ!ヤバいんですけど!」
めぐみん「零士がアクセルに置いてくるのも分かりますね。」
ダクネス「しかも、カズマのワンダーライドブックを使って変身出来るとは。」
リナ「これ、どうにか出来ないの?」
ユーリ「今は、零士を信じるしかない。」
ゆんゆん「零士さんが怪物のように感じましたよ。」
カイト「だが、力は凄まじい。どうにかして欲しいけどな。」
カリン「そうね……。」
リア「……凄まじかったな。」
シエロ「うん。」
エーリカ「何で、ここに飛んでくるのよ!」
強行軍で宿に着き、俺達は、順番に風呂に入って、寝た。
零士side
翌日。
零士「すまん。迷惑かけた。」
リナ「大丈夫なの?」
零士「何とかな。」
ユーリ「とにかく、レジエルは退いた。もしかしたら、砦の方に居るかもしれないな。」
零士「……皆。プリミティブドラゴンの事は俺に任せて欲しい。」
カズマ「……分かった。でも、また暴走したら、斬ってでも止めるからな。」
零士「その時は、頼む。」
カズマは覚悟を決めたそうだな。
なら、俺もどうにかしないとな。
その後、何とか砦に着いて、砦の人達と合流した。
今回はここまでです。
やはり起きる、プリミティブドラゴンの暴走。
零士にはどうにかして欲しいですね。
賢者の孫とリバイスの小説で、原作キャラは変身させるべきか。
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変身させる。
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変身させない。