ユーリ「ああ。プリミティブドラゴンに関してだが……。」
タッセル「プリミティブドラゴンは、途轍もない悲しみを背負っているんだよ。」
ユーリ「それでも、俺は零士を信じたい。」
タッセル「分かった。その件は君に任せる。僕はちょっと出かけてくるよ。」
膠着状態に陥った俺達と魔王軍の戦い。
次の手は、めぐみんの爆裂魔法を叩き込み、テレポートで撤退して、俺達が迎撃する作戦になった。
魔王軍への攻撃は、カズマとめぐみんとゆんゆんで行って、俺達は迎撃だ。
カズマ達が向かい、暫くすると、爆音が聞こえてきて、カズマ達が戻ってきた。
カズマ「大戦果だ!」
カズマがそう言った直後、殺意が漲っていた魔王軍が押し寄せてくる。
俺達は既に変身していて、カズマとめぐみんも仮面ライダーに変身して、迎撃した。
これなら、プリミティブドラゴンへと変身する必要がないから、ドラゴニックナイトでもどうにかなる。
これを暫く続けていると、遂には魔王軍は攻めて来なくなった。
だが、ある日、小規模な爆発音と同時にカズマ達がテレポートしてきた。
零士「どうした?大丈夫か?」
ユーリ「今日の爆裂魔法は、随分と小規模だったな。」
カズマ「危うく爆裂魔法を喰らいそうになった。劣化マイト投げつけて逃げた。」
リア「ダイナマイト作るって凄いな。」
カイト「倒した可能性もあるよな。」
シエロ「そうだね。」
めぐみん「すみませんでした。」
エーリカ「どうしたの、めぐみん?」
めぐみん「あれほど、アクセルの街でもこの砦でも、何度も威勢の良い事を言ったのに。本当にすいません……。」
カズマ「お前、あのお姉さんと何かあんの?」
めぐみん「……言えません。」
カズマ、それは地雷ワードだぞ。
その時、ウォルバクが傷だらけでこちらに来ていた。
俺達はめぐみんをカズマに任せてすぐさまウォルバクの元へ。
その後、めぐみんがカズマと共にウォルバクと対峙していた。
ウォルバク「あなた、やっぱり勇者の末裔じゃあないの?随分とまあ恐ろしい物を使ってくれたけど。」
カズマ「あれは文明の利器って奴だよ。今後は大量生産しておくか。なあ、なんでこの期に及んで砦に来たんだ?」
ウォルバク「あんな武器を大量生産されたら、不味いじゃない。それに、その子は見逃す訳には行かないのよね。このままじゃ私消えちゃうの。」
カズマ「……アンデッドの類ですか?」
ウォルバク「失礼ね。酷く力を失ったから、このままだとやがて自分の半身に取り込まれちゃうのよ。」
カズマ「聞いてもいいか?もしコイツをあんたに渡したら、どうやって力を取り戻すの?こう、ちょむすけと合体でもすんの?」
ウォルバク「いいえ、自らの手でその子を消滅させるのよ。」
つまり、ちょむすけを渡したら、ちょむすけは消滅するという事だ。
猫を好んでいる俺からしたら、見過ごす訳にはいかない。
めぐみん「あなたとちょむすけが封印を解かれた時に、近くに女の子が居ませんでしたか?5歳か6歳くらいの紅い目をした女の子が。」
ウォルバク「覚えていないわね。」
めぐみん……。まだ、そんな事を言うのか。
めぐみんにはめぐみんなりの思いがあると言うことか。
カズマ「なあ、こんなに話が出来るのに、なんで魔王軍に居るんだ?」
ウォルバク「それが聞きたいなら、私を倒してからにする事ね。」
カズマ「俺の隣にいるコイツは、もう知っていると思うが爆裂魔法の使い手だ。つまり、決着が付いた時にはもう、お互い話が出来る状態じゃないんだよ。」
ウォルバク「……そうね。それなら……、魔王に聞けば教えてくれるわ。」
不味い!爆裂魔法を唱え始めた!
俺達はそれぞれの聖剣を構える。
だが、めぐみんは杖と風双剣翠風を持ったまま立ち尽くしている。
めぐみん「………本当は、私の事、覚えてくれていたんですね?」
ウォルバク「………。」
めぐみん「私とゆんゆんに会った時、あなたはあの子の名前を聞いてこう言いました。『……一応聞くけど、あなたのそれ"も"あだ名じゃないのよね?』って。」
零士「めぐみん……。」
めぐみん「あなたにずっと言いたかった事と、見せたかった物があるんです。あなたに教えてもらった爆裂魔法。もはや詠唱がなくても制御が可能なほど、誰よりも極める事が出来ました。ありがとう。エクスプロージョン!!!」
めぐみんの爆裂魔法が炸裂し、ウォルバクは確認出来なかった。
今ここに、ウォルバクが討伐された瞬間だ。
タッセルside
僕は、とある人物の前に来ていた。
???「現れましたね。ビクトール。」
タッセル「今は、タッセルって呼んで欲しいな。」
そう、現ベルゼルグ大臣、ノエルの元へと。
彼は、全知全能の書の一部を持っている。
タッセル「君達はこの世界を、僕はワンダーワールドを守り、2つの世界の均衡を守る。それがベルゼルグ初代大臣との約束だ。」
ノエル「所詮、偽善者の自己満足だ。私がした約束ではない。」
タッセル「君の目的は?」
そう聞くと、ノエルは歪んだ笑みを浮かべてくる。
ノエル「私は『全知全能の書』を手に入れ、その力を我が物とする。この愚かな世界を創り替え、支配者となる………!」
タッセル「君は、その為に、プリミティブドラゴンをわざと盗ませて、神崎零士に渡るようにしたのかい………?」
ノエル「その通りです。神崎零士、良い駒ですよ。彼はまだ本性に気づいていないでしょうしね。あのジンという剣士と同じくらいに役に立ちますねぇ!!」
狂っている。
その為に、神崎零士君を巻き込んだのか。
そして、以前、伝説の剣士として語られていたジンも、彼の策略によって、殺されてしまったのか………!
タッセル「人の運命を弄んじゃいけません……!」
ノエル「良いんですよ!!私にはその資格がある!だから私は全てを利用する。剣士も、メギドも。そして、あなたも……。」
すると、全知全能の書の一部を取り出して、私は消えてしまった。
今回はここまでです。
タッセルの前にだけ本性を現したノエル。
賢者の孫とリバイスの小説で、原作キャラは変身させるべきか。
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変身させる。
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変身させない。