俺達は、ウォルバクが倒された所を見ていた。
しかし、ある気配を感じた。
そこに居たのは、レジエルだった。
しかも、ストリウスの秘術で強化された、レジエル・フォビドゥンだ。
零士「レジエル!?」
レジエル「見つけたぞ!セイバー!!」
アクア「なんかアイツの姿が変わってるんですけど!?」
ユーリ「禁断の秘術を使ったか!」
リア「とにかく止めるぞ!」
リナ「めぐみん、行ける?」
めぐみん「!!……大丈夫です。」
カイト「とにかく行くぞ!」
『ドラゴニックナイト!』
『キングライオン!』
『ランプドアランジーナ!』『ニードルヘッジホッグ!』『トライケルベロス!』
『玄武神話!』
『猿飛忍者伝!』
『ヘンゼルナッツとグレーテル!』
『ジャオウドラゴン!』
『エックスソードマン!』
『昆虫大百科!』
『オーシャンヒストリー!』
『ムーンドラゴン!』『エクストリームラビット!』『銀河特急の夜!』
『烈火抜刀!』
『流水抜刀!』
『黄雷抜刀!』
『一刀両断!』
『双刀分断!』
『銃剣撃弾!』
『闇黒剣月闇!』
『最光発光!』
『狼煙開戦!』
『界時逆回!』
『萬月抜刀!』
『変身!』
『ドラゴニックナイト!』
『キングライオン大戦記!』
『ゴールデンアランジーナ!』
『土豪剣激土!』
『風双剣翠風!』
『音銃剣錫音!』
『ジャオウドラゴン!』
『エックスソードマン!』
『昆虫CHO!大百科!』
『オーシャンヒストリー!』
『萬月の力を宿し神獣のその名は!フルムーンドラゴン!』
俺達は仮面ライダーへと変身して、レジエルと交戦するも、レジエルの圧倒的な力に押されつつある。
レジエル「俺の全てでお前を倒す!炎の剣士!」
零士「くっ!このままじゃ……!」
その時、プリミティブドラゴンが飛来してきた。
カズマside
ウォルバクを倒したってのに、レジエルまで強化された状態で現れるとか!
しかも、零士の元にプリミティブドラゴンが飛来してきた。
『プリミティブ!ドラゴン!』
そして、零士はプリミティブドラゴンへとなり、レジエルを押していた。
しかし、暴走状態で冒険者達に攻撃されるのは不味いので、ユーリが抑えにかかった。
ユーリ「零士!しっかりしろ!」
零士「………!」
だが、いくらのエックスソードマンでも、プリミティブドラゴンに押されていた。
ミツルギ「サトウカズマ!神崎零士のあの姿は一体なんだ!」
カズマ「俺だっていまいち把握しきれていないんだよ!」
レジエル「ハァァァァ!」
めぐみん「うわっ!」
ダクネス「クッ!」
カリン「キャア!」
リア「クッ!」
エーリカ「キャア!」
そうこう言い争っているうちに、めぐみん、ダクネス、カリン、リア、エーリカの5人が変身解除に追い込まれていた。
残りで仮面ライダーに変身しているのは、俺、リナ、ミツルギ、カイト、ユーリ、そして暴走状態の零士だ。
その時、暴走状態の零士が唐突に動きを止めた。
零士side
俺はプリミティブドラゴンの精神世界で、説得していた。
零士「頼む!話を聞かせてくれ!」
プリミティブドラゴン「嫌だ!出ていけ!」
プリミティブドラゴンは炎を吐いて俺を追い出そうとしている。
だが、俺は仲間の為にも、どうしても説得しなくてはならない。
俺は炎を気にせずに前進して、遂に、プリミティブドラゴンの顔へと触れた。
零士「頼む。聞かせてほしい。」
プリミティブドラゴン「君も頑固だね。なら、話すよ。」
そうして、プリミティブドラゴンの口から語られたのは、一つの物語だった。
かつて、ドラゴンと人間達は、仲良く過ごしていました。
しかしある日、人間達はドラゴンを倒して行きました。
ドラゴンは殆ど倒され、残ったのは、1匹の幼い竜だった。
その幼き1匹の竜は、仲間を探していた。
どこまでも、どこまでも。
その幼き竜は、骨になってでも、仲間を探していた。
プリミティブドラゴン「これが、僕の物語だ。」
零士「プリミティブドラゴン……。」
プリミティブドラゴン「本当に、友達は一体どこにいるの?」
零士「友達は、いるさ。」
プリミティブドラゴン「え?」
零士「耳を澄ませてみて。風の声が、笑っている。水の声が、優しい。大地が、懐かしい匂いがする。炎は、暖かい。」
プリミティブドラゴン「皆、友達?」
零士「そうさ。友達はこの自然の中に沢山いるんだぞ。」
プリミティブドラゴン「ありがとう。友達を見つけてくれて。」
零士「俺とも、友達になってくれないか?」
プリミティブドラゴン「うん!」
そうして俺とプリミティブドラゴンは握手をした。
その時、2匹の竜が空へと高く昇っていく。
カズマside
唐突に零士が動きを止めてから、チャンスと言わんがばかりにレジエルが攻撃を激しくしてきた。
俺達は、零士を守る様に戦闘していた。
『スプラッシュ!リーディング!キングライオン!』
『『必殺読破!』』
『ジャオウ必殺読破!』
『フィニッシュリーディング!』
『黄雷抜刀!』
『萬月抜刀!』
『ライオニックフルバースト!』
『ケルベロス!ヘッジホッグ!アランジーナ!』
『ムーンドラゴン!ラビット!銀河鉄道の夜!』
『『3冊斬り!』』
『サ・サ・サ・サンダー!』
『フ・フ・フ・フルムーン!』
『ジャオウ必殺撃!』
『サイコー!カラフル!』
「「「「「ハァァァァ!!」」」」」
レジエル「甘いわ!」
「「「「「うわぁァァァ!!」」」」」
俺達は必殺技を放つも、レジエルに跳ね返されて、変身解除してしまった。
レジエル「俺の前から消え失せろ!!」
そして、守る者は誰もいなくなった零士に攻撃が当たる。
しかし、零士と幼い少年が手を繋いだ様に見えて、変身解除した零士がそこに居た。
カズマ「零士……!」
リナ「零士……!」
ダクネス「零士……!」
めぐみん「零士……!」
カリン「零士……!」
カイト「零士……!」
ユーリ「あいつ、やりやがったな。」
リア「零士……!」
エーリカ「零士……!」
シエロ「零士さん……!」
ゆんゆん「零士さん……!」
ミツルギ「神崎零士……!」
アクア「零士……!」
零士の手には、左にはプリミティブドラゴンが、右には新たなワンダーライドブックを手にしていた。
零士side
どうやら間に合ったようだな。
俺は両手にあるプリミティブドラゴンとエレメンタルドラゴンを見て、こう呟いた。
零士「一緒に戦ってくれ。」
『エレメンタルドラゴン!』
『そして太古の力と手を結び、全てを救う神獣となる!』
俺はエレメンタルドラゴンの朗読文を流して、プリミティブドラゴンにエレメンタルドラゴンを装填する。
『エレメンタルドラゴン!ゲット!』
エレメンタルドラゴンを装填したプリミティブドラゴンを聖剣ソードライバーに装填して、火炎剣烈火を抜刀する。
『烈火抜刀!』
零士「オオオオッ……!変身!ハアッ!」
『バキッ!ボキッ!ボーン!メラ!メラ!バーン!シェイクハンズ!』
『エレメンタルドラゴン!』
『エレメントマシマシ!キズナカタメ!』
俺は、2体の竜が手を結んだ力、エレメンタルプリミティブドラゴンへと変身する。
リナ「凄い……!」
リア「2体の竜が合体した……。」
レジエル「フンッ!どんな姿になろうと無駄だ。俺は、無敵だ!」
零士「フッ!」
俺は水の力で空中を飛び、レジエルの斬撃を躱して、レジエルに火炎剣烈火を叩きつける。
レジエルが反撃と言わんがばかりに、雷をぶつけてきたが、雷を跳ね返して、こちらの雷をぶつけた。
レジエル「なんだと……何故、人間如きにこんな力が!?」
零士「レジエル……。お前も元は人間だったんだろ?」
レジエル「馬鹿な事を言うなっ!俺は…くっ!」
その時、レジエルが頭を抑えた。
おそらく、過去と今の記憶が混濁して、フラッシュバックが起こっているのだろう。
レジエル「嘘だ……嘘だ!嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ!!俺は人間なんかじゃない!選ばれし、崇高な存在だぁっ!!」
俺とレジエルはお互いの剣に炎を纏わせて、お互いにぶつけ合う。
俺は途中に蹴り技を入れて、レジエルを押していく。
火炎剣烈火で斬り裂いて、怯ませたら、風の力で空を飛び、3回ほど斬り裂いたら、土の力で地中から奇襲をかける。
その時、レジエルの体にひびが入り、火を噴き出し始める。
カズマ「な!?」
カイト「一体何が……!?」
リナ「レジエルの体から、火が……!」
エーリカ「あれ、大丈夫なの!?」
ミツルギ「どういう事だ!?」
ユーリ「奴は禁断の秘術を使った。もう助からない!お前の手で救ってやれ!」
零士「うん。」
俺は火炎剣烈火をソードライバーに納刀する。
零士「物語の結末は……、俺が決める!!」
『必殺読破マシマシ!』
『烈火抜刀!』
零士「森羅万象斬!」
『エレメンタル合冊斬り!』
俺は火炎剣烈火を逆手に持ち、七色に輝く炎の斬撃をレジエルに叩き込む。
レジエルは斬撃を喰らい、吹っ飛んだ。
零士「………。」
レジエル「ウゥッ!ウワァァァ!!」
一瞬、レジエルの人間態の姿が映り、その顔は憑き物が落ちた様な安らかな微笑を浮かべていた。
その直後、レジエルは爆発した。
ストリウス「ウォルバク、レジエル。あなた方の物語はここで終わりです。」
なんか聞こえたような気がしたが、気のせいだろう。
俺は変身を解く。
『エレメンタルドラゴン!thank you!』
その時、再び、プリミティブドラゴンの精神世界に居た。
そこには、プリミティブドラゴンの心を表した少年と1人の男性が手を繋いでいた。
タッセル「ボンヌ・レクチュール!やっぱり君は凄いよ、神崎零士!」
零士「もしかして、タッセルさん?」
タッセル「そうだよ。ありがとう、誰も救えなかったこの子の魂を救ってくれて。それに、ジュンも元気かな?」
ジュン「はい。」
タッセル「世界は今、最悪の方向へと向かっている。君達は、早くあの子に会わなければいけないんだ。」
零士「あの子?」
ジュン「まさか、レイナ!?」
タッセル「頑張ってね。」
そうして、タッセルの助言を受けて、俺は現実世界へと戻った。
リナ「零士!凄いよ!プリミティブドラゴンを使いこなすなんて!」
カズマ「これで、大幅な戦力増強だな!」
ユーリ「よくやった。」
リア「お疲れ様!」
そう言って、皆が俺に駆け寄る中、ミツルギは思い詰めた表情をしていた。
ミツルギside
僕は、まだまだかもしれない。
零士が渡してくれた残りのワンダーライドブックを使い、ワンダーコンボまで行ったのに、零士は、更にその先へと行っていた。
当初はただの暴走する力だと思っていたが、まさか、新たな力として昇華させるとは。
デザスト「どうしたんだ?月の剣士。」
僕の背後にデザストが現れる。
あの後も、デザストは僕の前に現れて、度々勧誘していた。
最初こそは勝っていたが、次第に負けばかりになっていった。
もう、アクア様の約束を果たす為には、手段を選んでいられない。
ミツルギ「デザスト……。君と一緒に行こう。」
デザスト「へぇ……。良いぜ。」
ミツルギ「だけど、勘違いするな。君を最初に倒すのは、この僕だ……!」
こうして、僕はデザストの元で特訓する事にした。
零士side
ウォルバクとレジエルを倒した際に、戦勝祝いのパーティーが開かれたが、めぐみんの様子がおかしかったので、俺達は参加せずに帰る事に。
疲労もあったので、途中の宿泊施設で一泊する事に。
今は、女性陣が入浴中だ。
ユーリにカイト、カズマは、自分達の部屋でゆっくりしている。
俺は、少し考え事をしていた。その時にジュンと脳内会議をしていた。
零士(ジュン。もしかしたら、レイナが世界を繋ぐ存在かもしれない。)
ジュン(あぁ。俺もタッセルさんからそう聞かされてる。)
零士(そうか。俺も今回の一件で、可能な限りは変身形態を増やせた。後は、刃王剣十聖刃だけだけど……。)
ジュン(肝心の無銘剣虚無は今も封印されてるからなぁ。)
零士(それに、破滅の書もどこに行ったのか調べないと……。)
そう脳内会議をしていると、ドアがノックされた。
リナ「零士?皆入ったから、お風呂に入って良いよ。」
零士「ん?あぁ。分かった。」
そう言ってリナが部屋に入ってきた。
その為、ジュンとの脳内会議を一時中断した。
そして、俺の隣に寝そべってきて、そのまま身を寄せて来た。
俺が突然の出来事に戸惑っていると。
リナ「今日は一緒に寝ていい?」
零士「いや……。それは構わないけど……。どうしたんだ?」
リナ「それはね……。ジュンと話したい事と、どうやってプリミティブドラゴンを救ったのかを聞きたいの。」
零士「分かった。」
そうして、暫くジュンの人格に切り替えて、リナと話させた。
その間に俺は、物凄くドキドキした。
何せ、これまでの人生で、女性と一緒に寝ているという状況が無かったからな。
しばらくして、俺は風呂に入る事にした。
リナ曰く、リナが俺の部屋に行く事は女性陣には話しているそうだ。
風呂から上がって、部屋に戻ると、ベッドにはパジャマを着たリナがベッドの端っこに座っていた。
俺はリナの隣に座った。
だが、凄く気まずい。
なんて話したら良いんだろうか?
リナ「………あのね、零士。もうあんな無茶しないでよ。」
零士「………善処する。」
リナ「分かれば良いのよ。………それからね、私、やっぱり君の事が好き。」
零士「………な、なるほど……。」
やっぱり告白されると、本当に緊張する!
その時、リナが突然押し倒した。
零士「あの、リナさん……?」
リナ「ごめんね。」
そう言ってキスしてきた。
しかも、舌が俺の口の中に入ってくるディープキスを。
暫くすると、顔を物凄く赤くしたリナが。
リナ「……私のファーストキス、あなたに捧げたからね。」
零士「え?え?え!?」
やばい。このままじゃ、俺の理性が持たない!
リナ「興奮させて悪いけど、もう寝よっか。」
零士「あ、はい。」
助かった……。
ここで一線を越えたら、仲間との関係が変わってしまうかもしれない。
そういう事は、付き合う事になってからだ。
リナが少し、悪女な様に思える。
モヤモヤしつつも、俺は何とか寝れた。
翌日、俺達はブックゲートで、アクセルへと帰った。
今回の話から、タッセルが消された為、前書きは無くなります。
遂にエレメンタルドラゴンを習得した零士。
今回で第9章は終わりです。
次回から第10章です。
賢者の孫とリバイスの小説で、原作キャラは変身させるべきか。
-
変身させる。
-
変身させない。