2人の女性が声を掛けてきた。
ダクネス「私はダクネス。ぜひあなた達のパーティに入れてもらえないだろうか?」
カリン「私はカリン。ぜひあなた達のパーティに入れてくれない?」
ダクネスの方は、顔を赤らめていて、カリンの方は、火炎剣烈火を見つめている。
ダクネス「あの、青髪の彼女は貴方達のメンバーだろう!一体何があったら、あんな風になるのだろうか?」
なんか、喜んでるよ。
ダクネスの問いはカズマが返した。
カズマ「えっとそれはジャイアントトードに丸呑みにされてですね………。」
ダクネス「なぁ!想像以上だ。」
あぁ、ドMだ。
ダクネス「いや!あの彼女があんな目に遭うのは良くない!是非私をパーティに入れてくれ!」
喜んでるよ。この人。普通、険しい顔をする所でしょうが。
零士「いやぁ。俺達、つい最近結成したばっかで、連携もまともに取れませんよ。」
カリン「いや、それでも構わないわよ。」
零士「え?」
カリン「私は、例え、連携が取れてなくても問題ないわよ。」
カリンって人はまともそうだな。でも、さっきから火炎剣烈火を見つめてるけど。
ダクネス「おい、カリン。私が今、話しかけてるのだ。後にしてくれ。」
カリン「無理よ。私は今、その剣を調べたいのよね!」
前言撤回。カリンって人もおかしい。ダクネスよりはマシだけど。
カイト「おぉ。カリンじゃないか。」
カリン「あぁ。カイト。あんたのパーティだったのかしら?」
零士「カイト?そのピンクの人と知り合いなのか?」
カイト「あぁ。カリンは鍛治師で、俺の知り合いだ。」
カリン「知り合いっていうか、腐れ縁みたいな物よ。」
なるほどな。で、カズマの方は。
カズマ「女性の人を盾にするなんて。」
ダクネス「臨む所だ。」
カズマ「?いや、もしかしたら、モンスターに食べられるかも………。」
ダクネス「むしろ臨む所だ!!」
カズマ「え?」
やっぱり、ドMだ。重症の。
俺達は、仲間と相談する為、明日にしてくれと頼んだ。そうして、カズマとアクアは馬小屋に。残りの面子は、同じ宿へと向かった。そうして俺はスキル習得の時間だ。今回は、跳躍スキル、スキルポイントの一部を聖剣ソードライバーの強化に使う事にした。
ー翌日ー
俺はリナとカイトの3人と合流し、ポーションの補充をする為、とある魔道具店を訪れた。店の名前はウィズ魔道具店である。
零士「しっかし、よくつぶれないな。」
カイト「俺達はポーションの注文を行なってるからな。」
リナ「やっぱり、他に注文してる人がいるからでしょうね。」
なるほどな。
そうこうしている内に到着する。
ウィズ「いらっしゃいませ。」
リナ「ウィズさん。おはようございます。」
カイト「ウィズ、頼んでいたポーションはあるのか?」
ウィズ「はい。ちゃんと仕入れてますよ。」
店長は、店の奥からカイトが頼んだポーションを、持ってきた。
儲かるかどうかはさておき、仕事はきっちりするタイプだな。
ウィズ「いつもありがとうございます。」
リナ「こちらこそ。」
カイト「また無くなったら、注文するからな。」
話が終わったようだ。そしたら、俺の方をジッと見てくる。
零士「えっと、顔になんかついてますか?」
ウィズ「!すみません。なんかあなたからものすごい力を感じた物で。」
零士「そうですか、改めて、俺は神崎零士です。これからよろしくお願いします。」
ウィズ「はい。私はウィズ魔道具店の店長のウィズと申します。」
挨拶された後、商品を紹介されたが、どれもこれもガラクタだった。
買う物も無いので、一応、カタログを受け取る事にした。
後、ソードライバーの強化に必要な素材はどこで手に入るのかを聞いた。
俺はリナ、カイトの2人と共にギルドにいる筈のカズマ達と合流する事にした。
道中、リナとカイトから火炎剣烈火をどこで手に入れたのか等と質問攻めにあった。
ギルドに入るとアクアが『花鳥風月』という宴会芸スキルを披露していた。
カズマとめぐみんは、昼食をとっていたので、俺達も昼食にする事にした。
カズマ「溜まったポイントで、スキルを覚えられるんだよな。」
零士「そうだな。カズマは何のスキルを取ったんだ?」
カズマ「いや、俺まだ、5ポイントしかないから、変なスキルを覚えないようにしないとな。」
なるほどな。確かに5ポイントしかないと慎重にならざるを得ないよな。
俺は最初から10000ポイントあった訳だが。何でだろうな?
零士「なぁ、めぐみん。なんで俺、最初からスキルポイントが沢山あったんだ?」
めぐみん「モグモグ……。それは、もともと才能がある人が冒険者登録をすると、その才能に見合ったスキルポイントが最初から溜まった状態でカードに記載されるんです。」
零士「なるほど。」(ボーナスみたいな物なのか。)
めぐみん「他にも、スキルポーションと言う希少なポーションを使えば、スキルポイントが大量に入りますよ。」
カズマ「待て!!そんなのがあるのかよ!!」
確かにそれは凄い。
一気にスキルポイントが手に入るからな。
めぐみん「有りますけど、一本数十万エリスはしますよ。」
カズマ「数十万!?」
まぁ、そんな都合のいいポーションは、高いのがお約束だよな。
めぐみん「ちなみに私は、学校で月一に一本、全生徒に配られるスキルポーションを使って、すぐに爆裂魔法を習得できましたよ。」
カズマ「えっ!?マジかよ!」
リナ「一本数十万でしょ。」
カイト「羽振りがいいな。」
めぐみん「まぁ、紅魔の里にいる魔道具職人が作った物で、本職の人と比べると、若干劣化した物ですが。」
凄いな紅魔族。流石、アークウィザードしかいない里だ。
その時、後ろから。
ダクネス「探したぞ。」
カリン「探したわよ。」
零士、カズマ、カイト「!?」
リナ、めぐみん「?」
俺達は後ろを振り返ると、そこには、ダクネスとカリンの2人がいる。
ダクネス「改めて、昨日の話の続きをさせてもらう、私を貴方達のパーティに。」
零士、カズマ、カイト「お断りします!」
ダクネス「!クゥン!!…即断、だと…ハァ、ハァ…。」
零士(えぇ〜。)
カズマ(え、この人喜んでる?やっぱヤバい!)
カイト(ちょっと、俺は無理だな。)
カリン「じゃあ、次は私ね。私を貴方達のパーティに。」
零士、カズマ、カイト「お願いします!」
カリン「よっしゃあ!」
???「アハハ、ダクネスそんなんじゃ話を聞いて貰えないよ。カリンは良かったね。」
俺とカズマとカイトに断られて、息を荒くしているダクネスと、受け入れられて喜んでいるカリンの後ろから声が聞こえた。
銀髪のショートヘアーで緑の服を着た、声的に女性が近づいてくる。
ダクネスとカリンの友達だろうか?
零士「あの、貴方は?」
クリス「私はクリス。格好を見て分かると思うけど、盗賊だよ。よろしくね。」
零士「神崎零士だ。よろしく。」
なんか既視感がある。後でカマかけるか。
なんかコミュ力高いな、彼女。
クリス「ところで君。」
カズマ「え?」
クリス「聞こえたけど、スキルを覚えたいんだっけ?よかったら、私のスキルを教えようか?」
カズマ「いいんですか?」
クリス「今ならシュワシュワ一杯で教えるよ。」
カズマ「安いな!すみません、この人にキンキンに冷えたシュワシュワ一つ!」
まぁ、大丈夫だろ。
クリスはカズマとダクネスを連れて、スキルを教えに行った。
でも、カリンだけは残っていた。
零士「あれ?クリスの元に行かなくて良いのかよ?」
カリン「良いのよ。彼女なら大丈夫だから。それはそうと、その剣を調べさて!!」
零士「まぁ、良いけど。」
俺は火炎剣烈火を彼女に渡した。
カリンはそれを吟味していた。
カリン「凄いわね、この剣。私が今まで見てきた剣の中でも1番凄いわよ!」
零士「ありがとう。」
カイト「こいつの剣ってどこで手に入れたんだろうな?」
リナ「さぁ?」
カリン「そこの紅魔族の娘!」
めぐみん「ムッ!めぐみんです。」
カリン「じゃあ、めぐみん!その剣も見せてくれない?」
めぐみん「良いですけど。」
めぐみんも風双剣翠風を渡した。
カリンは吟味している。
カリン「凄い。この剣も凄いよ!刀鍛冶の好奇心が止まらない!」
零士「カイト、カリンってあんななのか?」
カイト「あぁ。見た事ない剣を見ると凄い興奮するからな。」
リナ「流石刀鍛冶って所ね。」
カリンは、火炎剣烈火と風双剣翠風と俺とめぐみんに返却した所にカズマ達が戻ってきた。
でも、カズマは渋い顔、クリスは泣いていて、ダクネスは顔が赤い。
何があった?
零士「えっと何があった?」
カズマ「えっ〜と。」
ダクネス「うむ。彼女はカズマに窃盗のスキルを教えた後、パンツを取られて、有り金全てを巻き上げられて泣いている所だ。」
カズマ「おい!あんた!何口走ってんだ!」
え?おい。嘘だろ。
クリス「グスッ………お金返すだけじゃダメだって言うから……スンッ……じゃあお金払うからパンツ返してって言ったら……自分のパンツの値段は自分で決めろって……。」
カズマ「待てよ!おい待て!間違ってないけど本当に待てって!!」
うわ〜〜。
クリス「さもないとこのパンツは我が家の家宝として、奉られるだろうって!!」
カズマ、それはやりすぎ。素直に財布を返してもらってパンツも返してあげればよかったのに。
周囲の男性冒険者は、サムズアップしてるが、女性冒険者の視線は、絶対零度並に冷たい。
無論、めぐみん、アクア、リナ、カリン、カイトは、ゴミを見るかのような目で見ている。
カズマ「おーい!ちょっと待て!なんか周囲の女性の視線が冷たいから、本当に待て!」
そりゃあなぁ。まぁでも、ちょっとした仕返しだから。その程度で済んだから、それで良いだろうよ。
めぐみん「それで、カズマはスキルを覚えれたのですか?」
カズマ「!ふふん、まぁ見てな。いくぜ!スティール!」
カズマがスティールと唱えた途端、カズマの右手が光った。
光が収まると、カズマの右手には、さっきめぐみんに渡した、『こぶた三兄弟』のワンダーライドブックと、黒物のパンツが。
めぐみん「あ!私のワンダーライドブック、返して下さいよ!そしてスースーするのでパンツ返して下さい。」
アクア「カズマ、あんた。」
リナ「うわぁ。」
カイト「ダメだこりゃ。」
カリン「ないわ。」
零士「………。」
カズマ「あ……あれ?おかしい、取れるのはランダムなはずなのに、2つも!?」
流石にお仕置きがいるな。
カズマ「あぶっ!」
俺はカズマに拳骨を見舞った。
零士「カズマ、やりすぎだ。」
カズマ「そんな事言われたって!」
零士「やれやれ。……ん?」
クリス「ちょっと、話があるんだけど?」
零士「あぁ。いいぞ。みんな、ちょっと待ってろ。(ちょうど良いな。)」
俺はクリスに呼ばれて、ギルドの裏口から、ギルドの裏へ。
零士「ちょっと良いか?」
クリス「はい?」
零士「単刀直入に言う。エリス様か?」
クリス「………気づいてたんですね。」
零士「まぁな。」
やっぱり、エリス様だった。
零士「それでそちらの用は?」
クリス「どうやら、めぐみんさんが風双剣翠風に選ばれたんですね。」
零士「そうみたい。」
クリス「他の聖剣の使い手も見つけて下さいね。後、言い忘れていたんですが、この世界は魔王だけでなく、メギドも居るので。」
零士「マジかよ。」
まさか、メギドまで居るとは。と言うことは、レジエル、ズオス、ストリウスの3人も居てもおかしくない。
クリス「気をつけて下さいね。」
零士「分かってます。エリス様。」
クリス「後、皆がいる時は、クリスと呼んでくださいね。」
零士「はい。」
その時。
ルナ『緊急クエスト!緊急クエスト!冒険者各員は至急街の正門前に集まって下さい!繰り返します!冒険者各員は至急街の正門前に集まって下さい!』
零士「なんだ!?」
クリス「ほら、とっと行く!」
零士「おう。」
すっかりクリスになったエリス様に送られて正門前に。
カズマ達と合流し、何事か聞く。
零士「なぁ、何の緊急クエストだ?」
カズマ「だな。何かのモンスターの襲来か?」
アクア「あら、キャベツよ。キャベツ。」
零士、カズマ「はい?」
え?何言ってんだ?アクア。
キャベツってあのキャベツ?
え?なんで皆やる気なの?
荒くれ者「今年は荒れるぞ!」
めぐみん「嵐が………来る!」
冒険者達「収穫だぁぁぁーーーー!!」
アクア「マヨネーズ持ってこーい!」
何だか、俺とカズマは、置いてけぼりにされていた。その時、何かが近づいてきた。それは緑色の丸い物体でまるで………。
更に近づいてくると「キャベキャベキャベ」と聞こえてきた。
まさか。
零士、カズマ「………なんじゃこりゃぁぁぁぁぁぁ!!!」
本当にキャベツが飛んできたぞ!
嘘!なんで?物理法則どうなってんだ?
冒険者達「おぉぉぉぉ!!!」
アクア「この時期のキャベツはね、飛ぶの!味が濃縮して、収穫の時期になると、簡単に食われてたまるかと言わんばかりに、街や草原を疾走し、最後は人しれぬ荒野で、ひっそりと息を引き取ると言われてるわ。それなら!私達は、一玉でも多く彼らを捕まえて、美味しくいただこうってわけよ!」
ルナ「みなさーん!今年もキャベツの収穫時期がやってきました!今年のキャベツは出来が良く、一玉につき、10000エリスです。出来るだけ多く捕まえて、こちらのケージに入れて下さいね!」
一玉につき、10000エリス。
稼げるぜ!!
気合い入ってきた!!
カズマ「………俺、帰って良いか?」
零士「カズマ、割り切ろう!ここはそう言う世界だってな!」
俺はワンダーライドブックを二冊出す。
『ブレイブドラゴン!』『ストームイーグル!』
俺はストームイーグルの朗読文を流した。
『この大鷲が現れし時、猛烈な竜巻が起こると言い伝えられている。』
ソードライバーのライトシェルフとミッドシェルフにワンダーライドブックを装填し、火炎剣烈火を抜刀する!
『烈火抜刀!』
零士「変身!」
『竜巻ドラゴンイーグル!』
『烈火二冊!荒ぶる空の翼龍が獄炎を纏い、あらゆるものを焼き尽くす!』
俺はドラゴンイーグルへと変身した。何故ドラゴンイーグルかって?相手は空を飛んでいるからこちらも空中戦だ。
めぐみん「!変身するんですね?じゃあ私も!」
そう言ってめぐみんは、猿飛忍者伝を取り出した。
『猿飛忍者伝!』
めぐみんはストーリーページを開いて、朗読文を流す。
『とある影に忍ぶは疾風!あらゆる術でいざそうろう……。』
腰に納刀していた風双剣翠風を取り出してワンダーライドブックを装填する。待機音が鳴っている時に、分断する。
『猿飛忍者伝!』『双刀分断!』
めぐみん「変身!」
『壱の手、手裏剣! 弍の手、二刀流! 風双剣翠風!』
『翠風の巻!甲賀風遁の双剣が、神速の忍術で敵を討つ!』
めぐみんは、風の剣士、仮面ライダー剣斬へと変身を果たす!
めぐみん「これが……仮面ライダー……凄いです!魔力と力が漲ってきます!!」
零士「おめでとう!仮面ライダー剣斬!」
めぐみん「!!はい!」
零士「行くぞ!!」
めぐみん「はい!」
俺はストームイーグルの力で縦横無尽に空を駆けて、キャベツを捕獲して、めぐみんは風双剣翠風の力で風を操り、キャベツを捕獲する。
一方、カズマは……。
カズマside
キャベツが行き交い、冒険者に襲いかかる。
キャベツの突進は強力で、冒険者が倒れて伏せていく。
だが、仮面ライダーになった零士とめぐみんの2人がキャベツを捕獲していた。
俺も動かなければ。しかし、動かない。
俺もあの2人のような仮面ライダーになりたい。
でも、俺は一度は諦めた筈だ。叶わない夢だとして。
でも、俺はこの世界で新たな人生が始まってるんだ!
覚悟を決めてやる!
俺はやる時はやるカズマさんだからな!
その時、ポケットが熱く感じる。ポケットの中身を取り出すと、中身はライオン戦記という、零士から託されたワンダーライドブックだ。
それが光っている。
カズマ「これって……。ウッ!」
『僕はソードオブロゴスの新堂倫太郎。大丈夫。決して怪しい人じゃないから。』
『この水勢剣流水に誓う。僕が必ず、世界を守る!』
『僕は僕を絶対に諦めない!』
『世界の均衡を守るのが僕たち剣士の使命。』
『僕は僕の、思いを貫く!』
『もうそれ以上言うのは止めて下さい!組織は騙したりしません…!組織は僕を育ててくれた、僕の家族なんです!』
『感じる……剣を通じて。飛羽真くんの思いが。』
『水勢剣流水に誓う! 大切な人たちは、僕が守る!』
『感じる。この力は、歴代の剣士たちの想いの結晶!』
『ズオス、誤った道を歩み、化け物になったお前に…剣士達が紡いできた意思が、負けるはずがない!』
『師匠……やりましたよ。』
『マスター!貴方は、ただのホモ・サピエンスです!』
『マスター!貴方は哀しい人ですね。』
『僕は組織にいた時、ずっと貴方を信じていた。それこそ神の様に敬ってました!でも、今の貴方を信じる者は誰もいない!貴方は自分から神である事をやめたんだ!そして今は、ひとりぼっちです。』
カズマ「これが、この人の記憶。この人、凄い剣士だな。」
俺はライオン戦記のワンダーライドブックを起動する。
『ライオン戦記!』
ストーリーページを開く。
『この蒼き鬣が新たに記す気高き王者の戦いの歴史…。』
本を閉じ、いつの間にか装備してた水勢剣流水が納刀してある聖剣ソードライバーのミッドシェルフに装填する。
待機音が鳴り、水勢剣流水を抜刀する!
『流水抜刀!』
カズマ「変身!」
『ライオン戦記!』
『流水一冊!百獣の王と水勢剣流水が交わる時、紺碧の剣が牙を剥く!』
『水勢剣流水!』
俺は、水の剣士、仮面ライダーブレイズへと変身した!
零士side
零士「カズマの奴、やりやがったな!」
めぐみん「カズマも仮面ライダーに!?」
カズマの奴、一皮剥けたな。
今のあいつは、恥ずべき所など無い、立派な仮面ライダーブレイズだ!
零士「カズマ!」
カズマ「?」
零士「おめでとう!仮面ライダーブレイズ!」
カズマ「おう!」
零士「なら、これを渡す。」
俺はピーターファンタジスタを渡す。
カズマ「これって!」
零士「今のお前なら出来る!盛大にやれ!」
カズマ「おう!」
カズマは水勢剣流水を納刀し、ライオン戦記も閉じて、ピーターファンタジスタを起動する。
『ピーターファンタジスタ!』
『とある大人にならない少年が繰り広げる夢と希望のストーリー』
ピーターファンタジスタをレフトシェルフに装填し、抜刀する!
『流水抜刀!』
『輝くライオンファンタジスタ!』
『流水二冊!ガオー!キラキラ!幻想の爪が今、蒼き剣士のその身に宿る!』
カズマ「凄え!じゃあ早速!」
カズマは水勢剣流水を納刀し、ナガレトリガーを引き、抜刀する!
『必殺読破!』『流水抜刀!』
『ライオン!ピーターファン!二冊斬り!ウォ・ウォ・ウォーター!』
カズマ「ハイドロ・ストリーム!』
カズマは胸のライオンから水を射出し、キャベツを大量に捕獲する。そして、水勢剣流水でキャベツを水と一緒に切り裂く!
破裂した水からは、意識を刈り取られたキャベツが転がってきた。
こっからは、俺達、仮面ライダーに任せろ!
ー緊急クエスト、キャベツ捕獲…クリア!ー
クエストを終えた俺たちは、ギルドの食堂で打ち上げを行っていた。
他の冒険者はともかく、俺たちは、報酬のお陰で懐が潤っている。
だが、キャベツが凄く美味しいな。
零士「美味いな。」(これまで食ってきたキャベツよりも遥かに美味い。)
カズマも微妙な表情になっていた。
そりゃあ、キャベツがこんなに美味いなんて。
そんな表情にもなるわ。
アクア「貴方、流石クルセイダーね。あまりの防御力の高さには、キャベツ達も攻めあぐねていたわよ。」
ダクネス「!いや、私などただ堅い女だ。それくらいしか取り柄がないからな。」
ダクネスは、冒険者からキャベツの攻撃から庇っていた。でも、やっぱり喜んでたよな。
めぐみん「アクアの花鳥風月も中々でしたよ。冒険者の士気を高めつつ、キャベツの鮮度を保つとは。」
アクア「まぁね。皆を癒すのがアークプリーストの役目だもの。アークプリーストが出す水は清いのよ。」
別にそれはクリエイトウォーターでいいんじゃないか?
リナ「カリンも、かなりの数のキャベツを捕獲してたよね。」
カリン「まぁね。動きが単調だからありがたかったわ。」
カリンもかなり頑張っていたようだ。
カリン「それよりも、あんた達、何よあれ。見た事ないんだけど!」
カイト「あぁ。カズマも仮面ライダーになって左腕が変わったと思ったら、胸から水を出して、キャベツを一気に捕まえるし、めぐみんも左腕が変わったと思ったら、3人に分裂するし。」
カズマはライオンファンタジスタの力を上手く使っていた様だな。めぐみんも途中から忍者ぶた3へと変身し、分身と高速移動で大量に捕獲していた。
アクア「それを言うなら、零士も大概よ。竜巻を起こして一気に捕獲するんだから。」
俺はドラゴンイーグルの力で竜巻を冒険者が巻き込まれないところに出し、一気に捕獲した。
アクア「ふふん。私達も中々いい感じのパーティになったわね。クルセイダーのダクネス、ルーンナイトのリナ、ソードマスターのカイト、ソードマンのカリン、アークウィザードのめぐみん、アークプリーストの私、冒険者のカズマにエレメンタルソードマスターの零士。8人中5人が上級職のパーティなんてそうは居ないわ。」
めぐみん「しかも、零士と私とカズマは、仮面ライダー、これは最強のパーティと言っても間違いないですよ!」
いつの間にかダクネスがパーティ入りしていたよ。
ダクネス「改めて、私はダクネスだ。一応両手剣を使っているが、戦力としては数えないでくれ。何せ不器用だからな。だが、壁になるのは大得意だ。よろしく頼む。」
カリン「改めて、私はカリン。片手剣を使っていて、鍛治師だから、剣の事は任せて。」
カリンはともかく、ダクネスが不安だ。
零士「2人とも。」
ダクネス、カリン「うん?」
零士「これからよろしくな。」
ダクネス「あぁ!」
カリン「もちろんよ!」
この日、新たな仲間が加わった。
今回はここまでです。
遂にカズマも仮面ライダーブレイズに変身しました!
セイバーモチーフのカジキバイスタンプも出てきて、面白くなりましたね。
リバイスもライブが出てきて、さくらも変身するかもですね。
賢者の孫とリバイスの小説で、原作キャラは変身させるべきか。
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変身させる。
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変身させない。