翌日、屋敷の広間で、俺達は話し合っていた。
カズマ曰く、知り合いの冒険者から有名どころの冒険者に狙われると言われたらしい。
カズマ「……とまあ、知り合いの冒険者にそんな事言われたんだけど大丈夫だよな?別に襲われたりしないよな?っていうか、いきなり襲うとか犯罪だもんな?」
ダクネス「おお、お前……!また私の家の威光を使って、そんなくだらない事をしていたのか……!おいめぐみん、どこへ行く!カズマと共に説教だ!」
どうやら、ダクネスの家の権力を背景に新聞社に圧力をかけたそうだ。
その新聞を見ると、俺の事は魔王軍幹部を単独で撃破した炎の剣士と書いてあった。
襲われる件に関しては、ダクネス曰く、俺とミツルギが戦った時みたいに、あるらしい。
本当に、細かい法があるのにも関わらず、こういう所は大雑把だな。
その後、アクアが大量のアンデッドを見つけたそうで、ウィズ魔道具店へ行く事になった。
翌日、めぐみんの爆裂散歩に付き添っているダクネスとカイトとカリンを除いた俺たちでウィズ魔道具店へ。
アクア「頼もう!」
バニル「朝から騒がしい逸れ女め。一体何の用だ?」
アクア「ゴースト管理が不行き届きなウィズを叱りに来たんだけど、あの子はどこにいるのかしら?それに、逸れ女ってどういう意味なのかしら?」
バニル「逸れ女というのは、大変チョロい水の剣士や炎の剣士、闇の剣士、光の剣士にすら相手にされない、ハズレ女という意味だ。」
それを聞いたアクアが店の商品を水に変えようとするので、取り押さえる。
バニル曰く、昨日の夕方頃にどこかへ出掛けたきり帰ってこないとの事。
その後、ウィズが帰ってきて、ストーカーが出たと言うので事情を聞く事になった。
零士「それで?ストーカーが出たってどういう事なんだ?」
ウィズ「はい。真っ黒なローブを着たその人はフードを深く被ったままこう言ったんです。」
ウィズ曰く、その男はデューク。
デューク曰く、ウィズに会う為に遥か遠い地からやって来たそうで、ウィズの事を調べて、ウィズの事だけを考え続けたそうだ。
まさかのガチの奴だった。
それには女性陣は顔を顰めている。
その後、襲われたそうで、ゴーストが漂っていたのは、デュークの動きを探って貰っていたそうだ。
零士「……予想以上にガチだったな。」
リナ「引くんだけど。」
アクア「なるほどね。そういう理由なのね。仕方ないわね。後で元いた場所に還してあげるのよ?」
カズマ「お前がやれよ。」
ユーリ「なるほどな。そのストーカーが店の傍から離れなかったから帰れなかったという事なのだな?」
ウィズ「……それが、街中にゴーストを放ったのですが、ゴーストの多くは浄化されてしまったようで……。」
ゴーストを浄化出来るガチもんのストーカーね……。
カズマ「犯人はアクシズ教徒か。」
零士「そうだな。」
ユーリ「そう考えて間違いないだろうな。」
リナ「その可能性は大ね。」
バニル「うむ。我輩の見通す目を使う必要すらないな。」
アクア「ちょっとアンタ達待ちなさいよ、ウチの子に冤罪を擦りつけないで!」
その後、ウィズがそのデュークに会いに行くそうだ。
カズマ「………まあそんな訳で、明日、ウィズは決着を付ける事になった。」
それを聞いためぐみん、ダクネス、カイト、カリンの3人は微妙な表情を浮かべた。
零士「まあ、こっから先は当人達の問題だ。赤の他人の俺達が首を突っ込む訳には行かないしな。」
リナ「まあ、そうね。」
翌日、カズマ、アクア、めぐみん、ダクネスが見守っていたが、ウィズがテレポートで逃走したようだ。
3日後、リベラシオンでユーリと共に特訓していたが、カズマの発言に少し違和感を感じた。
ウィズの仕事を辞めさせる。
でも、ウィズの仕事って、魔道具店の店主にゴーストの浄化、そして、魔王軍幹部として、結界の維持。
零士「まさか、あのデュークって奴、魔王軍じゃないだろうな……?」
ユーリ「あの男が気になるのか?」
零士「ああ。」
ユーリ「なら、警戒は怠らない様にな。」
そんな事をユーリと相談して、俺はその日を終えた。
翌朝、デュークと接触したらしいカズマがこう言い放った。
カズマ「という訳で、俺はアイツを応援する事にした。」
アクア「ちょっと何言ってるのか分かんないんですけど。」
零士「それは別に良いけど、あのデュークって奴、怪しくないか?」
リナ「確かに……。」
カズマ「大丈夫だって。あのデュークって奴は頑固だけど、案外漢気溢れる良い奴なんじゃないかと思ってな。」
一応、伝えておくか。
秘密は抱えたくない。
零士「あのな、デュークがウィズの仕事を辞めさせるって言ってるけど、それって魔道具店じゃなくてさ、魔王軍幹部としての仕事じゃないのか?」
「「「「「「「!?」」」」」」」
どうやら、皆その考えには至っていなかったようだ。
アクア「そう言えばそうよ!ウィズって魔王軍幹部だったわ!」
めぐみん「まさか、デュークは、魔王軍の手先なのでは……!?」
ダクネス「おい零士!何でそれをもっと早く言わなかったのだ!!」
零士「俺だって、推測だし……!」
カイト「……とにかく、デュークには警戒しておこう!」
カリン「そうね!」
リナ「とにかく、皆落ち着いて。」
カズマ「………そうだな。考えてみれば色々と引っ掛かるもんな。」
ユーリ「だが、今行動を起こせばデュークに怪しまれる。慎重に行くぞ。」
その後、アクア達が育てていた畑に安楽少女が生えている事に気づき、討伐しようとしたらアクアに止められた。
そして、畑で秋刀魚が獲れたり、海でスイカが獲れる事を聞いて、カルチャーショックを受けた。
今回はここまでです。
賢者の孫とリバイスの小説に関しては、活動報告にてリクエストを受け付けています。
後、ミツルギが変身する仮面ライダーの名前を、月影からグラムに変更しました。
賢者の孫とリバイスの小説で、原作キャラは変身させるべきか。
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変身させる。
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変身させない。