しばらくして、めぐみんがゆんゆんと共に試練を受けたものの、試練会場を破壊した事により、失格になったそうだ。
その後、ウィズ魔道具店へ。
アクア「セイクリッド・ハイネス・エクソシズム!!」
ゼーレシルト「ピャアアアアアア!!」
バニル「毎度毎度ゼーレシルトを浄化するな!復活させるのにも手間がかかるのだぞ!」
出会い頭にゼーレシルトが浄化された。
すまん、毎度これでは身が持たないな。
零士「なあ、バニル。あのデュークって奴、魔王軍じゃないだろうな?」
バニル「さあ?答えを言ってしまっては興醒めというものだろう!」
零士「コイツ知ってやがるな。」
まあ、バニルはこういう奴だ。
しばらくして、ウィズが出てきて、デュークと決着をつける様だ。
それで、アクセルの街から離れた共同墓地へと向かう。
零士「なあ、カズマ。あのデュークがウィズに最初に接触した際に、どんな風に言ってた?」
カズマ「ああ、それなんだけどな、俺からしたらどうにもプロポーズというよりは決闘みたいな感じで……。」
零士「何かあるな。」
しばらくして共同墓地に到着して、そこにはデュークが居た。
デューク「そこに居るサトウカズマはともかくとして、色々と居るな。」
零士「何、友達としてウィズを見守りに来ただけだ。」
デューク「そうか、まあいい。」
その後、ウィズとデュークが会話しだした。
だが、アイツの言葉を聞く限り、どうにも決闘にしか聞こえない。
ウィズが氷の魔女という異名で呼ばれてたせいで碌にナンパされなかったとバニルから聞いていた。
デューク「ではそろそろ始めようか。俺達の間に言葉は要らないだろう。」
ウィズ「分かりました。ですが、今の仕事を辞める訳には行きません。だって……もう長い付き合いになる、変わり者の友人との、約束ですから。」
デューク「そうか。アンデッドの王、リッチーよ!お前に決闘を申し込む!」
やっぱり。
そして、デュークとウィズの魔法対決が始まったのだが、興奮してきた。
そうだ、この世界には慣れたつもりだが、日本との常識の違いにショックを受けていた。
リナ「零士。もしかして、興奮してる?」
零士「ああ。こんな戦いは初めて見るしな。」
リナ「そっか……。」
何か、リナが少し嫉妬した様な表情を浮かべてくる。
だが、ウィズは乗り気ではない。
流石に助けようかと思ったが。
だが、カズマから止められた。
カズマ「おい零士!止めるなよ!」
零士「何で?」
カズマ「あんな決闘に横槍入れるのは失礼だろうが!」
その後、爆裂魔法を撃とうとするめぐみんや飛び込もうとするダクネスをカズマは取り押さえた。
カズマ「ウィズ、いい加減本気を出せ!でないと相手にも失礼だぞ!」
アクア「このアンポンタンは何言ってんの!?さっきからめぐみんやダクネスの邪魔をしてないで、ウィズの援護をしなさいよ!」
リナ「零士は助けに行かないの?」
零士「流石に上級魔法が飛び交っている中を突っ込みたくない。」
ユーリ「正しい判断だ。」
ウィズ「そんな事言われましても!あれだけ情熱的に口説いてきた人と、いきなり戦えと言われても……!」
それを聞いて、焦りの表情を浮かべていたデュークは、意を決した表情をすると。
デューク「やはり俺を舐めている様だな!『サンクチュアリ』!」
零士「神聖魔法!?」
カイト「おい、おかしいぞ。本来、神聖魔法が使えるのは、プリースト、アークプリースト、そしてクルセイダーだけの筈だ!」
カリン「おかしいわね。」
そして、ウィズが耐えて、お友達からと言うと、静寂に包まれた。
肝心のデュークは、呆然としていた。
アクア「やったわ!よく言ったわウィズ!」
ユーリ「そうだな。」
デューク「は?」
ダクネス「まあ、これが一番丸く収まるのかもな……。」
カリン「まあ、まだチャンスはあるわよ。」
デューク「……は?さっきから、友達だの結婚だの心配しなくてもいいだのと、お前達は何を言っている?」
零士「え?告白じゃないの?あれ?……それとも、魔王軍幹部の仕事か?」
デューク「そ、そうだ……。」
そう言ってデュークはマントを撥ね退けるとそこには見た事のない紋章が。
ウィズ「それは、魔王軍の……!」
アクア「あーっ!アンタ、堕天使だったの!?アンタも神に逆らう愚か者じゃないの!」
デューク「う、うるさい!貴様こそ、聖職者なのか!?」
そう、デュークの背中には漆黒に染まった翼が生えていた。
怒れるデュークにアクアは胸を張り自信満々に答える。
アクア「バカね、私を誰だと思っているの?堕天使如きが、平伏しなさい!私の名はアクア!全国二千万の信者を持つ、アクシズ教徒の御神体!女神アクアその人よ!」
デューク「何だ、ただの痛い女か。」
アクア「アンタちょっと待ちなさいよ!」
堕天使にすら信じてもらえないという。
零士「アクシズ教って……信者が二千万も居るのか?」
リナ「全世界合わせて……数百人がいい所じゃないの?」
ですよね。
何盛ってんだ。
すると。
バニル「フハハハハハッ!フハハハハハッ!この様な辺境の街へようこそ、汝、身の程も知らずに魔王軍幹部を欲する者よ。元から忌むべき神のパシリが、堕天した事により情けなさに更に磨きがかかっておるな!」
そこに、バニルが居た。
バニル「どうやら美味しい所に間に合った様だな!いやはや、この一大イベントを危うく見逃すところであったわ!」
デューク「……バニル殿、これは俺とウィズの問題です。」
一大イベントとは何の事だ?
そう首を傾げていると。
ウィズ「……騙したんですか?」
デューク「騙したとは何だ。俺は最初から魔王軍幹部の座を賭けて勝負を挑んだつもりだ。」
ウィズ「………プ、プロポーズだと思ったんです……。そして、生まれて初めての告白をされたんだと……。」
デューク「そ、そうか、それは気の毒な事をしたな。だが、言っては何だが、勘違いが甚だしいぞ。出会ってすぐに求婚はないだろ。」
正論だね。
それはまさしく正論だったが、今のウィズには通じなかった。
ウィズ「わわ、私は、一時は店を辞めようかどうしようかと、本気で悩んだのに……!そんなに行き遅れのリッチーの心を弄んで楽しいんですか!許せない!」
バニル「フハッ!フワーッハッハッハッハッハッハッ!!」
途端、バニルが爆笑しだした。
まさか、悪感情目当てだったのか。
零士「お前、悪感情が目当てで来たんだな。」
バニル「ああ!まさしくその通りだ!極上だ!久方ぶりの、超極上の悪感情!美味である!美味である!フワーッッッッッッ!!」
ウィズ「バニルさん!」
リナ「本当に、バニルって性格悪いわね。」
カイト「今に始まった事じゃないな。」
カリン「そうね。」
どうしたものかと呆れていると、デュークから気になる事が聞こえた。
デューク「今や魔王軍幹部は数を減らしていてストリウスが逃げたのだぞ!それに、最前線の砦も陥落し、調略すらも失敗した。」
ユーリ「ストリウスが逃げた?」
デューク「ああ、そうだ!『もう、魔王軍に用事はありません。それでは、精々頑張って下さいね。』……そう言って逃げた!」
あのストリウスがねぇ。
絶対何か企んでるだろうな。
デューク「調べると、アクセルを拠点にしている剣士達がどれもこれもに介入している。既にこの事は魔王様に報告済みだ。いずれ、ここは魔王軍の最重要攻略拠点になるだろう。」
零士「何!?」
まさか、ここが攻められる?
デュークが更に何かを言おうとすると、ウィズに吹き飛ばされた。
ウィズ「この街が最重要攻略拠点に?……ここが襲われる?」
あ、ウィズがキレた。
その後、一方的な蹂躙が起こった。
そうして、デュークは降参した。
零士「まさか、攻略拠点になっちまうとは。」
リナ「この事をルナさんに伝えた方が良いのかしら?」
カイト「そうだな。」
カリン「それに、ストリウスが魔王軍から離脱するなんて。」
ユーリ「何を企んでいる?」
そういえば、ソフィアから、ソフィア自身を作った本がいつの間にか消えていたと言っていたな。
まさか、ストリウスに奪われたのか?
その後、デュークはリッチーに成り下がったものの、ウィズの爆裂魔法で消し飛んだ。
今回はここまでです。
今日、オムニフォースとグリモワールとドゥームズドライバーバックルが届きますね。
そして、明日は、深罪の三重奏が公開しますね。
ちなみに、賢者の孫とリバイスの小説で、原作キャラを変身させるかは、まだ未定です。
そして、この聖なる刃に祝福をと賢者の孫とリバイスの小説で、ビヨンド・ジェネレーションズの話をやる予定です。
賢者の孫とリバイスの小説で、原作キャラは変身させるべきか。
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変身させる。
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変身させない。