その後、アクセルへと戻り、俺達はギルドへと向かっていた。
その際に、俺とリナが居なかったのは、門矢士と出会っていて、カズマとめぐみんが居なかったのは、爆殺魔人もぐにんにんを倒して、海東大樹と出会っていたからと説明した。
ダクネス「まさか、以前出会った門矢士とまた会うとはな。」
アクア「それに、あの怪盗まで現れるなんて。あの2人は何を企んでるのか分かんないわ。」
そう言うなって。
そんな話をしつつ、ギルドへと到着する。
カズマがもぐにんにんの賞金を受け取っていると、声を掛けられた。
???「あの、あなた方が、サトウカズマ様と神崎零士様ですか?」
そこに居たのは、いかにも神官みたいな格好の女性だった。
誰だろうか?
零士「あの、どちら様ですか?」
セレナ「私はセレナと申します。……突然ですが、どうか貴方様方のパーティーに入れて頂けませんか?」
アクア「はあー?いきなり現れて何言ってるのよ?このパーティーには既に私がいるので、他のプリーストは要りません。分かったら、あっちへ行って。ほら、あっちへ行って!」
恐らく、自分の存在意義を奪われないかと警戒しているようだ。
零士「悪いけど、アクアが居るから、他を当たってほしいな。」
カズマ「悪いけどな。」
セレナ「………仕方ありません。今日はこれで失礼します。ですが、私が居ると役に立ちますよ?」
そう言って引き下がっていった。
翌日、ギルドは凄い事になっていた。
セレナがタダで支援魔法をかけていた。
セレナ「あら、カズマ様に零士様ではありませんか。どうですか?支援魔法のサービスを受けていきませんか?」
そう言ってきた。
その後、アクアが突っかかってきたものの、正論を言われて引き下がった。
そして、ギルドの職員から、共同墓地からアンデッドが大量発生しているようで、それを聞いて、アクアに視線が集まった。
その後、共同墓地に向かうと、大量にいた。
零士「多すぎやしないか?」
リナ「そうね。」
ユーリ「早く片付けるか。」
だが、アクアのターンアンデッドがどういう訳か効かずに、セレナのターンアンデッドでアンデッドが浄化された。
その後、セレナは大量の冒険者に取り囲まれていて、アクアは放置されていた。
少し気になる事があるな。
零士「………。」
リナ「何が気になるの?」
零士「………いや、アクアのターンアンデッドが効かないで、セレナのターンアンデッドが効いたのは何でだろうなと。」
カイト「確かにな。」
カリン「何でだろう?」
ユーリ「怪しいな。」
アクアが追い詰められているな。
しばらくして、セレナが女神だと崇められる様になっていた。
ちなみに、ダクネスは、俺とカズマを除く全員を連れて、何処かへ行った。
アクアはギルド受付のカウンターに勝手に入って、そこから監視していた。
アクア曰く、本来、あそこで冒険者達を治療して癒しの女神扱いされるのは自分の仕事だと言っている。
アクア、一度もそんな事してないだろ。
その後、色々な騒動をカズマと共に見ていると、セレナがこっちに来た。
セレナ曰く、話があるそうだ。
俺達は人気の無い路地に移動していた。
零士「……それで、話って何ですか?」
セレナ「実はですね………。」
セレナが語ったのは、美しい少女が呪いで魔王にされたそうだ。
セレナ「カズマ様に零士様。貴方がたこそは神に選ばれし者。魔王を退治しようとしているのでしょう。ですが魔王も、元は憐れな1人の少女なのです!」
零士「それは分かったけど、何で俺達が神に選ばれた存在だって断定出来るんだ?」
セレナ「実は、貴方がたの聖剣を聞いて、直感しました。稀にとてつもない力を秘めた者が現れるのと合致するんです!」
まあ、エリス様から火炎剣烈火を受け取った訳だし。
とてつもない力を秘めた者というのも、チート持ちの日本人だろうしな。
そんな事を考えていると。
ウィズ「セレスディナさん?セレスディナさんじゃないですか!?」
どうやら復活したらしいウィズがセレナに声を掛けてきた。
まさか、こいつ魔王軍の幹部か?
だとしたら、先ほどの話も信憑性が薄れてくるな。
ウィズ「あっ、カズマさんに零士さんまで!2人って、私といいバニルさんといいセレスディナさんといい、魔王軍の幹部に随分と縁がありますね!」
確定だな。
ウィズって、天然なのか?
ハンスの時も世間話をするかの様なノリで正体を明かしてくれた。
セレナ改めてセレスディナは、ウィズにヒールをかけて、ウィズは、怒りながら帰って行った。
セレスディナ「……変わった方ですね、ヒールを掛けたら煙が出ました。」
零士「そりゃあ、リッチーだからな。」
カズマ「そんな事はご存知でしょうセレスディナさん。」
セレスディナ「………違うんです!」
零士「………何が違うか聞いてもいいか?」
セレスディナ曰く、あの話は本当で、呪いで魔王と化した少女の姉で、助けたいが為に仕方なくだそうだ。
すると。
バニル「妹の事を想うと何だ?汝、良いところで邪魔をされ、呪いに掛かっているのではと悩む男よ。汝、いつ一線を超えようかと悩んでいる炎の剣士よ。」
そう言ってバニルが現れた。
セレスディナは、バニルに苦手意識を持っているのか、体を震わす。
バニルが出してきた商品は、虫コロリンというらしく、これを使うと、虫刺されを気にする事なく寝れるらしい。
セレスディナはそれを買った。
零士「……なあバニル、それって虫以外も、ネズミよりも小さかったら死ぬのか?」
バニル「もちろん死ぬ。」
カズマ「……じゃあ、人の体の中の微生物やら抗体とかも?」
バニル「もちろん死ぬ。」
ガラクタじゃないか。
セレスディナはそれを聞いて返品しようとするも、バニルに暴露されそうになり、有金をむしり取られたらしい。
その際にチンピラ言葉になっていた。
セレスディナ「……あ、有り金が……。」
気の毒だなぁ。
今回はここまでです。
今回で第14章は終わりです。
ジャックリバイスも、一輝とバイスの立場が入れ替わるので、心配になりますね。
賢者の孫とリバイスの小説で、原作キャラは変身させるべきか。
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変身させる。
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変身させない。