ある丘の上に1人の男がいた。
???「我らの計画を始めるとするか。」
その男は、手にワンダーライドブックに似たアルターライドブックと呼ばれる本を持っていた。
そして男は本を開いた。
『岩石王ゴーレム!』
そしたら、アルターブックから本が出てきて、本が積み重なり、一体の魔物となった。
そしてこの男の名はレジエル。神獣のジャンルのメギドを司るメギド。零士の危惧した通り、メギド三幹部もこの世界にいた。しかし、あくまでこの世界のレジエルだが。
レジエル「我らの計画の為、本を増やせ。」
ゴーレムメギド「承知しました。レジエル様。」
本の魔物の魔の手がアクセルに迫る。
更にレジエルの近くには、2人の男がいた。
ー翌朝ー
俺はギルドに来ていた。
カズマもスキルポイントを使って、初級魔法を習得していた。
カズマ「まっ、初級魔法じゃこんなもんだろ。魔法を覚えたし、冒険者らしくなってきたな。」
カズマは、昨日のキャベツのクエストで、スキルポイントに余裕ができた様だ。
更に仮面ライダーへと変身出来るようになってレベルも跳ね上がった。
カズマの幸運値は俺よりも高い。
窃盗スキルを使うのに丁度良いだろう。
ダクネス「2人とも見てくれ!」
零士、カズマ「うん?」
ダクネス「キャベツの報酬で鎧を直したのだが、ピカピカに。どうだろうか?」
ダクネスもダクネスで結構報酬を貰っていた様だな。
ダクネスでも捕獲は出来るらしい。
カズマ「なんか、成金主義の貴族のボンボンが着けてる鎧みたい。」
ダクネス「………私だって素直に褒めて欲しいのだが…。」
零士(あれ、戦闘以外では普通なのか?)
ダクネス「……カズマは……どんな時でも容赦がないな。はぁ、はぁ、はぁ。」
ほら、こんなもん。ダクネスは本当にブレないな。
カズマ「今は構っている暇は無いぞ。」
ダクネス「?」
カズマ「お前を越えそうな勢いの、そこの変態を何とかしろよ。」
カズマが言う変態とはめぐみんの事だ。
彼女も報酬で、杖を新調したらしいが。
めぐみん「はぁ、はぁ、魔力溢れるマナタイト製の杖の色艶……はぁ……。」
おいめぐみん。君も変態扱いされるぞ。
めぐみんもレベルが上がり、ステータスも上昇したようだ。
ちょうど、リナ、カイト、カリンの3人とも合流した。
その時、カウンターから怒号が飛んできた。
アクア「何ですってぇぇぇー!?」
アクアがルナさんの胸倉を掴んで揺さぶっていた。
アクア「ちょっと!それってどう言うことよ!どんだけキャベツ捕まえたと思ってんの!」
ルナ「うぅ……それが……。」
アクア「何よ?」
ルナ「アクアさんが捕まえたのは殆どがレタスでして…。」
アクア「何でレタスが混じってんのよー!!」
ルナ「私に言われてもーー!」
レタスも居るのかよ。
あんだけキャベツがいたのにレタスしか捕まえられないのはある意味凄い。
ダクネス「確かにレタスの換金率は低いな。」
カズマ「よくわからんがそうなのか?」
キャベツとレタスの換金率の違いって、何だろうか?
アクア「くぅ……。」
アクアがこっちに来る。
しかも作った笑顔で。
何を言う気だ?
アクア「カ〜ズ〜マさん、れ〜い〜じさん、今回のクエストの報酬はおいくら万円?」
アクア、俺かカズマに集るなよ。
まぁ、隠す意味も無いので言うが。
カズマ「……200万……。」
「「「「!!にひゃ!!……」」」」
めぐみん「ちなみに私は350万です。」
「「「「!!さんびゃく!!……」」」」
零士「………1200万………。」
「「「「「「!!!いっせっ!!!」」」」」」
そう、俺、カズマ、めぐみんは昨日の突発クエストで、小金持ちになりました。
俺達三人は、仮面ライダーという事もあり、他の冒険者よりも収穫出来た。
カズマは幸運値の都合、経験値が沢山のキャベツを引き当てたらしい。
俺もレベルアップした。
アクア「………ウフッ!零士様、貴方ってその、強くて……素敵よね。」
零士「褒め言葉として受け取るよ。でもお金は貸さない。」
アクア「ウッ!」
アクア、俺が1番多いからって、集ってきやがった。
何で?
アクア「零士さん!!」
零士「どうした?」
アクア「私、今回のクエストが相当な額になるって聞いて、持ってたお金全部使っちゃったの!て言うか、この酒場に10万近いツケがあるの!」
はい!?いくらなんでも多過ぎだろ!
零士「そうなのか、カズマ?」
カズマ「あぁ。」
まさかカズマ達が未だに馬小屋生活なのは、アクアの金遣いが荒いからか。
零士「それって俺、関係ないよね。アクアが作った借金だから、アクアが返すのが道理だろ。」
アクア「だって!私だけ大儲けできると思ったんだもの〜〜!」
零士「最低だな。」
アクア「お願い!お金貸して〜!ツケ払う分だけでいいから!」
はぁ〜〜。しょうがない。
零士「分かった。」
アクア「え!?良いの?」
零士「ただし、ちゃんと返せよ。」
アクア「わ………分かってるわよ。」
零士「じゃあ、10万だな。」
アクア「ありがとう!やっぱり仲間は最高ね!」
アクアが10万を渡している時に。
零士「アクアに10万貸したっと。」
メモに残した。
めぐみん(零士も結構えげつないですね。)
ダクネス(あぁ、ちゃんと記録してるぞ。)
その時。
ルナ「緊急!緊急!冒険者達は直ちに集まって下さい!」
ルナさんの叫び声が、一体何が……。
俺が見たのは、空に岩塊や、竜が飛んでいて、周囲にはシャボン玉が。
まさか。
カズマ「おい!これって!」
めぐみん「えぇ!間違いありませんよ!」
ダクネス「何だ?何が起きている?」
リナ「分からない。でも……。」
カイト「やばい状況なのは間違いない。」
カリン「何なのよ。これ。」
アクア「何よ、私が見てない間に何が起こってんのよ。」
これは間違い無い。
零士「ワンダーワールドの侵食……!」
そう。ワンダーワールドが侵食を始めたのだ。おそらく、このアクセル全体が。
冒険者「何が起こってんだよ!」
冒険者「分からないわよ!」
冒険者達も戸惑っている。
それもそうだ。ワンダーワールドの侵食は、普通は起こらない筈だからだ。
と言うことは、このアクセルの街のどこかにメギドがいて、離れた所に、レジエル、ズオス、ストリウスがいる筈。
その時、外から悲鳴が聞こえてきた。
零士「まさか。」
俺とカズマとめぐみんは、外へ飛び出し、あとの面子もついてくる。
そこに居たのは。
ゴーレムメギド「我らの計画の為、本となれ!人間共!」
やはりメギドが居た。あれは、ゴーレムメギドだ。街を破壊している。そして、街の一部が焼け焦げた本みたいになっている。
零士「やめろ!」
ゴーレムメギド「何だ貴様?死にたいのか?まぁ良い。どうせ我らの本の一部となるのだ!」
零士「そんな事、絶対に阻止する!カズマ、めぐみん!行くぞ!」
カズマ「おう!」
めぐみん「はい!」
『ブレイブドラゴン!』
『ライオン戦記!』
『猿飛忍者伝!』
零士、カズマ、めぐみん「変身!」
『烈火抜刀!』
『流水抜刀!』
『猿飛忍者伝!』『双刀分断!』
『ブレイブドラゴン!』
『烈火一冊!勇気の竜と火炎剣烈火が交わる時、真紅の剣が悪を貫く!』
『ライオン戦記!』
『流水一冊!百獣の王と水勢剣流水が交わる時、紺碧の剣が牙を剥く!』
『壱の手、手裏剣!弍の手、二刀流! 風双剣翠風!』『翠風の巻!甲賀風遁の双剣が神速の忍術で敵を討つ!』
俺達は仮面ライダーへと変身した。
そしてゴーレムメギドへと向かう。
カズマは、水勢剣流水を素早い動きでゴーレムメギドにダメージを与えている。
めぐみんも風双剣翠風を手裏剣モードにして、投擲し、遠距離から攻撃している。
ゴーレムメギド「舐めるな!いでよ!我が眷属達よ!」
ゴーレムメギドはそう言ってシミーの大群を召喚した。
シミーは、カズマとめぐみんに任して、俺はゴーレムメギドへと向かう。
カズマとめぐみんもシミーの大群相手に善戦している。俺も、火炎剣烈火でダメージを与える。
だが、その時、アクセルの一般市民がシミーに襲われているのに気づき、そっちの方に気を取られてしまった。
カイト「零士!危ない!」
リナ「避けて!」
零士「え?クッ!!」
ゴーレムメギドのパンチが飛んできて、俺は変身解除はしていないが、少し動けない。
ゴーレムメギド「隙を見せるのが悪い!!死ね!剣士!」
そして、ゴーレムメギドは止めを刺そうとして大きく振りかぶる。だが、ダメージは来てない。なぜなら、ゴーレムメギドの拳をリナとカイトの2人が自前の剣で受け止めていたからだ。
ゴーレムメギド「何だ貴様ら!邪魔をするな!」
リナ「するわよ!仲間を守るために!」
カイト「そうだ!仲間には手を出させない!」
すると、俺から黄色と紫の光が飛び出して、ゴーレムメギドを突き飛ばす。
ゴーレムメギド「グハッ!」
そして、それぞれの光は黄色の方がリナ、紫の方がカイトの所へと向かった。
光が消えて、現れたのは黄色の方は『ランプドアランジーナ』、紫の方は『ジャアクドラゴン』が現れた。
零士「ランプドアランジーナと、ジャアクドラゴン!?」
リナ「これって……。」
カイト「あぁ。」
2人がそれぞれのワンダーライドブックを手にする。すると。
リナ、カイト「ウッ!」
『奴らが何をしようが、俺に迷いはない!』
『俺は俺の想いを貫く!』
『もう、俺に迷いはない!』
『飛羽真には絶対、手出しさせない!』
『何で裏切ったんだよ…父さん!』
『なんでお前がカリバーなんだ……父さんはどうした!』
『お前は俺の全てで倒す!』
『どんなことをしてでも絶対に倒す!』
『今までありがとう、こんな俺の為に…。頼む、この世界を、俺たちが生きてきた世界を守ってくれ……。』
『俺は飛羽真を………俺を信じる!………未来を変える。』
『仲間の事になると誰よりも熱くなる。君がリーダーじゃあ心配だな。俺が一緒についていってやる!』
『闇黒剣は新たな未来を映さなくなった。けど、人の思いがこの世界を、未来を作る。だろ?』
『ルナには手出しはさせない!』
『そんなに人の心を弄んで、そんなに楽しいか!?』
『俺は知った!父が皆を裏切ったのは、この世界を、大切な仲間達を、この俺を守る為だと!』
『父は、最後まで誇り高き剣士だった……!そんな事も分からない、お前こそ、愚かで惨めだ!恨む価値も無い……!』
『それでも約束は守らないと、きっと後悔する。どんなに遠くに離れていても、心はずっと繋がってる。』
一方カイトは。
『もし君が本当に剣士になった時は俺の息子の力になってくれると嬉しい。」
『まだ5歳だが、剣士になりたいと言ってね。』
『俺は不変の真理を手にする。』
『目を覚ませ!お前は間違ってる!』
『全ては世界を救う為!あの方も、そう仰られた!』
『火炎剣烈火とブレイブドラゴンを渡せ。』
『裏切ったのは紛れもなくお前の父親だ。』
『私は全てを捨てた。真理を手にする為に。』
『全て必要な事だ。』
『その程度の力では私は止められない。』
『いずれ分かる。何かを犠牲にしなければ手に入らない物があると……。』
『人や約束など信じるに値しない、信じられるのは絶対的なもののみ。』
『いいだろう。15年前、何があったのかを。』
『組織を離れ、全ての罪を背負い、メギドと手を組んででも、大切な友を悪魔に変えてしまった敵を……真実を明らかにする。』
『そして私は富加宮が手に入れようとした不変の真理を求めた!組織の中枢にいる真の敵を見つけその敵と戦う為には力が必要だったからだ!』
『そうだ!それが俺の覚悟だ!!』
『世界はそんなに単純では無い!!』
『無駄だ!既に世界の最後は決まっている!!』
『神山飛羽真!俺に代わって、組織の真の敵を見つけ出せ!』
『全ての聖剣を封印する。』
『あなたとは所詮、進む道が違う。』
『俺は……未来を見た。未来は決まってるんだ。何をしても世界は滅びる。救うには聖剣を封印した未来しか無いんだ。』
『それでも………未来は変わらない。』
『分かってないのはお前だ……!』
『飛羽真ならそんな未来すら変えられるかもしれない……!』
『未来は変わるさ。』
『父さん……。俺はもうどうすれば良いか分からない……。俺にはもうなんにも出来る事がないんだ……。』
『すまなかったな。お前を1人にして。』
『自分の気持ちに素直になれば良い。今どうしたいか、心ではもう分かってるんだろ?』
『私も戦います。剣士として。』
『若い者の未来を守るんだろ?』
『行けるな?』
リナは雷の剣士の記憶をカイトは闇の剣士の記憶を見た。
リナ「……これって、この人達の。」
カイト「……あぁ。」
ゴーレムメギド「何が起こっている!?」
リナ「あんたを!」
カイト「倒す!」
2人はワンダーライドブックを起動する。
『ランプドアランジーナ!』
『ジャアクドラゴン!』
ストーリーページを開く。
『とある異国の地に古から伝わる不思議な力を持つランプがあった。』
『かつて世界を包み込んだ暗闇を生んだのはたった一体の神獣だった…。』
ワンダーライドブックを閉じて、リナは雷鳴剣黄雷が納刀している聖剣ソードライバーに装填して、カイトは闇黒剣月闇にリードする。
『ジャアクリード!』
そして、邪剣カリバードライバーに装填して、2人は変身する。
『黄雷抜刀!』
『闇黒剣月闇!』
リナ、カイト「変身!」
『ランプドアランジーナ!』
『黄雷一冊!ランプの精と雷鳴剣黄雷が交わる時、稲妻の剣が光り輝く!』
『Get go under conquer than get keen.ジャアクドラゴン!』
『月闇翻訳!光を奪いし漆黒の剣が、冷酷無情に暗黒竜を支配する!』
リナとカイトは、それぞれリナが雷の剣士、仮面ライダーエスパーダ、カイトが闇の剣士、仮面ライダーカリバーへと変身した。
今回はここまでです。
遂に、リナとカイトが聖剣に選ばれました。
それでは。
賢者の孫とリバイスの小説で、原作キャラは変身させるべきか。
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変身させる。
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変身させない。