そうして、セレスディナが現れてからしばらくしたアクセルでは、セレスディナがアクセルの聖女として崇められていた。
久しぶりにアクセルハーツと出会っていた。
リア「何なんだ、あの人は?」
シエロ「あの人がいるせいで、僕の存在価値ってあるのかな?」
エーリカ「シエロは私たちには必要なの!」
零士「………厄介な事になりそうだ。」
一応、アクセルハーツには黙っている。
流石にこれ以上言うと、ボロが出そうなので。
しかし、アイツは何を企んでいるのだろうか?
そんな事を考えていると。
冒険者「セレナ様ー!すいません、討伐の最中にコイツが怪我しまして……!かなりの重傷でして……!どうか助けて貰えませんか!?」
すると、冒険者が入ってきた。
2人ほど、即席の担架で運ばれていた。
かなりの重傷だ。
すると、負傷した冒険者が。
冒険者「……クア……、アクア……の姉ちゃん……の所に……。」
アクア「私ならここにいるわよー!任せなさいな!」
だが、どういう訳か、セレナの取り巻きの連中に遮られた。
セレナがヒールを掛けまくって、治した。
冒険者「あ………ありがとうございますセレナ様……!」
何だこれ?
冒険者が負傷するのは日常茶飯事だが、涙を零して様付けするまでもない。
アクアが近づいてまだ治りきってない傷を治そうとすると、アクアの翳した手が振り払われた。
アクア「えっ………。」
冒険者「俺はセレナ様に癒して貰いたい。余計な事はしないで放っておいてくれ。」
ソイツは、そうキッパリと告げた。
アクアはトボトボと帰ってきた。
エーリカ「何よあの言い方!?」
シエロ「流石にアクアさんが可哀想……。」
リア「どうなっているんだ……?」
リナ「零士。話があるの。」
零士「何だ?」
俺はリナと共に冒険者ギルドの外へと出て、話をする事に。
零士「どうした?」
リナ「あちこち駆けずり回って分かったけど、レジーナは傀儡と復讐を司って、借りを作ると傀儡にされるの。」
零士「そういう事か………!」
なるほど、さっきの態度の豹変の意味が分かったぞ。
セレスディナに回復してもらった事で、借りを作った事になり、それで操られているのか。
なんて事考えやがる。
…………どうしたものか。
現在、ある意味で、冒険者達を人質に取られているのに等しい。
下手に動けば、危険に晒される。
リナ「とにかく、警戒しないと。」
零士「分かってる。」
だが、現状どうにもできないのは事実だ。
セイバーも、傀儡と化した冒険者の解除なんて出来る能力はない。
出来るとしたら、仮面ライダーゴーストなのだが、アレは体内に侵入した眼魂を取り出すだけだ。
今回、眼魂は埋め込まれていない。
何か、セレナの能力をどうにかできないか。
一旦、カズマ達を連れて離脱する。
屋敷のリビングにて。
カズマ「厄介だな、その能力。」
ユーリ「カイト。闇黒剣月闇の未来予知は、どうなっている?」
カイト「アクセルに、魔王軍が襲来してきて、アクセルが壊滅する未来が見える。」
リナ「でも、何でアクセルを?」
零士「分かった。………確かに、このままじゃあ、人類は滅ぶ。」
めぐみん「どういう事ですか?」
俺は語った。
アクセルが無くなれば、駆け出し冒険者は鍛える事が出来ない。
即ち、冒険者が強くならずに、そのまま人類は負けて、滅ぶ。
それを聞いて全員が青褪めた。
カリン「それって、不味いじゃない!」
ユーリ「どうにか阻止しなければ。」
零士「…………簡単に言うけどな、どうしたもんかねぇ。」
俺はそこを悩んでいる。
リナ「どういう事なの?」
零士「俺達の聖剣には、傀儡を解除する力なんて無いし、そんな事が出来る仮面ライダーも、一応居るけど効くかどうかは分からない。」
そう、これが現実だ。
聖剣を持った剣士とは言っても、こればっかりはどうにも出来ない。
一応、出来なくは無いが、慎重になってしまう。
すると、後ろから声がかけられた。
???「だからって、諦めるのか?」
零士「!………士さん。」
どこから入ったのか、門矢士が居た。
士「お前は物語の結末を決めるんだろう?諦めてどうするんだ?」
零士「でも、傀儡を解除する力を持つ仮面ライダーなんて、居ない………。」
士「いるだろ。ゴーストを使え。」
零士「え?」
確かに、仮面ライダーゴーストの力を使う事を考えはしたが、出来ない可能性が高いので、躊躇してしまう。
零士「でも………。」
士「ハァ……。お前も仮面ライダーだろ?そんな事で諦めてどうする?」
零士「士さん……。」
リナ「そうよ。諦めるなんてあなたらしくないわよ。」
カイト「そうだぜ。お前は何度も闇黒剣月闇が見せてきた未来を変えただろ?」
カリン「なら、本気で行きなさいよ。」
カズマ「ああ。仮面ライダーなら、やるべきだと思うぜ。」
ユーリ「ああ。未来を掴め。」
めぐみん「1人で抱え込みすぎですよ。」
ダクネス「そうだな。私たちも頼れ。」
アクア「お願い………。」
零士「皆………。」
そうだった。
この世界を救う為に仮面ライダーセイバーになってこれまで戦ってきたんだ。
それなのに諦めるなんて、火炎剣烈火や、神山飛羽真さん、上條大地さんに呆れられる。
覚悟を決めるか。
零士「分かった……!士さんもありがとうございます。」
士「それで良い。………それに、俺が渡したあのワンダーライドブックも使え。」
俺達は、魔王軍幹部のセレスディナと決着をつける事にした。
今回はここまでです。
前章と同じく、ゴーストの力が役に立つ。
次回、セレスディナとの決着です。
賢者の孫とリバイスの小説で、原作キャラは変身させるべきか。
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変身させる。
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変身させない。