セレスディナを捕縛して、警察に預けた後、俺達は魔王軍幹部捕獲の成功により、お金を受け取った。
そして、ガトライクフォンにエリス様から連絡が入った。
エリス「零士さん。」
零士「エリス様。どうやってかけてんすか?」
エリス「それは気にしないで下さい。」
いや、気になるけど。
用件は聞くべきだろう。
零士「それで、用件は?」
エリス「それがですね……。」
エリス様から語られたのは、世界の危機だ。
日本からチート持ちの勇者を送り込むのがアクアの仕事だが、後任の天使に変わった途端、異世界送りが上手くいかないようだ。
理由は、後任が大変生真面目で、勧誘の際に誤魔化しを一切しない。
今までに送られた日本人の末路と現在の生存率、異世界言語習得の際の副作用やこの世界の世知辛さに至るまで、詳しく話している。
つまり、アクアだからこそ、送れることに天界側が気づいて、早く戻ってきてほしいとの事だ。
まあ、アクアが適当に送った結果、デストロイヤーや魔術師殺し等、後に災いとなる物が生まれてしまったわけであるが。
零士「エリス様。言っちゃなんですけど、天界って人手不足なんですか?」
エリス「ま、まあ………。」
零士「分かりました。これをアクアに伝えれば良いんですね?」
エリス「はい。お願いします。」
零士「それじゃあ。」
と、通信を切る。
カズマとアクアを呼び、この事を伝える。
アクア「そ、そうなの……!?」
カズマ「マジかよ………。」
零士「マジだ。」
アクア「そうと決まったら、カズマさん!レベル上げをするわよ!」
カズマ「俺が?」
アクア「カズマさんが魔王を倒してもらわないと私、帰れないの!」
なるほど、そういう事か。
ちょうど、カズマもレベル1になってしまった事だし、良いとは思う。
カズマ「分かった分かった。なら、早速レベル上げするぞ。………でも、スキルが使えないのは辛いなあ。」
零士「いや、スキル自体は使えるんじゃないのか?」
カズマ「……へ?」
カズマの冒険者カードを見せてもらうと、そこにはカズマがこれまで習得したスキルが全て残っていた。
つまり、強くてNEW GAMEみたいな物だと推測する。
カズマ「これは、覚醒するかもしんねぇ。」
零士「いっちょ覚醒してやれ!」
アクア「ちょっと待って。………何でカズマが覚醒すんのよ!」
カズマ「何すんだよ!?」
そんなトラブルはあったものの、カズマのレベル上げを開始する。
カズマがレベル1になっても、ファンタスティックライオンの変身には負荷がかからないようだ。
要は慣れだな。
だが、少しずつしか上がらない。
しばらくすると、カズマのステータスの伸びが悪くなってくる。
カズマ「ステータスの伸びが悪いな。」
零士「そうか……。」
アクア「…………。」
しばらくすると、アクアが失踪した。
零士「アクアが失踪したって、どういう事なんだ!?」
カズマ「俺に聞かれても!」
めぐみん「実は、置き手紙が!」
そこに書いてあるのは、アクアが魔王退治の為に旅立った事だ。
カズマのステータスの伸びが悪くなっている事から、焦燥感が優ったのか。
でも、少し手紙に書かれている事に引っかかるのがある。
アクシズ教徒って、十億もいるのか?
カズマ「あのバカ……ッ!」
リナ「そう言えば、アクアはここ最近、カズマと零士から貰ったお小遣いをコツコツ貯めてたわよね!」
カイト「という事は、道中で凄腕冒険者を雇う気なのか?」
カリン「でもね………。」
皆の微妙な表情を見て、違和感を感じていると、ユーリが手紙の隅っこを指差す。
そこには、一度書いて消したと思われる字が書いてあった。
『追伸。探して下さい。』
探さないで下さいじゃないのかよ。
ったく。
今回はここまでです。
ヒロミさん!!
でも、崖から転落しただけなので、貴虎みたいに生きてて欲しいですね。
賢者の孫とリバイスの小説も、現在、考案中です。
ただ、リバイス最新話でのデモンズのライダーキックを、アルティメット・マジシャンズにもぶつけようかと考えています。
次回から第16章に入り、賢者の孫とリバイスの小説でのアンケートも出そうかと思います。
賢者の孫とリバイスの小説で、原作キャラは変身させるべきか。
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変身させる。
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変身させない。