目が覚めたら勇者に憑依していた 作:yuuyyuyuyuyuyu
どえらい評価に肝を冷やしつつも、めちゃくちゃ嬉しい!!
これからも自分のペースで頑張りつつ書いていきたいと思ってます!!
アンケートの方もご協力ありがとうございます!とりあえず今週いっぱいまでアンケート期間は儲けようと思っておりますのでよろしくお願いします!!
百合ハーレムを求める声が思ったより大きすぎて草
後、つばさ曇らせたがりすぎィ!!でも曇らせ好きだから許す。
今回タイトルめえっちゃ悩んだ結果何も出てこなかった
今回もゆっくりみていってね!
「あなた、勇者ソフィア、よね?」
「ぇ?」
リズから告げられたその言葉に、さきほどまでの温かかった体が急激に冷たくなっていくのを感じる。目の前から光が消え暗い闇が迫ってくる。
否定しなければ、私は勇者じゃないって、そう言わなければならないのに、
私は口をパクパクさせるだけで声が出ない。
リズさんは
これは質問じゃなくて確認、
どうしたら、勇者だって自分で認めたら、もうここにはいられないかもしれない。
何で
また、私はあそこに戻るのだろうか、また彼女たちと・・・魔法も使えなくなったのに?
そうだ、私はもうあの魔法を使うことが出来ない、彼女たちと一緒にいる時に使い続けていたあの魔法を、私が戦場で生き延びるために使い続けていた唯一の心の支えが。
無理だ、今の状態で彼女たちの元に戻っても、あの時以上に私は弱くなってしまった。
そんな私に彼女たちがいい顔をするはずがない・・・。
あの時の罵倒が蘇る、
今度は何を言われるか、
彼女の姉を奪った私が今度は
彼女の親友を奪った私が、戦うチカラすら無くなったと知ったら、
どんどん、薄暗い灰色の感情が私の心を蝕んでいく。
不意に、肩に手が触れる。
いつの間にか下を向いていた顔を上げると、リズさんがこちらに微笑んでいた。
「大丈夫よ、私はあなたの味方だから、今のあなたはつばさ、昔の事なんて関係ない。そうでしょ?」
続く言葉に、私の目が開く。
「あなたが勇者であることは私とあなただけの秘密、だから安心して」
「あなたは私が守ってあげるから」
最後の言葉に、それまでの恐怖心が一気に絆されていく。
優しく微笑むリズさんに、私はリニャとは別の安心感を感じていた。
私が震える手でリズの手を握ると、彼女はその手をぎゅっと両手で包むようにして握り返してくれる。
私が守ってあげる
つばさの心に、リズのその言葉が深く染み込んだのがわかった。
リニャに連れられ朝ごはんを食べに行った二人が見えなくなってからリズは口角を上げ、
さきほどのやりとりを思い返す。その表情はどこか恍惚としており、翡翠のように煌めいていた瞳は暗く濁り、光から新芽を隠す生い茂った木々のような深緑が広がっていた。
これは、そう
一目惚れ、というやつね
昨晩のつばさのあの異様な雰囲気と表情にリズは今までにない心の高鳴りを感じていた。
弱弱しく陰るあの表情が、
何かに怯え震えるあの身体が、
その時のつばさが行ったすべての言動が、
どうしようもなくリズの劣情を煽ったのだ。
つばさの事を考えるのなら昨日の今日で聞くべきことではないことはわかっていた。
それでもリズは自分の中に湧き上がったこの気持ちを確かめるために、
つばさの気持ちが落ち着く前にあの質問を投げたのだ。
そしてそれを聞いた時のつばさのあの表情。
それまで楽し気にリズの話を聞いていたつばさから表情が抜け落ち、
代わりに驚愕と絶望、恐怖の感情が入り混じったぐしゃぐしゃな顔になった。
その藍色の瞳からは光が消え、
少しつついただけで崩れ落ちてしまいそうなほどに脆くなったつばさを見て。
リズは確信した
私はこの子が好きなんだと。
それは愛と呼ぶにはあまりに歪んでいて、
リズ自身、何故つばさが苦しむ姿にこんなにも心が昂るのかわからなかった。
しかし、幸いな事にリズの愛はそこで終わりではなかった事、
暗い絶望の淵に立ったつばさに対し、リズが抱いた感情。
庇護欲
壊れそうになったつばさを優しく抱きしめたい、リニャに見せたあの縋るような表情を、リニャに抱きしめられた時に見せた安心した顔を自分にも向けて欲しい。
只々、つばさを甘やかして守ってあげたい。
それこそが、リズがつばさに抱いた最大の感情だった。
とどのつまり、つばさを絶望させることは、その後にリズに甘えさせるための手段でしかなかった。もちろんつばさの絶望した表情を見ることも、彼女にとっては大切な事に違いないのだが。
さて、それだけの理由をもってしてもリズの性格上行動を起こすには、少し足りないものがあった。なぜならリズはエルフなのだ、彼女は人間よりも長い間生きることが出来る時間がある。
そう、リズは時間の感覚が人間とは違っていた。
普段のリズであれば、少しずつ、つばさとの距離を縮めていったであろう。
ならば何故、今回はそうしなかったのか。
それはひとえに、つばさに今最も近い彼女がいたことが原因だった。
リニャ
村一番の明るさを持った彼女は、
知っている者は多くないが同性愛者であるということをリズは知っていた。
そして現在、リニャが想いを寄せているのがつばさなのだということはすぐにわかった。
だから、つばさが今最も信頼し、心を許している相手がいるとすれば、十中八九彼女であることは確かで、昨晩のやり取りを見ていたリズは二人の距離の近さに驚いた。
そして悟った、
このままではリニャ以外の相手に一定以上の表情を見せなくなると、彼女の心の中心をリニャが独占してしまうのも時間の問題になりつつあると。
想像以上に近い二人の距離に焦りを感じたリズは、これ以上の遅れを許すわけにはいかないと、普段はのんびりと眺めているだけの腰を上げ、行動を開始したのだ。
幸いにして、リニャはつばさが勇者であることに気付いていない事を知ったリズは、
すぐさま計画を立てた。
二人だけの秘密の共有
リニャよりも短い間に、リニャと同程度までつばさとの距離を縮めるためには、
何か特別な事が必要だった。
時間も情報も何もかもが足りないリズには手段を選んでいる暇が無かった。
村の面々はつばさに対し直接彼女が抱えている秘密について探るような真似をしないということは、すでにわかっている。
ならば、私は彼女に踏み込もう、
彼女の傷に、触れよう、
彼女の見られたくない部分に目を向けよう、
そしてそれでも尚彼女を愛そう、
彼女が欲するすべてを捧げよう、
彼女の重荷を少しでも背負ってあげよう、
私が彼女を守る騎士となろう。
だからほんの少し、ほんの少しでいいから暗い顔も見せてね?
計画は、成功した。
それまで本心から、優しく接していたこともあってか、それとも、それほどまでにつばさには余裕が無かったのか、つばさは驚くほど簡単にリズの手に堕ちた。
その時のつばさがリズに向けた表情は、
リズの渇いていた欲望を満たすのには十分過ぎるものだった。
そのことにリズは嬉しい気持ちの反面それほどまでに追い込まれていた勇者だったころの彼女の待遇に、再びふつふつと怒りが沸いてくるのを感じた。
とはいえ、これでつばさの心には少なくともリズの存在が焼き付いたことだろう。
これからはゆっくりとつばさを愛でていけばいい。
時にはリニャに甘えている姿を見るのもまた一興。
もしこのリズの考えを知る者がいれば疑問を持つものが現れるかもしれないが、何もリズは最初からつばさを独り占めしようとは思っていなかった。リニャやつばさがよしとするならば二人でつばさを愛そうと考えるほどには寛容な性格をしていた。もちろんつばさがリズを選ぶというのなら喜んで受け入れるし、リニャが彼女を独り占めにするというのなら、その時は徹底的に戦うまで。
つまるところつばさを放すつもりは無いだけの事なのだ。
願わくば、彼女を余すことなく愛したというのも本音であるし、誰にも取られたくないという気持ちが無いわけでもないのだが、それでつばさを失っては元も子もないのだから。
それがお家で異端と呼ばれたカヴァリエーレ家の次女
リズ・カヴァリエーレというエルフであった。
本小説の展開について、迷走気味になってきたので、一度整理する目的も兼ねて皆様にアンケートのご協力をお願いします!といっても今後の指針を歩い程度まとめるだけなので気楽にお答えください!下記のうち上から四番目の場合今後の更新が少しペースダウンするかもしれません!すみません!
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これまで通り主人公視点と他視点を交互に
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物語を進めて欲しい
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勇者パーティとの絡みまで早足
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一話の中にある程度他者視点も混ぜる
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リニャちゃんとの絡み増やせ
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つばさもっと曇れ
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百合ハーレムでもいっこうにかまわん!!