目が覚めたら勇者に憑依していた 作:yuuyyuyuyuyuyu
今回は久しぶりに1から本編書きますぞ!!
リハビリはばっちり!作風は若干変わってるかもしれないですが
万物に不変の事なんてないので許してください。
宇宙なんです、意味が分からないね
今回もゆっくりみていってね!
夢だ
私は今夢を見ている
人が夢を夢と認識する時彼らは「矛盾」を探している
日常との矛盾
例えば夢を見る前とは違う場所にいるとすればすぐにそれが夢だと認識できるだろうか
例えば眠ったときに側にいなかった人が近くにいればそれが夢だと認識できるだろうか
答えは
わからない
それでも今、私が見ている「コレ」は夢だとはっきりとわかる
だって――――だって・・・
死んだはずの
殺してしまった
私に笑いかけているのだから
これは夢だ
私が見たかった
私が失ってしまった
私が失いたくなかった
どうしてお姉ちゃんが死ななくちゃいけなかったんだ!
どうしてお姉ちゃんが死んだとき安らかに眠らせてあげなかったんだ!
どうしてお姉ちゃんがまだ戦い続けなくちゃいけないんだ!
どうしてお姉ちゃんの代わりになったのがアイツだったんだ!
どうしてお姉ちゃんの代わりがあんなに弱いやつなんだ!
どうしてお姉ちゃんの代わりがあんな頼りないやつなんだ!
どうして私はお姉ちゃんにいつも守られてばかりなんだ!
どうして私はあの時油断していたんだ!
どうして私はいつもお姉ちゃんを頼ってばかりだったんだ!
どうして私はアイツにあんな酷いことばかり言ってしまったんだ!
どうして私はアイツにもっと早く寄り添う琴う事が出来なかったんだ!
どうして私はアイツに守ってもらっていることに気が付かなかったんだ!
どうして・・・
どうして、どうして、どうしてどうして…っ!!
思えば後悔ばかりだ
あの日も、
あの日からもずっと
お姉ちゃんに庇われて、そのせいでお姉ちゃんが死んじゃって
でもお姉ちゃんは死ねなくて、代わりにアイツがやってきて
私はアイツに酷いことばかり言って
アイツの気持ちなんて全然考えてなんかなくって・・・!
辛い思いをしているのが私だけじゃないって知っていたのに!
それに気づいた頃にはもうどうしようもないくらいに私とアイツの距離は開いていて
それが分かっていてこれ以上の変化を恐れて結局何も出来なくて・・・っ
もっとああしておけばよかったとかあの時こうしていればよかったとか
意味のない考えばかり浮かんでは何もできないで
本当に後悔していたなら何が何でもいいから行動を起こすべきだったんだ
あの時の私は結局自分の事しか考えていなかったんだ・・・・・・だからっ!
あの日すべてを失ったんだ
だけどもう夢を見ることは無くなる
後悔することも出来なくなるんだ
覚醒した意識の中、呼吸は浅くなり、視界は黒ずんで霞みがかってみえる
足先の感覚は無くなり腕の感覚もどこかはっきりとしない
誰もいない、誰も来ない森のどこかで
私は息絶える
何も守れず、ずっと守られていたことも知らなかった愚かな私の最期にはお似合いの死に方だね
・・・・・・くやしい
くやしいくやしい悔しい!!
何も出来なかった!
何もしてあげられなかった!
貰ってばかりだった!
謝ることも出来なかった!
お礼だって言えず仕舞いだった!
くやしい!
こんな情けない自分が!
最期まで自分の事ばかり考えている自分が!
「ごめ、なさ・・・い」
どれだけ悔しくても涙はもう出ない、乾いた口から嗚咽にもならない音が垂れ流される。
私はきっとお姉ちゃんと同じ場所にはいけないから
もし、次の生があるとするなら
願わくばお姉ちゃんとあの人を守ることができますように
瞼を閉じる
もう何も聞こえない
「・・・い、し・か・!」
意識が完全に闇に落ちる前
私は温もりに包まれた
連投です。まあ時間すごい経ってるんですけど!
指が乗ってたのでさくっと書けるとこまで書きました!
ようやくほんへ進みます!
温かい目で見守ってくださるとうれしいです!