バーンドヒーローZ   作:春夏の渇き

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ラストジャッジメンター ギルバリス、シビルジャッジメンター ギャラクトロン、アンドロイド兵バリスレイダー登場
特空機弐号改ファイヤーウインダム登場


第六話 帰ってきた戦士たち

地球へと墜落したジャスティニー。彼女が目を覚ますと、そこには一人の青年が自身を献身的に看護している様子がみられた。

 

「君は……」

 

「やっと目を覚ましたね! 僕の名は朝倉陸。君は?」

 

「助けてくれてありがとう、私の名はジャスティニーだ。よろしく」

 

銀河マーケットの店員である朝倉陸が暮らすアパート『星雲荘』。彼と話していくうちに、ジャスティニーは朝倉陸こそが己の選ばれし者であることに勘付く。

 

 

時を同じくして、ゼスティはエンシェスピアローでギルバリス相手に優位に立ち向かう。レバーを引いて光の矢を放つアローショットが炸裂していく。しかしバラディアンはデスモバースに適さない質自体が異なる存在である。そのため長時間デスモバースの世界でその存在を維持することが非常に難しい。ゼスティの活動時間に限界が近づき、彼女の姿が透け始める。このままでは消滅してしまうだろう。ゼスティは地球へと撤退する。

 

ゼスティに続いて、ギルバリスも地球へと急接近。謎の宇宙人、シャグラス・ジャングラーが赴いていた沖縄に向けて、ギルバリスは五体のギャラクトロンと数十体のバリスレイダーを送り込む。レイティングガンで放たれた弾丸を彼の愛刀「蛇心剣」で弾き躱すジャングラー。

 

「やれやれ。そんなに俺を休ませたくないってか」

 

シャグラスジャングラーは単独で戦いを挑む。孤軍奮闘も虚しく、ギャラクトロンに追い詰められる彼の前に、かつてのライバルであったバーンドヒーロー、奈緒美オウジンブが駆けつける。

 

「ジャスティニーの連絡があって駆け付けた。俺も手伝おう」

 

「仕方ねぇ、手伝わせてやる」

 

二人の連携プレーは、ギャラクトロン達の敵ではなかった。バッタバッタと薙ぎ倒されていく。

 

 

遂に地球に降り立ったギルバリスの活動停止させるべく、ストレイジ代理隊長の結城真依の指示のもと、前回の戦いで特空機達が使用できる状態ではないため、唯一耐久性がダメージが少なかったウインダムに強化パーツを装着させた、ファイヤーウインダムを出動させる。ゼスティも神社近辺で体力を回復させながらアルファエッジ、ベータスマッシュとなって戦闘を再会する。しかし、地上に降り立ったギルバリスは地の利を得たことでより強力な強さを誇る。超音波・バリスドミナーレを発してファイヤーウインダムの機能を狂わせ、破砕電磁ビーム・バリスデストルツをゼスティに浴びせる。戦士たちは劣勢に陥ってしまった。

 

『ハァッ!!』

 

そこに駆けつけたのは、バーンドヒーローとなった陸とジャスティニー。通称、陸ジャスティニーだ。陸を素体にジャスティニーと類似した姿。二人の掛け声は完全にシンクロし、文字通り一心同体となっている。絆の強さで進化するバーンドヒーローは、活動時間の制限を知らない。破砕電磁光弾・バリスチオーネを受けてもびくともしない。ギルバリスは悪足掻きにバリスグランデストルツを解き放ったが、リミッター解除された脅威的な力を我が物にする陸ジャスティニーのラストジャッジ・クレセントファイナルノヴァを受けて倒される。

 

「ゼスティ先輩の足を引っ張ってばかりでございます……」

 

「結局、俺は何も出来なかった……」

 

遥輝がステッグで駆けつけた時には戦いは既に終わっていた。己一人の力では無力感を感じたハルキとゼスティは自らの未熟さを痛感するのだった。

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