某DMMORPGを全力で楽しむスレPart.67 作:美味しいラムネ
注意:ツアーさんキャラ崩壊
ーーー大体番外ちゃんがエルフ王を倒す10分ほど前に遡る
「んで、白金さんから見て、俺の入ってるギルドはどう見える?」
自身の周囲に四本の剣を浮遊させ、漆黒の全身鎧に身を包む半魔半人ー厨二病ニキーが、自身の数倍もの大きさのドラゴンに話しかける。
アーグランド評議国が永久評議員にして、かつて世界の全てをその手に収めた強欲なる竜帝の子、ツァインドルクス=ヴァイシオン。
その竜を知るものが名を聞けば身を竦ませる最強の存在。
地上最強の一角にして、世界の調停者とならんとせんとする者。
その姿はあらゆる芸術品よりも美しく、その鱗を貫ける物質は、自身の爪牙を除いて
そんな規格外の存在は…
竜をダメにするソファーに寝そべり、壁に設置された超大型液晶モニターに表示される動画を見ながら一般的な成人男性ほどの大きさのお饅頭を頬張っていた。
「1ヶ月様子を見てみたけど、(ハグハグッ)まぁ、あの者たちは(ムシャムシャ)世界を穢すような(バリムシャァ )存在では無さそうだね。極悪でもなければ、極善でもない、完全な中立でもない。その時の気分、感情で生き方が変わる、人間らしい人間だ。(モグモフ…ゴクン)……なにより、君の仲間、だからね。いい付き合いをしていけることを願うよ…」
「おいツアー一旦食べるのやめろ。何やってるんだよ。100年前の強者ムーブかましてたお前は何処へ行った。やっぱお前鎧と本体で別人…。いや、別竜なんじゃないか?キャラ崩壊してるぞ!?」
「いやぁ、君のぎるどの女王様にご馳走してもらったこれ…お饅頭、だったかな?がとても美味しくてねぇ…時々、鎧に買いに行かせてるのさ。」
「あぁ、うん。美味しいよね。もうお前はそれでいいよ。そっちの方がよっぽど親しみやすいわ。」
呆れ返って言葉も出ないといった様子で、厨二病ニキが言葉を投げる。
「もうぶっちゃけプレイヤーの後始末とか面倒臭い。ずっと巣にこもってげぇむしてたい。」
そう言う竜の手には一狩り行けそうなゲームのパッケージが握られていた。
竜がドラゴンをハントするゲームをやるとはこれ如何に。
「クッソ誰だこいつにゲーム渡したの…!」
厨二病ニキは浮遊する剣のうち一本を掴み、全力で振るう。
そこから迸る漆黒のエネルギー!圧倒的闇の奔流!
「とりあえずツアー。せめて今日ぐらい
働けえええええええええええ!」
魂からの絶叫と共に放たれた攻撃がツアーに命中する
「ははは、冗談だよ冗談。」
腐っても真なる竜王。大した力も篭っていない一撃を軽くいなし、笑い飛ばす。
厨二病ニキは苛立たしげに足元に落ちていた…生物の耳で出来たテディベアを粉砕する。ああ無常。かわいいクマさんの体は木っ端微塵になった。
「別に私も遊んでるわけじゃないんだ。ほら、これをみてごらん」
そう言って竜は壁に設置された液晶モニターを指さす。
そこにはこの後戦場になるであろう、大森林の映像が映し出されていた。
「遠隔操作の鎧を通して映像を写せるように改造しておいた。これで君やリグリットにすぐ情報を共有できるだろう?口頭で伝えるのと直接見るのじゃ訳が違うからね。それに、始源の魔法を通しているから、位階魔法による妨害を考える必要もない。」
「おぉ、いつものツアーが戻ってきた。これはウザい。」
「はは、褒め言葉として受け取っておくよ。
…さて、私たちはこれから、エルフ国の末路を見届ける訳だけど…どう思う?」
「まぁ、滅ぼされて当然じゃないか?王の思想から察するにどうせ途中でお前に殺されてただろうしな。つっても国民の大多数は無理矢理従わされてる訳だし、無駄な死者をこれ以上出させない為のギルマスの判断には好感が持てるな。異世界に来ても変わってなくて安心したわ。」
厨二病ニキは、大して興味がないように、ぶっきらぼうに話す。
「ふむ…私としては、エルフの王に頑張ってもらって、少しでも今回のプレイヤーの強さを測らせて欲しいんだけどね。
まぁ、この様子じゃ法国の秘密兵器が活躍して終わりだろうね。」
「エルフ王、大して強く無さそうだし何事もなく終わりそうでなによりだ。」
「ははは、強さを測りたいとは言ったけど、正直後始末が面倒臭いから、何事も起きずに終わってくれた方がありがたい。だから、ぷれいやーを憎んでいたり、私と敵対している派閥の竜王が突如エルフの国に飛来して喧嘩を売るみたいなミラクルが起きない限りは、何事もなく終わりそうで良かったよ。」
「だ、な。」
軽口を叩き合いながら厨二病ニキは画面を見つめる。
そして、前話の最後の場面へと繋がる。
「え、え、なん?」
「…!?」
「「マジでミラクル起きやがったっっっっっっっっ!」」
「あれは…まさか… 吸血の竜王!?
…あんの馬鹿野郎が!せっかく今回の揺り返しはうまく穏便にすみそうだったのに!だからあいつら嫌いなんだ!」
ー同じく前話最終場面の数分前ー
444:異世界を股にかける名無し
いやぁ、番外ちゃんすごいね
エルフ王ボッコボコだね。r-18Gだよくぉれは…
448:異世界を股にかける名無し
見せられないよ!
エルフ王、想像の10倍弱くて草ぁ!
449:異世界を股にかける名無し
ひょっとしてツアーとか番外ちゃん基準で防衛計画立ててたけど過剰だった?
451:異世界を股にかける名無し
まぁ、世界中にツアークラスが千も二千もいたら八欲王がはっちゃけれた訳ないしね、しょうがないね
…いや、切実にそうであってほしい。ツアークラスがいっぱいいてそれでもなお無双できたとか無いよね?
454:異世界を股にかける名無し
ワールドチャンピョンは文字通り公式チートやからなぁ…
458:異世界を股にかける名無し
>>454 チャンピオン定期
461:異世界を股にかける名無し
チャンピオンニキおっすおっす
今日もお疲れさまでーす
465:異世界を股にかける名無し
いやぁ、いざと言う時に備えて完全装備しておいたけど無駄に終わりそうで何より何より
469:異世界を股にかける名無し
何事もないのが一番やねぇ…
エルフ王も、異世界基準で見れば強いんだろうけど、いかんせん番外ちゃんが強すぎるからなぁ…
473:異世界を股にかける名無し
いやぁ、それこそ何かの間違いでプレイヤー絶対殺すマンな竜王が急に空の彼方から飛来してきて初手宝具ブッパでもしてこなきゃ負けるこたぁなさそうやなぁ…
477:異世界を股にかける名無し
>>473 いくらなんでもミラクルすぎて草
479:異世界を股にかける名無し
>>473 幾らなんでもあり得ねえからwww
481:異世界を股にかける名無し
慢心ダメ定期
482:異世界を股にかける名無し
慢心せずして以下略!
483:異世界を股にかける名無し
いや、竜王とか神人とか、神官たちが言うには破滅の竜王とか魔神の残党とかいくらでも負け筋はあるんだよなぁ…
487:異世界を股にかける名無し
あ、エルフ王死亡確定。さようなら…君のことは最悪の屑として今製作中の教科書に載せてあげるよ…
489:異世界を股にかける名無し
気づいたら番外ちゃんが止め一歩手前で草wやっぱ武技やべえな
491:異世界を股にかける名無し
やったれ!復讐の時だ!ぶちかませ!
492:異世界を股にかける名無し
復讐は何も生まないなんてのは綺麗事でしか無いんだよなぁ…
493:異世界を股にかける名無し
なんか不穏な風を感じる…
497:異世界を股にかける名無し
>>493 お?お?急にどうした?発作か?
499:異世界を股にかける名無し
そしてホーリィナイトとか名乗り出してエンジェルとか言い出すんですねわかります
500:異世界を股にかける名無し
いや、まじめに。サイドエフェクト的なあれがあれであれなんだよ。言っちゃうと>>473が現実になりそうとかそう言う感じで
504:異世界を股にかける名無し
いやーwまさかそんなことある訳ないからw
506:異世界を股にかける名無し
大丈夫大丈夫ヘーキヘーキだって!
508:異世界を股にかける名無し
長年の勘だ。こいつは罠にかかる。
509:異世界を股にかける名無し
あ
512:異世界を股にかける名無し
515:異世界を股にかける名無し
519:異世界を股にかける名無し
521:異世界を股にかける名無し
525:異世界を股にかける名無し
あれ〜?おかしいね。誰も喋らないね
529:異世界を股にかける名無し
これは夢だこれは夢だこれは夢だこれは夢だ
533:異世界を股にかける名無し
妨害は辞めましょうよ〜w録画してるんで晒しますよw
536:異世界を股にかける名無し
録画(次元の目を直撮り)なんだよなぁ…
ねぇ待って明らかにやばいオーラ放ってるよね絶対ツアー級だよね
537:異世界を股にかける名無し
うっそだろおい…(直視できない現実)うっそだろおい(見てしまった事実)うっそだろおい!(絶望)
540:異世界を股にかける名無し
え、どうする?突入してくれってのは来てないけど援護行った方がいい感じか?
542:異世界を股にかける名無し
待て、おまいら!世界級持ってないやつは出るな!説明は後でする!とにかく出るな!ワンチャン存在が消し飛ぶぞ!
「な に こ れ」
急に空の彼方から飛来した、全身を宝物で覆った竜の形をした何か。
背からは蝙蝠のような羽が生え、赤き双眸はこちらを睥睨する。
先程まで番外が戦っていたエルフの王。その肉体を食らいながら竜は此方へと顔を向ける。
「嗚呼、なんと言うことだ。遂に、今回の揺り返しが来てしまった。
嗚呼、なんと嘆かわしい。嘆かわしい。」
一体何が起きているのか。
全く現状が掴めないが、とりあえず番外席次を回収し、抵抗するのを無視して、無理やり法国へ送還する。
急に飛来したこの竜が何者かはわからないが、良くないものであることは確かだろう。
仮にも戦場に急に割り込んだのだ。碌でもないことを考えているのは間違いない。
「ガーディアンニキ。すぐ割こめるようにしといて。」
「…了解」
此方が番外を送り返す間も、竜は仰々しく言葉を紡ぐ。
「嗚呼。汚物を処理するべき、竜帝の子は、汚物と群れ、あろうことか我が友を殺してしまった!嗚呼、なんと言うことか!偉大なる竜の王は、誇りさえも失ってしまったか!」
「お、おいちょっとお前…」
ギルマスが話しかけようとするがそれを気にも止めず、語り続ける。
「我が友、朽棺の竜王を殺してしまうとは!あろうことか、汚物に下等生物どもを率いてまで、本来ならば率いなければならないものを殺すとは!」
「そして今、目の前に我が友を殺した一味の主人がいる!何故これを見逃すことが出来ようか!」
芝居がかった口調で言葉を放った竜は、唐突にギルマスに接近し、爪で凪いで来る。
「クッソ結局こうなるのかよ!もういい!やるよ!ガーディアンニキ!」
感想、評価ありがとうございます!励みになります!
明日更新できるかわからん…
この作品はあと10話以内に一旦完結するが、そのあとどうするか
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綺麗に完結しましょうや
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続き書きましょう(一応ネタはある)
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敵対ルートあくしろよ
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ちくわ大明神