某DMMORPGを全力で楽しむスレPart.67 作:美味しいラムネ
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白い浜、青い海、照りつける太陽。
後ろを振り返れば、鬱蒼とした密林が広がっている。
「あっ蟹ダァ…ははは…」
砂浜をスナガニが爆走する。
痛い!掴もうとしたら挟んで来やがった!私にダメージを与えるとは…カニのくせにやるな…
蟹と戯れながら現実逃避する。
おっかしいなぁ…ここ、何処だ?
というかこの前も同じようなこと*1なかったか?
どこまでも高く晴れ渡る空を眺めながら、なんでこんなことになったかを思い出そうとする。
☆半日前のこと☆
45:異世界を股にかける名無し
いや、マジなのよ。観測班によるとさ、カッツェ平原が微妙に広がってるのよ。それも法国の方向へ。んにゃ、本当はエイヴァーシャー大森林方面に広がってて、カッツェ平原とエイヴァーシャー大森林を線で繋ぐとその真ん中に法国があるからそう見えてるだけっていってる学者もいるけどね。
50:異世界を股にかける名無し
ふぁっ!?うーんこの。とりあえず風花…いや水明と巫女姫何人かで観測させる?というか陽光聖典派遣する?
51:異世界を股にかける名無し
>>50 つってもこのままの速度で拡大したとしても、法国の勢力圏に入るまで100年は余裕があるわけだし、歴史上何回もカッツェ平原は微妙に拡大と収縮繰り返してるから大丈夫じゃね?
56:異世界を股にかける名無し
>>50 別にわざわざ聖典派遣しなくても良くね?軍の神官部隊でいいと思うけど。アカデミアとか教育機関の頑張りもあってレベルの底上げは出来てるし、それこそデスナイトでも出てこなきゃ神官部隊で大丈夫だろ。
57:異世界を股にかける名無し
それに聖典は一応秘密部隊だからね、しょうがないね。
61:異世界を股にかける名無し
秘密部隊(秘密とは言ってない)
65:異世界を股にかける名無し
神様のお披露目会的なノリでやったパレードでギルマスがはっちゃけたせいでもう滅茶苦茶なんだよなぁ…あの一見で聖典の存在が公然の秘密から確定した事実になったわけで…
誰だよギルマスにマイクと衣装持たせたの
70:異世界を股にかける名無し
周辺国家からは「こいつらこんだけ戦力揃えて何やるつもりだよおい…」って言われてるらしいけど、破滅の竜王に魔神の残党、人類に敵対的な竜王に人類滅ぼしちゃえな亜人に異形種、カッツェ平原の監視に各国が対応しきれないモンスターの討伐etcetc…のせいでこれでも戦力がぜんっっぜんたりてねえんだよ馬鹿野郎!なんか最近はビーストマンがキナ臭いし!
74:異世界を股にかける名無し
ま、まぁいずれ帝国に王国も自分たちで自分の身は守れるぐらい強くなる予定だし多少はね?*2
78:異世界を股にかける名無し
あんだけ立地いいならきっと英雄級もたくさん生まれるでしょ、うん。そうじゃないとうちの国が持たんわ!*3
80:異世界を股にかける名無し
>>65 ごめん、ワイだわ。ギルマスに、「僕と契約してアイドルになってよ!」って言ったら思いの外ノリノリで…
81:異世界を股にかける名無し
そういやオフ会の時もギルマス歌上手かったよな。
というかやっぱりお前かゴーレムニキ!
86:異世界を股にかける名無し
>>78 これで漏れらがいるからって気ぃ抜いて腐ったらマジで許さねえわ。*4まぁ大丈夫でしょ。周辺国家にも「バカなことやったら神(バカ)が襲撃してくるぞ」みたいな空気広がってるし*5
87:異世界を股にかけるギルマス
襲撃なんてしてませんー!たまたま討伐中の破滅の竜王が街の方まで全力逃走しやがっただけですー!それに町に被害出る前に倒したからいいじゃんアゼルバイジャン!
90:異世界を股にかける名無し
ぬわああああん疲れたもおおおおん!
95:異世界を股にかけるギルマス
>>90 お前の仕事はまだマシだろ!漆黒聖典の訓練だろ!一番楽しいヤツだろこのやろう!こちとら毎日神官長と会議会議会議会議うわあああああああ!てめえらがバカなことやるからケツ拭くことになってんだよこのやろう!
100:異世界を股にかける名無し
>>95 でもそのうちの3割は自業自得ですよね。肥料作ろうとして火薬できて実験室吹き飛ばしたの貴方ですよね。そもそも料理人のスキルで調合するのは無理があったと思うんですよ。
105:異世界を股にかけるギルマス
いいじゃん現代知識チートしたいじゃん!大体スルシャーナニキが既にやってる分そっち方面だってやりたかったんだよ!
107:異世界を股にかける名無し
おい、おい!なんか第四実験室爆発したぞ。これで何回目だ?というか今あそこ使ってるのって漁師ニキたちの研究室よね…?
112:異世界を股にかける名無し
あのさぁ、俺、そろそろ・・・バイトなんだよね、だから帰るわ。うん。しょうがないね。
113:異世界を股にかける名無し
うるせぇ逃げるんじゃねえ!曲者!であえであえ!者ども!曲者であるぞ!
117:異世界を股にかける名無し
うるせぇ逃げるんだよぉ!三十六計逃げるが勝ち!
120:異世界を股にかける名無し
あああああああもおお前ら落ち着けもちつけ!ああもうやだ!神殿の窓からおまいらが地獄の鬼ごっこしてるのが見えるわ!
121:異世界を股にかける名無し
〜本日の営業は、終了しました〜
126:異世界を股にかける名無し
ああもうやだ!あの大空をひたすら自由に飛びたい…
そうだ、ガシャドラゴン、なんやかんや言って全然乗れてなかったし、ドラゴンに乗って空の旅でもしたい…したくない?
130:異世界を股にかけるギルマス
よーしお前ら長期休暇じゃ!別に漏れらがいなくても1週間ぐらい大丈夫やろ!
ドラゴン乗って海の上飛んで隣の大陸行きたい…行きたくない?
132:異世界を股にかける名無し
よっしゃ行こうぜ行こうぜ!
…一応ツアーニキ呼んどくわ。おまいらだけだと不安すぎるんだよなぁ…
135:異世界を股にかける名無し
奇遇だな。漏れもとても嫌な予感がする。だからパスで。
138:異世界を股にかける名無し
なんか海上で嵐に巻き込まれて遭難する気がする
140:異世界を股にかける名無し
というか海って海竜とかいうこの世界基準での化け物の巣窟なんでしょ?大丈夫なん?
144:異世界を股にかける名無し
まぁ大丈夫やろ。仮にもカンストフルゴッツ組だぜ?何かあっても、パパパッと逃げて、終わり!
145:異世界を股にかける名無し
ほんとかなぁ…?(ゴロリ感)
150:異世界を股にかける名無し
負ける気せぇへん(海の上は)地元やし
154:異世界を股にかける名無し
本当に嫌な予感しかしないぞ…!
155 : 異世界を股にかける名無し
ツアーも来るってよ。部下の竜王に乗ってくるとかうっそだろお前www
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230:異世界を股にかける名無し
案の定!案の定じゃねえか!嵐に巻き込まれてるじゃねえか!
231:異世界を股にかける名無し
あぁ、鎧ツアーが載ってる竜王ごと吹き飛ばされた!
232:異世界を股にかける名無し
うっそだろお前wwwうっそだろお前www嵐が、嵐が強すぎるwwwこれは救助できんわ
233:異世界を股にかける名無し
というか漏れらが影響受ける嵐って時点で相当やばいと思うんですがそれは
234:異世界を股にかける名無し
あれ?ゴーレムニキいなくね?
くぉれは…いつのまにか吹き飛ばされましたね…
235:異世界を股にかける名無し
雷が、雷が直撃したwwwいやまぁ痛くはないけどどんな確率だよ
236:異世界を股にかける名無し
あのー。映像が大変乱れておりますが大丈夫ですか?
237:異世界を股にかけるギルマス
この空の向こう側には多分ラピュタがっt…あっやばい
これ多分掲示板の接続切れr
238:異世界を股にかける名無し
>>237 返事をしろギルマス!応答せよ!応答せよ!――応答なし、だと!?
239:異世界を股にかける名無し
あっ、おい待てぃ(江戸っ子)
ワンチャンの嵐どこぞの竜王の仕業かなとか思ったけどさ、ギルマスってWI持ってるからちげえなこれ
240:異世界を股にかける名無し
普通に気絶しただけ説が微レ存…?
遺言がラピュタってもうこいつ訳わかんねえな
241:異世界を股にかける名無し
あの殺しても死なないギルマスが?まっさかぁ
242:異世界を股にかける名無し
というかこれみんな嵐に飲み込まれましたねぇ
ほら言わんこっちゃない
243:異世界を股にかける名無し
まぁ3日もすれば戻ってくるでしょ。多分…めいびー…
そして気がついたらこの砂浜に流れ着いたと。
遭難しましたか。そうなんですってやかましいわ。
「クッソ転移魔法がうんともすんとも言わんな…掲示板も反応なし…あれ?これってひょっとしてピンチだったりするのかしら?」
ま、まぁ3日もすれば誰か救助にくるでしょ。いざとなれば指輪で願い叶えて戻ればいいだけね。
…というか、一緒に嵐に巻き込まれたはずのあいつらはどこへ行ったのかしら…伝言も反応ないし。
こういう時は下手に動かない方がいいんでしょ!この前雪山で遭難した時言われたし!
とは言っても…暇。ものすごく暇ね。拾った木の棒でSOSって書いてみたけど反応がある訳ないもの。
とりあえず一眠りするとするかしら。
夢から覚めても私は1人だった
ダメだ。一人でいると弱気になってしまう。
ポジティブだ。ポジティブになれ、私。
むしろこの状況を楽しめ私!ここは無人島!
ここまでの孤独はそう味わえるものではないぞ!
心が一気に軽くなるのを感じていた
そして私は気づいた。私が脱ぎ捨てたのは服じゃない、心の鎧だったんだと。
(中略)
僕らは一体何を恐れていたんだろう。
鎧という壁を取り払った今、全てをさらけだした今
裸の心を何もかももが優しく包んでいく
心が風に溶けていく。身体が自然に溶けていく。木が水が(以下略
いつの間にか孤独感はどこかに吹き飛んでいた。恐れるものなんて何もなかったんだ。
私は一人じゃない
「あっツンデレネキ」
「あっギルマス」
……………本当に一人じゃなかった
「……いたんだ。」
「ツンデレネキも流れ着いてたのね。…いや流れ着いてなかったらそれはそれで大問題なんだけど」
「さっきのはお互い見なかったことにしましょう。いいね」
「あっハイ」
…どうしよう、ものすごく気まずい。本当に気まずい。
互いに顔を合わせず、砂浜を歩く。乗ってきたドラゴンを探すがなかなか見つからない。
「〜〜〜〜…?〜〜。」
砂浜の向こう側から何やら話し声が聞こえる。
太陽を反射するのは彼らがまとう全身鎧。…ツアーと厨二病ニキだ。
「だーかーら。あういうでかい雲の中には絶対ラピュタがあるの!」
「たしかに聖天の竜王とかは雲の中に隠れてたりするね。」
「そうなのよ。絶対あの雲の中にラピュタがあるのよ。」
………何馬鹿なこと話してるんだあいつら。ボケボケじゃねえかよ。
あー。うん。この調子だと多分空飛んでたやつ全員ここに流れ着いてるな。というかここはどこなんだよ…!
後編へ続く!
おまけ
ツァインドルクス=ヴァイシオン、というドラゴンを知っているだろうか。
「目的が分からん。」「そもそも本体の強さはどれぐらいなのか」「割とこいつ慢心してない?」「最強クラスの竜王」「竜王の中ではいい竜王」などと散々な言われようをしているドラゴン。
その内実は誰にも窺い知れない。
それもそうだろう…だってこいつ、何も考えていないのである!
真面目な話、今回転移してきたギルド――自称廃人たちのすくつ――と戦闘になったとして、無事で済む未来が見えない。
確認できるだけでも、法国の所持しているものと合わせて世界級が4つ以上、プレイヤーの数も10人近く。
六大神の遺産まで手にしているとなるともう手がつけられない。
そしてツアーは考えるのをやめた。
多分こいつら世界を汚すタイプの世界級は持ってなさそうだし、なんなら害をなすタイプでもないだろう。戦友の暗黒騎士の証言からも分かる。あと多分あいつら何も考えていない。そういうタイプの竜王は何体も見てきたから分かる。
だったらもう法国とか破滅の竜王とか魔神の残党とか全部こいつらに押し付けて監視だけしてれば良くね?となってしまったのである!
どんちゃん騒ぎしてるギルメン達を見て、これほっといた方が吉だな、と思ったのである。
言ってしまえば、自暴自棄。もうどうにでもなーれ。
原作のあの強キャラ感漂う竜王はどこへやら。黒騎士に厨二病を発症させられたと思ったら今度はギルメンの手によってキャラを崩壊させられた。下手すりゃこの世界で1番の被害者かもしれない。
配下の竜王たちは多分泣いていい。憧れの存在的絶対強者がいつの間にか縁側で茶を啜りながら菓子を喰らうようなキャラへ崩壊させられたんだもの。
珍しく後編へ引いた
感想、評価、誤字報告ありがとうございます!励みになります!
なんか不穏な会話してるけど誤差だよ誤差!
無人島のアレは銀魂のアレを想像してみて下さい。それです。
この作品はあと10話以内に一旦完結するが、そのあとどうするか
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綺麗に完結しましょうや
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続き書きましょう(一応ネタはある)
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敵対ルートあくしろよ
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ちくわ大明神