仮面ライダーアンフィル   作:酢トリーマー

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タイトルそろそろ適当になってきた


第9話【ボトル奪還、ディレイジングミッション】

「あ〜聖騎士ボトル取られたなぁ…」

 

ホロス「たかがボトル1つだろ、そこまで凹むか?」

 

「けどこっちは神鳥を除いて審判と救済の2本だよ?少なくない?」

 

ホロス「まぁな……」

 

ラー「なら取り返しにいけばいいだろう?」

 

「確かに……けどSRHの場所知らないしな…」

 

ホロス「え!あんなデカい建物なのに分からないのか?」

 

「だってここ田舎だよ?SRHどころかホロスってのも聞いたことなかったし」

 

ホロス「元ブレイキンドがいたのに……あんま覚えられてないのか……」

 

ラー「そう落ち込むな、我なんて誰にも知られていなかったからな」

 

空気がどんより重くなった気がした。

 

「……なんか暗い!気を紛らわすためにも行こう!」

 

ホロス「発端はお前だけどな……まあいい、行くか」

 

ラー「我は遠慮させてもらう、リスクを冒してまで必要だとは思わないからな」

 

ホロス「正論だが中々厳しいこと言うな…まあいい、じゃあ行ってくるわ」

 

2人はSRHに向かった。

 

ラー「……暇だな」

 

 

SRHに近づくとホロスが呼び止める。

 

ホロス「ここからは変身していけ、警備は厳重な上バレたら相当めんどくさい」

 

「そういえばホロスは厄介者だもんな」

 

ホロス「あぁ、こいつらもどこでおかしくなったんだか…」

 

「それもとき暴かないとな」

 

そう言いベルトとボトルを取り出す。メインスロットに神鳥、サブスロットに審判のボトルを入れ、球体を回す。

 

『神鳥!』『審判!』

 

開放された黒金のエネルギーを体に纏い、ライダーの姿へと変わる。そしてマゼンタのエネルギーはモザイク状になりアンフィルを覆う。そのモザイクは3原色で消え、そこにアンフィルの姿はなかった。

 

「透明ってわけね…」

 

ホロス「インビジブル……ステルスミッションの始まりだ」

 

 

SRHは目と鼻の先にある、しかしメインの扉の前にはフレアが2体立っていた。

 

ホロス「さすが量産ライダーだ……ああやって警備にも使えるとはな……」

 

「中々きびしいな…正面突破は難しいし、上からも入れなさそうだしな」

 

そこにはメキーラが壊したと思われる大きな穴があった、しかしそこにはたくさんの職員がいる。

 

ホロス「ならこっちだ」

 

ホロスの指示した場所に向かうとそこには既に使われていなさそうな大きな一室があった。

 

「なんでここが空いてるってわかったの」

 

ホロス「ここは昔のSRHの入口だった場所だ、壁やらなんやらをつけて部屋にしてたが結局使わなかったな上、こうやって侵入され放題だったからな。こういう所は昔から変わってない」

 

「なるほど……」

 

ホロス「こういうのは昔から変わってないのにな……なぜあんな風に……」

 

「今は潜入に集中しよう、いつか聞けると信じて」

 

ホロス「あぁ……」

 

どんどん奥に入り、階段にたどり着く。

 

「透明だから当たり前だけど、ほんとに誰にもバレないな…」

 

ホロス「油断は禁物だ、透明を見破る装置なりがあるかもしれないからな」

 

「そういえば何階に向かえばいいの」

 

ホロス「ボトルは研究室にあるはずだ、だから5階だな」

 

5階に着き研究室の扉を開ける。そこには人はいなかった。

 

ホロス「多分上の穴に人員が回されてるんだろうな」

 

「なら好都合、今のうちに探そう」

 

そう言うと審判のボトルをメインスロットに差し替え、胸を押しホロスを出した。

 

「2人になった方が探しやすいでしょ」

 

机や棚をくまなく調べる。しかしどこを探しても聖騎士ボトルは見当たらなかった。

 

ホロス「無いな……まあ形が変わってるから別の場所で調べられてるとかだろうな」

 

「仕方ない……帰ろう」

 

ホロス「あぁ……ん?」

 

ホロスはアンフィルに戻ろうする時、何かに惹かれるように棚の奥にあったボトルを見る。

 

「どうした?」

 

ホロス「あぁ…いや、なんか知ってるボトルな気がしてな。アレは最後の戦いで壊れたはずだが……」

 

「じゃあ持ち帰っちゃえば?」

 

ホロス「お前よく今まで犯罪犯さなかったな……」

 

そう言いつつもホロスはそのボトルをアンフィルに渡し、モザイクになり消えていった。

再び審判のボトルをサブスロットに入れインビジブルを発動した。

 

1階に戻り再び旧入口から出ようとする。しかしそこには数名の職員がいた。

 

ホロス「なんでここに人が…?まさかバレたのか…?」

 

「どうする…?これじゃ出れないだろ……」

 

ホロス「……仕方ない、バレる覚悟で上の穴から抜けよう」

 

再び階段を上り7階に行く。

 

「はぁ…はぁ…ライダーになってもこんだけ歩けばなかなか辛いな…」

 

ホロス「仕方…ないだろ……我慢…しろ……」

 

「ふぅ……そう言ってホロスも結構疲れてるじゃん…」

 

ホロス「体が鈍ってるからな……はぁー………よし、行くか」

 

7階の部屋の扉を開ける。そこには予想通り大穴と数名職員がいた。

 

「やっぱ人はいるか……けど奥のゲートはなんなんだ…?」

 

ホロス「多分、別世界と繋がるゲートだ。案は聞いてたがもう完成していたとはな……」

 

そのゲートを見ると、聖騎士のボトルが刺さっていた。

 

「なんであんな所に…?まあいいや、こそっと取っちゃおう」

 

聖騎士のボトルをゲートから引き抜く。するとゲートのブザーは鳴り、次の瞬間眩い光が視界を塞いだ。

 

「なっ………」

 

その光は次第に収まる。

 

「マジで死んだかと思った………」

 

ホロス「あぁ……けどブザーが鳴ったってことは……」

 

職員は慌ててこっちを振り向く。

 

「透明だから大丈夫だよね…!?」

 

ホロス「けど今手にボトル持ってるよな…?」

 

「つまり……」

 

傍から見ればボトルが宙を浮いている。その光景に驚いた職員は近くにある非常用ブザーを鳴らす。

 

ホロス「仕方ない飛び降りるぞ!」

 

「結局こうなるのね…!!」

 

インビジブルを解除し姿をさらけ出す。

 

SRH職員「お前がアンフィル……ホロスもどきが立派な姿を手に入れやがって!」

 

「もうそれは聞いたよ!」

 

メインスロットの神鳥を救済のボトルに差替える。

 

『ホロスアーマー!ガイスト!On!』

 

「また今度!」

 

大穴から飛び降りる。アーマーが装着されホロスバンドが体に装着された。

変身完了と同時にホロスの物を思わせる大きな翼を開きそのまま近くの森へ飛んで行った。

 

SRH職員「ホロスもどきだと思っていたが……あれは……」

 

正面入口にいたフレア2体が追いかけてきた。

 

フレア1「ホロスもどき!まさかSRHに侵入していたとはな!」

 

フレア2「ここでお前を倒して昇進してやる!」

 

「なんかの構文言ってるのか?あいつらは」

 

ホロス「ライダーの選定基準は結構謎だからな……ああいうのがなっていても仕方ない」

 

フレア1「ブツブツ言いやがって!丸聞こえだぞ!」

 

フレア2「2対1だから負けるはずねぇだろ!」

 

「それはどうかな」

 

救済のボトルを審判のボトルに入れ替え、球体を回した。

 

『カメンライドホ!ホ!ホ!ホロス!ガイスト!On!レジェンドライダーTheディレイズ!!!』

 

エネルギーが解放され体にはアーマーが付き、頭には10枚のプレートが刺さる。そして胸を押しホロスを出す。

 

「これで2対2だ」

 

フレア1「召喚だとぉ…!?」

 

フレア2「偽物のくせに生意気だぞ!」

 

ホロス「なんかムカつくな……」

 

「なら今回はバラバラに動くか、あの程度なら倒せるよな」

 

ホロス「あぁ…!」

 

ホロスは駆け出しロボットアームでフレアに掴みかかる。

 

アンフィルは再び胸を押し、ホロス物と思われるオレンジ色の剣を出した。

 

ホロス「このままぁ…!」

 

翼を広げ大空へ飛ぶ。そして急降下してフレアを真っ逆さまに落とした。

 

フレア1「ぐはぁ…!偽物…がぁ…!」

 

ホロス「まだそれを…!」

 

アンフィルは突っ込んでくるフレアを躱しカウンターとして剣で切る。

 

フレア「ぐふっ…まだこの程度ぉ…!」

 

再び突っ込んでくるフレア。

 

「同じ動きしか出来ないのか?」

 

サブスロットに神鳥のボトルを刺し鎌を生成する。突っ込んでくるフレアの背後に回り鎌の刃をフレアの首にかけ、そのまま地面に叩きつけた。

 

大空に羽ばたいているホロスにも鎌は共有される。ホロスは高度を落としあらかた決着がついたアンフィルに話しかける。

 

ホロス「胸のカード!もっかい押して!」

 

「あぁ!」

 

胸のカードを押しホロスに再びモザイクがかかる。

 

『UMAキック!』

 

ロボットアームは普通の手になり今度は脚がロボットアームのように巨大になる。

 

フレア「ころころ姿変えやがって!」

 

ホロス「これでトドメだ!」

 

ホロスは鎌を投げフレアに攻撃する。それに続くようにホロスはフレアに蹴りを入れた。

 

フレア「ぐはぁぁ…!!」

 

「これで終わりかな」

 

ホロス「あぁ…だがここはSRHから近い、早く逃げないと…」

 

奥からスパークやアイシクルが来るのが見えた。

 

ホロス「遠くから迎撃するか」

 

「そうだな」

 

鎌をホロスに預け、サブスロットに聖騎士のボトルを刺す。

 

『聖騎士!』

 

ホロス「2本だと結構重いな…」

 

地面に立てようと少し屈むホロス、鎌に触れようとしたアンフィルはホロスに触れてしまった。

 

ホロス「あぁ、すま……あ」

 

「これやばいやつ…?」

 

ホロス「やばいな…それもかなり……」

 

しかし気づいた頃にはもう遅く、ホロスはどんどん姿を変え鳥のような姿になってしまった。

 

ホロス「メインスロットのボトル変えとくべきだったな……」

 

「ちょっとくすぐったいぞ、ってやつか……」

 

ホロス「仕方ない、今回は撤退するぞ」

 

「まあ無理に戦う必要もないか」

 

アンフィルは鳥型メカになったホロスに掴まり遠くへ行った。

SRHの追っ手が見えなくなり地に降りる。変身を解除するとホロスの姿は妖精のような姿へ戻った。

 

ホロス「よかったー…戻れて……」

 

「まだまだ知らない事が多いな、このボトル……」

 

 

 




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