仮面ライダーアンフィル   作:酢トリーマー

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このままテンションキープ出来たら2話もすぐ上がります


Re.第1話【黒神、ふたたび】

この村は少し変わっていた。

 

見た目は普通の村、住んでいる人も普通の人間だが、少し違っていた。1部の人…人?はゴツゴツしてたりする。そう、大昔にブレイキンドと呼ばれていた者達だった。

しかしこの村ではそんなこと関係なかった、普通の人も、変わった者もみんな協力していた。

 

そんなある日の事だった。

 

今日はなんでも村の救世主が来た日とかで祭り騒ぎになっていた。だけど俺には関係ない、なんせ77年も昔のことだ。どうせちょっとした事を誇張表現されてるだけに違いない。

俺は趣味である機械弄りを続けていた。その時だった、村の入口の方が騒がしくなる。

 

「お前さん方、この村に何の用ですかい?そんな物騒なもん持って」

 

「お前なんかに用はない、俺の視界から消えろ。」

 

「おいおい、そんな言い方はないんじゃないですかい?」

 

どうやら外からやってきた人達と言い争いになっているようだった、人混みの後ろの方から覗こうと必死に背伸びをする、見えたと思った瞬間。

 

「バァン!」

 

「な、なにを…」

 

言い争っていた村の人間が撃たれた。それを見ていた人間はどよめき、逃げる人もいた。

 

「見られてしまっては仕方ない、皆殺しにするんだ」

 

サングラスをかけた人は部下に命令をする。

 

「バババババ!」

 

部下達は銃を乱射する。村の人達は次々に倒れ、亡骸へと変わっていった。

 

「ここら辺は片付いたな、生き残りがいないか確認しに行くぞ」

 

サングラスの命令で部下は動く。

 

「ま、まて!」

 

俺はつい止めようとしてしまった。

 

「なんだ?…ガキか、今なら見逃してやる。なんならウチで雇ってもいいぞ……なんてな」

 

「俺は冗談で言ってるんじゃない!これ以上を村を傷つけるなら…!」

 

「ならなんだ?お前には何も出来ないじゃないか、足止めか?いい加減にしないと容赦はしないぞ。」

 

俺はその殺気を肌で感じる、しかし逃げはしない。

 

「やれるものなら……や、やってみろよ…!」

 

「どうやら本気にされていないようだな。……やれ」

 

部下は銃の引き金を引く、これで終わりかと思ったその時だった。

 

「ガサッ!」

 

茂みから黒い何かが飛び出してくる。それは目にも止まらぬ早さで銃を潰し部下を倒していった。

 

??「おい、大丈夫か?」

 

「あぁ…大丈夫で…す?」

 

??「まぁ何が起こったか分からないか、ここからは俺が引き受ける。下がってろ。」

 

大きな左腕を持ちマントをつけた黄金の瞳の黒い人…ブレイキンド?はどこか怖い雰囲気だが、優しく接してくれた。

 

「は、はい!」

 

俺は物陰に隠れる。

 

??「ここからはお前と俺の話だ、色々聞きたいことがあるが……お前はこの村をどうするつもりだ?」

 

「この村にあると言われているボトルを回収しに来たんだよ。あれはこんなゴミみたいな村にはあってはならない。」

 

??「俺が……もう1人の俺がこの村を信頼して託したものをそんな簡単に取れると思うなよ」

 

「あぁ、その発言で確信したよ。君は我らがホロス様の出来損ないだな?」

 

「…チッ…お前らは変わらねぇなぁ……SRH…!!」

 

ホロス……黒い人はこの村の救世主と呼ばれている人と同じ名前をしていた。

黒い人は殺気を抑え話を続けた。

 

ホロス?「まぁいい…ここで引けばお前らを見逃してやる、部下は峰打ちだ。殺してはいない」

 

「そうか、殺していないのか。それはありがたいね」

 

サングラスは倒れてる人の腕に白と黒のボトル?を押し付けた。すると倒れていた人は痙攣したように身体を震わせたと思ったら唐突に立ち上がる。すると白いアーマーのようなものを纏った。

 

ホロス?「人をゴミのように扱うそのやり方……気に食わねぇな」

 

「いけ!我が傀儡!」

 

傀儡…と呼ばれた人達はまるで生気がなかった。名前の通り、サングラスのあやつり人形にされているようだ。

 

ホロス?「こんなんで止められるかよ!!」

 

『アルケミストフィニッシュ!』

 

電子音と共にさらに巨大化した左腕が傀儡を一掃した。

 

ホロス?「次はお前の番だグラサン…!」

 

「ホロス様の出来損ないにはライダーの出来損ないで十分だと思ったが流石に舐めすぎていたか、まあいい私自ら相手してやろう」

 

『フレア!』

 

サングラスはベルトに赤いボトルを装填した。

 

『フレア!ライダーマッチ! 炎上!火災!ライダーフレア!』

 

サングラスは燃え上がったような暑苦しい姿に変わる。実際熱気を感じる。

 

ホロス?「くそ…流石に分が悪いか…!!おいガキ!まだそこにいるんだろ!祠にあるボトルと……なんかベルト!なんでもいい!ベルトを持ってこい!」

 

「え!?あぁ…はい…?」

 

俺は言われた通り祠のボトルを手に取る。そしてベルトだが……弄っていた機械にごく普通の革製のベルトを通し持っていった。

 

戻ると黒い人は地面に膝をついていた。

 

「所詮は出来損ないということかな」

 

ホロス?「こっちは村守りながら戦ってんだよ……ガキ!持ってきたか!」

 

「さっきからガキガキって、俺高校生だぞ!」

 

ホロス?「十分ガキだろ!なんでもいい!はやくそれを巻け!」

 

「それって…このベルトを?」

 

ホロス?「そうだ!時間がない、はやくしろ!」

 

言われた通りベルトとも言えないようなものを巻く、すると黒い人は自分のベルトを取り俺のベルトにぶつける。するとベルトは眩い光を発した。

 

「うわっ!まぶしっ!」

 

光が収まると俺の姿は黒い人になっていた。

 

ホ「これでまともに戦えるってもんだ」

 

「え、なに!?どこから話してんの!?というかなんで俺こんな姿に!?」

 

ホ「あぁ……それは後で説明する、とりあえず目の前の赤いのを倒すぞ!」

 

「えぇ!ちょ、ちょっと待って!」

 

ホ「そんなんじゃら村を守れねぇぞ!」

 

戸惑う意志とは別の何かが俺を突き動かす。

 

ホ「くらえ!」

 

大きな左腕は赤いやつを殴る。

 

「ぐはぁっ!これが一体化した力か…!!」

 

ホ「トドメだぁ!!」

 

大きな左腕はチェーンソーのような鋭いものに変わる。そしてそれを赤いやつのベルトに押し付けた。

 

「ぐわぁぁぁ!!!」

 

サングラスは変身が解除されその場に倒れる。それと同時に傀儡達も変身が解かれた。

 

俺は変身を解くと黒いホロスは小さい、SDのような姿に変わった。

 

ホロス「あぁ……こうなるのか……」

 

「さっきとはテンション全然違うね」

 

ホロス「あぁ…戦いになるとテンション高くなるんだけどな、あれはキツい」

 

「そっちにはそっちの事情ってのがあるのね…」

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