「そういえば、なんでそんな小さな…妖精みたいなそんなのになってるんだ?」
ホロス「あー…聞きたいか?」
「頼むよ」
ホロスの話は長くて、今までの戦いや明らかに私念が混ざってた。簡単にまとめると ホロスは常に誰かと融合してないとその姿を保てないが紛い物の自分はなんか平気だった、けどそれももう限界で俺とくっつこうとしたら何故か弾かれて妖精みたいなちっこい姿になったと
「それは分かった、けどなんで弾かれたんだ?」
ホロス「こっちが知りてぇよ、まあ突然の出来事だったしお前にもそこまで大きな気持ちがなかったんだろ。例えば親友を救いたい〜とかな」
「はあ?俺のこの村を守りたいって気持ちじゃ足りないのかよ」
ホロス「俺に言われてもな……そうだ、改めて俺と一緒に戦うって覚悟を決めてくれないか?そうすればお前は仮面ライダーホロスとして戦えて、俺もこの姿から解放されるしな。」
「俺は別に戦いたい訳じゃない」
ホロス「そうかもしれないが、この村を守りたいって言うのはそういう事になるぞ?」
「……一度考えさせてくれ」
そういうと少年はどこかへ行った。
ホロス「……名前でも聞いとくんだったな…」
しばらくして少年は戻ってくる。
ホロス「ようやく戻ってきたか、でどうするんだ」
「俺は………」
決意を聞くその時、森の先で爆発があった。
「またさっきの奴らか!?」
ホロス「多分な……とりあえず向かうしかない!」
俺たちは急いで村の飛び出て森を抜けた先に向かった。
するとそこには傀儡と今度は金色のライダー…スパークがいた。
スパーク「あんたがグラサンを倒したっていうガキね」
(なぁホロス)
ホ(こんな時になんだよ、決意なら後で聞くぞ)
(あの人絶対キャラ濃いよね)
ホ(俺も思ってたがそういう事言うのやめた方がいいぞ、のちのち自分に返ってくる)
スパーク「作戦会議は終わったかい!?ならこっちからいかせてもらうよ!」
雷をムチのように扱い伸ばしてくる。咄嗟の判断でギリギリ交わすがそれが当たった地面は帯電する。
「くっ……話は特にないのか、なら変身だ!」
ホロス「出来るのか!?」
「これが俺の覚悟だ!!」
いつの間にかマトモな形の『ライダーベルト』になったドライバーを装着しボトルを装填する。
「変身!」
覚悟に呼応したのかベルトは起動、右側に寄った球体状のパーツが回転する。
ボトルと思われていた物からまるで巻き物を広げるかのようにエネルギーが充填、一気に解放されたそれに身を包まれる。
『ホロスガイスト!On!ライダーTheホロス!!』
黒から一転、紺色の外装に銀色の装飾。そして複眼は金からエメラルドのような美しい翠色に変わっていた。
ホロス「これが…お前の覚悟…!」
「こんなに変わるなんて驚きだけど……」
スパーク「くっ……我らが愛する神もどきがいっちょ前の姿を手に入れるんじゃないよ!!」
さっきと同じように雷のムチを飛ばしてくるがそれを軽々と避ける。
「凄い……これがホロスの力……」
ホロス「違うぞ、これらお前の覚悟の力でもある」
「そっか……このまま倒すぞ!」
スパーク「調子に乗るんじゃねぇ!」
スパークは傀儡をムチで弾き飛ばすと俺たちにトリモチのようにくっつく。
「これじゃ身動きが!」
スパーク「油断してるからそうなる!そのまま足止めしとくんだよ!」
そう言うとスパークは必殺の構えに入る。
『スパーク!ライダーキック!』
「あれはやばいんじゃないの?ホロス!」
ホロス「そうだな……腰についてるボト……巻物…?を使え!」
ホロスの指示で腰についているボトル巻物を手に取る。それには時計のようなマークが入っていた。
「時計でどうにかなるのか!?まぁやるしかない!」
もう1つのスロットにボトル巻物を装填する。
『救済!』
「え!?時計じゃないの?救済って助けてくれるからって…」
ホロス「いちいち突っ込むな!早く球体のやつ回せ!」
球体を回すと青色と黒色のエネルギーが解放される。すると体は液状化しライダーキックを避けた。
「お〜やっぱ救済ってことは絶対助けてくれる能力なのかな?」
ホロス「多分違うな……あとなんとなく知ってる気がするなこの能力……それはそうとトドメだ!」
ボトル巻物の上部スイッチを押して球体を回す。
『ホロス!アンフィリウムフィニッシュ!』
左足を突き出し敵に目掛けてキックを繰り出す。左腕の巨腕はエネルギーに分解されいつの間にか左足についていた。
「はぁー!」
スパーク「きゃー!!」
スパークは爆散し傀儡の変身も解けた。
スパーク「くっそ……覚えてなさい!!」
スパークの変身者は負け犬の遠吠えをしながら逃げるように去っていった。
「メイク濃かったし分かりやすいぐらい悪役のおばさんって感じだったね」
ホロス「お前中々性格酷いな………」
あれがアンフィルです。