艦隊これくしょん 放浪の艦隊   作:Aa_おにぎり

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第十四話

日本武尊が依頼をしてから数日が経った。その間、艦隊はそれぞれ哨戒や資源の回収を行なっていた。そしてようせいさんからトロッコの建設が終わったと言う事で日本武尊はその様子を見るために港に来ていた

 

「おお、これはなかなかの物じゃないか」

 

「はい、まぁまだてこぎとあしこぎだけですけどね。でもこれでだいぶいどうはらくになるとおもいますよ」

 

と言ってそれぞれのトロッコはそれぞれ連結して移動できることを言うと早速ようせいさんが連結させた貨車に乗って移動していた。そんな様子を見て日本武尊は少し微笑んでいた

 

「ふふっ、なんか良いわね。この雰囲気」

 

「はい、とてもいいふいんきでわたしもいいきぶんになります!!」

 

そう言うとそのリーダーようせいさん(いつも指揮を取って居るからそう名付けた)は資源の調整をするために倉庫に向かった

 

「さて、私も今日は久々の非番だわ。三原のところにでも行こうかしら」

 

そう考えていると紹介から帰ってきた虎狼が近づいてきた

 

「軍団長!!」

 

「ん?どうしたの?虎狼」

 

そう聞くと虎狼は慌てた様子で

 

「実は・・・」

 

そう言うと焦って居る原因を話し始めた

 

 

 

 

 

 

「うーん、特にここは問題なしと・・・よし、あとは帰るだけね」

 

そう言って後退の時間が近くなった為、帰ろうと思っていた時のことだった

 

「っ!レーダーにかん。きょり24000!!」

 

「深海棲艦か?」

 

「いえ、これはちがうはんのうです!」

 

「・・・とりあえず現場に向かおう」

 

そう言ってレーダに反応のあった方に向かうと、そこにはボロボロの砲と少し捲れ上がり、焼け焦げた甲板のあった一隻の船がいた

 

「これは・・・深海棲艦にやられたのか?」

 

ボロボロとなった様子を見て虎狼がそういうと隣から出てきたようせいさんが

 

「そのようですね、でもぐんだんちょうからこういったのはえいこうするようにっていってましたよね」

 

「ええ、そうだったわね。じゃあ早速、曳航する準備を」

 

「りょうかい!」

 

そういって一隻の船を連れて曳航をした

 

 

 

 

「・・・って事があったんです」

 

「成程、じゃあその曳航した艦は今はどこに?」

 

「今、艦はドックで修理で体の方は診療所で治療中です」

 

「そうか・・・わかった、じゃあ目を覚ましたら言ってくれ。私は今から哨戒だ看病は信長に任せておこう」

 

「分かりました。じゃあそう伝えておきます」

 

「ええ、頼んだわ」

 

そう言って日本武尊は分身のいる港に向かった

 

 

 

 

 

「・・・しかし、見つかった艦艇は一体どんな艦艇なんだろうか。帰ったら聞いてみるか・・・」

 

そう思いながら日本武尊は哨戒をしていると改良したレーダーから報告があった

 

「かんちょう、れーだーにはんのうあり。きょり36000!!」

 

「え!また艦艇だったりする?」

 

「そのかのうせいがたかいかと・・・」

 

「じゃあ急ぐよ」

 

そう言うと日本武尊は反応のあった方に向かった

 

 

 

 

 

「・・・見えた!」

 

反応のあった海域に向かうとそこに一隻の艦艇が浮かんでいた

 

「なかなか酷いな、砲も機関のボロボロじゃないか」

 

そう言って艦艇の様子を見た

 

「そうですね、これだとそうきゅうなちりょうがひつようですね。とりあえずおうきゅうしょちをするためにかんないにひとをおくります」

 

「ええ、頼んだわ。それと曳航もするからそれもお願い」

 

「了解しました」

 

そう言うと今日二隻目の保護艦を曳航しながら拠点に戻って行った

 

 

 

 

 

急いで拠点に戻った日本武尊は曳航した巡洋艦と思わしき船をドックに入れると隣にいた虎狼の見つけてきた艦艇を見た

 

「ほう、あっちも巡洋艦だったのか・・・」

 

そう言うと日本武尊は虎狼の保護した艦艇を見てそう言った

 

「はい、しかも保護したのは英国と米国の巡洋艦というね」

 

そう言って隣に虎狼が出てくると二隻のマストを見るとそこにはイギリス海軍旗とアメリカ海軍旗が掲げられていた

 

「ええ、さて治療と修理で目覚めるのを待ちますか。信長は面倒見がいいからそう言うのは得意だしね」

 

「ははっ!そうですね。信長は確かに面倒見がいいですからね」

 

「それに彼女は怪我人を絶対に治るまで部屋から出さないからね」

 

そう言って日本武尊は虎狼と一緒に巡洋艦を見て笑いながらそう言った

 

 

 

 

 

巡洋艦二隻を保護した翌日、日本武尊は信長から二人に意識が戻った報告を受けると早速治療室に向かった

 

「よ!お目覚めかい?調子はどうなんだい」

 

そう言うとベットに横になっていた二人は自分の事を警戒しながら名乗った

 

「私はイギリス海軍所属ヨーク級巡洋艦一番艦ヨーク・・・」

 

「私はアメリカ海軍所属ボルチモア級重巡洋艦一四番艦シカゴ・・・」

 

そう言うと日本武尊は自己紹介をしてここの艦隊のことを話した

 

「・・・成程、では貴方達は艦娘で構成された自治組織みたいな物ですか・・・」

 

「うーん、分かりやすく言うとそんな感じ」

 

そう言って早速日本武尊はいつもながらここに入るか、帰るかの話を聞くと二人は即答で

 

「「ここに入れさせて下さい」」

 

そう言ってその理由を聞くと

 

「先ほどカレンダーを見て私たちが作戦に出てから1ヶ月ほど経って居ることを知りました」

 

「恐らく私たちはすでに轟沈した物だと考えて居るものと思います」

 

「どうせ戻ったっていい事なんてありませんし・・・」

 

そう言うと日本武尊は納得した表情で二人を迎え入れた

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