ヨーク達が三原で夕食を作っている頃。資源採取に向かった潜水艦組は日本部尊の改装の話題で持ちきりだった
「軍団長って改装したらどうなるんだろうね」
「うーん、どうだろう。主砲が強力になるとか?」
「いや、もしかしたら空母になるかもよ」
などと盛り上がっているとニオミが
「・・・もしかしたら、潜水艦になるかも」
「え?なんで?」
ニオミの言葉にイムヤが理由を聞くと
「いや、前にあの人が言ってたんだ『じぶんは元々潜水戦艦として考案されたけど、技術力がなくて半潜航型になった』って」
「「へぇ〜、そうなんだ」」
そう言ってニコとイムヤが納得すると
「じゃあ、もしかしたら私たちと同じ姿になるってこと?」
「そうなるわね」
「うーん、でも楽しみだな〜早く改装が終わらないかな〜」
そう言って潜水艦組は資源回収のための島に着いた
同じ頃、虎狼と信長は眠っている日本武尊の見舞いをしていた
「ふぅ、とりあえずここの周りは雷達が張り切って掃討をしているってさっき報告があったから・・・」
「手助けはいるかしら?」
「いや、アイツらならいらないだろ。なんせ改型だからな」
そう言って虎狼は駆逐艦組が無傷で帰ってくるのではと思っていた。実際、この後帰ってきた雷達は一切の損傷なく豊富な経験値と資材だけが手元に残っていた
そして次の日、日本武尊がまだ目覚めないので引き続き虎狼が仕事を行うこととなった
「さて、今日は久々の休暇にしよう。みんな、好きな事をしてていいよー」
そう言うと全員が喜びながら宿舎に走り、水着に着替えて出てきた
「よーし、今日は一杯遊ぶぞ!!」
「気をつけてよ、いつも剣風はそれで突っ込んで危ない間に合うんだから・・・」
「大丈夫だって」
そう言って各々、拠点にあるビーチに向かうとそれぞれ自由な楽しみ方をしていた。
ある者は海に真っ先に入って泳いだり、またある者は砂浜で砂の城を作っていたり、またある者はパラソルを開いて、その下で三原特製のトロピカルジュースを楽しんでいたりと。平和なひとときをめいっぱい楽しんでいた
「こう言うのは久し振りね」
「ええ、最近はみんなピリピリしててこう言うのは無かったものね」
そう言ってパラソルの下で休んでいるヨークとシカゴがそう言うと
「あら、そうだったの。ここでは月に一回、自由に遊べる日っていうのがあるのよ。その日になると、深海棲艦が近づいてる時以外はみんな自由に過ごすのよ」
「「ヘェ〜」」
そう言っていると海の方から駆逐艦達と潜水艦達がヨーク達を誘っていた
「ヨーク!シカゴ!2人もこっち来てよ!!」
「分かったわ、今行く」
そう言ってヨークとシカゴは海に出て、一緒に遊び始めた
駆逐艦達がビーチで遊んでいる頃、虎狼と信長は拠点の飛行場に来ていた
「さて、ここの調子はどうだい?」
「はい、せいほうになったことでれーだーのはんいがおおきくなってだいぶさくてきがらくになりました。それにそうらいもはいったので、てきのていさつきをかんたんにおとせています」
「そう・・・じゃあ引き続き周囲の警戒をよろしくね」
「はい、まかせてください!」
そう言って飛行場のようせいさんは胸を張って言った
「じゃあ、次は・・・ドックに行きましょうか」
「ええ、ついでにシカゴ達の修理度合いを見ていきましょう」
そう言うと2人は港行きの列車に乗ってシカゴ達の現状を確認した
「よっ!調子はどうだい?」
「あ!ふくだんちょう。はい、今いまのところよーくさんのしゅうぜんははんぶんほどおわり、しかごさんはだいにじかいそうがおわり、だいさんじかいそうがはじまったところです」
「って事はシカゴも大体半分くらいか・・・」
「予想よりも早いわね」
「はい、しざいのほうかよそうよりもおおくとどいたのでみんながはりきっているのでよそうよりもはやくおわりそうです」
と言って予想よりも早く修繕が終わりそうな理由を言うと虎狼達は巡回を終え、三原と共にバーベキューの準備をした
「しかし、ちょくちょく軍団長が陸の方に買い出しに行ってくれるので肉類に関しても大分集まるようになりました」
「ああ、前みたいな大豆の代替肉じゃなくてちゃんとした本物の肉だからな」
「まあ、そこ変わりうちからはプラントの食材を持ってかれるんですけどね」
「仕方ないじゃ無い、そうでもしないと肉を買うお金が無くなっちゃうんだから」
そう言って信長が食材を運び、三原がバーベキューコンロを虎狼がその他諸々の道具を運んで今日の昼の準備をした。この後は艦隊全員が休暇を目一杯楽しんだ
その日の夜中、医務室で寝ていた日本武尊は自身が光に包まれ、その光が収まると目を覚ました
「ん?んー!!よく寝たわ」
「あ、おきましたね。じゃあ、これでかいそうはおわりです・・・しかし、やっぱりせんすいせんかんになりましたか・・・」
「え?あ、ああ。確かに、服装が変わったわね」
そう言って日本武尊は自身の今の服装を見ると、潜水艦組の子と同じような服装になっていた。ただ、見た目は競技用のハーフスーツと呼ばれる水着の上にセーラー服の上の部分を着ており、そのセーラー服が紺色の第一種軍装の柄をしていた
「しかし、この帽子はまだ残っているんだな」
と言って桜マークのついた海軍士官の帽子を指差すと
「そうですね、くちくかんたちはぼうしがきえてしまいましたもんね。まあ、あれはあれでよかったのではとおもいますが・・・」
そう言うと日本武尊を医務室から出すと日本武尊はそのまま新しくなった分身のところに駆け寄った
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