「かんちょう、れーだーにあやしいはんのうあり」
ようせいさんの報告に私は
「ようせいさん、今出せる?」
と聞くと
「はい、いつでもじゅんびはできています」
と言って早速私は海に出てこの世界で初めて戦闘態勢に入った
「深海棲艦・・・果たしてうちらの攻撃で通用するのか・・・」
と思っていると
「だいじょうぶですよ。しんかいせいかんにもききますよ」
と言って隣にいたようせいさんが励ましてくれた
「・・・うん、きっとそうよね・・・大丈夫」
と言って進んでいると艦のレーダーに反応があった
「れーだーにはんのう!きょりいちまん!」
報告を聞いた日本武尊は
「了解、前部主砲Z弾装填」
と言って1・2番主砲に弾が装填された
「ぜんぶしゅほうそうてんかんりょう!」
というと
「発射!」
というと自分の分身が砲から大きな火を噴いた
「ちゃくだんまでごびょう!」
「よん・・・さん・・・に・・・いち・・・」
というと奥の方で大きな爆発音があると海面が大きく膨れ上がって深海棲艦らしき物が中に浮いてそのまま沈んでいった
「あれが深海棲艦・・・」
と言って日本武尊は初めて見た深海棲艦に嫌悪感を抱いた
『なんて見た目が悪いの!さっさと帰りましょう』
と思って初めての戦闘を終えさっさと拠点にシンガポールに帰航した
初めての戦闘があってしばらくした日日本武尊はようせいさんに呼ばれとある工場に来ていた
「これは・・・凄いわね・・・」
と言って工場の中にあった物を見ていた、そこには作りかけの航空機などのものが置かれていた
「これは零式戦かしら・・・」
と言って自分の後ろについている零式観測機を思い出していた
「どうですか、これでしげんもあればなおすこともできますよ、それになにかふねをつくれそうなところもありましたし・・・」
と言って隣にあった造船ドックらしきものものも見た
「・・・ねえ、ようせいさん」
「なんでしょう?」
「ここで新しく艦を作ることってできる?」
日本武尊の問いにようせいさんは
「はい、できますよ・・・ただ・・・」
「ただ?」
「ただ・・・ふねをつくるにしてもたいりょうのしげんがひつようになります。いまのちょぞうではまだたりませんね」
と言って建造は難しいと言った
「そうか・・・まあまた今度考えましょう」
と言って日本武尊は艦に戻っていった
先程の建造の話からもう半年が過ぎた、その間ようせいさんや資源などの採取によりいま拠点としている港の修理はほぼ終わり、植物の栽培も成功し、最近は缶詰ではなくちゃんとした食事にありつけている
「はあ〜ご飯が美味しいわ〜」
と言って今日の夕食をとっていると突如レーダーが何かを捉えた
「かんちょう!レーダーにはんのうあり!しんかいせいかんとおもわれます!」
「そう、わかったわ」
というと日本武尊は分身を動かして現場に急行した
その頃現場海域では複数の深海棲艦に翻弄されている一隻の駆逐艦がいた
「くっ!こんなところで死にたくないです!」
と言って一隻の駆逐艦『雷』が深海棲艦の奇襲にあって攻撃を喰らっていた、すると航空機が急降下し爆弾を落とすと命中してしまい機関が破損してしまったので航行ができなくなってしまった
「はぁ、はぁもうダメですね・・機関が壊れてしまいました・・・これでは動けません・・・ここまでですか・・・」
と言って目を閉じると
『ああ、私は沈むのか・・・もっといろんな所見てみたかったな、もっといろんな所行ってみたかったな』
そう思って気を失った
その頃海域についた日本部尊は
「よし、久々の運動だ張り切って行こうか!前部主砲発射!」
というといつも通り深海棲艦達が消し炭になって消えた
「ん!・・・っ!あれは!」
深海生還を葬り去って帰ろうとした時一隻の駆逐艦がいることに気がついた
「あれは・・特Ⅲ型駆逐艦・・・」
と言って駆逐艦に近づくと
「これはひどい・・・」
と言って損傷具合を見て言った
「ようせいさん、この子治せる?」
と言って一緒についてきたようせいさんに聞くと
「だいじょうぶです、これくないならじゅうぶんなおせますよ」
と言って自信満々に言った
「じゃあ、お願いできる?」
「はい」
と言って気を失っている駆逐艦を取り敢えず医務室に入れ駆逐艦は曳航して拠点に運んで早速修理をしてもらった
「・・・なるほど、これだと改修というより改造したほうがいいと?」
「はい・・あまりにもそんしょうがひどくなおすよりもかいぞうしたほうがいいかと・・・」
と言って紙を見ていた、そこには
大破:全主砲、対空砲などなど
中破:機関、煙突、レーダーなどなど
小破:スクリューなどなど
「どこも無事な所がないと・・・」
「そういうことです」
と言って駆逐艦の方を見た、すると拠点の方で治療をしていた子が起きたということで、早速話を聞きに行こうと思った
医務室に着くとベットの上で上半身を起こしている少女がいた
「え?えっと・・・」
「ああ、心配しないで、私はあなたと同じ仲間だから」
と言って困惑している少女を宥めると
「と、とりあえず私の名前は日本武尊っていうのあなたの名前は?」
と名前を聞くと
「・・・ずち・・・雷」
「雷っていうのよろしくね」
「うん!」
と言って部屋から出ようとすると
「待って・・・一人じゃ寂しいから」
というと日本武尊はそばに座って色々と話を聞いた
今まで雷から聞いた話をまとめると今この世界は深海棲艦と言う謎の敵と人類が戦い、艦娘と呼ばれる存在が提督と飛ばれる人と一緒に戦っている他国にも艦娘がおり戦っているとの事
「・・・なるほど、おおよそは理解出来たわ」
と言うと私はポケットからある物を取り出しそれを雷にあげた
「はいこれ、お礼よ」
「これは・・・飴?」
と言って受け取ったパッケージを見るとサ○マドロップスと書かれていた、それを舐めるととても甘かった
「とても・・甘い・・」
「どう?美味しい?」
「はい・・鎮守府ではこんな物は贅沢品でしたから・・・」
と言って元いた鎮守府を思い出していた
飴を舐め終わると日本部尊は
「それで・・どうする?」
と言って雷は
「へ?何をですか?」
と聞いたので日本武尊は
「鎮守府に帰るか、それともここに残るか」
と聞いた
「・・・私は帰れないと思います・・・」
「それは何故?」
雷が帰れない理由を言った
「多分、あのクソ提督が除籍してしまっているだろうから」
と言って今までの生活を話した恐喝、暴力、ただ怒声が聞こえる毎日
「・・・そうか、今まで辛かったんだな」
と言って話を一通り聞いた日本武尊は雷の肩に手を置いた
「大丈夫、ここには私以外にはようせいさんしかいない、今は誰もあなたを怒る人はいないわ・・」
と言言われて私は思わず泣いてしまった
「う、うわぁ〜!」
「おうおう、大丈夫、大丈夫・・・」
と言って雷が泣き止むまで日本武尊は隣にいて抱きしめていた
「もう、おさまったかい?」
「グス・・・はい!」
と言って一通り泣き終わった雷はここに残って一緒に生活することを決めた、そして絶賛改修(改造)をしている自分の分身を見た
「どうだい、自分の分身は?」
と言って隣に日本武尊がやってきて様子を見て雷に聞いた
「はい、本当にありがとうございます」
と言ってお礼を言った
「いいよいいよ、今はもう家族みたいな物なんだから」
と言って日本武尊は雷は家族同然だと言ってそのまま去って行った
「・・・響達にも知って欲しかったな・・・」
と言って雷は空を見てそういった
サ◯マドロップスって美味しいと思いませんか?
私はよく妹が泣いた時にあげていました
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