日本武尊があの巡回をしてから数週間が経った、その間は特に大きな痛みがなく平穏な日々を過ごせていた。そして今日、日本武尊は建造ドックで修理と改修が終わったシカゴが新しくミサイル巡洋艦として出港する日となった
「ふぅ、とりあえずこれで全ての艦の収支が終わった。しかし、最近はよく深海棲艦が来るからありがたいわ。これで大分戦力に余裕ができる」
そう言うと日本武尊は目の前の新しくなったシカゴを見ながらそう言うと、隣に女性が立った
「軍団長、今回は有難うございます」
「おや、随分と見た目が変わったじゃないか」
「はい、何故か凄い目が悪くなったんですけど。メガネを掛けると凄いよく見えるんですけどね」
「そうなのね」
そう言って新しくなった服装は白を基調とした海軍軍服に下はスカートで頭には軍帽を被り眼鏡をかけた女性軍人と言える様な見た目となっていた。そしてメガネにはうっすらとディスプレイ画面のような物が見えていた
「しかし、これで巡洋艦が三隻だ。だいぶ大御所だな」
「はい、それでは私はこれから出港したいと思います」
「おう、ついでに噴進弾の威力と新しい自分の性能を確かめてきな」
そう言うとシカゴはヨークの時と同様、大海原に去って行った
「・・・ふぅ、行ったか。痛ててて、また始まったよ。薬薬」
そう言ってシカゴ達を見送った日本武尊はまた始まった痛みに、手放せなくなった痛み止めを飲むと痛みは治った
「ふぅ、この痛みのせいでまともに行為に出る事すらままならない」
そう吐き捨てると、日本武尊は気分転換のシャワーを浴びに行った
寮の中にある浴場に入った日本武尊は写った鏡の姿に信じられない様な様子だった。何故ならそこに写っていたのは白い肌に白い髪、それに青いい目をして頭には黒いツノの様なものが生えた見た目で深海棲艦の様な見た目であった。しかし、驚いて瞬きをするといつもの自分の姿となっていた
「今のは・・・」
そう言って日本武尊はさっきの姿が幻なのか分からなくなっていた
「・・・もう一度、詳しく調べてもらうか・・・」
そう言って日本武尊はシャワーから出てようせいさんにこっそりと詳しい自分の現状を知りたいと思った
「くわしいけんさですか?」
「ええ、ちょっと此処最近痛みがまた出て来てね、それでちょっと・・・」
「わかりました。ちょっとしらべてみたいとおもいます。じゃあ、このことをみんなに・・・」
そう言って医務室にいるようせいさんが艦隊全員に話そうとした時、日本武尊は
「待って!この事は内密で出来ないか?」
「どうしてですか?」
「今、あの子達に余計な心配を掛けたくない。だから結果が出たらまた考えさせて」
そう言うとようせいさんは少し黙ると
「わかりました。ただ、こっそりやるとなりますとけっかがでるのはあさってくらいになってしまうかもしれません。それでもいいですか?」
「ええ、大丈夫よ」
そう言うと日本武尊は早速全身の検査を行い、指先からコードに繋がれた計測機を見ながらようせいさんが計測を行い、最後に日本武尊に採血を行うとその日の検査は終わった
「じゃあ、けっかはあさってくらいにちょくせつわたしにいきます」
「ええ、頼んだわ。じゃあそろそろあの子が帰ってくると思うから」
そう言って日本武尊は部屋を出てシカゴ達の出迎えに行った
そして早速ようせいさんは一人で先程採血した日本武尊の血の解析を開始した
『さっきはかったときは、しんぱくすうとけっとうちともにけんこうじょうたいだった、からだのいじょうはとくにみられなかった・・・たいじゅうもいつもどおりけんこうなままだった・・・だとしたらなにがげんいんなんだ?』
そう不思議に思いようせいさんは採血した血を顕微鏡に通すと驚きのことがわかった
『これは・・・っ!!!そんなことが・・・でもたしかまえにしんかいせいかんによってしんぞうをつらぬかれたとききました。もしかしてそのときに・・・これはいそがないとたいへんなことになる!!』
そう思うとようせいさんは更に詳しく調べるために今まで集めていた深海棲艦のサンプルを集めてさらに今の状況について調べた
医務室から出た日本武尊は港に出て帰ってくるシカゴ達を迎えた。この日は久しぶりに日本武尊以外の全員が海に出て深海棲艦を狩っていた
「おかえり〜!!」
「ただいま〜!」
「ねぇねぇ、今日凄かったよ!シカゴがさ、凄いレーダーを使って遠くにいた敵を噴進弾で倒してたの!凄かったよ」
そう言って剣風が少し興奮した様子で日本武尊に言っていた
「ヘェ〜そうなのかい。それは残念だったなぁ〜、まぁまた今度それは見てみたいな」
「一回は見ていた方が良いよ!!」
そう言うと興奮している剣風を満風が抑えて、全員で食堂へと向かっていた
「さぁ、今日はシカゴの新しい体での出港日だ。今日は豪華だぞ〜」
「え!そうなの!じゃあ急がなきゃ」
そう言って剣風を先頭に駆逐艦組と潜水艦組が走って食堂に向かっていた
「おーおー、元気なこった」
「転ばないでよ!!」
「分かっているって!!」
「はぁ。全く、ああ言う所は変わらないのね」
「まぁ、良いじゃないか。それだけ元気が余っている良い証拠じゃないか」
「まぁ、そうかも知れませんね」
そう言って他の面々はその後も色々と小話をして食堂につき、いつも通り食事をとって。いつも通り全員でお風呂に浸かり、いつも通り駆逐艦組と潜水艦組が最初に寝て、巡洋艦達が次に寝て、その後に虎狼と信長が寝て、最後に全員が寝たことを確認して日本武尊が就寝に着く。そんな当たり前の毎日が日本武尊は最高に好きであった
如何でしたか?ちょっと今回は展開スピードが速くなってしまいましたが・・・。まぁ、年末に投稿出来たので許してください(土下座)
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