艦隊これくしょん 放浪の艦隊   作:Aa_おにぎり

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第七話

「ああ、ついでなんだがもし本格的に奪還作戦が始まったら私は”ここを離れようと思っている“」

 

「「え!?」」

 

日本武尊の発言に2人は驚いた

 

「そ、そんな。どうしてですか!」

 

と言って雷が聞くと

 

「そりゃ、元々私は世界中の海の探索をしたいと思っていたんだ、だからここの奪還が成功している頃にはもう私はここにいないだろう」

 

と言って日本武尊はここを離れる可能性があることを伝えた

 

「じゃ、じゃあ私たちはどうなるんですか」

 

と言って阿賀野が聞くと

 

「別に自由でいいよ、少なくとも私と剣風達駆逐艦と潜水艦の子たちは私について来ると言っていたな」

 

と言ってここにいる人以外の全員がついていくと言った

 

「もしここに残るなら奪還しに来たメンバーと合流すればいいし、好きにしてくれ」

 

と言っていると雷が

 

「じゃあ、私はついて行く」

 

と言ってついてくると言った

 

「え!でも大丈夫?もしかするとずっと海の上なのかもよ」

 

と言って阿賀野が言うと

 

「だって鎮守府の生活よりこっちの方が楽しいから」

 

と言って今までの生活を思い出していた

 

「そう・・・じゃあ私も教え子について行こうかしら」

 

と言って阿賀野もついて行くことを決めた

 

「・・・はあ、やっぱりこうなるのね」

 

と言って予想通りになったことに呆れていた

 

「じあ、いつでも撤退できるように準備しといて」

 

「はーい」

 

と言うと日本武尊は建造ドックに向かっていった

 

 

 

 

日本武尊が出ていったのを確認すると

 

「本当によかったの?」

 

と言って阿賀野が聞くと

 

「別にいいよ、鎮守府よりこっちの方が思い出ができたし」

 

と言って阿賀野について行く理由を言った

 

「そう・・・それは良かったわね」

 

と言って阿賀野は雷がついていく理由に納得した

 

「それじゃあ私も貴方について行くわ・・・」

 

「うん」

 

と言って2人はそのまま一夜を過ごした

 

 

 

 

 

建造ドックに向かった日本武尊は驚いていた

 

ドックの中にはもうすでに船底部分だけだが、5つも作られていたからだ

 

「あ、やまとたけるさん」

 

と言って1人のようせいさんが近づいて現状を報告した

 

「いま、つくっているのはのぶながところうとくろしおがたゆそうかんふたつときゅうりょうかんです」

 

「そうか・・・信長と虎狼と黒潮型か・・・」

 

と言って今建造している艦艇を眺めていた

 

「このままだと、あといっしゅうかんほどでてきますね」

 

と言って報告を受けていると通信を担当しているようせいさんが

 

「かんちょう、しんがぽーるのだっかんさくせんがせいしきにきまってさんしゅうかんごにおこなわれるそうです」

 

と言って本格的に作戦が行われる事が伝えられた

 

「3週間後か・・・よし、そろそろ此処らへんの設備も徐々に縮小させるか・・・」

 

と言ってまずは戻ってきた駆逐艦達と潜水艦達に今後の予定を伝えて近いうちにに此処から移動することを伝えた

 

「・・・と言う事で今から余った資源や必要なものとかを此処に集めといて」

 

と言うと早速全員が各々のことを始めているとイムヤと剣風が

 

「ねえ、日本武尊。剣風と私で此処のマークを考えてみたんだ!」

 

「どんなの?」

 

「「こんな感じ!」」

 

と言って見せたのは白生地に水色の輪っかが三つがあしなわれた旗であった

 

「へえ、結構良いじゃない。よし、これをうちの旗にしましょうか」

 

と言って早速、この旗が作られて此処に所属している全ての艦艇に付けられた

 

 

 

 

次の日から日本武尊達は早速使っていた空港近くの兵器工場の中身を運んで、さらに置いてあった航空機を分解して湾岸施設に運び、駆逐艦達の使っていた地下基地はそのまま残して出てきて全員が港におり、イムヤの機関改装も終わり後は建造ドックにいる艦艇の完成を待つだけとなった

 

「ふう、なんか予定よりも早く終わったわね」

 

と言って修理の終わり新しくなった阿賀野がそう言うと

 

「そうね、ようせいさんが張り切ったおかげで予定よりも早く完成しそうだしね。まあ、だからまた新しく建造をしちゃったけど・・・」

 

と言ってようせいさんに凄いおねだりされた時の事を思い出していた

 

 

 

 

「やまとたけるさん!おねがいです、ここにいるぜんいんをのせるためにもういっせきつくらせてもらってもいいですか」

 

「え、でも時間が・・・」

 

「それはわたしたちぜんいんがあつまってよっかでおわらせます!」

 

と言って流石に乗れなかったようせいさん達を見捨てるのも可哀想だったのでもう一隻作っても良いことにした

 

 

 

 

「まあ、良いじゃないですか。ちゃんと4日で完成させてくれましたし・・・」

 

「でも、作った艦艇が全部今日完成するなんて恐ろしいわね」

 

と言ってようせいさんの建艦能力に驚いていた。そして準備が整うと

 

「さあ、かんちょう。こんかいつくったかんていたちのしんすいしきをやっちゃってください!」

 

と言って艦艇に触るといつも通り艦艇達が光り、そしてその光が集まり人の形を形成していった

 

「ん?此処は・・・」

 

「うにゃ?な、何で人の体を!え?え?」

 

「・・・え?ど、どう言う事?」

 

「あれ?」

 

「・・・?」

 

「へ?」

 

と各々反応をしている中、日本武尊は話しかけた

 

「少し、良いかい?」

 

「ん?貴方は?」

 

「私は此処の長をしている日本武尊である」

 

「っ!失礼しました、閣下でありましたか!」

 

と言って私の事を知っていた面々は直ぐに敬礼をしたが

 

「嗚呼、そう言うのは此処では良いから」

 

と言って無理やりやめさせた

 

「取り敢えず名前から聞いていこうか」

 

と言って手前から順に聞いていった

 

「まず、私は装甲空母信長であります」

 

「私は虎狼型航空巡洋戦艦虎狼であります」

 

「わ、私は黒潮型軍用輸送艦黒潮と・・・」

 

「同じく黒潮型軍用輸送艦の白潮と赤潮です!」

 

と言って最後に

 

「私は給量艦三原と申しますこれからよろしくお願いします」

 

と言って自己紹介が終わるとこちら側の全員も自己紹介し各々早速仕事をお願いした

 

「じゃあ早速だけど黒潮達はここにある資材を、三原は取り敢えずうちで作っていた生鮮食品や種とかの回収を、あと中にようせいさんの作った艦内農園キットも入れといて、信玄は早速航空機を出して周囲の警戒を、虎狼と他のみんなは沖合いに出てそのまま待機、じゃあそれぞれ仕事をお願い」

 

「「了解!」」

 

そう言うと各々仕事を始めた、黒潮達輸送艦は置いてあった資材などをせっせと運び入れ、基地にいた妖精さんなども乗り込んで作業を始めた、信玄は航空機を飛ばして近くに索敵と警戒を始めながら虎狼達と一緒に沖合に向かって行った

 

 

 

 

そうして作業も粗方終わりに近づいた頃黒潮から一つの問いがあった

 

「日本武尊さん、これどうします?」

 

と言って指さした先にあったのはイムヤからとった旧式のエンジンであった

 

「んーそれは旧式だからなぁー、まっいいやそのまま置いといて」

 

と言うと黒潮はそのままエンジンを置いてそのまま出港して行った

 

 

 

 

 

シンガポールから出港して行って沖合に出るとそこにはもう先に出ていた艦艇達が停泊していた

 

「それじゃあ”軍団長”行きましょうか」

 

と言って昨日決めた呼び方で阿賀野が言うと

 

「よし、全艦出撃、進路をインド洋へ!」

 

「「了解!」」

 

と言って艦隊はインド洋に入って行った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本武尊が出て行った二週間後に日本ではシンガポール奪還作戦が発動されシンガポール奪還のために大勢の艦娘が投入され、その中には雷の姉である暁達や阿賀野の妹である能代などもいた

 

「響、大丈夫ここで雷を沈めた深海棲艦に仇を取ろう!」

 

「姉さんの仇はここで撃つ!」

 

と言って各々準備が整うとシンガポール奪還へ向かった

 

 

 

 

 

シンガポールに向かっていると思っていたより反撃は無く、むしろ予定よりも早くシンガポールに着いてしまった

 

「とりあえずここまで来ましたが、一体どうしてでしょう。ここまで大きな攻撃はありませんでした・・・」

 

と言って今回指揮をとった大淀がそういうと

 

「もしかすると奴等は陸上兵器を作ったのでは・・・」

 

と言って隣にいた能代がそう言うと

 

「じゃあ注意して上陸部隊を送ったほうが良さそうね・・・」

 

と言って先に偵察隊を出してシンガポール島を偵察に行ってもらい状況を報告してもらった

 

「・・・特に敵と思わしき物もいないですか・・・じゃあとりあえず上陸部隊は直ちに湾岸施設をそして直ちに復旧をして下さい」

 

と言って上陸した兵士が湾岸施設に着いて復旧作業に取り掛かろうとした時、また不可解な事があった

 

「ドックがもう復旧していた?」

 

「はい・・・報告によるとドックに関しては電気を流すだけで使えるようで沿岸レーダーに関しても既に復旧しており電気を流すだけで使えるとのことです」

 

と言って報告を受けた大淀は

 

『何故だ・・・ここまで少なかった敵、既に復旧された湾岸施設・・・誰かここに来て直したのか?』

 

と思っているとさらに続報があった

 

「っ!続報です、貨物用の港に遺棄されたであろうエンジンがあったそうです、それにシンガポール政府の作っていた海中基地に置いてあったはずの潜水艦もないそうです」

 

その報告に大淀はある推測が立った

 

『もしかすると私達の知らない勢力がいるのかも』

 

と思ったが、取り敢えずはシンガポールに奪還に成功したことに喜んだ




ちなみにようせさんの中で日本武尊のことを名前呼びと艦長の呼びの違いは日本武尊の乗員かそれじゃないかの違いです

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