赤き城の戦車道   作:ミヤフジ

4 / 5
小説の柚子ちゃんってキャラ薄くない?

 

 

 

 

 

―――大洗女学園生徒会室―――

 

 

 

 

大洗女学園生徒会室、ここに3人の少女達が重々しい雰囲気をまき散らしながら生徒会会長席に座っている生徒会長『角谷 杏』を見つめている。

杏の両端には『河嶋 桃』と『小山 柚子』が護衛の様に立っている。

対する3人の女生徒は、黒曜石の様に黒い髪を腰まで伸ばし、大和撫子の様な佇まいの女生徒。

二人目はライトブラウンの茶髪を伸ばし、前髪パッツンで昨日、赤城にダメ出しを密かに食らった女生徒。

そしてその二人に護られるように真ん中に立っている焦げ茶色の髪を肩まで伸ばし、先程から顔色の悪い女生徒。

 

 

「西住ちゃん、戦車道受講してって言ったよね。」

 

 

椅子に座ったまま杏がそうきり出す。

言っていることは、何処かの不良生徒っぽいのだが、杏の不敵な笑いと両端の二人の真剣な目から最早、某ドラゴンでクエストなゲームのバ○モスも裸足で逃げ出すくらい圧倒的な雰囲気(もちろん比喩)を漂わせている。

それに対して、3人の女生徒(1人を除く)は差し詰めバ○モスに立ち向かう勇者達の様な雰囲気だが。

 

 

「生徒会長のやり方ははっきり言って強引過ぎます!!

西住さんの気持ちも考えて下さい!!」

 

 

黒髪の女生徒が杏に訴えかける。

といっても、杏には殆ど届いて居ないのだが、よもやいつも道理河嶋には効いたようで

 

 

「煩いぞ!!ヽ(`Д´)ノ ウルサイゾ!

我が校にはもう時間が無いんだ!!」

 

 

「なら私達が戦車道を受講します!!

だからみぽりんは参加しなくても良いですよね!!」

 

 

河嶋の言葉に、今度はパッツン茶髪ロングが河嶋に吼える。

その言葉に河嶋もまた声を上げようとするが、杏に止められる。

 

 

「それじゃー意味無いんだよねー」

はっきり言って、君達じゃ役不足出し、特に君」

 

 

杏はパッツン茶髪ロングを指さして続けて

 

 

「君は初めから戦車道を選択していたけど、どうせ戦車道をやれば男にモテるとか考えてたんでしょ?」

 

 

うぐ!?…………とパッツン茶髪ロングは何かに胸を刺された様によろめきながら大量の汗を流している。(←恐らく冷や汗か脂汗)

その様子を、河嶋と小山、黒髪の女生徒は少し呆れた様にパッツン茶髪ロングを見ている。

 

 

「別にそれでも良いんだけどねー

だって人手が足りないしさー

でも正直、この学園であいつ(赤城)以外で戦力になるのは西住ちゃんぐらいだけなんだよね。」

 

 

杏は苦笑いしながら西住と呼ばれた女生徒を見る。

 

 

「会長、失礼ながら『あいつ』とはどなたなのでしょうか?」

 

 

あいつ…………赤城のことを気になったのか黒髪の女生徒は杏に対し質問してくる。

 

 

「『あいつ』はあいつだよ。

君達も戦車道を受講すれば直ぐにわかるから。

あーそれと、あいつのこと調べても意味ないから。」

 

 

内心で赤城のことを考えながら、杏は答え、次いでに釘を刺す。

 

 

「あいつにはあいつの、私達大洗女学園には大洗女学園の戦車道が必要なんだよねー

だから西住ちゃん。

私達はそのためならどんな事でもしちゃうから。

例えばさ…………この学園から居られなくしたりねー」

 

 

最後の最後でセリフを台無しにしながら杏は不敵に笑う。

まさにバ○モス!!いや……どちらかというとダ○の大冒険の初期のハ○ラーか…………

それに対し、黒髪の女生徒とパッツン茶髪ロングが杏に対して言い合っているが、件の西住と呼ばれた女生徒は重大な決断を迫られていた。

 

 

(武部さんも華さんも、私のためにあんなに言ってくれて…………

それに対して私は…………)

 

 

西住と呼ばれた女生徒は覚悟を決める。

元々大洗に来たのも、戦車道に参加したくなかったのも、前の学校でのトラブル(事件)が原因なのだが、黒髪の女生徒改め、五十鈴華(いすず はな)と、パッツン茶髪ロング改め武部沙織(たけべ さおり)という新しくできた友人をとおして、覚悟を決め、トラウマと戦う誓う。

 

 

「……私……戦車道やります!!」

 

 

ちょ!?みぽりん!?……と武部達が慌てるが西柱は

 

 

「きっと武部さんや華さん達と一緒ならきっとやれると思うから…………」

 

 

そう言って少しハニカミながら笑う西住。

慌てつつも嬉しそうにする武部達。

 

 

「そっか。

ありがとね、西住ちゃん。

それじゃ!明日から早速始まるから。

明日は倉庫前しゅーごーだからね。」

 

 

態度を豹変させ嬉しそうにさっさと話を切り上げる杏。

それを呆然としつつも生徒会室から出される西柱達。

そんな西住達も、残りの授業を受けたのち

 

 

「「「また明日!!」」」

 

 

と、各自自分達の寮に別れて行ったのだった。

 

 

 

 

 

 




ほんっっっっっっとうにお久しぶりです。
天鴉です。
引っ越しやら国家試験やら課外やらなんやらと、恐らく七月まで殆ど投稿出来ないと思っていましたが、ちょくちょく書き貯めしてガルパンは四話分ほど溜まったので少しづつ空いた時間に書いてやっと投稿出来ました。
まだまだ更新は遅くなると思いますが、この間になるべく書き溜したいと思います。




余談ですが、国家試験、筆記試験は恐らく受かったと思います。
なんでわかるの買って?
問題用紙に答案と同じ答えを書いて採点しましたから(笑)
後は答案にミスがない限り大丈夫…………なはず…………



  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。