加速する時の中で
吾輩はE.M.M.Iである。機体番号は01-P。
この記録を読む皆々様はサムス=アランの恐ろしさを理解しているとは思うが、彼女は一時弱体化をした事は知っているだろうか?
具体的には、E.M.M.Iゾーンでのモーフボールでの無敵化が何故不可能になっていた。神の見えざる手による修正を食らったのだろう。
それにより、彼女は創意工夫を行った。より早くこの惑星を爆破するためにえっちらと。
その結果が、
何がとはあえて言わない。
まず、なぜそんな事になってしまったのかについて詳しく記そう。
無敵になる事での1番の加速要素は『グラビティスーツ』というあらゆる環境下で最適な運動ができるパワードスーツを用いなくてもレイヴンビークの元へ辿り着けた事だった。
その力を取り戻さない事で、時間を短縮していた。
つまり、『グラビティスーツ以外に省ける力』があればその分の短縮ができるのだ。
そんな試行錯誤によってこの惑星と共に消えたパワー。それは『プラズマビーム』と『スーパーミサイル』、『クロスボム』と『アイスミサイル』に『スペースジャンプ』だ。
なんと5つ。スペースジャンプやアイスミサイルは元々たまに捨てられていたので除外するものとしても、3つの超パワーが新たに爆散することとなった。
今回のルートでの彼女の得た力の順番を記す。
チャージビーム、ファントムクローク、スパイダーマグネット、ワイドビーム、モーフボール、バリアスーツ、ディフュージョンビーム、フラッシュシフト、スピードブースター、グラップリングビーム、
スクリューアタック、グラビティスーツ、スピンブースト、ストームミサイル、ウェーブビーム、パワーボム。そして脱出。
このような順番だった。
しかし、この惑星Z.D.Rには各ブロックを遮断するゲートがあり、そこの中にはスーパーミサイルやプラズマビームが開くために必要になるものがあるのではないか? と私の事を疑うものもいるだろう。
その質問の答えは彼へのコミュニケーション結果と共に語らせて貰う。
彼の名前は、実験体Z-57号。この惑星のサーマルエネルギーを吸い尽くし、氷の惑星に変えた凄まじいモンスターだ。
『俺も、正直何が起こったのかはわからねぇんだ』
尚、翻訳システムを使った結果であるため、口調については意訳になる。
『俺はカタリスでマグマの熱を吸っていた。いつも通り誰も来ないもんだからのんびりしていたさ! ……だが、いつのまにか俺は──死んでいたんだ』
彼は本当に何故死んだか理解できていない。彼は自身の力を『シャインスパーク』に利用されてしまう事があるうっかりさんであるが、逆に言えばそうやって敵の力すら利用しての一撃必殺でしかやられない強者だったのだ。
そんな彼は、自身の認識の外からの一撃により暗殺された。
そう、サムス=アランの『シャインスパーク』だ。
何処から? どうやって? といった疑問は当然だ。誰が壁を
だが、彼女はやった。
彼女は『不思議な儀式』を行う事で、床を抜けられる。壁だったり坂道だったりが必要だった頃もあるし、抜けられる厚さが1ブロック単位であったこともある。
今の彼女は、何処だろうが2ブロックの厚さをいとも容易くすり抜けるようになってしまった。
そのおまけとして『スピードブースター』を起動させる助走距離を『フラッシュシフト』で下がりながら前に走る『?????』事で稼ぐような技術すら身につけたのだから、もう手がつけられない。
ロボット鳥人兵士や『クロスボム』のゴッヅーナ、赤い鎧の鳥人兵士達などサムス=アランの床抜けによって彼女の視界の中に一瞬たりとも映らなかった新たなる
だが、すぐ慣れる。
目が覚めてからこの惑星が爆破するまでの時間は、1時間と数分しかないのだから。
スピードブースター、フラッシュシフト、グラップリングビームの三種の神器が揃ったその時からメトロイドドレッドは壊れてしまいます。
2マス床抜けの発見によってルートが愉快な事になっているので、最速ルートは今回書いたルートから変わっている事もあるでしょうから、メトロイドドレッドのRTAは要チェックですぜ。